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番外編
3 利口者には花束を3
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「冬季の療養地として、山間の温泉地がいいらしいんだよね!調査お願い!」
また突拍子もない指令が降り、セイリオスは北の果てまで視察に来なければならなくなった。
「セリー!」
「?!ケリ、クロード!?」
その温泉地とやらに着くと何故かクロードが馬から降りて駆け寄ってきた。
人前なのでギリギリ二人だけの愛称を避けたセイリオスだったが、喜色満面で駆け寄ってくるクロードに嬉しさを隠し切れなかった。
「なんでセリー……ん、セイリオスがここに?」
「ディエス様に温泉地の調査に行けと言われてな」
皇帝陛下のデカデカとした印が押された指令書では無視するわけには行かない。
「私も、この温泉地の周りの魔獣と地形調査を依頼されたんだ!偶然だな」
「……偶然の訳ないだろう。全くあの方は!」
いつの間にか指令書にはもう一枚紙が挟み込まれており
「冬季休暇の取り方について~まずは上司から~」
と言う謎の指南書と、一週間の休暇申請が受理されていると言う物だった。
「調査に一週間、休みが一週間ですか……」
「うわっ!何だこの紙!この前までこんなのついてなかったぞ??」
クロードも勝手に休暇申請されているらしく驚いている。
「んじゃ!騎士団長!私達はこれで!!」
「は?お前達、調査はどうした?」
ウキウキと手を挙げてバラバラに解散しようとする部下に声をかけるが、部下達はまた紙を出す。
「着いたら、解散していーよ。2週間の冬季休暇楽しんできて!」
ディエスの字で書かれ、やっぱり皇帝印が押された紙を持っているのだ。
「調査は前に派遣した部隊が済ませてまーす!じゃ!隊長もごゆっくり~!」
「あ、こら!」
止める間もなく騎士達はばらばらと解散して行く。
「もしかして」
セイリオスが自分の部下を振り返れば
「はい!」
キラキラした瞳で同じ紙を全員持っている。
「では、宰相殿~~」
セイリオスの部下達も文官にあるまじき足の速さと身のこなしで消えた。
「側妃様が高級宿に泊まっても良いって!」
「やったな!」
数名の文官は騎士と手を取り合って居なくなった。そう言えばあいつ、この視察について行きたいと駄々を捏ねたっけ。とクロードは思い出し、セイリオスもこの視察はやけに人気があったな、なんて思い出しつつ溜息をついた。
その場にポツンと2人は残されたが
「……宿にでも行くか」
「ああ」
手配済みの宿へ向かい、当然ながらベッドが一つしかない部屋に案内されたし、
「他の部屋を頼む」
「全て予約て埋まっております」
「ちっ」
あの御仁はこう言うところには知恵が回ると諦めるしか無かった。
「怒っているのか、セリー……」
「そう見えるか?ケリー」
部屋に着き、扉を閉めて鍵を下ろせば呼び慣れた愛称が口から溢れ出す。
「未だ、自分の都合の良い夢を見ているようだと錯覚するんだ」
北だが室内は空調が効いてとても快適で、衣服を脱いでも何の問題もなかった。
「私もだ。絶対にあり得ない都合の良い話を永遠と見せられ続けている、そんな気持ちになるよ」
宿のベランダはとても大きくて、露天風呂まで設置されているが、外からは絶対に見えない造りで、ここが秘密の恋人達に重宝されるだろうなと感じる。
秘密でなくとも、恋人との逢瀬を誰かに見せる趣味がないなら、嬉しい仕様だ。
「……妻と子供達は?」
「南方の海だそうだ。サファイアは寒いのが苦手だ」
「流石の手腕だな、舌を巻きそうだ」
いつの間にそんな紙を挟んで来たのか。リンツ家やラグデール家にもディエスの手のものが紛れ込んでいるに違いない。
2人は笑い合い、ふかふかの大きなベッドに倒れ込む。
「悔しいのでいつか纏めてあの方をギャフンと言わせたい」
「確かにな。そうだな、ソレイユ様に相談してみるか。あの方も悔しいと溢しておられたからな」
そして、2人はお互い以外の事を暫しの間忘れる事にする。
「学園最期の旅行を思い出したよ」
「ああ、あれは酷かったな。セリーがベッドから一歩も動けなくなった」
思い出して、懐かしさに目を細める。
「あの時の、続きをしよう」
「良いのか?」
「良いさ、何せ2週間もあるんだからな」
愛している、と何度も呟き互いを堪能し合う。
「んー、温泉行きたい、温泉ー!でもなぁ」
「仕方がなかろう」
「俺一人で」
「1週間は寝られないと思え」
「ひい!」
冬の日、俺はとてつもなく温泉に行きたくなった。リゼロに賄賂を渡して調べて貰うとすんごい良い温泉地があるんだって!
「温泉ーー!」
「ディエス様、無理です。陛下が王都を離れてそのような所にまでは許されませんよ」
「えーーー!」
すんごくがっかりしたけど、セイリオスとクロードに行って貰った。
「あいつらがイチャイチャ出来るくらいの警備がちゃんとしてる所ならさ、ラムが引退後に行けるだろ!」
「そうだな」
そういう訳でラムの判子を使って調査に行って貰ったんだ!冬季休暇の件もあったし、第二資料室の使用も多くて、ここでイッパツすっきりして貰おうかなって!
「はー!俺、また良い仕事しちゃったー!」
「楽しみだ」
何だろう?今、妙な寒気を感じたんだけど?ラムはいつも通り黙々と仕事してるし?
「ま、いいか!」
いつかいけるはずの温泉、楽しみだなーー!
また突拍子もない指令が降り、セイリオスは北の果てまで視察に来なければならなくなった。
「セリー!」
「?!ケリ、クロード!?」
その温泉地とやらに着くと何故かクロードが馬から降りて駆け寄ってきた。
人前なのでギリギリ二人だけの愛称を避けたセイリオスだったが、喜色満面で駆け寄ってくるクロードに嬉しさを隠し切れなかった。
「なんでセリー……ん、セイリオスがここに?」
「ディエス様に温泉地の調査に行けと言われてな」
皇帝陛下のデカデカとした印が押された指令書では無視するわけには行かない。
「私も、この温泉地の周りの魔獣と地形調査を依頼されたんだ!偶然だな」
「……偶然の訳ないだろう。全くあの方は!」
いつの間にか指令書にはもう一枚紙が挟み込まれており
「冬季休暇の取り方について~まずは上司から~」
と言う謎の指南書と、一週間の休暇申請が受理されていると言う物だった。
「調査に一週間、休みが一週間ですか……」
「うわっ!何だこの紙!この前までこんなのついてなかったぞ??」
クロードも勝手に休暇申請されているらしく驚いている。
「んじゃ!騎士団長!私達はこれで!!」
「は?お前達、調査はどうした?」
ウキウキと手を挙げてバラバラに解散しようとする部下に声をかけるが、部下達はまた紙を出す。
「着いたら、解散していーよ。2週間の冬季休暇楽しんできて!」
ディエスの字で書かれ、やっぱり皇帝印が押された紙を持っているのだ。
「調査は前に派遣した部隊が済ませてまーす!じゃ!隊長もごゆっくり~!」
「あ、こら!」
止める間もなく騎士達はばらばらと解散して行く。
「もしかして」
セイリオスが自分の部下を振り返れば
「はい!」
キラキラした瞳で同じ紙を全員持っている。
「では、宰相殿~~」
セイリオスの部下達も文官にあるまじき足の速さと身のこなしで消えた。
「側妃様が高級宿に泊まっても良いって!」
「やったな!」
数名の文官は騎士と手を取り合って居なくなった。そう言えばあいつ、この視察について行きたいと駄々を捏ねたっけ。とクロードは思い出し、セイリオスもこの視察はやけに人気があったな、なんて思い出しつつ溜息をついた。
その場にポツンと2人は残されたが
「……宿にでも行くか」
「ああ」
手配済みの宿へ向かい、当然ながらベッドが一つしかない部屋に案内されたし、
「他の部屋を頼む」
「全て予約て埋まっております」
「ちっ」
あの御仁はこう言うところには知恵が回ると諦めるしか無かった。
「怒っているのか、セリー……」
「そう見えるか?ケリー」
部屋に着き、扉を閉めて鍵を下ろせば呼び慣れた愛称が口から溢れ出す。
「未だ、自分の都合の良い夢を見ているようだと錯覚するんだ」
北だが室内は空調が効いてとても快適で、衣服を脱いでも何の問題もなかった。
「私もだ。絶対にあり得ない都合の良い話を永遠と見せられ続けている、そんな気持ちになるよ」
宿のベランダはとても大きくて、露天風呂まで設置されているが、外からは絶対に見えない造りで、ここが秘密の恋人達に重宝されるだろうなと感じる。
秘密でなくとも、恋人との逢瀬を誰かに見せる趣味がないなら、嬉しい仕様だ。
「……妻と子供達は?」
「南方の海だそうだ。サファイアは寒いのが苦手だ」
「流石の手腕だな、舌を巻きそうだ」
いつの間にそんな紙を挟んで来たのか。リンツ家やラグデール家にもディエスの手のものが紛れ込んでいるに違いない。
2人は笑い合い、ふかふかの大きなベッドに倒れ込む。
「悔しいのでいつか纏めてあの方をギャフンと言わせたい」
「確かにな。そうだな、ソレイユ様に相談してみるか。あの方も悔しいと溢しておられたからな」
そして、2人はお互い以外の事を暫しの間忘れる事にする。
「学園最期の旅行を思い出したよ」
「ああ、あれは酷かったな。セリーがベッドから一歩も動けなくなった」
思い出して、懐かしさに目を細める。
「あの時の、続きをしよう」
「良いのか?」
「良いさ、何せ2週間もあるんだからな」
愛している、と何度も呟き互いを堪能し合う。
「んー、温泉行きたい、温泉ー!でもなぁ」
「仕方がなかろう」
「俺一人で」
「1週間は寝られないと思え」
「ひい!」
冬の日、俺はとてつもなく温泉に行きたくなった。リゼロに賄賂を渡して調べて貰うとすんごい良い温泉地があるんだって!
「温泉ーー!」
「ディエス様、無理です。陛下が王都を離れてそのような所にまでは許されませんよ」
「えーーー!」
すんごくがっかりしたけど、セイリオスとクロードに行って貰った。
「あいつらがイチャイチャ出来るくらいの警備がちゃんとしてる所ならさ、ラムが引退後に行けるだろ!」
「そうだな」
そういう訳でラムの判子を使って調査に行って貰ったんだ!冬季休暇の件もあったし、第二資料室の使用も多くて、ここでイッパツすっきりして貰おうかなって!
「はー!俺、また良い仕事しちゃったー!」
「楽しみだ」
何だろう?今、妙な寒気を感じたんだけど?ラムはいつも通り黙々と仕事してるし?
「ま、いいか!」
いつかいけるはずの温泉、楽しみだなーー!
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