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第6章 おじさんが恋人ですが、何か…?
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ま、こういうとこが、可愛いんだよね。
唇が離れると、俺はそんな雪子を両手でギュッと抱きしめた。
「メリークリスマス!てか、変態ストーカーって、なんだよ。俺のことそんな目で見てた?!そんなことしたことない、はず」
「うん?ごめんごめん。メリークリスマス!理さんて、何気に乙女なとこあるよね。昭和?」
「昭和とか言うな、このムードで」
「ふふ。ごめんごめん。そういうとこ、大好き」
まったく。こいつはドSか…。
俺はちょっと笑ってしまった。
「あ、そうそう。今夜、お前んち、泊まることになった」
「え?!」
「おふくろさん、すげぇ美人なのな。それに、よく似てるよ」
「お母さんに会ったの?!」
「でも、お前と付き合ってることはまだ言ってないけど。西片麻美と木村ってマネージャーのガードやっててさ。さっきちょっとヘンなのに襲われて、逃げてきたとこ。家がやだって言うから、上司の家に行くってなって、何故かここに来た」
「なるほど。そういうことか。理解したわ。…あ、でも、私、あの人たち苦手」
「え?…でもわかる。俺も苦手なジャンルの人」
俺はそう言って笑うと、雪子は俺にしがみついてきて、ギュッと抱きしめた。
「でしょ?そういうとこは、私たち、同じだったりするのよね」
「うんうん」
唇が離れると、俺はそんな雪子を両手でギュッと抱きしめた。
「メリークリスマス!てか、変態ストーカーって、なんだよ。俺のことそんな目で見てた?!そんなことしたことない、はず」
「うん?ごめんごめん。メリークリスマス!理さんて、何気に乙女なとこあるよね。昭和?」
「昭和とか言うな、このムードで」
「ふふ。ごめんごめん。そういうとこ、大好き」
まったく。こいつはドSか…。
俺はちょっと笑ってしまった。
「あ、そうそう。今夜、お前んち、泊まることになった」
「え?!」
「おふくろさん、すげぇ美人なのな。それに、よく似てるよ」
「お母さんに会ったの?!」
「でも、お前と付き合ってることはまだ言ってないけど。西片麻美と木村ってマネージャーのガードやっててさ。さっきちょっとヘンなのに襲われて、逃げてきたとこ。家がやだって言うから、上司の家に行くってなって、何故かここに来た」
「なるほど。そういうことか。理解したわ。…あ、でも、私、あの人たち苦手」
「え?…でもわかる。俺も苦手なジャンルの人」
俺はそう言って笑うと、雪子は俺にしがみついてきて、ギュッと抱きしめた。
「でしょ?そういうとこは、私たち、同じだったりするのよね」
「うんうん」
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