222 / 260
第13章 プロポーズ
4
しおりを挟む
圭太とは、兄妹に戻り、改めてやり直すと約束して…。
俺は祐の部屋のソファに座り、頭を抱えていた。祐と美夜は顔を見合わせて、再び俺を見つめると、
「雪子ちゃん、いつからいなくなったんだ?」
と祐が訊ねると、俺は顔を上げて祐を見た。
「昨日から帰ってない。電話もメールも無視」
「喧嘩したの?」
「してないよ。最近喧嘩なんて、ずっとしてない。分かんないよ。急に書き置きがあって、暫く帰りません、て。なんで?!」
俺はそう言って、ウーーッと唸ってしまった。すると、美夜はため息をついて、
「ねぇ。最近のゆきねぇ、なんか変だなーって思ったこと、なかった?」
と言うと、俺は顔を上げて美夜を見た。祐も不思議そうに、隣にいる美夜の顔を覗き込んでいた。
「え?なんか知ってんのか?」
祐も俺と同じ思いを言葉にした。美夜はムッとして祐を見上げると、
「だって。ゆきねぇ。私のとこに泣きついてきたんだもん」
と言って頬を膨らませると、祐はまた俺を睨みつけた。
「やっぱり坂井さんが何か変なこと言ったんじゃないのかよ!」
「ええ?!言ってないよ。ちゃんと可愛がってるし!」
俺は思わず拳でゴンッとテーブルを叩くと、10歳になって背も少し伸びた凜が、隣で驚いた。
俺は祐の部屋のソファに座り、頭を抱えていた。祐と美夜は顔を見合わせて、再び俺を見つめると、
「雪子ちゃん、いつからいなくなったんだ?」
と祐が訊ねると、俺は顔を上げて祐を見た。
「昨日から帰ってない。電話もメールも無視」
「喧嘩したの?」
「してないよ。最近喧嘩なんて、ずっとしてない。分かんないよ。急に書き置きがあって、暫く帰りません、て。なんで?!」
俺はそう言って、ウーーッと唸ってしまった。すると、美夜はため息をついて、
「ねぇ。最近のゆきねぇ、なんか変だなーって思ったこと、なかった?」
と言うと、俺は顔を上げて美夜を見た。祐も不思議そうに、隣にいる美夜の顔を覗き込んでいた。
「え?なんか知ってんのか?」
祐も俺と同じ思いを言葉にした。美夜はムッとして祐を見上げると、
「だって。ゆきねぇ。私のとこに泣きついてきたんだもん」
と言って頬を膨らませると、祐はまた俺を睨みつけた。
「やっぱり坂井さんが何か変なこと言ったんじゃないのかよ!」
「ええ?!言ってないよ。ちゃんと可愛がってるし!」
俺は思わず拳でゴンッとテーブルを叩くと、10歳になって背も少し伸びた凜が、隣で驚いた。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる