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魔族と僕と捕虜
番外編 魔王と勇者と駄犬式治療法
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Side 魔王
オーランシア国と交戦する部下から、勇者と呼ばれる異世界の召喚があった可能性が高いと報告を受け数日
異世界からの召喚…そんなことが可能なのか?いや、あの頭のおかしい国ならなんでもやりかねない
勇者召喚後、戦力が増大した人国、勇者の剣は魔族の有効打となる…日々負傷者は増えるが救護部隊の対応で死者は出ていない
魔族の皮膚を貫く剣…おそらくは聖魔力系統だろう、死人が出てる事態は避けたい…勇者は無視できない存在だが前線に聖魔力を使えるライゼルト騎士団長を送り込もうにも嫁と実家に挨拶行くとか有給消化中だ…使えない犬め、楽しんでこい
聖魔力に耐性があるのは後は俺
魔王使いが荒いなこの国は…
「魔王様、前線より通達、拠点にてロズウェル大佐が負傷、拠点放棄し退却の指示を出すとの事です!」
思っていたよりも早く拠点まで来てしまったらしい
「あーうん、わかったわかった、はぁ…勇者仕事増やすなよなー…ちょっと俺前線いってくるから事務処理レベリアに投げといて」
民の命が一番大事だ、俺は転移魔法でさっさと前線に向かった
魔王様だよな俺は、俺の扱いマジで粗くない?
戦場の前線拠点に到着すると酷い有り様だった
いつものように人国兵士は地面に転がり、中身が飛び出している、自爆しまくってるなあれは
我軍の幻影魔獣勢も大半が壊滅している…魔力の気配的に撤退が完了してることだけが救いか…
そして………
この戦場で唯一異質な存在に目を向ける
宰相の嫁と同い年くらいの青年が機械のように魔獣を切り刻んでいる
首から禍々しい呪術の気配…全身に茨のように巻き付く様子…肉体の支配を奪う系の呪具か…?
頭には茨が少ないってことは精神まで洗脳することには失敗している可能性があるかもしれない、会話が通じるなら捕虜一択だな
「お前勇者か…?」
勇者と呼ばれる存在の前に立ち塞がり様子を伺う
しかし返答はなく、無言で繰り出される聖魔力を乗せた斬撃が俺に向かって放たれる
なるほど…こんなの食らったら聖魔力耐性なけりゃ首も飛ぶな…相当勇者の魔力が大きいのだろう、斬撃に乗る魔力の圧が尋常ではない
斬撃を躱しつつ勇者を観察してみると、なんと勇者は泣いていた…!
「洗脳、肉体の束縛確定じゃねーか…酷いことするな人族…
おい、勇者?俺の声は聞こえるか?」
問いかけるが反応は無い
段々と顔色も悪くなっている気がする…聖魔力の気配も徐々に減って…まさか枯渇するまで操ってるのか…!?
魔力の枯渇は魔族ならほぼ死を意味する、体内の機能が停止し、呼吸すらできず死ぬ。
人族でも相当の負担だぞ…
続く斬撃、どんどん顔色が悪くなる勇者
魔力を枯渇まで暴れさせて無理やり回復、戦闘へ投入してるのか…?
無理に止めれば骨など折ってしまうかもしれない、躱すことに集中する
…段々と動きが鈍くなり、最後の一撃放つと動かなくなった人形のようにその場に崩れ落ちた
「魔力が枯渇したか…!!おい!大丈夫か!」
地面に頭をぶつける前に抱きかかえると感じる鎧を装備していても余りにも軽すぎる身体
そして勇者の首輪から魔法陣が浮かぶ
「転移魔法か…!?ちっ、させねぇよ!!」
呪具を壊す、それは呪具を着用された者の身にリスクがある、しかし転移魔法が発動すれば勇者は人国に連れ戻されまた戦場へ来るだろう
こいつは泣いていた、戦争を嫌がっている可能性がある、迷ってる場合じゃねぇ!俺は魔王だ勇者も呪具も含めなんとでもしてやる…!
ミシミシ…バキン…
勇者の首輪が破壊され転移魔法は不発に終わった
「はー、セーフ、よしさっさと帰るかな」
魔王は勇者を抱きかかえたまま魔王城へ転移する
城へ着くと予測していたかのようにいる宰相レベリア
「今、戻った、城内は大丈夫だっか?」
「問題ありません、……魔王様…それは勇者がですか?」
俺に抱きかかえられたまま、ぐったりする勇者を指差し、睨む、その気持ちはわからなくもない、勇者が傷付けてきた魔族の数は多い、しかし呪具を付けられ自ら苦しんでいた可能性のある、この勇者を傷つけるのは違う
「正解だ、たが死にかけてる、洗脳の肉体拘束の呪具に、魔力枯渇状態、自ら望んで俺らに手を出してはいないと思う、こいつは俺が預かる」
「まさか…彼は異世界の人ですよね…?そんな勇者へ呪具…?信じられません…」
「ああ、操られて戦争しながら泣いてたんだ…なにもない理由がねぇ…こいつは聖魔力枯渇、この城でなんとかできるのは俺だけだ…暫く籠る、後は任せたぞ」
「…状況的に仕方ないですね…わかりました魔王様」
何時もより聞き分けのいい宰相に城を任せ勇者を自室に運ぶ、一応捕虜扱いだが怪我人と同じだ牢屋には連れていけない、客室よりも俺の部屋の方が便利だろう
鎧を脱がせつつベッドへ寝かせると勇者が置かれていだ環境が想像以上に悲惨だったことが伺える…
人族には珍しい黒髪、まだあどけなさの残る青年だが、生気はなく、乾いた唇に若干痩せこけた頬、腹だけが膨れているのに全体的にやせ細っている…
宰相の嫁の時も考えて喉に呪印が無いか確認しようと口を開かせ中をみると想像を絶する酷さだった
粘膜はただれ所々肉が抉れている、何度も血が滲んだ痕もみえる…
「は?なんだよ、これは…何を喉に突っ込んだらこんなボロボロになるんだよ…」
どう考えても異世界から呼んだ人間にすることじゃない、元々の生活を捨てさせて連れてきた奴にやることじゃない
この勇者が好き好んでこの状態になってるとは思えない!身体を乗っ取られても涙から意識はあった筈だ
「きっと辛かったよな…勇者…可哀想にな…治療してやるから頑張ろうな」
聞こえていないだろうとは思うが言わずにはいられなかった、誰も知ってる人がいない場所でこの仕打ち、辛くないわけが無いよな…
勇者を治療する、まずは喉からだ
おそらくは膨らんだ腹には魔力回復ポーションが詰められて居たんだろう、肉体が極度の限界に達すればポーションでも魔力は回復しない
喉を治療しなんとか食事と魔力を流し込む、後は呪具の除去だ
「治療だから文句言うなよ?勇者」
俺はドラゴン種の混血魔族だ、光と闇のドラゴン種を親に持つ、長命種の中でも強靭な肉体を誇り、俺の因子は血液を含め薬にもなる…自らの舌を噛み血を滲まぜ口に治癒ポーションを含む
意識のない勇者はそのままではポーションも飲めない、抱きかかえ、口移しでポーションを口内へ運ぶ
口に舌を侵入させこぽこぽとポーションを流し込む、血が滲む舌をボロボロになっていた粘膜へ擦り付ける喉奥は特に念入りに…何度も繰り返し俺の血と治癒ポーションを傷口に擦り込み舌で刺激して嚥下を促す
段々と口内も喉奥からざらついた違和感が消えできた
「んっ、口の中と喉はこんなもんか…?」
口を開かせ覗くと綺麗な粘膜、もう痛みはないはずだ
次は食事と魔力、食事は滋養にスープを準備し、魔力は俺のを飲ませよう、主属性は闇だが聖魔力に体制が付く程度には俺の中にも聖魔力がある
後は生きる気力部分、ここまで衰弱してるんだ生きたい気合が無ければ治るもんも治らない
…………あれだな救護部隊見習って媚薬も混ぜて興奮作用で意識浮上狙うか…
「おら勇者、飯と魔力だ、頑張って飲み込め」
再び抱きかかえ、スープと媚薬を勇者の口に流し込む、嚥下を促すように口内を刺激し、体液に含まれる聖魔力も一緒に流し込む
こくんっと勇者の喉が生きようと動いた
「そうだ、いい子だ…勇者」
ちゃんと飲めた勇者を褒め、更に追加を飲ませる、何度か繰り返すと媚薬での興奮作用で肉体意識が浮上してきたのか勇者自ら舌を伸ばしてきた
俺の口から雛鳥のようにスープと魔力を欲する勇者は見た目よりも幼く感じる…
最後の一滴まで舌伝いにスープを飲ませ、勇者が満足する程舌を絡め聖魔力を注ぎ込み続けた…
「勇者ー?まだ起きねぇか、はー疲れた傷も魔力も死なない程度には大丈夫か?」
頬に赤みが差し、穏やかな表情ですやすやと眠る勇者
すぐに死ぬとかの心配は無くなったはずだ
後、残るは呪具の影響を消すことが残っている…勇者の全身を黒い茨のように呪具の魔力が侵食し汚染している、大元の呪具だった首輪は壊したが使えば使うほど身体汚染が残るやつだったのだろう…
「手っ取り早く解決するには駄犬方式なんだよな…ゆっくり口移しでやってたら終わらねぇ…意識戻らねぇ相手に同意もなしにヤりたくはねぇんだけどなー勇者、悪く思うなよ?これも医療行為だ」
駄犬方式、つまり性行為だ
体内に直接聖魔力どんどん流し込んで呪具の魔力を上書きする、口からちょっとずつ飲ませるよりも効率も効果いい
勇者は元々の聖魔力を持っている、呪具の魔力に抵抗出来るくらい回復すれば問題解決
たが勇者はいつ目を覚ますかわからない同意を取る時間はない、魔王が勇者襲ってるみてぇ…許せ勇者
医療行為だと割切り、ベッドへ自らも乗る、手早く
勇者のズボンも下履きを脱がす、魔族とは全然違うつるりとした陰茎が揺れる
尻の穴もみえるように勇者の膝を抱え魔術で固定する、体毛が少ないのか全身つるつるな勇者
何歳か知らないが悪いことをしている気持になってしまう…くそ…
尻穴から腹部に洗浄魔法を掛け、小さく窄まった尻穴に指を這わせる、そこは侵入者を拒むように固く入口は閉じていた
「確実に処女じゃねーか…初めての挿れるのが俺サイズで悪いな…勇者…恨むならあの国の人間にしてくれ…」
この小さい穴に俺のペニスちゃんと入るのか不安になってくる…無駄にデカいんだよドラゴンだから
しかし挿れない事には解決しない
せめて痛く無いようにと媚薬と弛緩剤が入った潤滑油をたっぷり指に掬い勇者の尻穴に塗り解す、入口を撫で、穴を刺激する、繰り返し刺激していくと少しだけ緩み受け入れる様に指一本が中に入ったが、ここは入口ではないとギチギチと締め上げてくる
「うわ、キツ過ぎだろ……勇者、力抜け、辛くなる…」
聞こえてないであろう勇者に声をかけつつ、力を抜かせようと勇者のペニスにも手を伸ばす、軽く扱き、尻穴の指をゆるゆると前後させる
ペニスへの刺激が気持ちいいのか合わせて尻穴も少し緩む、潤滑油を何度も足しゆっくり馴染ませ広げるように解かしていく…
暫く、くちくちと解し中全体を探っていく、腹側のある部分でビクんと勇者が反応しほっとした
「あーここか?勇者の良いところちゃんとあったみてーだぞ?」
異世界人にも前立腺あってよかったわ
指を2本に増やしペニスを扱きながら見つけた前立腺を揉み込む、こりこりと押し込むと全身がピクピク反応するのがわかる、気持ちいいって反応だと思う、たぶん
証拠に勇者のペニスは先走りを垂らししっかりと勃起していた、たが射精させたらせっかくの聖魔力が精液と共に抜けてしまう
「勇者、これも治療だから辛抱しろよ?」
射精出来ないようプジーを尿道に差し込み亀頭部分で固定する、これでどんなにイっても聖魔力は漏れないはずだ
2本の指で前立腺を捏ね、指を開き穴を広げる
なんだか胸に罪悪感がこみ上げる、せめてちゃんと気持ちよくさせてやらねぇと、魔王は思う
ぬちっぬちっ…くちゅ
っ…
どれくらい経ったか覚えてないが丁寧に何度も解したお陰か勇者の尻穴は俺の指を四本素直に受け入れヒクヒクと震えるくらいにはなってきた
前立腺をグリグリ弄ると吐息の様な息が漏れる、射精を封じられたペニスもしっかりと主張しプジーの隙間からほんの少し先走りを垂らして感じているようだ
「そろそろいいか…?」
ぬぽっと指を抜くとぽっかり口を開いたままの尻穴が物欲しそうにパクパクと反応してくる
勇者だけ全裸なのは可哀想だと既に全裸だった魔王の股間も勇者の痴態をみて既に反応しており
太く長さも異常な赤黒いペニスがそそり勃つ、人間とは違いカリ首には棘のような物が生えている淫魔曰く極悪おちんぽらしい
勇者がもしも起きていたらきっと逃げていたであろう人外ペニスを勇者の尻穴にぴたりと当てほんの少し奥へ進める、意識が無い分快楽に素直なのか穴が吸い付くように亀頭を包みこんできた
「っ、勇者、挿れるぞ…いいか」
ぐっと尻の穴へペニスを押し当て奥への侵入を試みる、魔王のペニスがゆっくりと勇者に入っていくとそれに合わせて薄い腹部が膨らみどこまで入っているか一目でわかる、たっぷりと解かしたおかげか切れることは無くしっかりと咥え込む事に成功しているようだった
ぱちゅぱちゅぱちゅ
なるべく痛みが無いよう無理に奥を掻き回さず優しいピストンを繰り返す
入っているものは極悪なのだ少しの動きも肉筒全体に刺激があるはず、しかし刺激が足りず俺自身が射精できない…尻穴切れてないし馴染んで来ている、本気で動いても死にはしない筈
聖魔力を注ぎ込むのが目的だ、尻穴の1つや2つ許せ勇者
ぐっとペニスを入口まで抜き、ゴチュ!!と最奥まで叩きつける、腹がボコッと俺の亀頭に押し上げられるのを確認し最奥を捏ね回すようにピストンを開始した
ゴチュ!ゴチュ!ゴチュ♡
ぐっぽぐっぽぐっぽ♡
前立腺を叩き、奥の奥まで暴く
感じているのかきゅっきゅっとペニスを刺激してくる勇者の中
「っ、くそ、締め付けんな…!!出すぞ…!」
ぐつぐつと煮えたぎったような聖魔力を含む精液を中へ注ぎ込む、満たされる聖魔力、呪具の呪縛が腹部を中心に少し後退しているのが見えた
方法は間違っていないが
あと、何回かかるんだ…?勇者が途中で起きたらどうするかなと考えつつ何度も中出しをし続けた
Side 勇者
また魔力の枯渇…またあの部屋に連れ戻される…身体自由は効かなくても痛みとかはあるんだ…
ポーションを無理やり管から流し込まれる事が怖い、お腹もすいた…何でこんな目に遭わないといけないんだ…目覚めたくない…これが現実と認めたくない…
誰かの、聞いたことのない話し声がする
目覚めてしまった、今度は何をされるんだろう…意識はあるのに目がほとんど開かない…身体も限界なのかもしれないな
目は開かないが音と感触はわかる
柔らかい何かに寝かされてる気がする、恐らくベッドだろうか…?いつもよりふかふかで部屋の中が神官の持ってくる変なお香の匂いがしない
知らない声の人がおれへ話しかけてくる、喉に管をいつ入れられるんだと寒気がする
口の中に手を入れられた、管がくるかと怯えるが入ってきたのは熱い何かと薬臭い液体、鉄臭いなにかだった
口の中を分厚く熱い何かが喉の壊れた部分に何かを擦り込んでいる、一度抜けるとまた鉄と薬臭いものを纏って何回を喉を弄られる…段々痛みが引いてきて治してくれているんだとわかった
相変わらず目は開かない、喉が痛くないことが嬉しい、違うものが口の中に入ってきた、また分厚くて熱い物とすごく美味しい…味の液体…そしておれの身体にあるのと同じ魔力
枯渇していた魔力がほんの少し満ちる、少しだけ目が開く、目の前には気を失う前に見たような気がする黒い髪の人がいた
ほんのうっすら開けることが出来た視界ではほとんど見えない、黒い髪の人は何かを口に含むような動きをしておれに近づく、口の中に美味しい液体と魔力が入ってくる
そうか、口移しで飲ませてくれているんだ…
美味しい液体はスープだろうか…とてもおいしい、人の食べ物だ、おいしい…
注ぎ込まれる魔力も温かい…少しずつ身体に染み渡っていく
スープが空になる頃には身体は動かないが思考ははっきりしてきた、目ももう少しだけ開く
視界が少し開けてわかった、おれに口移しでスープと魔力を飲ませてくれた黒い人は…黒いギャルでも黒髪の美女でもなく、黒髪のとんでもないイケメンだった
誰ですかこのイケメンさん…おれ、男に口移しされてたの?まじで?
助けてくれている感じなのは嬉しい、しかし男だ、よく見るとイケメンさんは人じゃない、角生えてる…ここオーランシア国じゃない可能性もでてきた
スープの口移しが終わって暫くするとイケメンさんは何故か全裸になった
Why???全裸??何故???股間にとんでもない化け物をお持ちのイケメンさん、股間が一番人じゃなかった、おれに意識があるなんて想像もしてないんだろう…
時々ちゃんと聞こえる言葉は医療行為だとか許せとか…おれ何されるの…?ほんとにナニされるの?気づけば自分も全裸なのだ
正解はナニでした
おれはイケメンさんにケツの穴をほじくり回されている…どうして!!!
指一本も抵抗していた慎ましやかだったおれのケツ、男の指2本も咥え込んでるのに全然痛くないのがやばい
ローションみたいなの何回も丁寧に擦り込んでちょっとずつ解してくるイケメンさんはおれのケツを凌辱するつもりは無いと信じたい…
前立腺を発見してからはこりこりくにくに、いっぱい弄られてめちゃめちゃ気持ちよくて感じちゃうの怖いよ…おれノンケだったのに…
ちんこもちゃんと触ってくれるからイきそうだったのに尿道に棒まで入れられてて泣きたい
ぬちぬちくちゅくちゅエッチな音を響かせながら拡張されたおれのケツの穴はなんと指4本を咥え込んでしまいました!!!!
もう男として終わりな気がしているとイケメンさんのイケメンさんがご立派に勃起している…
このイケメンさんもしかして魔王…?股間が魔王なんだけど…
ぬりゅぬりゅ…ケツの穴に異物が入ろうとしている…抵抗も何もできないままヤられんの…?まじで?
異世界きてからいいこと何もないや…解かされて口を開いたおれのケツの穴を前にビキビキのちんぽ…犯されるために喉とか治してくれたんだなと気づいて泣きそうになるけど涙はでなかった
「っ、っ…♡………っ♡」
化け物クラスのちんぽがおれの中にぐぷぐぷと一気に入ってきたのに内臓を圧迫される、気持ちいいだけで全然痛くなくて、彼女抱くみたいにすげー優しくピストンされててぶっちゃけ中気持ちいい…犯されてんのに…口から吐息みたいに声が漏れてる、なんで
暫く奥までの優しくピストンされてたのに、急に種付けするみたいな本気のセックスもされた、入っちゃいけない所までゴチュゴチュされてるのにおれの身体おかしいんだ…イケメンがおれを見ながら最奥を叩いてくる、中出しされるんだ、男なのに知らない奴に女みたいに犯されて…
悲しくて悔しい筈なのに奥に大量に中出しされて感じだのは喜び…………
中が熱い、お腹の中に聖魔力が満ちてくる、首輪で操られていた時の寒気が薄れる気がする…!
おれの混乱を他所イケメンさんは再び腰を振る、気持ちいい、おしりもお腹も気持ちいい…中出しして欲しい…無意識に尻穴を締め付けてしまうほど気持ちいい
尻穴からイケメンさんの精液が泡立って溢れるくらい抱かれた頃、顔面は主導権を取り戻せたのだ
「ひんっ…♡!!んぁっ♡ま、まって♡一旦とまってー!イケメンさんっ!」
「あ?勇者お目覚めか?意識が戻ってなによりだ」
おれを勇者と呼ぶイケメンさんがまってって言うとすぐに腰の動きを止めてくれる
「あの、えっと…なんでおれ…イケメンさんに犯されてんの…?」
「犯してねーよ!医療行為だ!医療行為!」
まさかのレイプではなく医療行為だった
「黒い首輪着けてただろう?あれで生きることに必要な魔力まで根こそぎ奪われて死にかけてたんだよお前、あと身体も乗っ取られて自分じゃ動けなかったはずだ、今も動かないだろ?それを何とかするためにお前に聖魔力注いでんだよ」
「っ、首輪…そうです……首輪、おれ、おれ…何も悪いことをしてないのに…騙されたみたいに、無理矢理…痛くて苦しくて…つゔゔ…っ…」
「泣くな、泣くな?涙から聖魔力流れる勿体ねぇ、体液に魔力溶け出すんだよ、ちゃんと後で好きなだけ泣いていいから今は治療されとけよ」
ゆるゆると腰を揺するイケメンさん
これが医療行為って…精液に一番魔力があるって事なのか…?
「まぁ、意識は戻ったし直ぐに死ぬことはない、嫌なら辞めるぞ?無理矢理犯すみたいなことはしたくねぇから、全身動かないままでもいいならだが…」
イケメンさんが教えてくれた、首輪は呪具でおれはやっぱり操られていたんだと
既に首輪は壊したけど全身に根を張った呪縛で身体の主導権を奪われて、指一本動かせない…
呪具と対比する存在の聖魔力で呪縛を押さえつけるため、手っ取り早く体内に聖魔力をどんどん流し込むための医療行為…これ以外の方法では回復に年単位かかるかもしれないらしい…
このまま医療行為としてこの状況を受け入れるか、拒否するか好きに選べと
身体がずっと動かないのは困る…このイケメンさんはおれを助けるためにこんなことしてくれたこともわかった、よく考えたら好き好んで可愛くもない野郎犯すとかないよな…
何より全然痛くないし、むしろめちゃめちゃ気持ちいいし、これで身体治るならこのまま抱かれちゃっていいのでは…??
「どうする?勇者、続けるか?やめるか?」
「あの………や、やめないで…ください…」
ごちゅん
イケメンさんのペニスがおれの弱い所を抉った
「ひっ…♡ああんっ♡……っは…んんっ♡きもち、い♡あーーっ♡おく♡おく、しゅごい♡」
ごちゅんごちゅんぐちょっぐちゅっ
イケメンさんがおれの中掻き回して中出ししてくれる、医療行為気持ちいい、マジで本当あのサイズ入ってるのに嘘みたいに気持ちいい…
犯されてるんじゃなくて有り難く素直受け入れよって思ってからさらにやばい
どっちゅどっちゅ♡こぽっ、びゅるるるる♡♡♡♡
「んぁ♡っあーー♡♡♡♡おにゃか、あつい♡♡ィ゙く♡イっちゃう♡」
「いいぜ、好きにイけ勇者、射精はお預けだけどなー?」
「ぁ゙ーー♡んんっ♡射精、射精がまん♡うん♡がまんするっ♡」
「ああ、我慢な、いい子だな勇者」
いい子だって頭を撫でられる…大きな手によしよしされるのやばい…素直に気持ちいいって伝えたりすると時々撫でてくれるイケメンさん、まじでイケメンさんかよ…
この人甘やかし上手だ
…………
不意にイケメンさんの腰の動きが緩やかになる
どれくらい抱かれてるんだっけ?お腹あったかい…やば…奥で何回も出してくれるからお腹たぷたぷする…
「中から溢れて来んな…一回休憩すんぞ勇者、飯でも食べるか?」
余りにも大量に中出しされてるからおれの尻穴からごぷごぷとイケメンさんの精液が漏れ始めてるらしい…勿体ない、それに休憩?ご飯??
「きゅうけ?…えっ♡イケメンさんおれに、ご飯、くれんの?」
「飯も食べさせないクズ野郎じゃないからな、一回抜いてプラグでも入れとくか…?」
イケメンさんは少し考え込むと、
ずるるるっと極太極悪ペニスを抜いていく
抜いてくれて嬉しい筈なのに、おれの思考は狂ってしまっていて
なんで…!?どうしようもなくお腹の中が寂しい、やだ…まって…まって…そんなことを考える
「やだ、っ♡…まって、抜かなくていい、です、このままがいい…」
「………は…?挿れたまま飯食うのか?」
そんな不思議そうな顔しないでイケメンさん!おれだって何でかわかんないよ、寂しいんだよ!抜かれると!
いっぱい聖魔力貰ったからか、肘、膝ぐらいまで感覚が戻ってる…でも自分じゃまだ動けない、どう起きようか悩んでると、ケツにちんこ入ったまま器用におれを起こし対面座位の格好にするイケメンさん
「んんっ♡あ゙っ…刺さる…♡奥やばい…♡」
自重で更に奥を突き刺すみたいになってやばいやばいキュンキュンする
「強請るな、休憩だ勇者、後でいっぱい奥突き上げてやっから」
奥いっぱい…?めちゃめちゃドキドキする…絶対気持ちいいじゃん
ご飯に食べるんだろうとぼーっとしてると
イケメンさんが何もない空間に手を突っ込みガサゴソ、なんと美味しそうな料理が出てきました
異世界あるある収納魔法的なやつ!?
ベッドサイドのテーブルに料理を並べていく
リゾットみたいな料理に薄くスライスされたお肉、湯気のたつスープ、もちもちしてそうなパン、果物もある
ちゃんとしたご飯だ…ポーション無理矢理飲ますとかと違うご飯…これ食べれるの…?嬉しさの余り涙が出そうなのを必死に堪らえる、涙から魔力流れてしまう
「指までは動かねぇだろ?口開けろ、食わせてやるから」
当たり前のように、言わなくてもわかってくれるイケメンさんほんとさ…
熱々のスープにパンを浸し、適度に冷ましてから食べさせてくれる
舌に広がるちゃんとした食事
めちゃめちゃうまい、美味すぎる…
「美味いか?」って聞くから何度も頷いてしまった
薄くスライスされたお肉もリゾットもどれもこれも美味しい…喉に管突っ込まれて飯抜き生活送ってたおれにこの温かい食事は毒だ、泣きたくないのに泣いちゃいけないのに目の前が霞む
「泣くほど美味いのか?大げさなだな勇者は
泣くのは後にしてちゃんと食え?」
イケメンさんは一口も食べずに全部おれに食べさせてくれた、見ず知らずのイケメンさんありがとう…
食事が終わり胃を休ませてるとイケメンさんが不意に聞いてきた
「ところで勇者、イケメンってなんだ?つか、ここ何処だがわかってんのかお前」
イケメンにイケメンって説明するのなんか恥ずかしい…!そしてここ何処か、何となく人の住む場所じゃないのはわかってますけどわかってないですね!!!
「イケメンっていうのは……男前とかかっこいいとかなんかそんな褒め言葉です…あの、イケメンさんここは何処なんでしょう…?オーランシア国じゃ絶対ないですよね…?あれ?そしたらなんでおれのことずっと勇者って呼ぶんですか…?」
勇者と呼ぶのはオーランシア国だけかと思っていた
「なんでってここがお前が呼ばれたオーランシア国と戦争中の帝魔国だからだ、戦場で意識を失ったお前を連れて帰って着たんだよ、先に言っておくが治療後の扱いは一応捕虜だ
あの国で操られていた勇者からみて魔族のおれはイケメン?に見えるのは驚きだな…?洗脳までは完璧にされてないのか…」
捕虜?捕、ほ、ほ、ほ、捕虜!?!?
帝魔国?????おれが無意識に切り刻みまくった帝魔国軍人さんの住む所!?!一応捕虜????
治して元気にしておれ拷問とかされんの!?爪剥がされたり水責めされたりして知ってる情報教えろとかされちゃうの!?洗脳されてないってなに!?
「ま、ま、ま、魔族様…あの、おれ…皆様に大変申し訳無いことを…あの…こ、これからごごご、拷問とかされるのでしょうか…おれ…」
全身が…震える、やっと地獄の生活終わったと思ったら捕虜で拷問受ける生活始まんの??無理、ごめんなさいむり…
「俺は魔族だが魔王だ勇者
拷問するかは勇者次第だな、知ってること素直に話せば酷いことはしない
俺等魔族はこう見えて平和主義者なんだぜ?
拷問だって専らやっても快楽拷問だしな、……例えばこのまま3日間くらい抜かずに寝ずにヤりまくったら勇者は快楽に落ちて素直になるか…?とかな?」
え??魔族じゃなくて魔王??このイケメン魔王???股間が魔王じゃなくてほんとに魔王??快楽拷問って何!?
意地悪な顔で笑うと、おれをベッドに寝かせ前立腺を叩くように抜き差ししてくる
「んぁ!!あっ♡あ゙っあ゙んん゙♡」
ぐちぐちぐちぐち♡
前立腺やばい気持ちいい、3日もヤりまくられたら死んじゃう、気持ち良すぎて死ぬかも…♡
でも狂うくらいヤられんのどんだけやばいんだろう…壊れるくらいされたら…
「んやぁ♡…ひんっ♡言う、言うから♡もっと奥、奥も♡壊れ、るまで欲し…♡」
「おい、例えばって言っただろ、冗談だ、冗談、必死に助けてやってんのに、望んで壊されにくんな」
お仕置きとばかり前立腺だけゴチュゴチュされる、つぶれちゃう、前立腺壊れる、イきっぱなしになる
「イぐ♡、奥たりな、あ゙っ♡奥欲しいのに゙ーー!♡♡なんで♡そこばっ、か♡ィ゙ぐー♡あ゙ーー♡ン゙ぉ゙ぉ゙っー♡」
熱々の精液が前立腺にぶちゃぶちゃ掛けられてる、奥がいいのに、おれのもっと奥に欲しいのに
「俺の許可無しに壊れんな、呪具から助けんの簡単じゃねーんだよ
そんなに奥に欲しいなら、元気に治ってから奥焦らして尋問するか?
まあ、とりあえず素直に聖魔力受け取ってろ」
医療行為が再開される
奥まで欲しいのに、ずっと焦らされたらすぐ知ってること話しちゃうじゃん?
そんなことしなくても知ってることは話そう、何より謝罪がしたい、傷つけてしまった魔族の人は生きてるかな…
与えられる治療という快楽にのめり込みそうだ、気持ちいい…気持ちいい
おれの指先まで聖魔力が満ちる前に意識を失ってた
オーランシア国と交戦する部下から、勇者と呼ばれる異世界の召喚があった可能性が高いと報告を受け数日
異世界からの召喚…そんなことが可能なのか?いや、あの頭のおかしい国ならなんでもやりかねない
勇者召喚後、戦力が増大した人国、勇者の剣は魔族の有効打となる…日々負傷者は増えるが救護部隊の対応で死者は出ていない
魔族の皮膚を貫く剣…おそらくは聖魔力系統だろう、死人が出てる事態は避けたい…勇者は無視できない存在だが前線に聖魔力を使えるライゼルト騎士団長を送り込もうにも嫁と実家に挨拶行くとか有給消化中だ…使えない犬め、楽しんでこい
聖魔力に耐性があるのは後は俺
魔王使いが荒いなこの国は…
「魔王様、前線より通達、拠点にてロズウェル大佐が負傷、拠点放棄し退却の指示を出すとの事です!」
思っていたよりも早く拠点まで来てしまったらしい
「あーうん、わかったわかった、はぁ…勇者仕事増やすなよなー…ちょっと俺前線いってくるから事務処理レベリアに投げといて」
民の命が一番大事だ、俺は転移魔法でさっさと前線に向かった
魔王様だよな俺は、俺の扱いマジで粗くない?
戦場の前線拠点に到着すると酷い有り様だった
いつものように人国兵士は地面に転がり、中身が飛び出している、自爆しまくってるなあれは
我軍の幻影魔獣勢も大半が壊滅している…魔力の気配的に撤退が完了してることだけが救いか…
そして………
この戦場で唯一異質な存在に目を向ける
宰相の嫁と同い年くらいの青年が機械のように魔獣を切り刻んでいる
首から禍々しい呪術の気配…全身に茨のように巻き付く様子…肉体の支配を奪う系の呪具か…?
頭には茨が少ないってことは精神まで洗脳することには失敗している可能性があるかもしれない、会話が通じるなら捕虜一択だな
「お前勇者か…?」
勇者と呼ばれる存在の前に立ち塞がり様子を伺う
しかし返答はなく、無言で繰り出される聖魔力を乗せた斬撃が俺に向かって放たれる
なるほど…こんなの食らったら聖魔力耐性なけりゃ首も飛ぶな…相当勇者の魔力が大きいのだろう、斬撃に乗る魔力の圧が尋常ではない
斬撃を躱しつつ勇者を観察してみると、なんと勇者は泣いていた…!
「洗脳、肉体の束縛確定じゃねーか…酷いことするな人族…
おい、勇者?俺の声は聞こえるか?」
問いかけるが反応は無い
段々と顔色も悪くなっている気がする…聖魔力の気配も徐々に減って…まさか枯渇するまで操ってるのか…!?
魔力の枯渇は魔族ならほぼ死を意味する、体内の機能が停止し、呼吸すらできず死ぬ。
人族でも相当の負担だぞ…
続く斬撃、どんどん顔色が悪くなる勇者
魔力を枯渇まで暴れさせて無理やり回復、戦闘へ投入してるのか…?
無理に止めれば骨など折ってしまうかもしれない、躱すことに集中する
…段々と動きが鈍くなり、最後の一撃放つと動かなくなった人形のようにその場に崩れ落ちた
「魔力が枯渇したか…!!おい!大丈夫か!」
地面に頭をぶつける前に抱きかかえると感じる鎧を装備していても余りにも軽すぎる身体
そして勇者の首輪から魔法陣が浮かぶ
「転移魔法か…!?ちっ、させねぇよ!!」
呪具を壊す、それは呪具を着用された者の身にリスクがある、しかし転移魔法が発動すれば勇者は人国に連れ戻されまた戦場へ来るだろう
こいつは泣いていた、戦争を嫌がっている可能性がある、迷ってる場合じゃねぇ!俺は魔王だ勇者も呪具も含めなんとでもしてやる…!
ミシミシ…バキン…
勇者の首輪が破壊され転移魔法は不発に終わった
「はー、セーフ、よしさっさと帰るかな」
魔王は勇者を抱きかかえたまま魔王城へ転移する
城へ着くと予測していたかのようにいる宰相レベリア
「今、戻った、城内は大丈夫だっか?」
「問題ありません、……魔王様…それは勇者がですか?」
俺に抱きかかえられたまま、ぐったりする勇者を指差し、睨む、その気持ちはわからなくもない、勇者が傷付けてきた魔族の数は多い、しかし呪具を付けられ自ら苦しんでいた可能性のある、この勇者を傷つけるのは違う
「正解だ、たが死にかけてる、洗脳の肉体拘束の呪具に、魔力枯渇状態、自ら望んで俺らに手を出してはいないと思う、こいつは俺が預かる」
「まさか…彼は異世界の人ですよね…?そんな勇者へ呪具…?信じられません…」
「ああ、操られて戦争しながら泣いてたんだ…なにもない理由がねぇ…こいつは聖魔力枯渇、この城でなんとかできるのは俺だけだ…暫く籠る、後は任せたぞ」
「…状況的に仕方ないですね…わかりました魔王様」
何時もより聞き分けのいい宰相に城を任せ勇者を自室に運ぶ、一応捕虜扱いだが怪我人と同じだ牢屋には連れていけない、客室よりも俺の部屋の方が便利だろう
鎧を脱がせつつベッドへ寝かせると勇者が置かれていだ環境が想像以上に悲惨だったことが伺える…
人族には珍しい黒髪、まだあどけなさの残る青年だが、生気はなく、乾いた唇に若干痩せこけた頬、腹だけが膨れているのに全体的にやせ細っている…
宰相の嫁の時も考えて喉に呪印が無いか確認しようと口を開かせ中をみると想像を絶する酷さだった
粘膜はただれ所々肉が抉れている、何度も血が滲んだ痕もみえる…
「は?なんだよ、これは…何を喉に突っ込んだらこんなボロボロになるんだよ…」
どう考えても異世界から呼んだ人間にすることじゃない、元々の生活を捨てさせて連れてきた奴にやることじゃない
この勇者が好き好んでこの状態になってるとは思えない!身体を乗っ取られても涙から意識はあった筈だ
「きっと辛かったよな…勇者…可哀想にな…治療してやるから頑張ろうな」
聞こえていないだろうとは思うが言わずにはいられなかった、誰も知ってる人がいない場所でこの仕打ち、辛くないわけが無いよな…
勇者を治療する、まずは喉からだ
おそらくは膨らんだ腹には魔力回復ポーションが詰められて居たんだろう、肉体が極度の限界に達すればポーションでも魔力は回復しない
喉を治療しなんとか食事と魔力を流し込む、後は呪具の除去だ
「治療だから文句言うなよ?勇者」
俺はドラゴン種の混血魔族だ、光と闇のドラゴン種を親に持つ、長命種の中でも強靭な肉体を誇り、俺の因子は血液を含め薬にもなる…自らの舌を噛み血を滲まぜ口に治癒ポーションを含む
意識のない勇者はそのままではポーションも飲めない、抱きかかえ、口移しでポーションを口内へ運ぶ
口に舌を侵入させこぽこぽとポーションを流し込む、血が滲む舌をボロボロになっていた粘膜へ擦り付ける喉奥は特に念入りに…何度も繰り返し俺の血と治癒ポーションを傷口に擦り込み舌で刺激して嚥下を促す
段々と口内も喉奥からざらついた違和感が消えできた
「んっ、口の中と喉はこんなもんか…?」
口を開かせ覗くと綺麗な粘膜、もう痛みはないはずだ
次は食事と魔力、食事は滋養にスープを準備し、魔力は俺のを飲ませよう、主属性は闇だが聖魔力に体制が付く程度には俺の中にも聖魔力がある
後は生きる気力部分、ここまで衰弱してるんだ生きたい気合が無ければ治るもんも治らない
…………あれだな救護部隊見習って媚薬も混ぜて興奮作用で意識浮上狙うか…
「おら勇者、飯と魔力だ、頑張って飲み込め」
再び抱きかかえ、スープと媚薬を勇者の口に流し込む、嚥下を促すように口内を刺激し、体液に含まれる聖魔力も一緒に流し込む
こくんっと勇者の喉が生きようと動いた
「そうだ、いい子だ…勇者」
ちゃんと飲めた勇者を褒め、更に追加を飲ませる、何度か繰り返すと媚薬での興奮作用で肉体意識が浮上してきたのか勇者自ら舌を伸ばしてきた
俺の口から雛鳥のようにスープと魔力を欲する勇者は見た目よりも幼く感じる…
最後の一滴まで舌伝いにスープを飲ませ、勇者が満足する程舌を絡め聖魔力を注ぎ込み続けた…
「勇者ー?まだ起きねぇか、はー疲れた傷も魔力も死なない程度には大丈夫か?」
頬に赤みが差し、穏やかな表情ですやすやと眠る勇者
すぐに死ぬとかの心配は無くなったはずだ
後、残るは呪具の影響を消すことが残っている…勇者の全身を黒い茨のように呪具の魔力が侵食し汚染している、大元の呪具だった首輪は壊したが使えば使うほど身体汚染が残るやつだったのだろう…
「手っ取り早く解決するには駄犬方式なんだよな…ゆっくり口移しでやってたら終わらねぇ…意識戻らねぇ相手に同意もなしにヤりたくはねぇんだけどなー勇者、悪く思うなよ?これも医療行為だ」
駄犬方式、つまり性行為だ
体内に直接聖魔力どんどん流し込んで呪具の魔力を上書きする、口からちょっとずつ飲ませるよりも効率も効果いい
勇者は元々の聖魔力を持っている、呪具の魔力に抵抗出来るくらい回復すれば問題解決
たが勇者はいつ目を覚ますかわからない同意を取る時間はない、魔王が勇者襲ってるみてぇ…許せ勇者
医療行為だと割切り、ベッドへ自らも乗る、手早く
勇者のズボンも下履きを脱がす、魔族とは全然違うつるりとした陰茎が揺れる
尻の穴もみえるように勇者の膝を抱え魔術で固定する、体毛が少ないのか全身つるつるな勇者
何歳か知らないが悪いことをしている気持になってしまう…くそ…
尻穴から腹部に洗浄魔法を掛け、小さく窄まった尻穴に指を這わせる、そこは侵入者を拒むように固く入口は閉じていた
「確実に処女じゃねーか…初めての挿れるのが俺サイズで悪いな…勇者…恨むならあの国の人間にしてくれ…」
この小さい穴に俺のペニスちゃんと入るのか不安になってくる…無駄にデカいんだよドラゴンだから
しかし挿れない事には解決しない
せめて痛く無いようにと媚薬と弛緩剤が入った潤滑油をたっぷり指に掬い勇者の尻穴に塗り解す、入口を撫で、穴を刺激する、繰り返し刺激していくと少しだけ緩み受け入れる様に指一本が中に入ったが、ここは入口ではないとギチギチと締め上げてくる
「うわ、キツ過ぎだろ……勇者、力抜け、辛くなる…」
聞こえてないであろう勇者に声をかけつつ、力を抜かせようと勇者のペニスにも手を伸ばす、軽く扱き、尻穴の指をゆるゆると前後させる
ペニスへの刺激が気持ちいいのか合わせて尻穴も少し緩む、潤滑油を何度も足しゆっくり馴染ませ広げるように解かしていく…
暫く、くちくちと解し中全体を探っていく、腹側のある部分でビクんと勇者が反応しほっとした
「あーここか?勇者の良いところちゃんとあったみてーだぞ?」
異世界人にも前立腺あってよかったわ
指を2本に増やしペニスを扱きながら見つけた前立腺を揉み込む、こりこりと押し込むと全身がピクピク反応するのがわかる、気持ちいいって反応だと思う、たぶん
証拠に勇者のペニスは先走りを垂らししっかりと勃起していた、たが射精させたらせっかくの聖魔力が精液と共に抜けてしまう
「勇者、これも治療だから辛抱しろよ?」
射精出来ないようプジーを尿道に差し込み亀頭部分で固定する、これでどんなにイっても聖魔力は漏れないはずだ
2本の指で前立腺を捏ね、指を開き穴を広げる
なんだか胸に罪悪感がこみ上げる、せめてちゃんと気持ちよくさせてやらねぇと、魔王は思う
ぬちっぬちっ…くちゅ
っ…
どれくらい経ったか覚えてないが丁寧に何度も解したお陰か勇者の尻穴は俺の指を四本素直に受け入れヒクヒクと震えるくらいにはなってきた
前立腺をグリグリ弄ると吐息の様な息が漏れる、射精を封じられたペニスもしっかりと主張しプジーの隙間からほんの少し先走りを垂らして感じているようだ
「そろそろいいか…?」
ぬぽっと指を抜くとぽっかり口を開いたままの尻穴が物欲しそうにパクパクと反応してくる
勇者だけ全裸なのは可哀想だと既に全裸だった魔王の股間も勇者の痴態をみて既に反応しており
太く長さも異常な赤黒いペニスがそそり勃つ、人間とは違いカリ首には棘のような物が生えている淫魔曰く極悪おちんぽらしい
勇者がもしも起きていたらきっと逃げていたであろう人外ペニスを勇者の尻穴にぴたりと当てほんの少し奥へ進める、意識が無い分快楽に素直なのか穴が吸い付くように亀頭を包みこんできた
「っ、勇者、挿れるぞ…いいか」
ぐっと尻の穴へペニスを押し当て奥への侵入を試みる、魔王のペニスがゆっくりと勇者に入っていくとそれに合わせて薄い腹部が膨らみどこまで入っているか一目でわかる、たっぷりと解かしたおかげか切れることは無くしっかりと咥え込む事に成功しているようだった
ぱちゅぱちゅぱちゅ
なるべく痛みが無いよう無理に奥を掻き回さず優しいピストンを繰り返す
入っているものは極悪なのだ少しの動きも肉筒全体に刺激があるはず、しかし刺激が足りず俺自身が射精できない…尻穴切れてないし馴染んで来ている、本気で動いても死にはしない筈
聖魔力を注ぎ込むのが目的だ、尻穴の1つや2つ許せ勇者
ぐっとペニスを入口まで抜き、ゴチュ!!と最奥まで叩きつける、腹がボコッと俺の亀頭に押し上げられるのを確認し最奥を捏ね回すようにピストンを開始した
ゴチュ!ゴチュ!ゴチュ♡
ぐっぽぐっぽぐっぽ♡
前立腺を叩き、奥の奥まで暴く
感じているのかきゅっきゅっとペニスを刺激してくる勇者の中
「っ、くそ、締め付けんな…!!出すぞ…!」
ぐつぐつと煮えたぎったような聖魔力を含む精液を中へ注ぎ込む、満たされる聖魔力、呪具の呪縛が腹部を中心に少し後退しているのが見えた
方法は間違っていないが
あと、何回かかるんだ…?勇者が途中で起きたらどうするかなと考えつつ何度も中出しをし続けた
Side 勇者
また魔力の枯渇…またあの部屋に連れ戻される…身体自由は効かなくても痛みとかはあるんだ…
ポーションを無理やり管から流し込まれる事が怖い、お腹もすいた…何でこんな目に遭わないといけないんだ…目覚めたくない…これが現実と認めたくない…
誰かの、聞いたことのない話し声がする
目覚めてしまった、今度は何をされるんだろう…意識はあるのに目がほとんど開かない…身体も限界なのかもしれないな
目は開かないが音と感触はわかる
柔らかい何かに寝かされてる気がする、恐らくベッドだろうか…?いつもよりふかふかで部屋の中が神官の持ってくる変なお香の匂いがしない
知らない声の人がおれへ話しかけてくる、喉に管をいつ入れられるんだと寒気がする
口の中に手を入れられた、管がくるかと怯えるが入ってきたのは熱い何かと薬臭い液体、鉄臭いなにかだった
口の中を分厚く熱い何かが喉の壊れた部分に何かを擦り込んでいる、一度抜けるとまた鉄と薬臭いものを纏って何回を喉を弄られる…段々痛みが引いてきて治してくれているんだとわかった
相変わらず目は開かない、喉が痛くないことが嬉しい、違うものが口の中に入ってきた、また分厚くて熱い物とすごく美味しい…味の液体…そしておれの身体にあるのと同じ魔力
枯渇していた魔力がほんの少し満ちる、少しだけ目が開く、目の前には気を失う前に見たような気がする黒い髪の人がいた
ほんのうっすら開けることが出来た視界ではほとんど見えない、黒い髪の人は何かを口に含むような動きをしておれに近づく、口の中に美味しい液体と魔力が入ってくる
そうか、口移しで飲ませてくれているんだ…
美味しい液体はスープだろうか…とてもおいしい、人の食べ物だ、おいしい…
注ぎ込まれる魔力も温かい…少しずつ身体に染み渡っていく
スープが空になる頃には身体は動かないが思考ははっきりしてきた、目ももう少しだけ開く
視界が少し開けてわかった、おれに口移しでスープと魔力を飲ませてくれた黒い人は…黒いギャルでも黒髪の美女でもなく、黒髪のとんでもないイケメンだった
誰ですかこのイケメンさん…おれ、男に口移しされてたの?まじで?
助けてくれている感じなのは嬉しい、しかし男だ、よく見るとイケメンさんは人じゃない、角生えてる…ここオーランシア国じゃない可能性もでてきた
スープの口移しが終わって暫くするとイケメンさんは何故か全裸になった
Why???全裸??何故???股間にとんでもない化け物をお持ちのイケメンさん、股間が一番人じゃなかった、おれに意識があるなんて想像もしてないんだろう…
時々ちゃんと聞こえる言葉は医療行為だとか許せとか…おれ何されるの…?ほんとにナニされるの?気づけば自分も全裸なのだ
正解はナニでした
おれはイケメンさんにケツの穴をほじくり回されている…どうして!!!
指一本も抵抗していた慎ましやかだったおれのケツ、男の指2本も咥え込んでるのに全然痛くないのがやばい
ローションみたいなの何回も丁寧に擦り込んでちょっとずつ解してくるイケメンさんはおれのケツを凌辱するつもりは無いと信じたい…
前立腺を発見してからはこりこりくにくに、いっぱい弄られてめちゃめちゃ気持ちよくて感じちゃうの怖いよ…おれノンケだったのに…
ちんこもちゃんと触ってくれるからイきそうだったのに尿道に棒まで入れられてて泣きたい
ぬちぬちくちゅくちゅエッチな音を響かせながら拡張されたおれのケツの穴はなんと指4本を咥え込んでしまいました!!!!
もう男として終わりな気がしているとイケメンさんのイケメンさんがご立派に勃起している…
このイケメンさんもしかして魔王…?股間が魔王なんだけど…
ぬりゅぬりゅ…ケツの穴に異物が入ろうとしている…抵抗も何もできないままヤられんの…?まじで?
異世界きてからいいこと何もないや…解かされて口を開いたおれのケツの穴を前にビキビキのちんぽ…犯されるために喉とか治してくれたんだなと気づいて泣きそうになるけど涙はでなかった
「っ、っ…♡………っ♡」
化け物クラスのちんぽがおれの中にぐぷぐぷと一気に入ってきたのに内臓を圧迫される、気持ちいいだけで全然痛くなくて、彼女抱くみたいにすげー優しくピストンされててぶっちゃけ中気持ちいい…犯されてんのに…口から吐息みたいに声が漏れてる、なんで
暫く奥までの優しくピストンされてたのに、急に種付けするみたいな本気のセックスもされた、入っちゃいけない所までゴチュゴチュされてるのにおれの身体おかしいんだ…イケメンがおれを見ながら最奥を叩いてくる、中出しされるんだ、男なのに知らない奴に女みたいに犯されて…
悲しくて悔しい筈なのに奥に大量に中出しされて感じだのは喜び…………
中が熱い、お腹の中に聖魔力が満ちてくる、首輪で操られていた時の寒気が薄れる気がする…!
おれの混乱を他所イケメンさんは再び腰を振る、気持ちいい、おしりもお腹も気持ちいい…中出しして欲しい…無意識に尻穴を締め付けてしまうほど気持ちいい
尻穴からイケメンさんの精液が泡立って溢れるくらい抱かれた頃、顔面は主導権を取り戻せたのだ
「ひんっ…♡!!んぁっ♡ま、まって♡一旦とまってー!イケメンさんっ!」
「あ?勇者お目覚めか?意識が戻ってなによりだ」
おれを勇者と呼ぶイケメンさんがまってって言うとすぐに腰の動きを止めてくれる
「あの、えっと…なんでおれ…イケメンさんに犯されてんの…?」
「犯してねーよ!医療行為だ!医療行為!」
まさかのレイプではなく医療行為だった
「黒い首輪着けてただろう?あれで生きることに必要な魔力まで根こそぎ奪われて死にかけてたんだよお前、あと身体も乗っ取られて自分じゃ動けなかったはずだ、今も動かないだろ?それを何とかするためにお前に聖魔力注いでんだよ」
「っ、首輪…そうです……首輪、おれ、おれ…何も悪いことをしてないのに…騙されたみたいに、無理矢理…痛くて苦しくて…つゔゔ…っ…」
「泣くな、泣くな?涙から聖魔力流れる勿体ねぇ、体液に魔力溶け出すんだよ、ちゃんと後で好きなだけ泣いていいから今は治療されとけよ」
ゆるゆると腰を揺するイケメンさん
これが医療行為って…精液に一番魔力があるって事なのか…?
「まぁ、意識は戻ったし直ぐに死ぬことはない、嫌なら辞めるぞ?無理矢理犯すみたいなことはしたくねぇから、全身動かないままでもいいならだが…」
イケメンさんが教えてくれた、首輪は呪具でおれはやっぱり操られていたんだと
既に首輪は壊したけど全身に根を張った呪縛で身体の主導権を奪われて、指一本動かせない…
呪具と対比する存在の聖魔力で呪縛を押さえつけるため、手っ取り早く体内に聖魔力をどんどん流し込むための医療行為…これ以外の方法では回復に年単位かかるかもしれないらしい…
このまま医療行為としてこの状況を受け入れるか、拒否するか好きに選べと
身体がずっと動かないのは困る…このイケメンさんはおれを助けるためにこんなことしてくれたこともわかった、よく考えたら好き好んで可愛くもない野郎犯すとかないよな…
何より全然痛くないし、むしろめちゃめちゃ気持ちいいし、これで身体治るならこのまま抱かれちゃっていいのでは…??
「どうする?勇者、続けるか?やめるか?」
「あの………や、やめないで…ください…」
ごちゅん
イケメンさんのペニスがおれの弱い所を抉った
「ひっ…♡ああんっ♡……っは…んんっ♡きもち、い♡あーーっ♡おく♡おく、しゅごい♡」
ごちゅんごちゅんぐちょっぐちゅっ
イケメンさんがおれの中掻き回して中出ししてくれる、医療行為気持ちいい、マジで本当あのサイズ入ってるのに嘘みたいに気持ちいい…
犯されてるんじゃなくて有り難く素直受け入れよって思ってからさらにやばい
どっちゅどっちゅ♡こぽっ、びゅるるるる♡♡♡♡
「んぁ♡っあーー♡♡♡♡おにゃか、あつい♡♡ィ゙く♡イっちゃう♡」
「いいぜ、好きにイけ勇者、射精はお預けだけどなー?」
「ぁ゙ーー♡んんっ♡射精、射精がまん♡うん♡がまんするっ♡」
「ああ、我慢な、いい子だな勇者」
いい子だって頭を撫でられる…大きな手によしよしされるのやばい…素直に気持ちいいって伝えたりすると時々撫でてくれるイケメンさん、まじでイケメンさんかよ…
この人甘やかし上手だ
…………
不意にイケメンさんの腰の動きが緩やかになる
どれくらい抱かれてるんだっけ?お腹あったかい…やば…奥で何回も出してくれるからお腹たぷたぷする…
「中から溢れて来んな…一回休憩すんぞ勇者、飯でも食べるか?」
余りにも大量に中出しされてるからおれの尻穴からごぷごぷとイケメンさんの精液が漏れ始めてるらしい…勿体ない、それに休憩?ご飯??
「きゅうけ?…えっ♡イケメンさんおれに、ご飯、くれんの?」
「飯も食べさせないクズ野郎じゃないからな、一回抜いてプラグでも入れとくか…?」
イケメンさんは少し考え込むと、
ずるるるっと極太極悪ペニスを抜いていく
抜いてくれて嬉しい筈なのに、おれの思考は狂ってしまっていて
なんで…!?どうしようもなくお腹の中が寂しい、やだ…まって…まって…そんなことを考える
「やだ、っ♡…まって、抜かなくていい、です、このままがいい…」
「………は…?挿れたまま飯食うのか?」
そんな不思議そうな顔しないでイケメンさん!おれだって何でかわかんないよ、寂しいんだよ!抜かれると!
いっぱい聖魔力貰ったからか、肘、膝ぐらいまで感覚が戻ってる…でも自分じゃまだ動けない、どう起きようか悩んでると、ケツにちんこ入ったまま器用におれを起こし対面座位の格好にするイケメンさん
「んんっ♡あ゙っ…刺さる…♡奥やばい…♡」
自重で更に奥を突き刺すみたいになってやばいやばいキュンキュンする
「強請るな、休憩だ勇者、後でいっぱい奥突き上げてやっから」
奥いっぱい…?めちゃめちゃドキドキする…絶対気持ちいいじゃん
ご飯に食べるんだろうとぼーっとしてると
イケメンさんが何もない空間に手を突っ込みガサゴソ、なんと美味しそうな料理が出てきました
異世界あるある収納魔法的なやつ!?
ベッドサイドのテーブルに料理を並べていく
リゾットみたいな料理に薄くスライスされたお肉、湯気のたつスープ、もちもちしてそうなパン、果物もある
ちゃんとしたご飯だ…ポーション無理矢理飲ますとかと違うご飯…これ食べれるの…?嬉しさの余り涙が出そうなのを必死に堪らえる、涙から魔力流れてしまう
「指までは動かねぇだろ?口開けろ、食わせてやるから」
当たり前のように、言わなくてもわかってくれるイケメンさんほんとさ…
熱々のスープにパンを浸し、適度に冷ましてから食べさせてくれる
舌に広がるちゃんとした食事
めちゃめちゃうまい、美味すぎる…
「美味いか?」って聞くから何度も頷いてしまった
薄くスライスされたお肉もリゾットもどれもこれも美味しい…喉に管突っ込まれて飯抜き生活送ってたおれにこの温かい食事は毒だ、泣きたくないのに泣いちゃいけないのに目の前が霞む
「泣くほど美味いのか?大げさなだな勇者は
泣くのは後にしてちゃんと食え?」
イケメンさんは一口も食べずに全部おれに食べさせてくれた、見ず知らずのイケメンさんありがとう…
食事が終わり胃を休ませてるとイケメンさんが不意に聞いてきた
「ところで勇者、イケメンってなんだ?つか、ここ何処だがわかってんのかお前」
イケメンにイケメンって説明するのなんか恥ずかしい…!そしてここ何処か、何となく人の住む場所じゃないのはわかってますけどわかってないですね!!!
「イケメンっていうのは……男前とかかっこいいとかなんかそんな褒め言葉です…あの、イケメンさんここは何処なんでしょう…?オーランシア国じゃ絶対ないですよね…?あれ?そしたらなんでおれのことずっと勇者って呼ぶんですか…?」
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「んぁ!!あっ♡あ゙っあ゙んん゙♡」
ぐちぐちぐちぐち♡
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でも狂うくらいヤられんのどんだけやばいんだろう…壊れるくらいされたら…
「んやぁ♡…ひんっ♡言う、言うから♡もっと奥、奥も♡壊れ、るまで欲し…♡」
「おい、例えばって言っただろ、冗談だ、冗談、必死に助けてやってんのに、望んで壊されにくんな」
お仕置きとばかり前立腺だけゴチュゴチュされる、つぶれちゃう、前立腺壊れる、イきっぱなしになる
「イぐ♡、奥たりな、あ゙っ♡奥欲しいのに゙ーー!♡♡なんで♡そこばっ、か♡ィ゙ぐー♡あ゙ーー♡ン゙ぉ゙ぉ゙っー♡」
熱々の精液が前立腺にぶちゃぶちゃ掛けられてる、奥がいいのに、おれのもっと奥に欲しいのに
「俺の許可無しに壊れんな、呪具から助けんの簡単じゃねーんだよ
そんなに奥に欲しいなら、元気に治ってから奥焦らして尋問するか?
まあ、とりあえず素直に聖魔力受け取ってろ」
医療行為が再開される
奥まで欲しいのに、ずっと焦らされたらすぐ知ってること話しちゃうじゃん?
そんなことしなくても知ってることは話そう、何より謝罪がしたい、傷つけてしまった魔族の人は生きてるかな…
与えられる治療という快楽にのめり込みそうだ、気持ちいい…気持ちいい
おれの指先まで聖魔力が満ちる前に意識を失ってた
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