聖獣王~アダムは甘い果実~

南方まいこ

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#31

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 運よく馬車でも通れば良いな、と淡い期待を抱いていたが、そんな都合の良いことなど起こるわけも無く、今日も野宿が決定した。

「これ以上歩いても疲れるし、早目に寝る場所を確保した方がいいかもな」
「はい、分かりました」

 レナルドの指示に従い、もう一度森の中へ入ると、開けた場所に天幕の準備をした。今夜は満月、シドに同じ天幕には入らないことをアダムが伝えると。

「それは、だめだ」
「何故ですか?」
「目が離せない、これからは大切な物は、肌身離さず持ち歩くことに決めた」

 その科白せりふを聞き、間違いなくジークのせいだとアダムは思った。
 ずっと駄々を捏ねるシドに、ジョエルがいい加減にしろ、と言い口論になったが、クリフの一声で静まり返った。

「いい加減になさい二人共、子供の頃の醜態をアダム様にお聞かせしても良いのですか?」

 その言葉を聞き、シドとジョエルはグっと喉を詰まらせた。
 結果として、シドとジョエルが一緒に寝る事になり、アダムはビビアンと一緒に寝る事になった。
 けもの道を挟んで向かい側へ張った天幕へ入るが、火照る体に襲われて眠れる気がしなかった。心配そうにこちらを見て「アダム様、眠れませんか?」とビビアンに声を掛けられる。

「うん、身体が勝手に火照ってしまって、どうしよう……、芳香が出てる」
「シド様に影響が無ければ良いのですが」

 別に身体が熱を持ったり、怠くなっても構わないし、疼く体を堪えるくらいアダムは平気だった。シドに影響がなければ、それで良かった。
 布を右手に巻き、なるべく溢れ出ないよう工夫をし、アダムは久しぶりに、聖書の祈りを心で唱えた。

 ――人とともに…人のために聖霊よ、恵を与え……たまえ……。

 唱え始めてしばらくすると、浅い眠りに誘われ始めたが、すぐに目が覚めてしまった。
 どうしても身体が熱くなり火照ってしまう。このまま横になっていても眠れるとは思えず、天幕から少し顔を出して見た。
 焚火の見張りをしているジョエルが目に入るが、ジョエルの後ろの天幕にはシドが寝ているので、近寄る事は出来なかった。

 ――……。
 
 思わず身を寄せたくなるが、少し離れた岩陰に腰を降ろすと、アダムの元へジョエルが近付いて来た。

「眠れませんか?」
「はい」
「なるほど、シドも眠れないようですよ?」
「そうですか」
「天印は厄介な物ですね」

 チラっとアダムの右手を見ると、初めて目にした時の話をし始めた。

「自分が初めて天印を見たのは子供の時でした。シドの父が生きていた頃に、たった一度だけ見たのです。聖天様にお会いして天印を目にしただけなのに、意外と覚えているものですね」

 懐かしむようにジョエルは当時の事を話した。
 幼い頃から護衛をして来た彼は、子供の頃のシドを知っているのだと思い、アダムはそれとなく、どんな子だったのか聞いて見ることにした。
 今とは違ってかなりやんちゃな子だったと言う。やってはダメだと言われる事を率先してやるタイプで、ジークが更に酷くなったような子供だったと言う。

「意外です……」
「でしょうね、シドの父が亡くなった時、豹変しましたね。我儘は言わなくなり、自分のやりたい事も、欲しい物も口にしなくなりました。今のシドは少しだけ、子供の頃に戻った気がしますよ」
「あの、本当にシドさんは王様を辞めたのでしょうか?」

 アダムの言葉にジョエルは目を伏せると。

「申し訳ありませんが、シドには国に戻ってもらいます」
「……そうですか」
「正直な事を言えばジーク殿下では治めきれないでしょう。何度か国から私の部下が報告に来ていますが、未だにシドは聖天を失った悲しみで、床に伏せている事になっていますし、ジーク殿下も代役だと言っているようですからね」

 国からの伝達は、いつの間に来ているのだろうか? ただ、ジョエルの部下と言うなら信頼は出来そうだと思った。
 死んだ事になっている自分を見かけても、口に出す事も無さそうだと、不思議と確信出来た。

 ――そっか、やっぱり国に帰るんだ。

 何となく分かっていたが、それでもいいと思えた。会えなくなることは悲しいが仕方がないことだ。

 ――それに彼は王様が良く似合う…。

 煌びやかな衣装を身に着け、優雅に佇む姿を思い出し、今の彼は本来の姿ではないと思えた。

「シドの天幕に入ってもいいですよ?」
「え?」
「シドが眠りについても俺が運びますから大丈夫です」
「いいえ、ビビアンと寝ます」

 ジョエルに、「おやすみなさい」と告げると、ビビアンが寝ている天幕へと向かった。寂しい気持ちが溢れると、途端にシドが恋しくなる。
 いけないと思えば思うほど、体温は上昇し彼を誘う香りを放ち始める。この印を消してしまいたいと思ったのは、今回で二度目だ。以前は悟られるのが恥ずかしくて消したかった。

 ――今は求めてしまうのが嫌だ。

 目を瞑れば火照る身体が理性を襲い始めるし、苦しくて仕方がなかった。
 ぎゅっと目を瞑り、アダムは自分の家に戻る夢を見ようと、懐かしい教会の景色を思い出しながら、眠りに付いた――――。

 
 翌日、欠伸をしながらアダムは天幕を出て近くの川へと向った。
 朝方は空気が冷え込んでおり、川の水もかなり冷たく、パシャと顔にかけると一気に眠気が飛んだ。
 彼の天幕へ視線を移せば、やはり芳香の影響なのか、ジョエルが彼を支えて出て来る。
 レナルドがシドに近づき、街まで結構な距離があるが、大丈夫なのかと聞いていると。

「皆、先に行け、俺はここに残る」

 シドは一人残ると言ったが、すかさずジョエルが、「俺が運ぶから大丈夫だ」と伝える。

「いや、俺だけならいいが、他にも運ぶ荷物があるだろう?」

 気怠そうにジョエルに凭れながらシドは真っ当な意見を言った。
 確かに天幕が3つに細かい備品もある。クリフとビビアンも荷物を運んでいるが、重さよりも運ぶ量が大変だと感じた。
 アダムの横に来たレナルドが、シドの様子を不思議そうに見ながら口を開いた。

「シドは具合が悪くなったのか?」
「僕とシドさんには深い事情があって……」
「あー、別に言わなくてもいい。心配しただけだからさ」
「はい、すみません」

 その会話を聞いていたシドは、心配しなくてもいいから先に行けと言う。
 そんなことを言われても、彼を残して行ける訳が無い。アダムは自分も残るから、皆に先に行くように伝えたが、結局、アダムが残ると言えば皆も同じ選択を取るしかなく、このままシドの回復を待つ事にした――。
 天幕から少し奥に入った岩場に腰を降ろし、シドが溜息を吐いた。

「眠い………」
「寝ても大丈夫ですよ?」
「ああ、少し寝るかも知れない、ここに……」
「はい、側にいます」

 シドの隣に腰かけると、ポスっとアダムの肩に彼が凭れ掛かって来る。

「昨晩は寂しかったか?」
「寂しかったです」
「かなり離れていたのに芳香が漂っていた。お前も辛いだろうが俺の方が大変だ……」

 シドが熱い眼差しを向け、アダムの手の甲を見つめた。
 満月時は不思議な血の巡りと言う物を感じ、歴代の聖天達も、切なく苦しい思いをしてきたのなら、神様は罪作りだと思えた。
 一体、何のために芳香が存在しているのだろう? 人間側の文献が残っていれば、多少分かる気がしたが、もし文献が残っていても、厳重に保管されていて、アダムが目にする事は出来ないと思った。 
 稽古し始めたレナルドとジョエルを見ながら、昨日、ジョエルと交わした会話を思い出し、アダムは口を開いた。
 
「シドさん、もう国に帰った方が……」
「帰らない」

 彼に強く見つめられ、アダムの目頭が熱くなり始めた。

「余計な事は考えなくていい、昨日の会話は聞こえていた」
「僕は、あの国にいたシドさんが好きです」
「今は嫌いなのか?」
「ううん、好きです」

 アダムの睫毛に留まる雫を彼が指で掬った。
 泣きたいわけでは無いのに、彼と会えなくなるのは、やはり悲しく寂しい事だった。自然と気持ちが涙となって溢れるのは仕方が無いが、弱音は言いたくなかった。

「まあ、問題が起きれば否応なしに、ジークの使いの者が来るだろう、あれでも一応、俺の弟だから無能ではない、しばらくアイツには苦労してもらう」

 確かに兄弟だと言われれば、何処となく似ているなと思う。
 教えられる前は、気が付かなかったが、行動力や即決力がある所は似ている気がした。それと、意地悪なところも似ている。

「ジークさんは意外と、頼れ……る……!?」

 ドサっと覆い被さる彼に驚き、アダムは目を見開いた。

「次から次へと、楽しくない話題だ……」
「あ……」

 唇が触れ交わると、口の端からトロリと唾液が零れた。
 どうやらジークの話が、ご機嫌を損ねたらしい、過剰反応するのは攫われたからだろうか? シドが一段と不機嫌な態度を見せると、首筋に舌を這わせる。

「……! 皆に見られてます!」
「別に見たければ、見ればいいのでは?」
「な、んてことを言うんですか!」
「はあ……、俺は不憫だな、今日も何も出来ないのだろう?」
「そ、そうです」
「では、早く街に行かなくてはな?」

 彼が身体を起こすと、アダムを抱き上げた。
 その時、腰に彼の熱を感じ、ふと、いけないことを考えてしまう。シドの熱く昂る杭を迎え挿れる瞬間を想像し、本当は今すぐでも絡み合い。何もかも、彼の言いなりになってしまいたい。

 ――あんなに、嫌だと罪だと思っていたのに……。

 性欲が罪だと考えていたアダムの考えは、いつの間にか消え去っていた。
 それどころか淫らな思考を張り巡らせ、今では触れられ求めることに、欲が出て来ている。ただ、それを口に出す事が出来ず悶々とした。
 熱を持て余している様子のシドが、不意に険しい顔を見せる。街道へ続く道の方を見つめると、口を開いた。

「ジョエル、これは馬か?」
「おそらく」
「こちらに向かってるようだな、少し警戒したほうが良さそうだ」

 どうやら馬がこちらに走って来るようだった。
 レナルドが危険な道だと言っていたことを思い出し、アダムも身を固くし辺りの気配を探った。近くに来たビビアンが目の前に立つと。

「天幕に入って下さい」
「大丈夫だよ?」
「いいえ、何かあってからでは遅いですから」

 強い口調で彼女が言うのを聞き、素直に従った。
 アダムは皆の様に武力があるわけでも無いので、だから足手まといになるのだけは避けたいと思い、天幕に入ると身を固くし、耳を澄ました。 
 しばらくじっと息を潜めていると、カサっと何かが擦れる音がし、ビビアンが天幕の隙間から顔を出した。

「もう、出て来てもいいですよ」

 どうやら商人の馬車が荷物を取りにモルタの町へと行く途中、壊れた橋の前で立ち往生しているようだった。
 ポヨンとお腹の出た中年の男性が見え、流石に何の準備も無い馬主は、迂回ルートでモルタの町まで行くことも出来ず、困り果てている。

「この橋、早く直してくれないと困りますね?」

 近くに来たレナルドに、そう話しかけると、橋の方を見つめながら。

「んー、そうだな、急ぎの場合はここを通るけど、一応、別の安全ルートもあるからな……」

 レナルドは商人へと視線を移動させると、首を傾げて考え事をしているようだった――。
 クリフが商人と交渉し、マズラの街まで連れて行ってくれる事になり、荷物を荷台に乗せ終わると、皆で馬車に乗り込んだ。
 そういえば、シドは船は酔うのに、何故馬車は酔わないのだろうか? 不思議に思い、彼の顔を覗き込んだ。
 アダムの視線に気が付いたシドが、プニっと頬を摘まむ。

「どうした? そんな目で求められてもな、ここでは何もできん」

 ツーっとシドの指が鎖骨から胸元へと滑っていく、指を辿る様に彼の視線が追撃し、アダムの頬がカッと熱くなる。

「シドさんは船は酔うのに、馬車に乗っても酔わない見たいだから、どうしてなのかな? と思ったんです!」

 悪戯に動くシドの手を、アダムは慌てて両手で抑え込んだ。

「そんな事か、つまらん。船はゆったりとした揺れ具合が気持ち悪い。耳の奥がグラグラする」

 ふっと息を吐くと、続きとでも言いたげに、シドに後ろから引き寄せられ抱き込まれる。当然のように、荷台にいる全員から咳払いが飛んで来た。

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