神様はいない Dom/Subユニバース

np03999

文字の大きさ
98 / 114
受け入れるもの、変わるもの

トレーニングプレイの成果 11 ※R-18

しおりを挟む
※R-18


 厚木は吉継よりも、吉継の体のことをわかっているようだった。中の指が動くたびに、剥き出しの神経に触られているような鋭い感覚が吉継を襲ってきて、勝手に腰が逃げるように動いてしまう。
 クッションを抱く手にも力が入る。それに気づいた厚木が、吉継の白くなるくらい力が入っだ指に指を絡める。
 「動くな、傷がつく」
 「そんな…厚木さん…だめです、それ、違うから…前と…」
 「どう違う」
 「わからな…っ」
 「ふん」
 首を後ろに向けて、必死になって厚木に訴えるのに、厚木はやれやれといったようすで見返すだけだ。
 「お前のここは、こうしてやったら、気持ちいいと吸い付いてくるが」
 さらに手を止めるどころか3本に増えた指が動いて、吉継の弱いところを徹底的に責めあげる。
 ここが気持ちいいと教えられたことがあったような気がする。前立腺だ。こんなところを触られて気持ちよくなるわけがないと思っていたのに、厚木の指が当たっているところから広がる震えは、不快感とは違う。このびりびりする感覚が気持ちいいということなのか。でも、あのときの感覚と似ている気がするが、あの時よりもずっと波は大きくて鮮明だ。
 「も知らないっっああ、だめです、…それ…ん……っ……だめ、厚木さん…っ………んんっ!」
 目の奥が白く弾けて、吉継の体が大きく撓る。息づかいも荒く、ぶるぶる震えている間もこの感覚を覚え込ませるように、中の指は動きを変えなかった。震えは止まらず、厚木の指が出ていったときには一層震えた。
 顎を取られ、唇が重なる。背中や腰を撫でられゆっくりと力が抜けていく。厚木とは思えないくらい優しい触れ合いは気持ちよく、吉継は目を瞑って身を委ねた。
 「足をあげろ」
 「ん」
 横抱きにされ、背中に厚木の肌を感じた。後ろから足を絡められる。いまだ収縮が治まらない窄まりに熱を感じる。ゆっくり沿うように押入れられるものに逆らうことなく、ぬちゅという音と共に中に入ってきた。
 「あっ、厚木さん」
 熱くて大きい塊が、散々弄り回されたせいで腫れたところにぴたりと当てられる。
 「あつ…い…あぁ…ぅ」
 「往生際の悪いことだ」
 後手に厚木の腰を追いやろうとするが、その手はすぐに捉えられ、絡められる。無意識のことだった。腹の裏側からジクジクとした波が全身に広がる。怖い、と思った。
 こんなこと、命令コマンドがないと耐えられない。
 

 
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

【BL】捨てられたSubが甘やかされる話

橘スミレ
BL
 渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。  もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。  オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。  ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。  特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。  でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。  理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。  そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!  アルファポリス限定で連載中

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...