29 / 38
僕は人間以外と生きる。
知りたい。【3】
しおりを挟む
ジゼルとハーメルンと別れて帰る2人ではあったがアリッストは少し不服そうだ。何故なら自分はマナにとってはバグという存在が気に喰わないらしい。
「おい。バカクズ。俺はてめぇにとっては異端だって言いてぇのか?邪魔だってか?」
おっかない顔をして問い詰めれば慣れているものの少し苦笑をしてマナは言い放つ。
「言えないじゃないですか。あんな小さな子に複雑な感情を説明させるのは。…僕は、その…う~んと。」
「???何が言いたい。はっきりと言えよ。」
「…言っても引きません?」
「内容による。」
「…アリッストさんのイジワル。」
社宅の鍵を開けてドアを開けたのちマナは照れたような顔をして告げるのだ。
「僕は…その。アリッストさんのことが…分からないけれど、大事に思っているんです。どういう感情なのか分からないぐらい。」
「……。お前。」
マナが恥ずかしそうな顔をして真っ赤にしていればアリッストは彼を何故か抱きしめていた。自分でも何故かなどと言いたいのだが…理由が見つからない。2人はドアが閉まってから玄関で抱き合えばマナが口火を切る。
「アリッストさんも、僕も、バグが起こっちゃったのかな?飼い主と動物っていう関係。…それだけなのに僕は」
「うるさい。もう喋んな。」
-チュッ。
アリッストがマナに軽いキスをしてから抱き上げてリビングへと向かう。普段よりも喋らないアリッストはいつもよりも顔の美麗さが増してマナの鼓動を早くさせる。マナの来ているシャツを脱がせて手の先から伝って首筋、唇、そして唇を優しく、そして濃厚なキスを送る。
-プチュゥ…。クチュゥ…。クチュゥ…。
「んン…。んぁ…。ア…リッスト…さん。じれったい…。」
普段よりも激しくない行為にマナが文句を言えばアリッストは悪戯に笑って耳元で囁く。
「お前がいつも欲深いから今回は少しずつだ。…激しいのよりは良いだろ?」
明らかにわざと誘っているアリッストに我慢が出来ないでいるマナは大胆な行動に出た。上体を起こしたのち、なんとアリッストが履いているズボンのチャックを下ろして彼の自慢の息子を直に触って上下に扱いていく。驚いているアリッストにマナは余裕の無い顔を見せればそれをしゃぶって見せたのだ。
「!!?なにっ、やってんだ?…てめぇ?」
少し苦しそうな表情を見せるアリッストにマナはわざと涎を垂らし卑猥な音を立てる。
-ピチュッ…!ジュッブブゥ…!!
「だって…アリッストさんが…じれったいから。」
自身で後孔を弄りながらしゃぶっている淫乱な純朴青年の淫らな表情にアリッストはノックアウトする。
「…このド淫乱!!!」
マナの口内に自身のスペルマを植え付けてしまうアリッストは若干敗北感はあるもののマナの満たされたような表情に興奮を覚える。そんなアリッストのミルクをたらふく飲んだマナはアリッストの棘の付いた見事なブツを侘しさを感じつつ外してから自身が弄っていた尻穴に挿入しようと試みる。
「アリッスト…さんの…ミルク。美味しかったから…ここにも…挿入してください…。」
朱を帯びた儚げな青年の願望を叶えるかのようにアリッストは自力で挿入しようとするマナを見届ける。それはかなりの絶景であった。
-グチュぅ…。
「あぁっんん…。くる…じい…。ナカぁ…挿いって…るぅ…。」
ズンズンと中へと侵入していくマナの小さな尻にアリッストが興奮を覚えて手を貸そうとするもののあえて手伝わないでいた。何故ならその姿が可愛らしくそして儚げで淫乱であるからだ。
やっとの思いでアリッストの太くて長い肉棒を挿入できたマナはやり切ったような顔をしている。
「あは…!アリッスト…さんの、おおきいの、はいりましたよ?」
「…待ちくたびれた…っな!!!」
「あぁっんっ!!!?」
アリッストが待ちくたびれたように腰を上下に揺さぶればマナは苦しそうな顔をしつつも嬉しそうである。マナが早くに達してしまえばアリッストにキスをしておねだりをする。
「アリッストさん…。僕にもっと…もっと、ミルク下さい。射精して…下さい。」
「…お前は、アバズレになり果てた…なっ?」
するとマナは少し切なげな顔をしていた。
「僕は…それにしかなれないから。」
悲しげに言い放つマナの姿をアリッストは見たくなかった。
「くしゅっん!!ちょっと風邪引いた…かな?これからジゼルちゃんの所行くのに…。」
軽く風邪を引いてしまったのかマナは朝食と昼食を作りながら鼻を啜る。そんな彼にアリッストは準備を終えてどこかへ行くようであった。
「おいバカクズ~。なんかリアラに言われたから施設に行ってくる。あのクソチビはお前に任せた。」
労りの心もないアリッストにマナは内心では切ない気持ちでいるものの、自分たちは飼い主と獣人という関係であることを重きに置き軽く笑う。
「分かりました。…お弁当作ってあるので…。いってらっしゃい。」
「おう。」
出ていくアリッストとマナではあるが彼らは知らない。これが彼らにとって困難な日常へと変化することを。
「おい。バカクズ。俺はてめぇにとっては異端だって言いてぇのか?邪魔だってか?」
おっかない顔をして問い詰めれば慣れているものの少し苦笑をしてマナは言い放つ。
「言えないじゃないですか。あんな小さな子に複雑な感情を説明させるのは。…僕は、その…う~んと。」
「???何が言いたい。はっきりと言えよ。」
「…言っても引きません?」
「内容による。」
「…アリッストさんのイジワル。」
社宅の鍵を開けてドアを開けたのちマナは照れたような顔をして告げるのだ。
「僕は…その。アリッストさんのことが…分からないけれど、大事に思っているんです。どういう感情なのか分からないぐらい。」
「……。お前。」
マナが恥ずかしそうな顔をして真っ赤にしていればアリッストは彼を何故か抱きしめていた。自分でも何故かなどと言いたいのだが…理由が見つからない。2人はドアが閉まってから玄関で抱き合えばマナが口火を切る。
「アリッストさんも、僕も、バグが起こっちゃったのかな?飼い主と動物っていう関係。…それだけなのに僕は」
「うるさい。もう喋んな。」
-チュッ。
アリッストがマナに軽いキスをしてから抱き上げてリビングへと向かう。普段よりも喋らないアリッストはいつもよりも顔の美麗さが増してマナの鼓動を早くさせる。マナの来ているシャツを脱がせて手の先から伝って首筋、唇、そして唇を優しく、そして濃厚なキスを送る。
-プチュゥ…。クチュゥ…。クチュゥ…。
「んン…。んぁ…。ア…リッスト…さん。じれったい…。」
普段よりも激しくない行為にマナが文句を言えばアリッストは悪戯に笑って耳元で囁く。
「お前がいつも欲深いから今回は少しずつだ。…激しいのよりは良いだろ?」
明らかにわざと誘っているアリッストに我慢が出来ないでいるマナは大胆な行動に出た。上体を起こしたのち、なんとアリッストが履いているズボンのチャックを下ろして彼の自慢の息子を直に触って上下に扱いていく。驚いているアリッストにマナは余裕の無い顔を見せればそれをしゃぶって見せたのだ。
「!!?なにっ、やってんだ?…てめぇ?」
少し苦しそうな表情を見せるアリッストにマナはわざと涎を垂らし卑猥な音を立てる。
-ピチュッ…!ジュッブブゥ…!!
「だって…アリッストさんが…じれったいから。」
自身で後孔を弄りながらしゃぶっている淫乱な純朴青年の淫らな表情にアリッストはノックアウトする。
「…このド淫乱!!!」
マナの口内に自身のスペルマを植え付けてしまうアリッストは若干敗北感はあるもののマナの満たされたような表情に興奮を覚える。そんなアリッストのミルクをたらふく飲んだマナはアリッストの棘の付いた見事なブツを侘しさを感じつつ外してから自身が弄っていた尻穴に挿入しようと試みる。
「アリッスト…さんの…ミルク。美味しかったから…ここにも…挿入してください…。」
朱を帯びた儚げな青年の願望を叶えるかのようにアリッストは自力で挿入しようとするマナを見届ける。それはかなりの絶景であった。
-グチュぅ…。
「あぁっんん…。くる…じい…。ナカぁ…挿いって…るぅ…。」
ズンズンと中へと侵入していくマナの小さな尻にアリッストが興奮を覚えて手を貸そうとするもののあえて手伝わないでいた。何故ならその姿が可愛らしくそして儚げで淫乱であるからだ。
やっとの思いでアリッストの太くて長い肉棒を挿入できたマナはやり切ったような顔をしている。
「あは…!アリッスト…さんの、おおきいの、はいりましたよ?」
「…待ちくたびれた…っな!!!」
「あぁっんっ!!!?」
アリッストが待ちくたびれたように腰を上下に揺さぶればマナは苦しそうな顔をしつつも嬉しそうである。マナが早くに達してしまえばアリッストにキスをしておねだりをする。
「アリッストさん…。僕にもっと…もっと、ミルク下さい。射精して…下さい。」
「…お前は、アバズレになり果てた…なっ?」
するとマナは少し切なげな顔をしていた。
「僕は…それにしかなれないから。」
悲しげに言い放つマナの姿をアリッストは見たくなかった。
「くしゅっん!!ちょっと風邪引いた…かな?これからジゼルちゃんの所行くのに…。」
軽く風邪を引いてしまったのかマナは朝食と昼食を作りながら鼻を啜る。そんな彼にアリッストは準備を終えてどこかへ行くようであった。
「おいバカクズ~。なんかリアラに言われたから施設に行ってくる。あのクソチビはお前に任せた。」
労りの心もないアリッストにマナは内心では切ない気持ちでいるものの、自分たちは飼い主と獣人という関係であることを重きに置き軽く笑う。
「分かりました。…お弁当作ってあるので…。いってらっしゃい。」
「おう。」
出ていくアリッストとマナではあるが彼らは知らない。これが彼らにとって困難な日常へと変化することを。
0
お気に入りに追加
114
あなたにおすすめの小説
【R-18】僕のえっちな狼さん
衣草 薫
BL
内気で太っちょの僕が転生したのは豚人だらけの世界。
こっちでは僕みたいなデブがモテて、すらりと背の高いイケメンのシャンはみんなから疎まれていた。
お互いを理想の美男子だと思った僕らは村はずれのシャンの小屋で一緒に暮らすことに。
優しくて純情な彼とのスローライフを満喫するのだが……豚人にしてはやけにハンサムなシャンには実は秘密があって、暗がりで満月を連想するものを見ると人がいや獣が変わったように乱暴になって僕を押し倒し……。
R-18には※をつけています。
【R18】満たされぬ俺の番はイケメン獣人だった
佐伯亜美
BL
この世界は獣人と人間が共生している。
それ以外は現実と大きな違いがない世界の片隅で起きたラブストーリー。
その見た目から女性に不自由することのない人生を歩んできた俺は、今日も満たされぬ心を埋めようと行きずりの恋に身を投じていた。
その帰り道、今月から部下となったイケメン狼族のシモンと出会う。
「なんで……嘘つくんですか?」
今まで誰にも話したことの無い俺の秘密を見透かしたように言うシモンと、俺は身体を重ねることになった。
俺の顔が美しすぎるので異世界の森でオオカミとクマから貞操を狙われて困る。
篠崎笙
BL
山中深月は美しすぎる高校生。いきなり異世界に跳ばされ、オオカミとクマ、2人の獣人から求婚され、自分の子を産めと要求されるが……
※ハッピーエンドではありません。
※攻2人と最後までしますが3Pはなし。
※妊娠・出産(卵)しますが、詳細な描写はありません。
インバーション・カース 〜異世界へ飛ばされた僕が獣人彼氏に堕ちるまでの話〜
月咲やまな
BL
ルプス王国に、王子として“孕み子(繁栄を内に孕む者)”と呼ばれる者が産まれた。孕み子は内に秘めた強大な魔力と、大いなる者からの祝福をもって国に繁栄をもたらす事が約束されている。だがその者は、同時に呪われてもいた。
呪いを克服しなければ、繁栄は訪れない。
呪いを封じ込める事が出来る者は、この世界には居ない。そう、この世界には——
アルバイトの帰り道。九十九柊也(つくもとうや)は公園でキツネみたいな姿をしたおかしな生き物を拾った。「腹が減ったから何か寄越せ」とせっつかれ、家まで連れて行き、食べ物をあげたらあげたで今度は「お礼をしてあげる」と、柊也は望まずして異世界へ飛ばされてしまった。
「無理です!能無しの僕に世界なんか救えませんって!ゲームじゃあるまいし!」
言いたい事は山の様にあれども、柊也はルプス王国の領土内にある森で助けてくれた狐耳の生えた獣人・ルナールという青年と共に、逢った事も無い王子の呪いを解除する為、時々モブキャラ化しながらも奔走することとなるのだった。
○獣耳ありお兄さんと、異世界転移者のお話です。
○執着系・体格差・BL作品
【R18】作品ですのでご注意下さい。
【関連作品】
『古書店の精霊』
【第7回BL小説大賞:397位】
※2019/11/10にタイトルを『インバーション・カース』から変更しました。
【R18】ギルドで受付をやっている俺は、イケメン剣士(×2)に貞操を狙われています!
夏琳トウ(明石唯加)
BL
「ほんと、可愛いな……」「どっちのお嫁さんになりますか?」
――どっちのお嫁さんも、普通に嫌なんだけれど!?
多少なりとも顔が良いこと以外は普通の俺、フリントの仕事は冒険者ギルドの受付。
そして、この冒険者ギルドには老若男女問わず人気の高い二人組がいる。
無愛想剣士ジェムと天然剣士クォーツだ。
二人は女性に言い寄られ、男性に尊敬され、子供たちからは憧れられる始末。
けど、そんな二人には……とある秘密があった。
それこそ俺、フリントにめちゃくちゃ執着しているということで……。
だけど、俺からすれば迷惑でしかない。そう思って日々二人の猛アピールを躱していた。しかし、ひょんなことから二人との距離が急接近!?
いや、普通に勘弁してください!
◇hotランキング 最高19位ありがとうございます♡
◇全部で5部くらいある予定です(詳しいところは未定)
――
▼掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ、BLove
▼イラストはたちばなさまより。有償にて描いていただきました。保存転載等は一切禁止です。
▼エロはファンタジー!を合言葉に執筆している作品です。複数プレイあり。
▼BL小説大賞に応募中です。作品その③
召喚された美人サラリーマンは性欲悪魔兄弟達にイカされる
KUMA
BL
朱刃音碧(あかばねあおい)30歳。
ある有名な大人の玩具の開発部門で、働くサラリーマン。
ある日暇をモテ余す悪魔達に、逆召喚され混乱する余裕もなく悪魔達にセックスされる。
性欲悪魔(8人攻め)×人間
エロいリーマンに悪魔達は釘付け…『お前は俺達のもの。』
ぼくは男なのにイケメンの獣人から愛されてヤバい!!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる