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「何してるんだ」

「エ、エルヴィン公爵」

俺がいつも通り部屋の掃除をしていると公爵が部屋に入ってきた

「こ、公爵、お仕事は…」

この時間になんでいるんだろう…

「お前は何してるんだ」

「あ、お部屋の掃除を」

「なんでお前がやってるんだ」

公爵の顔が険しくなってきた

どうしよう…ベルガさんに押し付けられたってバレたらベルガさんが怒られちゃう…

「こ、ここらへんの、汚れが気になって…」

僕はあくまで自分でやったかのように言った

「まあ、いい、こっち来い」

公爵は僕を抱きかかえて食堂に連れってた

そこには美味しそうなご飯がずらりと並んでいた

「こ、これ、食べていいんですか」

「ああ、いつも食べてないのか」

「は、はい」

僕は目の前の美味しいご飯に夢中になった

今までのスープ生活とは違い、お腹がいっぱいになった

「もう終わりか」

俺はコクリとうなずいた

公爵はそのまま部屋に戻り、俺を自分の隣に座らせた

「もしかして、今までちゃんとした昼飯は食べてなかったのか」

????

「え、昼食はスープだけでしたけど…」

「そうか…これからは俺と昼食を食おう」

公爵はため息をつきながらそういった

公爵とお昼?

俺はなんかがいいのかな…

「は、はい!」

俺はなんだか心が暖かくなった


なんだろうこの気持ち…







「おはようございます、アルバート様。本日よりお世話係になりました、フリカと申します。」

えっ、ベルガは…

「本日の朝食は、こちらとなります」

フリカが用意した朝食は豪華だった

クロワッサンやソーセージ、スクランブルエッグなどがあった

「ぼ、僕が朝食を食べてもいいんですか」

「もちろんですよ!沢山食べてくださいね」

フリカ僕には笑顔で接してくれた











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