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第409話 憐れむ存在②
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……な、んで?
なんで……。
なんで……なんで?
禁忌に堕ちたのに。
強い力を……手に入れたのに?
何故……勝てない?
ラティスト様には……。
全く……勝てなかった。
触れることすら、出来なかった……。
核が。
身体が。
砕けていく……。
存在……しなくなっていく。
オイラの存在が……『無い』ものへと変わっていく。
『……やっぱり、ダメかあ』
どれほど手にしても。
天啓の才を抱いた方には敵わない。
オイラは、ただ堕ちただけ。
いっときの仮初の力を得ただけ。
すべてを凌駕する力を持った方には……敵わないんだ。
どんなことをしても。
崩れゆく身体。
同じように崩れていく、召喚した魔獣も。
ただただ、ラティスト様には……ほとんど意味がなかった。
たかが、精霊が堕ちたところで……敵わないんだ、どんなことをしても。
でも、少し、嬉しかった。
オイラと向き合ってくれたことには変わりないから。
『……眠れ』
ラティスト様が、もう一度呪を唱えた時に。
オイラは、まだ残っていた瞼をゆっくりと閉じて。
永遠の眠りについた。
とても温かで、優しい。
今までで最高の……褒美に思えたんだ。
なんで……。
なんで……なんで?
禁忌に堕ちたのに。
強い力を……手に入れたのに?
何故……勝てない?
ラティスト様には……。
全く……勝てなかった。
触れることすら、出来なかった……。
核が。
身体が。
砕けていく……。
存在……しなくなっていく。
オイラの存在が……『無い』ものへと変わっていく。
『……やっぱり、ダメかあ』
どれほど手にしても。
天啓の才を抱いた方には敵わない。
オイラは、ただ堕ちただけ。
いっときの仮初の力を得ただけ。
すべてを凌駕する力を持った方には……敵わないんだ。
どんなことをしても。
崩れゆく身体。
同じように崩れていく、召喚した魔獣も。
ただただ、ラティスト様には……ほとんど意味がなかった。
たかが、精霊が堕ちたところで……敵わないんだ、どんなことをしても。
でも、少し、嬉しかった。
オイラと向き合ってくれたことには変わりないから。
『……眠れ』
ラティスト様が、もう一度呪を唱えた時に。
オイラは、まだ残っていた瞼をゆっくりと閉じて。
永遠の眠りについた。
とても温かで、優しい。
今までで最高の……褒美に思えたんだ。
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