人違いです。

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学びの庭にて

38.(※)

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「お前さ、死にたいと思ったこととかないわけ?」


 とある寮部屋。対面のソファに腰掛けたラルム先輩の言葉に、俺は首を傾げる。

 茶会からも日が経ち、ある程度生活諸々が落ち着いた俺は、先日ノアに言われた通り、親衛隊の規則がどうのこうのをそろそろ決めることにした。その事を隊長であるラルム先輩に相談した結果、俺は彼の部屋へと招待されて今日、訪れている。同室者は現在不在らしく、寮部屋の中は閑散としていた。

 必要事項を記入する書類にカリカリとペンで記入していきながら質問した彼の目は、酷く澱んでいる。その血の様な目をぼんやりと眺め、俺は自分の答えを探す。

 死にたいと思ったことは、あるだろうか。


とは思ったことはないですね。消えてしまいたい、とか自分を知らない人しかいない世界に行きたい、とかはありますけど」
「…………そう」
「望んだ返事ではなかったです?」


 幾らか不満げな様子で相槌を打った彼に微笑みかける。フィオーレ王国の騎士に恨みのある彼のことだから、そういう意図があって聞いたのだろう。案の定、彼はがり、とペン先を滲ませながら俺を濁った眼で睨み上げた。
 
 可哀想な人だ。故郷を亡くし、家族を亡くし、友人を亡くした彼は、この学園でどれ程の友人を得ても、孤独感や喪失感が消えることはないのだろう。国境に住む平民たちは、常にその覚悟をしていなければならないのだ。

 この学園は平民の子どもも一定量の魔力さえあれば入学することができる。とはいえ、やはり貴族の生徒がほとんどだから、俺に対する恨みを持つ生徒が少ない。ーー貴族の親は、戦場に出ないから。
 騎士団一家となれば話は変わるが、戦場に赴く騎士の多くは(ツヴァイ騎士団長のような指揮官を除いて)平民出身あるいは弱小貴族。寧ろ、ヘイデル王国は遺族に対する補償がしっかりしているため、補助金狙いで参加する人も少なくない。結果、家族の死への理解がある。――だけど、戦場となった地に住んでいた人たちは、騎士ではない。
 
 いつの時代も、戦争の被害者は平民だ。戦地になる為に、そこに住んだわけではないのに。

 俺はペンをあらんかぎりで握りしめるラルム先輩の手をやんわりと握り、力を抜かせる。ものに八つ当たりをするのは、それに魂を込めた職人に失礼だ。
 

「ですが、自分は早いうちにという確信ならあります。フィオーレ王国の騎士として、王家の為に命を賭して戦って死にます。先輩が卒業すればもう、会うこともないのでしょうね」
「フィオーレ王国の中で、反乱が頻発してるのは本当らしいな」
「えぇ、最早隠しようもない事実です。周辺の植民地は勿論、それだけじゃない。近年は、王族の圧政に耐えかねた王都に住む平民たちがよく反乱を起こしていましたから――今はもっと、過激化しているでしょうね」


 俺がフィオーレ王国にいるときからすでに、王都では『革命軍』を名乗る平民たちによって何度も反乱が起こされていた。その度に鎮圧するのは王都警備の騎士達だったのだが、戦力が足りない時は、王子の護衛任務を与えられていなかった第4部隊の近衛騎士たちが鎮圧にあたっていた。それでも反乱は激化するばかりで、フィオーレ王国の国力は最早、ヘイデル王国との戦争に集中できない程落ちてしまったのだ。
 彼らが今尚勢力を上げているのなら、この停戦協定が終わって第3王子の護衛任務を解任された俺は、第4部隊と同様に、本格的に自国民と戦うことになる。


「国を護るために国民を殺す、ねぇ。ハハッ、お笑い種だな」


 嘲るように冷たい笑い声をあげた先輩は、規則の大まかな内容を書いた書類を俺の方へと向けてくる。正直、「俺を不幸にする」と息巻いていた彼のことだから、それなりに理不尽な内容の規則が並んでいるかと思っていた。存外普通の内容で、思わず首を傾げてしまう。
 いいんですか?と問いかけると、彼は「外ではレーネ・フォーサイス大好き人間だからな。俺の恨みに馬鹿な隊員共巻き込む気はねぇよ」と返した。
 元々、優しくて実直な人なのだろう。平民から翡翠階級になることは数少ない例だとノアも言っていた。理事長が認めるような、能力も人望もある人。それが、こんなにも憎悪と復讐に囚われてしまう。

 そして――有能だからこそ、人の心の傷を見つけるのだって、うまい。


「……王家を護るのが、騎士の仕事ですから」
「へぇ、お前フィオーレ王国を形成してるのが王家だけだと思ってんのか?」
「いいえ、国民なくして国は成立しない。だけど、王家は国の要で、」
「なんだそれ」


 ――ダァン!!

 荒々しい音を立ててラルム先輩がテーブルを殴りつける。書類を見つめてどこか上の空で返答していた俺は、弾かれたように顔を上げた。先輩は俺を憎悪に濡れた目で睨みつけると、立ち上がって対面に座る俺のところまで近づいてくる。そして、俺の肩を掴むと思いっきりソファへと押し倒した。
 俺は抵抗らしい抵抗をすることはせず、上にのしかかってくる彼を見つめる。


「お前さぁ、無能な王族のいうこと聞くだけの能無し人形か?フィオーレ王国の国民が憐れだな。お前みたいな奴が馬鹿みてぇに王族護るせいで、一生困窮した生活を強いられる」
「…………」
うちヘイデル王国の陛下はおっしゃっていた。『変革を望むことは罪ではない。更なる発展への礎だ』ってな。陛下は自分に異を唱える者を否定しない。受け止め、討論する素晴らしい方だ。――だから、俺はリリアナ村がなくなっても、陛下を恨んだりなんかしなかった」

お前らフィオーレ王国が何処までもクソだから、恨みがいがあって助かるよ」


 げらげらと大声で狂ったように嗤う先輩を見上げ、俺は朧気な思考を揺らす。確かに、王様はそういう人だった。国民にも慕われて、街を歩けば皆が近寄って「王様万歳」と叫ぶような人だった。
 うちの王族はどうだろうか。陛下や殿下が街に出る際は、常に厳戒態勢を敷いて、近衛騎士総力を挙げて暗殺者の対策をしなければならない。刃物を持って向かってくる刺客国民を切り伏せて、その場で王の望むまま首を撥ねなければならない。

 既に、何人もの国民を手に掛けてきた。国へ帰れば、もっと殺さなければならない。

 ひゅ、と喉が鳴る。先日、国民を護りたかったのだと叶わない夢を口にしたせいで。
 顔色が悪くなっているのだろう、俺を四つん這いで押し倒している先輩がそれは悪辣な笑みを浮かべた。彼は俺の前髪を掴みあげると、眼前に顔を寄せて口を開く。憎しみだけがこもった、そんな声。

 ああ、やっぱり、の方が、俺には合ってる。


「あっははは!!!お前ほんと可哀想!!国民殺した時どうだった?何考えてた??ごめんなさい赦してくださいって思った?なぁ、そいつの家族の目の前で国民殺すとき、お前らって何考えてんの??」
「―――ッッ、ぅ"、」


「――謝れよ」


 髪から手を離した途端急所である首を掴まれ、思わず呻き声が漏れてしまう。瞳孔が開ききって焦点の合わない瞳が此方を見下ろして、囁くように零した言葉。彼には今、俺が村人を殺した張本人に見えているのだろう。――それでいい。

 あまりにも温かな人達の優しさに、いたたまれなくなる。俺は、そんなことをしてもらえるような人間じゃないんですよ。国民だって王家の為に平気で殺してきた人間なんですよ。そう言えば、ノア達は俺を見下すだろうか。「死んでしまえ」と責め立てるだろうか。

 いっそ、そうして欲しかった。学園で恨みの目に毎日毎日晒されて、ほんの微かな『希望』だって壊してくれたら。そしたら、俺は今度こそ物言わぬ傀儡になって、ただ命令を遂行する兵器になれただろうに。


「謝れ、這い蹲って謝れ。殺してごめんなさいって、んで死ねよ。償えよ、お前如きの命じゃ償えねぇから騎士団全員殺して死ねよ」
「……俺は、これからもっと、国民を殺すんですよ。この手で」
「―――――ーー」


 絶叫。
 同時に振ってくる拳を、抵抗することなく受け止める。馬鹿王子と違って顔を直接狙ってくるあたり慣れていないのが分かって、場違いにも微笑ましいような気持ちになった。
 きっと、温かな村だったのだろう。この国の人達と同様に、優しくて、陽だまりのようで、自分の様な人間でさえ、救い上げようとするような。
 ――俺の親友が死んだ場所。優しい彼が眠る場所として相応しい、と思うのは俺が人でなしだからだろうか。

 幾度も幾度も振りかぶっては俺の頬や胸、腹を殴る彼が、どうすれば救われるのだろう。彼が幸せになったって、俺が過去や未来を変えられるわけではないのだ。

 ふいに、拳の雨が止んだ。かわりに、ぽた、ぽた、と振ってくる雫。


「先輩、」
「―――アハ、おれ何してんだろ…どうしたって、母さんと父さんは、…ルルは帰ってこないのに」
「……ご兄妹ですか」
「…………そう、妹。村一番の美女って言われてた。学園で成功して、誰よりも幸せにするって、決めてた」


 ボロボロと、堤防が決壊してしまったように涙を落とす先輩は、呆然とした表情で目を見開いたまま俺を見下ろしている。きっと、妹様はさぞ綺麗な人だったのだろう。先輩も整った顔をしているから。
 腹筋だけで起き上がり、彼の両頬を包み込む。頬を伝っていた涙の感触にズキリと胸が軋んだ。

 彼の涙で透き通った赤褐色の瞳を見つめる。この涙は、俺がこれから背負って死んでいかねばならないものだ。


「先輩、俺はきっと、この学園で多くのことを得て束の間の幸せを手に入れるでしょう。貴方一人の力で俺を壊せる程、この学園は俺に冷たくない」
「ふざけ――」


 だけど。その幸せは有限なのだ。俺は微笑んで、怒鳴ろうとした先輩の頬を撫でる。漸く焦点の合ってきた目と目が合う。彼の目には、俺がどう映っているだろうか。
 きっと、諦めきったような、くだらない、つまらない目をしているのだろうな。


「きっと、フィオーレ王国では革命が起こるでしょう。そこで俺は、多くの国民を闘技場で見せたような魔法で殺して、罪を被って死んでいくのです。王家と国民、どちらが勝つかはわかりません。王家が勝っても不手際で死刑、国民が勝っても悪の根源として死刑。…戦争で死ねるならどれだけ光栄なことかーーそれすらも、させてもらえずに」
「……」
「その姿を、見ていてください。王族フィオーレ王国の為に国民フィオーレ王国を殺す矛盾だらけの無様な俺の死にざまを、見世物のように」


 大きく見開いた先輩の目から、残りの涙が流れ落ち、俺の手を伝った。彼は唇をぶるぶると震わせると、俺と同じように、俺の頬を包み込んだ。温かい手の感触は優しい。きっと、妹が泣いていた時はこうしてあげていたのだろうなんて、どうにもならないことを思った。

 先輩がゆっくりと顔を近づけるのを抵抗することなく見つめて、目を閉じる。唇に触れたそれは、年を経てかさついた王様のものとは全然違う。それに何故か、酷く虚しいような気分になった。
 目を開けると、表情をなくしたままの先輩と目が合う。もう1度、今度は目が合ったまま唇が触れる。何度も。何度も。


「ん、ッッ!う、…」


 唇を割り開いて入ってくる舌に、びくりと震えた。徐々に貪るようなそれへと変わっていき、身体に力が入らなくなってきた俺は思わず彼のシャツにしがみついてしまう。先輩は俺の腰を抱き寄せ、恋人にするような優しい手つきで俺を押し倒してまたもや口付けを続ける。


「…ん、ふ、……ん、ん」
「んん、ッ、ん、…は、んぅ、ーー」






 長い時間が経って、漸く満足したのかゆっくりと唇を離したラルム先輩は、もう涙を流してはいなかった。それどころか、何故かグシャリと顔を顰めて悔いるような表情を見せる。
 駄目ですよ、優しさを見せたら。そう囁いた俺の、後頭部を掬い上げて。


「お前、死にたいの」
「いいえ。死ぬんです」


 それが、俺にできる最期の、――。


 その言葉の続きは、先輩の口の中へと吸い込まれて消えた。



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