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第33話
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ゾンビたちは動きが遅く、戦闘力としてはそれほど驚異とはならなかったのですが、戦闘中常に苦しめられたのがその臭いでした。ハイン師匠も言っていましたが、腐れた肉の臭いが辺りに漂い、ヒールがギリギリ届く10メートル程度の距離を取ってもその臭いは一向に弱まることはありませんでした。
「うげー。臭い…吐きそう。」
これはアンデットモンスターが人気ないのも理解できます。
嗚咽を繰り返しながらも何とかゾンビたちを浄化していきました。
これは…思っていた以上に辛いミッションなのではないでしょうか?取り敢えずこの臭いの対策ができないと戦いに集中できません。
襲い掛かってきたゾンビたちを浄化し終わると、僕は我慢できず逃げるように旧王都跡地から離れました。
今襲われてもとても戦える気がしなかったからです。
「うー。。臭いが全身に染み付いてる気がするよ…気持ち悪い。」
そうだ!僕はあることを思い出しました。それは生活魔法のレベルを上げると覚える魔法です。これまで日帰りのクエストばかりだったので、生活魔法を全く利用してなかったのです。
王都への移動中も、水も火も準備してくれていたから、自分で準備する必要はなかったですしね…王都についてからも毎朝ニナが全員分の水袋に水を用意してくれていました。
というわけで、生活魔法のレベルを上げることにします。
やることは飲水を使い続けるだけです。
ついでに口を濯ぎ、水を飲みました。少しは吐き気で酸っぱくなっていた喉元が落ち着いてはきました。
しばらく水を流し続けているとようやくスキルのレベルが上がりました。
《スキル 生活魔法 のレベルが上がりました》
《魔法 ミニライト を覚えました》
これは小さな明かりを作る魔法です。
うー。これじゃないんだ…早く覚えて欲しい。
僕はスキルレベルが上がるまでの時間すら我慢できず、同時に魔法を行使することにしました。
飲水と同時に今覚えたミニライトも発動させ維持し続けました。
《スキル マルチキャストlv1 を覚えました》
どうやら複数の魔法を同時に発動させるスキルのようです。
スキルを覚えたことにより、同時に魔法を発動させることが簡単になった為、僕はさらに着火の魔法も同時に使い始めました。
《スキル マルチキャスト のレベルが上がりました》
《スキル 生活魔法 のレベルが上がりました》
《魔法 クリーン を覚えました》
やった♪覚えた!!
これはその名の通り、対象をキレイにする魔法です。早速自分に隅々までクリーンを使います。そうするとようやくあの気持ちの悪い臭いが無くなりました。
ふう…生き返った。
僕は正直このまま王都に逃げ帰りたかったですが、ハイン師匠にやると言った手前それはできません。
苦肉の策として僕は自分にクリーンを掛け続けながら戦うことを選択しました。マルチキャストのお陰でクリーンとヒールを同時に使用することは苦にならないからです。
しかし…甘かったです。それでも臭いは強烈で僕を苦しめ続けます。
そこで僕は自分だけでなく、目の前のアンデットモンスターたちにもクリーンを掛け続けることにしました。
これは多少は効果があり、かなり臭いを軽減することができました。
この戦い方なら間に休憩を入れながらなら戦い続けることができました。
アンデットモンスターたちを狩り続けること5時間…
とうとう画期的な魔法を得ることができました!!
それは生活魔法のレベルが6になったことで覚えることができました。
その名も空気清浄!
自分の周りの空気をキレイにしてくれる魔法です!!
これを覚えてからはアンデットモンスターたちは何も怖くなくなりました。見た目の気持ち悪さなどあの強烈な臭いに比べればかわいいものです。
他にもスキルは次々に上がっています。
マルチキャストはレベル4に、回復魔法もレベル4になり、リジェネという徐々に回復する回復魔法を覚えました。
これをヒールと同時に使用することでアンデットモンスターたちをこれまでとは比べ物にならないくらい早く浄化できるようになりました。
アンデットモンスターと戦うことへの憂鬱さが消えたことで余裕が生まれたこともあり、この日の討伐はここまでとし、旧王都跡地から少し離れたところに移動し夜営の準備を始めました。
ここはこれまでの討伐に比べて遠い為、まとめて何日か討伐をする方が効率がいいのです。
周りに警戒しつつも、食事も済ませ、明日の為にもテントで仮眠を取ろうとしていると、旧王都跡地方面から何やら怪しい気配が感じられました。
アンデットは夜の方が活発だとは聞いていましたが、外に出てくることはないという話だったのでそれほど距離は取っていません。
万が一アンデットモンスターが夜は外に出てくることがあったら大変だと思い、テントを異空間収納へそのまま入れ込み、旧王都跡地へ偵察に向かいました。
ミニライトを使うか迷いましたが、月明かりと暗視のスキルもあるので魔物を呼び寄せないようそのまま向かいました。
旧王都跡地まで到着するとそこは昼とは雰囲気がまるで違いました。
昼は静まりかえっていましたが、今はアンデットモンスターたちのうめき声がそこら中でこだましており、不吉な雰囲気を醸し出していました。
でもアンデットモンスターたちはやはり旧王都跡地の外には出ようとはしていないようで、安心して夜営をしていたところへ戻ろうと思っていると、その声は聞こえてきたのです。
「もうすぐだ!もうすぐ刻が満ちることになる。そうすれば長かったこの1000年の魔王の呪縛からも解放されるのだ!我々はとうとう自由を得ることができるのだ!!
我が民たちよ!我と共にこの封印の地を離れ、全ての生者どもを我々の眷属にするのだ!!」
「「うぉー!うぉー!」」
とゾンビたちが返事をしているようです…
僕はどうやらとんでもないことを聞いてしまったようです。
これは急いで王都に戻って、報告しなければ!!あんな大量のアンデットモンスターたちが襲ってきたらどれだけの被害になるか想像もつかない…
僕はそろりとこの場を離れようとしました。
「我が民たちよ!どうやら今宵は我らの仲間入りを望む生者が現れたようだ!盛大に出迎えようではないか!!」
ま、まさか見つかった!?
僕は旧王都跡地を出ようと急ぎました。間もなく出口というところで目の前に立派なローブを着たスケルトンが立ちふさがりました。
「もうお帰りかな?我々の歓迎はこれからである。
遠慮は要らぬ!これから永遠に我が眷属として仕えよ!!」
この声は…さっきの演説の主か!?こいつから出ている禍々しいオーラはヤバイ!!こいつはかなり強い!!
僕は戦うのは避け、補助魔法のスピードアップを使いこのスケルトンの横を通り抜けようと試みました。
一瞬いけたと思ったのですが、僕の腕は掴まれ、10メートル以上投げ飛ばされました。起き上がろうとしたのですが、その前にスケルトンの腕が僕の喉に入り込み、そのまま持ち上げられました。
「我はワイトキング!このサファリニア王国54代目国王ドラム·ロゴス·サファリニアである!我に仕えよ!!」
ワイトキングは右手を僕の胸に押し当て、何やら呪文のようなものを唱えています。僕は何とか逃げ出そうと抵抗を試みますが、物凄い力で持ち上げられておりびくともしません。
その間にもワイトキングの準備は完了したようで、ワイトキングの右手からは真っ黒な禍々しい何かが出てきて、それは僕の胸に吸い込まれるように入り込みました。
「我々の仲間の誕生だ!我の呪いの力で間もなく眷属となる!!」
どうやら僕はワイトキングの呪いの力でアンデットモンスターにされてしまうようです。魔物になるだけでも嫌なのに…あんなに臭いアンデットモンスターにされてしまうなんて。。最悪です。
「うげー。臭い…吐きそう。」
これはアンデットモンスターが人気ないのも理解できます。
嗚咽を繰り返しながらも何とかゾンビたちを浄化していきました。
これは…思っていた以上に辛いミッションなのではないでしょうか?取り敢えずこの臭いの対策ができないと戦いに集中できません。
襲い掛かってきたゾンビたちを浄化し終わると、僕は我慢できず逃げるように旧王都跡地から離れました。
今襲われてもとても戦える気がしなかったからです。
「うー。。臭いが全身に染み付いてる気がするよ…気持ち悪い。」
そうだ!僕はあることを思い出しました。それは生活魔法のレベルを上げると覚える魔法です。これまで日帰りのクエストばかりだったので、生活魔法を全く利用してなかったのです。
王都への移動中も、水も火も準備してくれていたから、自分で準備する必要はなかったですしね…王都についてからも毎朝ニナが全員分の水袋に水を用意してくれていました。
というわけで、生活魔法のレベルを上げることにします。
やることは飲水を使い続けるだけです。
ついでに口を濯ぎ、水を飲みました。少しは吐き気で酸っぱくなっていた喉元が落ち着いてはきました。
しばらく水を流し続けているとようやくスキルのレベルが上がりました。
《スキル 生活魔法 のレベルが上がりました》
《魔法 ミニライト を覚えました》
これは小さな明かりを作る魔法です。
うー。これじゃないんだ…早く覚えて欲しい。
僕はスキルレベルが上がるまでの時間すら我慢できず、同時に魔法を行使することにしました。
飲水と同時に今覚えたミニライトも発動させ維持し続けました。
《スキル マルチキャストlv1 を覚えました》
どうやら複数の魔法を同時に発動させるスキルのようです。
スキルを覚えたことにより、同時に魔法を発動させることが簡単になった為、僕はさらに着火の魔法も同時に使い始めました。
《スキル マルチキャスト のレベルが上がりました》
《スキル 生活魔法 のレベルが上がりました》
《魔法 クリーン を覚えました》
やった♪覚えた!!
これはその名の通り、対象をキレイにする魔法です。早速自分に隅々までクリーンを使います。そうするとようやくあの気持ちの悪い臭いが無くなりました。
ふう…生き返った。
僕は正直このまま王都に逃げ帰りたかったですが、ハイン師匠にやると言った手前それはできません。
苦肉の策として僕は自分にクリーンを掛け続けながら戦うことを選択しました。マルチキャストのお陰でクリーンとヒールを同時に使用することは苦にならないからです。
しかし…甘かったです。それでも臭いは強烈で僕を苦しめ続けます。
そこで僕は自分だけでなく、目の前のアンデットモンスターたちにもクリーンを掛け続けることにしました。
これは多少は効果があり、かなり臭いを軽減することができました。
この戦い方なら間に休憩を入れながらなら戦い続けることができました。
アンデットモンスターたちを狩り続けること5時間…
とうとう画期的な魔法を得ることができました!!
それは生活魔法のレベルが6になったことで覚えることができました。
その名も空気清浄!
自分の周りの空気をキレイにしてくれる魔法です!!
これを覚えてからはアンデットモンスターたちは何も怖くなくなりました。見た目の気持ち悪さなどあの強烈な臭いに比べればかわいいものです。
他にもスキルは次々に上がっています。
マルチキャストはレベル4に、回復魔法もレベル4になり、リジェネという徐々に回復する回復魔法を覚えました。
これをヒールと同時に使用することでアンデットモンスターたちをこれまでとは比べ物にならないくらい早く浄化できるようになりました。
アンデットモンスターと戦うことへの憂鬱さが消えたことで余裕が生まれたこともあり、この日の討伐はここまでとし、旧王都跡地から少し離れたところに移動し夜営の準備を始めました。
ここはこれまでの討伐に比べて遠い為、まとめて何日か討伐をする方が効率がいいのです。
周りに警戒しつつも、食事も済ませ、明日の為にもテントで仮眠を取ろうとしていると、旧王都跡地方面から何やら怪しい気配が感じられました。
アンデットは夜の方が活発だとは聞いていましたが、外に出てくることはないという話だったのでそれほど距離は取っていません。
万が一アンデットモンスターが夜は外に出てくることがあったら大変だと思い、テントを異空間収納へそのまま入れ込み、旧王都跡地へ偵察に向かいました。
ミニライトを使うか迷いましたが、月明かりと暗視のスキルもあるので魔物を呼び寄せないようそのまま向かいました。
旧王都跡地まで到着するとそこは昼とは雰囲気がまるで違いました。
昼は静まりかえっていましたが、今はアンデットモンスターたちのうめき声がそこら中でこだましており、不吉な雰囲気を醸し出していました。
でもアンデットモンスターたちはやはり旧王都跡地の外には出ようとはしていないようで、安心して夜営をしていたところへ戻ろうと思っていると、その声は聞こえてきたのです。
「もうすぐだ!もうすぐ刻が満ちることになる。そうすれば長かったこの1000年の魔王の呪縛からも解放されるのだ!我々はとうとう自由を得ることができるのだ!!
我が民たちよ!我と共にこの封印の地を離れ、全ての生者どもを我々の眷属にするのだ!!」
「「うぉー!うぉー!」」
とゾンビたちが返事をしているようです…
僕はどうやらとんでもないことを聞いてしまったようです。
これは急いで王都に戻って、報告しなければ!!あんな大量のアンデットモンスターたちが襲ってきたらどれだけの被害になるか想像もつかない…
僕はそろりとこの場を離れようとしました。
「我が民たちよ!どうやら今宵は我らの仲間入りを望む生者が現れたようだ!盛大に出迎えようではないか!!」
ま、まさか見つかった!?
僕は旧王都跡地を出ようと急ぎました。間もなく出口というところで目の前に立派なローブを着たスケルトンが立ちふさがりました。
「もうお帰りかな?我々の歓迎はこれからである。
遠慮は要らぬ!これから永遠に我が眷属として仕えよ!!」
この声は…さっきの演説の主か!?こいつから出ている禍々しいオーラはヤバイ!!こいつはかなり強い!!
僕は戦うのは避け、補助魔法のスピードアップを使いこのスケルトンの横を通り抜けようと試みました。
一瞬いけたと思ったのですが、僕の腕は掴まれ、10メートル以上投げ飛ばされました。起き上がろうとしたのですが、その前にスケルトンの腕が僕の喉に入り込み、そのまま持ち上げられました。
「我はワイトキング!このサファリニア王国54代目国王ドラム·ロゴス·サファリニアである!我に仕えよ!!」
ワイトキングは右手を僕の胸に押し当て、何やら呪文のようなものを唱えています。僕は何とか逃げ出そうと抵抗を試みますが、物凄い力で持ち上げられておりびくともしません。
その間にもワイトキングの準備は完了したようで、ワイトキングの右手からは真っ黒な禍々しい何かが出てきて、それは僕の胸に吸い込まれるように入り込みました。
「我々の仲間の誕生だ!我の呪いの力で間もなく眷属となる!!」
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