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46 俺は未知なる恐怖に震え上がった
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「む、無印ファイ……?」
「そうです!レメント様とセクト様は大体色んな人に目撃されていてスクショもいっぱいあります!で、も!こちらの錬金術師の無印ファイ様は貴重!超貴重!!寝落ちして動かない姿は何度か目撃されておりますが、このように動いている姿は!あーあーあー!素敵!可愛い!レメント様やセクト様より低めの身長!神!神采配!そしてちょっと童顔な所がそりゃもう大人気!恋人にしたいNo. 1アバターですよ!私の「ファイ様押し倒し隊」では!」
「時透、助けろ」
「無理の奴」
早口に捲し立てるフォートレイから目を背けて時透に助けを求めると、時透も見てはいけないモノを見てしまった、と言う顔で遠くを見ている。
「マリア、心から悪かったと反省しているから、何とかして欲しい」
「フォウは優秀だから安心して!」
マリアルフとは話が噛み合っていない。
キースも話は聞かないし、エロいことばっかり考えてるどうしようもないやつだと思っていたけど、世界には上がいるもんだな……。
「フォウ~あんたのファイのストーカーっぷりは分かったから、どうやってマクファーランを落とすか考えてよ」
「はっ!よだれよだれ。でもどうしてマクファーランなの?もっと手応えあって楽しそうな所にしようよ。あそこ弱いよ」
なんだ?!強烈に嫌な予感がした。是が非でもマリアの口を閉じさせなければならない、そんな予感だ!
第六感といっても過言じゃない。
「マリア!!それは俺から説明するから!口を閉じろっ!!」
しかし、嫌な予感は消えてはくれないこれは、やっちまったのか?!
「そりゃマクファーランにファイの大事なキース君が連れ去られたからよ」
ゾク……!な、なんだ?!竜騎士で相対したどんなボスや強敵よりも恐ろしいプレッシャーを感じる!お、恐ろしい!この俺が恐れを感じて、ひ、膝が震えるだと……?
「マリアちゃん……キース君って誰かしらぁ?男性なのかしら?君、ですもんねぇ……男、男なのよねぇ……?」
な、なんかフォートレイの目が光ってないか……??
「な、なんか仕方がなく、色んな事をする間柄らしいよ?」
「も、もしかして……こ、恋人的な……?」
「そ、そうと決まった訳じゃ無いだろうけどぉ……」
何だ、何だ……次は何か呟き始めたぞ?
「ま、まさかのファイ受け?まさか、まさか?うはきたの?きたのか??まじで、たぎる、めちゃくちゃたぎる」
「時透、俺、逃げていい?」
「どこへ行こうと言うのだね?ファイ君」
時透だけじゃなく、クランメンバーの顔色は大体悪い。俺達はとんでもない人と出会ってしまったのではないだろうか……。とりあえず逃げたい、これは魔王とかなんかよりよっぽど恐ろしいぞ。俺達は未知なる恐怖に震えあがる事になった。
「はい!マクファーランの見取り図です。兵士数は1万ほど、国としては小国に当たりますので、落とすならまあ三日もあれば」
「そ、その地図どこから持ってきたんだ?」
「えっと、自作です。こんな国防の要みたいなの外に出す訳ないじゃないですかーーあはは!」
「ステイツ・キラー」の名に相応しい力をフォウは持っていた。なんと城下町から王城のまでの子細な地図に加え、王城内部の部屋まで事細かに調べ上げられている。隠し通路や、その出口までわかってるってどうなってるんだ??
「ちょっと精霊に頼んでみてきてもらえば簡単ですよ~」
「こ、こういうのは皆で苦労して情報を集めたりするんじゃないのか……?」
きょとん、とフォウは「あ、皆で調べます??」なんて普通に聞いてくる。
「……いや、いい。色々教えてくれ」
「はーい、了解です。現在のマクファーランは反旗を翻した公爵が討たれて、前王の遺児のキシャルティオ王子を立てて王政を引きなおそうとしてます。王子は数日前にマクファーラン入りしたはず……ん?キシャルティオ?もしかしてキース君って王子様?」
隠しておいてもどうせばれる事だし面倒だ。俺は「そうらしい」とだけ答えたけれど、フォウはまた一人で盛り上がっていたので、少し離れて見なかったふりをした。
「そうです!レメント様とセクト様は大体色んな人に目撃されていてスクショもいっぱいあります!で、も!こちらの錬金術師の無印ファイ様は貴重!超貴重!!寝落ちして動かない姿は何度か目撃されておりますが、このように動いている姿は!あーあーあー!素敵!可愛い!レメント様やセクト様より低めの身長!神!神采配!そしてちょっと童顔な所がそりゃもう大人気!恋人にしたいNo. 1アバターですよ!私の「ファイ様押し倒し隊」では!」
「時透、助けろ」
「無理の奴」
早口に捲し立てるフォートレイから目を背けて時透に助けを求めると、時透も見てはいけないモノを見てしまった、と言う顔で遠くを見ている。
「マリア、心から悪かったと反省しているから、何とかして欲しい」
「フォウは優秀だから安心して!」
マリアルフとは話が噛み合っていない。
キースも話は聞かないし、エロいことばっかり考えてるどうしようもないやつだと思っていたけど、世界には上がいるもんだな……。
「フォウ~あんたのファイのストーカーっぷりは分かったから、どうやってマクファーランを落とすか考えてよ」
「はっ!よだれよだれ。でもどうしてマクファーランなの?もっと手応えあって楽しそうな所にしようよ。あそこ弱いよ」
なんだ?!強烈に嫌な予感がした。是が非でもマリアの口を閉じさせなければならない、そんな予感だ!
第六感といっても過言じゃない。
「マリア!!それは俺から説明するから!口を閉じろっ!!」
しかし、嫌な予感は消えてはくれないこれは、やっちまったのか?!
「そりゃマクファーランにファイの大事なキース君が連れ去られたからよ」
ゾク……!な、なんだ?!竜騎士で相対したどんなボスや強敵よりも恐ろしいプレッシャーを感じる!お、恐ろしい!この俺が恐れを感じて、ひ、膝が震えるだと……?
「マリアちゃん……キース君って誰かしらぁ?男性なのかしら?君、ですもんねぇ……男、男なのよねぇ……?」
な、なんかフォートレイの目が光ってないか……??
「な、なんか仕方がなく、色んな事をする間柄らしいよ?」
「も、もしかして……こ、恋人的な……?」
「そ、そうと決まった訳じゃ無いだろうけどぉ……」
何だ、何だ……次は何か呟き始めたぞ?
「ま、まさかのファイ受け?まさか、まさか?うはきたの?きたのか??まじで、たぎる、めちゃくちゃたぎる」
「時透、俺、逃げていい?」
「どこへ行こうと言うのだね?ファイ君」
時透だけじゃなく、クランメンバーの顔色は大体悪い。俺達はとんでもない人と出会ってしまったのではないだろうか……。とりあえず逃げたい、これは魔王とかなんかよりよっぽど恐ろしいぞ。俺達は未知なる恐怖に震えあがる事になった。
「はい!マクファーランの見取り図です。兵士数は1万ほど、国としては小国に当たりますので、落とすならまあ三日もあれば」
「そ、その地図どこから持ってきたんだ?」
「えっと、自作です。こんな国防の要みたいなの外に出す訳ないじゃないですかーーあはは!」
「ステイツ・キラー」の名に相応しい力をフォウは持っていた。なんと城下町から王城のまでの子細な地図に加え、王城内部の部屋まで事細かに調べ上げられている。隠し通路や、その出口までわかってるってどうなってるんだ??
「ちょっと精霊に頼んでみてきてもらえば簡単ですよ~」
「こ、こういうのは皆で苦労して情報を集めたりするんじゃないのか……?」
きょとん、とフォウは「あ、皆で調べます??」なんて普通に聞いてくる。
「……いや、いい。色々教えてくれ」
「はーい、了解です。現在のマクファーランは反旗を翻した公爵が討たれて、前王の遺児のキシャルティオ王子を立てて王政を引きなおそうとしてます。王子は数日前にマクファーラン入りしたはず……ん?キシャルティオ?もしかしてキース君って王子様?」
隠しておいてもどうせばれる事だし面倒だ。俺は「そうらしい」とだけ答えたけれど、フォウはまた一人で盛り上がっていたので、少し離れて見なかったふりをした。
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