43 / 75
第3章 ブルドー公爵領編
第43話 異文化コミュニケーション
しおりを挟む
メルリアさんは俺たちとの話が終わると、別のエルフに命じて客間に簡易ベッドを2つ運ばせてくれた。
「次の満月まで3日ある。それまではこの部屋で寝泊まりしていいよ。食事はエルフの質素なもんだから……シエナにはちと物足りないかも知れんが我慢しな!それから客なんて来ると思ってなかったから、こんなベッドしか用意してやれないけどまぁ、慣れればそう悪いものでもないさね」
そしてそう言ってソニアを引き連れ部屋をあとにした。
「なんか……パワフルな人だね……」
「うん……まぁパパの知り合いならあのくらいじゃないとついていけないのよ、きっと……」
俺はシエナのつぶやきに妙に納得し、深く頷いた……
コンコン……
ちょうどその時、誰かが部屋をノックした。
「はい」
「し…失礼します。早速ですが本日の夕食が準備できたのでご案内いたします」
入ってきたのは、エルフのお姉さん。見た目的には20代半ばくらいだけど、きっとこの人も超歳上なんだろうな。
「ごはん!?やったー!」
「ありがとうございます」
そして俺たちは同じ建物の奥にある広いダイニングに通された。そこではメルリアさんもソニアも既に席について俺たちの到着を待っていた。
「来たね、じゃぁ早速食事にしようか」
メルリアさんの合図で料理の数々が運ばれてきた。
「わーい!私もうお腹ペコペコだよぉ……」
シエナはフォークとナイフをカチャカチャと鳴らしながら自分のところに料理が運ばれてくるのを今か今かと待ち構えている。
「一品目は、山菜のサラダでございます」
給仕のエルフがそう告げた。豪華な食事を期待していたシエナの顔が少し曇ったのを俺は見逃さなかったよ?
「サ、サラダか……まぁ野菜は大事よね!ローラさんにもそう教わったわ!」
そしてサラダをぺろりと平らげ次の皿を待つ。
「2品目はとうもろこしのスープです」
「んぐ……ま、まぁココは我慢よ!」
「3品目はキノコのソテーでございます」
「ぐはっ……美味しい、美味しいんだけど……」
「4品目は口直しのベリーのソルベです」
「口直しってことはいよいよ次がメインディッシュなのね!?」
シエナは最後の希望にすがりつくようにベリーのソルベを口に運んだ。俺はその様子を横目に見ながら、ソニアやメルリアさんと王都での出来事を話題に楽しく食事を楽しんでいたんだけど……
「お待たせしました。5品目は本日のメインディッシュ……」
「キターーーー!待ってました!」
「大根のステーキです」
「………」
メインディッシュが運ばれたところでシエナが完全にフリーズしたのをみてメルリアさんは笑いをこらえきれず吹き出した。
「な……なんで?なんでなの?お肉がないじゃない!」
そしてシエナの悲痛な叫びがダイニングに響いた。
「ククク……シエナ……だからお前には物足りんと言っただろ?エルフは肉を食わんのだ」
「そ、そんな……」
メルリアさんの一言がトドメとなってシエナはついにテーブルに突っ伏した。
「ハハハ、やっぱりジルソレイユ様にそっくりだね!あの人もエルフの料理だけは好きになれんとか言ってたっけ」
メルリアさんはシエナの悶えるところを面白そうに見ていた。
「うぅ……ひどいよぉ……」
シエナは涙目で大根のステーキを食べていた。
…………
………
……
…
食後、俺とシエナはまっすぐ部屋に戻った。
「シエナ……そんなに落ち込まなくても……」
「シリウスはお肉がなくて良かったの!?」
「え?まぁずっと無いのは嫌だけど……別に数日くらいなら……」
「ん~!この裏切り者!」
シエナは俺にクッションを投げつけるとそのままふてくされて寝てしまった。ほんとに肉が楽しみだったんだな……
俺も寝ようかと思ったけど、なんだか少し目が冴えてしまったのでちょっとテラスに出てみることにした。
部屋の外側がそのまま大きなウッドデッキになっているようだ。
外に出てみるとデッキは思ったより広く、部屋の角を曲がってまだ奥につながっているようだ。
俺はなんだか冒険してるみたいな気持ちになってワクワクしながらその角を曲がった。そうするとデッキの縁に手をついて外を眺めるソニアの姿がそこにあった。
「あ……」
向こうもこちらに気がついた。
「ど、どうも……」
「………」
俺としては、たしかにこんな美少女に話しかけるのは緊張するけどこれから一緒に旅をするわけだし多少なり打ち解けておきたい。
「あ、あの……」
そしたらソニアの方から話しかけてきた。
「は、はい?」
「大婆様のこと……その……突然面倒事を押し付けるようなことして……その、ごめんなさい」
「い、いえ……それは全然良いんですけど。なんか、シエナのときに似てたなぁと思ってちょっと懐かしい感じがしました」
「……敬語じゃなくていいよ。それで、シエナの時って言うのはどういうこと?そもそもなんで人族のあなたが龍族と一緒に行動しているの?」
「あ、じゃぁ遠慮なく……。シエナも昔はジーフ山っていう人の世界から隔絶された場所で親子三人で暮らしてて」
「ジーフ山、っていうとさっき大婆様が話していた?」
「そうそう」
それから俺はソニアに6歳の頃から最近までの出来事を話して聞かせた。
「そ、そんなことがあったんだ……それでそれで!?」
ソニアは自分の知らない外の話に興味津々で、目を輝かせながら質問を重ねた。
「シエナがうちにやってきてもう9年、気づいたら一緒に過ごしてる時間のほうが長くなっちゃって」
「私からすればたった9年、って思うくらいの時間だけどすごく濃い9年だったのね」
「アハハハ……それはもう濃かったよ……」
俺はこの9年間のシエナや時々ジルさんとの過酷な訓練の日々を思い出していた。
「楽しそうね……」
「楽しかったよ?それに、シエナは山の外でいろんなことを知れてよかったって言ってたけど……あぁ、きっとメルリアさんもソニアにもっと外の世界を知ってほしかったんだろうなぁ」
「え?」
「だってメルリアさん、エルトレスに行くのは何年先になっても別に構わないって言ってたしさ……きっとシエナみたいにソニアにも外の世界のこともちゃんと知っていってほしいと思ってて、そのうえで今のエルトレスを見てきてほしいんじゃないかな、ってごめん!勝手な想像!」
「…………」
ソニアはしばらく黙って俯いていた。
「……ついさっきシリウスの話を聞くまで、エルフ以外の世界のことなんか気にしたってしょうが無いと思ってたわ……それにエルトレスに行くのだって嫌ではないけど、私は向こうで暮らした時間よりこっちで暮らした時間のほうが長いし……それにもう父様も母様もいないんだもの……」
そうだった、ソニアの両親はもう……
「あ……ゴメン……」
「ううん、いいの!最初大婆様に村を出ていくように言われた時は、絶対イヤだって思ったけど、今はそんなこと無いもの!自分の意志で外の世界を見てみたい、って思ってる!」
「そ、そっか!じゃぁ、改めてよろしく!」
「うん、よろしく!じゃぁ今日はもう休むわ、おやすみシリウス」
ソニアは満面の笑みを見せると、そのまま身を翻して自室の方に去っていった。夜の暗闇に絹のような金髪がよく映えて、きれいな笑顔が一層強調されている感じだった……
思い出した途端、急に心臓が激しく鼓動を始め、俺はその場で何度か深呼吸を繰り返した。ソニアの前でキョドらなかったのが不幸中の幸いだろうか。
「ソニア、可愛い子ね~」
「うん、ほんとにねぇ~」
………ん?
「シ、シエナ!?」
「ったく、出てったっきり戻ってこないと思ったらこんなところでナンパ?」
「ち、違うに決まってるだろ!これから一緒に旅をするんだし、仲良くなっておこうと思ってだな!」
「は~いはい、どうせシリウスにナンパなんてする度胸ないもんね~」
「っな!?…………たしかに……無い」
「クスっ……冗談よ!さ、あたしたちも戻るわよ!」
いじわるそうに微笑ってそう言うと、シエナも反転して部屋に戻っていった。
◇◆◇◆◇
「ふぅ……」
ソニアは自室に戻ると大きくため息を付いた。
シエナとのこと、シリウスの両親のこと、実家のお店のこと、6歳という幼さで一ヶ月間も親元を離れて旅をしたこと、つい最近、人族の国に現れた魔族をたった一人で撃退したこと……
「人族って、もっと弱くて小さな種族だと思ったいたわ…」
ソニア自身はさておき、エルトレスのエルフの大半はエルフこそが最高の種族だと信じて疑っていなかった。だからこそ、開国を主張した父たちに貴族たちが相次いで反旗を翻したのだ。当時はまだ幼かったソニアにも、周りの大人達の感情くらいは推し量ることが出来た。
龍族が話題に上がることは無かったが、特に人族や獣人族などは、大した魔法も使えず悪知恵だけがはたらく種族だと見下していた者が多かった。
それなのに、人族の少年がわずか15年の間に経験してきたことは自分の150年の何十倍も濃密なものに感じられた。
シリウスが「楽しかった」と9年間の出来事を話す様子がとても眩しく感じられた。
「多分、今外に出なかったらこの先もずっと……」
そう思って旅立ちを決意したソニアの頭の中は今、不安と希望がぐるぐると渦巻いていた。
「次の満月まで3日ある。それまではこの部屋で寝泊まりしていいよ。食事はエルフの質素なもんだから……シエナにはちと物足りないかも知れんが我慢しな!それから客なんて来ると思ってなかったから、こんなベッドしか用意してやれないけどまぁ、慣れればそう悪いものでもないさね」
そしてそう言ってソニアを引き連れ部屋をあとにした。
「なんか……パワフルな人だね……」
「うん……まぁパパの知り合いならあのくらいじゃないとついていけないのよ、きっと……」
俺はシエナのつぶやきに妙に納得し、深く頷いた……
コンコン……
ちょうどその時、誰かが部屋をノックした。
「はい」
「し…失礼します。早速ですが本日の夕食が準備できたのでご案内いたします」
入ってきたのは、エルフのお姉さん。見た目的には20代半ばくらいだけど、きっとこの人も超歳上なんだろうな。
「ごはん!?やったー!」
「ありがとうございます」
そして俺たちは同じ建物の奥にある広いダイニングに通された。そこではメルリアさんもソニアも既に席について俺たちの到着を待っていた。
「来たね、じゃぁ早速食事にしようか」
メルリアさんの合図で料理の数々が運ばれてきた。
「わーい!私もうお腹ペコペコだよぉ……」
シエナはフォークとナイフをカチャカチャと鳴らしながら自分のところに料理が運ばれてくるのを今か今かと待ち構えている。
「一品目は、山菜のサラダでございます」
給仕のエルフがそう告げた。豪華な食事を期待していたシエナの顔が少し曇ったのを俺は見逃さなかったよ?
「サ、サラダか……まぁ野菜は大事よね!ローラさんにもそう教わったわ!」
そしてサラダをぺろりと平らげ次の皿を待つ。
「2品目はとうもろこしのスープです」
「んぐ……ま、まぁココは我慢よ!」
「3品目はキノコのソテーでございます」
「ぐはっ……美味しい、美味しいんだけど……」
「4品目は口直しのベリーのソルベです」
「口直しってことはいよいよ次がメインディッシュなのね!?」
シエナは最後の希望にすがりつくようにベリーのソルベを口に運んだ。俺はその様子を横目に見ながら、ソニアやメルリアさんと王都での出来事を話題に楽しく食事を楽しんでいたんだけど……
「お待たせしました。5品目は本日のメインディッシュ……」
「キターーーー!待ってました!」
「大根のステーキです」
「………」
メインディッシュが運ばれたところでシエナが完全にフリーズしたのをみてメルリアさんは笑いをこらえきれず吹き出した。
「な……なんで?なんでなの?お肉がないじゃない!」
そしてシエナの悲痛な叫びがダイニングに響いた。
「ククク……シエナ……だからお前には物足りんと言っただろ?エルフは肉を食わんのだ」
「そ、そんな……」
メルリアさんの一言がトドメとなってシエナはついにテーブルに突っ伏した。
「ハハハ、やっぱりジルソレイユ様にそっくりだね!あの人もエルフの料理だけは好きになれんとか言ってたっけ」
メルリアさんはシエナの悶えるところを面白そうに見ていた。
「うぅ……ひどいよぉ……」
シエナは涙目で大根のステーキを食べていた。
…………
………
……
…
食後、俺とシエナはまっすぐ部屋に戻った。
「シエナ……そんなに落ち込まなくても……」
「シリウスはお肉がなくて良かったの!?」
「え?まぁずっと無いのは嫌だけど……別に数日くらいなら……」
「ん~!この裏切り者!」
シエナは俺にクッションを投げつけるとそのままふてくされて寝てしまった。ほんとに肉が楽しみだったんだな……
俺も寝ようかと思ったけど、なんだか少し目が冴えてしまったのでちょっとテラスに出てみることにした。
部屋の外側がそのまま大きなウッドデッキになっているようだ。
外に出てみるとデッキは思ったより広く、部屋の角を曲がってまだ奥につながっているようだ。
俺はなんだか冒険してるみたいな気持ちになってワクワクしながらその角を曲がった。そうするとデッキの縁に手をついて外を眺めるソニアの姿がそこにあった。
「あ……」
向こうもこちらに気がついた。
「ど、どうも……」
「………」
俺としては、たしかにこんな美少女に話しかけるのは緊張するけどこれから一緒に旅をするわけだし多少なり打ち解けておきたい。
「あ、あの……」
そしたらソニアの方から話しかけてきた。
「は、はい?」
「大婆様のこと……その……突然面倒事を押し付けるようなことして……その、ごめんなさい」
「い、いえ……それは全然良いんですけど。なんか、シエナのときに似てたなぁと思ってちょっと懐かしい感じがしました」
「……敬語じゃなくていいよ。それで、シエナの時って言うのはどういうこと?そもそもなんで人族のあなたが龍族と一緒に行動しているの?」
「あ、じゃぁ遠慮なく……。シエナも昔はジーフ山っていう人の世界から隔絶された場所で親子三人で暮らしてて」
「ジーフ山、っていうとさっき大婆様が話していた?」
「そうそう」
それから俺はソニアに6歳の頃から最近までの出来事を話して聞かせた。
「そ、そんなことがあったんだ……それでそれで!?」
ソニアは自分の知らない外の話に興味津々で、目を輝かせながら質問を重ねた。
「シエナがうちにやってきてもう9年、気づいたら一緒に過ごしてる時間のほうが長くなっちゃって」
「私からすればたった9年、って思うくらいの時間だけどすごく濃い9年だったのね」
「アハハハ……それはもう濃かったよ……」
俺はこの9年間のシエナや時々ジルさんとの過酷な訓練の日々を思い出していた。
「楽しそうね……」
「楽しかったよ?それに、シエナは山の外でいろんなことを知れてよかったって言ってたけど……あぁ、きっとメルリアさんもソニアにもっと外の世界を知ってほしかったんだろうなぁ」
「え?」
「だってメルリアさん、エルトレスに行くのは何年先になっても別に構わないって言ってたしさ……きっとシエナみたいにソニアにも外の世界のこともちゃんと知っていってほしいと思ってて、そのうえで今のエルトレスを見てきてほしいんじゃないかな、ってごめん!勝手な想像!」
「…………」
ソニアはしばらく黙って俯いていた。
「……ついさっきシリウスの話を聞くまで、エルフ以外の世界のことなんか気にしたってしょうが無いと思ってたわ……それにエルトレスに行くのだって嫌ではないけど、私は向こうで暮らした時間よりこっちで暮らした時間のほうが長いし……それにもう父様も母様もいないんだもの……」
そうだった、ソニアの両親はもう……
「あ……ゴメン……」
「ううん、いいの!最初大婆様に村を出ていくように言われた時は、絶対イヤだって思ったけど、今はそんなこと無いもの!自分の意志で外の世界を見てみたい、って思ってる!」
「そ、そっか!じゃぁ、改めてよろしく!」
「うん、よろしく!じゃぁ今日はもう休むわ、おやすみシリウス」
ソニアは満面の笑みを見せると、そのまま身を翻して自室の方に去っていった。夜の暗闇に絹のような金髪がよく映えて、きれいな笑顔が一層強調されている感じだった……
思い出した途端、急に心臓が激しく鼓動を始め、俺はその場で何度か深呼吸を繰り返した。ソニアの前でキョドらなかったのが不幸中の幸いだろうか。
「ソニア、可愛い子ね~」
「うん、ほんとにねぇ~」
………ん?
「シ、シエナ!?」
「ったく、出てったっきり戻ってこないと思ったらこんなところでナンパ?」
「ち、違うに決まってるだろ!これから一緒に旅をするんだし、仲良くなっておこうと思ってだな!」
「は~いはい、どうせシリウスにナンパなんてする度胸ないもんね~」
「っな!?…………たしかに……無い」
「クスっ……冗談よ!さ、あたしたちも戻るわよ!」
いじわるそうに微笑ってそう言うと、シエナも反転して部屋に戻っていった。
◇◆◇◆◇
「ふぅ……」
ソニアは自室に戻ると大きくため息を付いた。
シエナとのこと、シリウスの両親のこと、実家のお店のこと、6歳という幼さで一ヶ月間も親元を離れて旅をしたこと、つい最近、人族の国に現れた魔族をたった一人で撃退したこと……
「人族って、もっと弱くて小さな種族だと思ったいたわ…」
ソニア自身はさておき、エルトレスのエルフの大半はエルフこそが最高の種族だと信じて疑っていなかった。だからこそ、開国を主張した父たちに貴族たちが相次いで反旗を翻したのだ。当時はまだ幼かったソニアにも、周りの大人達の感情くらいは推し量ることが出来た。
龍族が話題に上がることは無かったが、特に人族や獣人族などは、大した魔法も使えず悪知恵だけがはたらく種族だと見下していた者が多かった。
それなのに、人族の少年がわずか15年の間に経験してきたことは自分の150年の何十倍も濃密なものに感じられた。
シリウスが「楽しかった」と9年間の出来事を話す様子がとても眩しく感じられた。
「多分、今外に出なかったらこの先もずっと……」
そう思って旅立ちを決意したソニアの頭の中は今、不安と希望がぐるぐると渦巻いていた。
67
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる