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僕は人間以外と生きる。

知りたい。【3】

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ジゼルとハーメルンと別れて帰る2人ではあったがアリッストは少し不服そうだ。何故なら自分はマナにとってはバグという存在が気に喰わないらしい。

「おい。バカクズ。俺はてめぇにとっては異端だって言いてぇのか?邪魔だってか?」

おっかない顔をして問い詰めれば慣れているものの少し苦笑をしてマナは言い放つ。

「言えないじゃないですか。あんな小さな子に複雑な感情を説明させるのは。…僕は、その…う~んと。」

「???何が言いたい。はっきりと言えよ。」

「…言っても引きません?」

「内容による。」

「…アリッストさんのイジワル。」

社宅の鍵を開けてドアを開けたのちマナは照れたような顔をして告げるのだ。

「僕は…その。アリッストさんのことが…分からないけれど、大事に思っているんです。どういう感情なのか分からないぐらい。」

「……。お前。」

マナが恥ずかしそうな顔をして真っ赤にしていればアリッストは彼を何故か抱きしめていた。自分でも何故かなどと言いたいのだが…理由が見つからない。2人はドアが閉まってから玄関で抱き合えばマナが口火を切る。

「アリッストさんも、僕も、バグが起こっちゃったのかな?飼い主と動物っていう関係。…それだけなのに僕は」

「うるさい。もう喋んな。」

-チュッ。

アリッストがマナに軽いキスをしてから抱き上げてリビングへと向かう。普段よりも喋らないアリッストはいつもよりも顔の美麗さが増してマナの鼓動を早くさせる。マナの来ているシャツを脱がせて手の先から伝って首筋、唇、そして唇を優しく、そして濃厚なキスを送る。

-プチュゥ…。クチュゥ…。クチュゥ…。

「んン…。んぁ…。ア…リッスト…さん。じれったい…。」

普段よりも激しくない行為にマナが文句を言えばアリッストは悪戯に笑って耳元で囁く。

「お前がいつも欲深いから今回は少しずつだ。…激しいのよりは良いだろ?」

明らかにわざと誘っているアリッストに我慢が出来ないでいるマナは大胆な行動に出た。上体を起こしたのち、なんとアリッストが履いているズボンのチャックを下ろして彼の自慢の息子を直に触って上下に扱いていく。驚いているアリッストにマナは余裕の無い顔を見せればそれをしゃぶって見せたのだ。

「!!?なにっ、やってんだ?…てめぇ?」

少し苦しそうな表情を見せるアリッストにマナはわざと涎を垂らし卑猥な音を立てる。

-ピチュッ…!ジュッブブゥ…!!

「だって…アリッストさんが…じれったいから。」

自身で後孔を弄りながらしゃぶっている淫乱な純朴青年の淫らな表情にアリッストはノックアウトする。

「…このド淫乱!!!」

マナの口内に自身のスペルマを植え付けてしまうアリッストは若干敗北感はあるもののマナの満たされたような表情に興奮を覚える。そんなアリッストのミルクをたらふく飲んだマナはアリッストの棘の付いた見事なブツを侘しさを感じつつ外してから自身が弄っていた尻穴に挿入しようと試みる。

「アリッスト…さんの…ミルク。美味しかったから…ここにも…挿入してください…。」

朱を帯びた儚げな青年の願望を叶えるかのようにアリッストは自力で挿入しようとするマナを見届ける。それはかなりの絶景であった。

-グチュぅ…。

「あぁっんん…。くる…じい…。ナカぁ…挿いって…るぅ…。」

ズンズンと中へと侵入していくマナの小さな尻にアリッストが興奮を覚えて手を貸そうとするもののあえて手伝わないでいた。何故ならその姿が可愛らしくそして儚げで淫乱であるからだ。
やっとの思いでアリッストの太くて長い肉棒を挿入できたマナはやり切ったような顔をしている。

「あは…!アリッスト…さんの、おおきいの、はいりましたよ?」

「…待ちくたびれた…っな!!!」

「あぁっんっ!!!?」

アリッストが待ちくたびれたように腰を上下に揺さぶればマナは苦しそうな顔をしつつも嬉しそうである。マナが早くに達してしまえばアリッストにキスをしておねだりをする。

「アリッストさん…。僕にもっと…もっと、ミルク下さい。射精して…下さい。」

「…お前は、アバズレになり果てた…なっ?」

するとマナは少し切なげな顔をしていた。

「僕は…それにしかなれないから。」

悲しげに言い放つマナの姿をアリッストは見たくなかった。


「くしゅっん!!ちょっと風邪引いた…かな?これからジゼルちゃんの所行くのに…。」

軽く風邪を引いてしまったのかマナは朝食と昼食を作りながら鼻を啜る。そんな彼にアリッストは準備を終えてどこかへ行くようであった。

「おいバカクズ~。なんかリアラに言われたから施設に行ってくる。あのクソチビはお前に任せた。」

労りの心もないアリッストにマナは内心では切ない気持ちでいるものの、自分たちは飼い主と獣人という関係であることを重きに置き軽く笑う。

「分かりました。…お弁当作ってあるので…。いってらっしゃい。」

「おう。」

出ていくアリッストとマナではあるが彼らは知らない。これが彼らにとって困難な日常へと変化することを。
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