よくあるある

Ete

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GPS

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お天気のいい日に、高原までドライブ。

帰る途中、緩いカーブを曲がったところで

事故直後のバイクに遭遇。

「大丈夫ですか?救急車呼びますか?」と確認。

「いや…大丈夫です…」と言ったあと「すみません、やっぱり呼んでください」と返事。

私は携帯で119番に連絡をした。

場所を聞かれたが

標識も電柱も、何もない森の中。

やっと気がつく。

ここは一体どこだ⁉︎

説明に困っていたら、救急隊が一言。

「あなたの位置は携帯のGPSで追跡出来ていますので大体分かります。安心してください」

…え?GPS?

「あー?えー?そうなんですか?」

私はそこで初めて緊急電話を使うとGPSが働くことを知った。

ってか、知ってるなら場所聞く必要なくない?

車が渋滞してきて、一緒に走っていたと思われるバイクの仲間達も到着。

自分の車も安全な場所には停めてなかったので、救急隊に事情を説明し、その場を離れますと伝えた。

ついでに交通整理もして、当事者に「救急車来ますからね」と声をかけて車に乗り込んだ。

「そっか~。GPSかぁ~。すごいなぁ~」

と、帰りの車中で独り言。

数日後、職場で「事故現場に居合わせて、救急車を呼んだけど場所が分からなくてね…」と話したら、同僚が「え?だってGPSが働くでしょう?」とあっさり言った。

…私だけが知らなかった…(汗)

みんな物知り…。

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