傾国の魔女〜終わりから始まる片思い〜



 とある王国のとある森の中。
 魔が蔓延るその森で一人の魔女が暮らしていた。

 普段は魔を恐れて誰も近寄らない。
 だが、その魔女にはとある噂があった。

ーーーどんな願いも一つだけ必ず叶えてくれる

 強欲な者は魔女を探しにその森へ足を運んだ。それがどんなに残酷な結果を生もうとも。

「このままでは国がなくなってしまいます!」
「王よ!ご決断を!」

 残酷非道な魔女にも恐れず、屈しず、国の為に動き出す者たち。

「決して殺してはならぬ!確実に捉えて連れ帰れ!」
「「「「「ハッ!」」」」」

 自分達の国を守るため、自分達の誇りを取り戻すため、大切な人を守るため…
 様々な思いを胸に動き出すが…

✳︎胸糞、R18を含むページには題名横に※を付けております。ご注意下さい。

24h.ポイント 0pt
0
小説 195,789 位 / 195,789件 恋愛 58,150 位 / 58,150件

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

番から逃げる事にしました

みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。 前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。 彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。 ❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。 ❋独自設定有りです。 ❋他視点の話もあります。 ❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

【完結】夢見たものは…

伽羅
恋愛
公爵令嬢であるリリアーナは王太子アロイスが好きだったが、彼は恋愛関係にあった伯爵令嬢ルイーズを選んだ。 アロイスを諦めきれないまま、家の為に何処かに嫁がされるのを覚悟していたが、何故か父親はそれをしなかった。 そんな父親を訝しく思っていたが、アロイスの結婚から三年後、父親がある行動に出た。 「みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る」で出てきたガヴェニャック王国の国王の側妃リリアーナの話を掘り下げてみました。 ハッピーエンドではありません。

王は想い人を他人に委ねる

基本二度寝
恋愛
「すまないが、私の代わりに王妃と初夜を迎えてほしい」 若き王は、自分の護衛騎士の体の自由を奪い、非常識な命令を下す。 なんでも、王には好いた女ができた。 しかし、王は他国の王女を妃に迎え入ればならない。 王は王女が輿入れの際伴って来た侍女に心を奪われた。 「私は彼女が好きだから、王女は抱けない。妃となる者だとしても。 だから、私の代わりに妃を抱いてほしい」 護衛騎士は抵抗するが、王が盛った薬品のせいか、意識が遠のくのを感じた。 すれ違いと見せかけたただの一方通行の話。 ※ぬるめのえろ

幼妻は、白い結婚を解消して国王陛下に溺愛される。

秋月乃衣
恋愛
旧題:幼妻の白い結婚 13歳のエリーゼは、侯爵家嫡男のアランの元へ嫁ぐが、幼いエリーゼに夫は見向きもせずに初夜すら愛人と過ごす。 歩み寄りは一切なく月日が流れ、夫婦仲は冷え切ったまま、相変わらず夫は愛人に夢中だった。 そしてエリーゼは大人へと成長していく。 ※近いうちに婚約期間の様子や、結婚後の事も書く予定です。 小説家になろう様にも掲載しています。

愛のゆくえ【完結】

春の小径
恋愛
私、あなたが好きでした ですが、告白した私にあなたは言いました 「妹にしか思えない」 私は幼馴染みと婚約しました それなのに、あなたはなぜ今になって私にプロポーズするのですか? ☆12時30分より1時間更新 (6月1日0時30分 完結) こう言う話はサクッと完結してから読みたいですよね? ……違う? とりあえず13日後ではなく13時間で完結させてみました。 他社でも公開

王命で泣く泣く番と決められ、婚姻後すぐに捨てられました。

ゆうぎり
恋愛
獣人の女の子は夢に見るのです。 自分を見つけ探し出してくれる番が現れるのを。 獣人王国の27歳の王太子が番探しを諦めました。 15歳の私は、まだ番に見つけてもらえる段階ではありませんでした。 しかし、王命で輿入れが決まりました。 泣く泣く運命の番を諦めたのです。 それなのに、それなのに……あんまりです。 ※ゆるゆる設定です。

人生を共にしてほしい、そう言った最愛の人は不倫をしました。

松茸
恋愛
どうか僕と人生を共にしてほしい。 そう言われてのぼせ上った私は、侯爵令息の彼との結婚に踏み切る。 しかし結婚して一年、彼は私を愛さず、別の女性と不倫をした。