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学びの庭にて
31.
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大いなる盛り上がりを見せる観客席を尻目に、『幻影結晶』に魔力を送る。すると、聞きなれた機械的な案内の声と共に目の前の景色が消え、鬱蒼とした森林が目の前に現れた。いかにも魔物が好みそうな、薄暗くて気味の悪い場所に眉を顰める。
『今回はぁ、第1~4等級の魔物100匹と戦ってもらうぅ!!!』
空間内に響き渡る声に、思わず溜息が零れ落ちた。
魔物は国際的に定められた基準に基づいて、第1~第5等級に分類されている。数字が上がるにつれてその強さや討伐難度は格段に上がって行くのだ。
自我がなく、本能のままに戦う第1等級や第2等級は凶暴性は高いが単調な動きが多い。対して第3等級以上になると、知能や自我が発達し始めるため、非常に厄介だ。第5等級の魔物は人型を取り、他の魔物を使役するようになる。個体数の少ない第5等級の魔物は、かつて国一つを一夜にして滅ぼした歴史もある。
ちなみに、フィオーレ王国のそこそこの近衛騎士が何とか1人で倒せるレベルが第1等級だと思って欲しい。第4等級までの魔物100体なんて、一人の人間どころか騎士団総力をあげて戦う位の災害だ。
男の実況の声と共に、木々に隠れていたらしい大量の魔物が俺を囲んだ。『幻影結晶』に登録できる魔物は第4等級までと国際的に決まっている(第5等級の魔物の強さを明確に設定できない為である)から第4等級までしか出さないだけで、本当は第5等級さえも出してやりたいくらいなのだろう。
俺は真っ直ぐ前を見据え、1つ大きな溜め息を吐く。
俺だって、人よりは強いけど無敵なんかじゃない。不死身でもない。
「そもそも俺、怪我人なんだよな……」
そう。俺の身体には、馬鹿王子から受けた鞭打ちの痕が色濃く残っている。ユズ特製の鎮痛剤と持ち前の我慢強さでなんでもない顔をしているが、普通の人間なら立てもしないレベルだと思う。増してや剣を振るうなんて到底無理だ。
残念な事に、俺はどこまで頑張っても人間である。逆剥けでも痛いものは痛いし、鞭打ちの怪我はしっかり全治2週間。ーー俺が無双出来ると思ってるそこの皆、ごめんな。
【險ア縺輔↑縺?@縺ュ蜉ゥ縺代※谿コ縺励※豁サ縺ュ豁サ縺ュ谿コ縺咎?」繧後※縺」縺ヲ!!!!!!】
目の前に現れた第3等級の魔物がギョロリと焦点の合わない目を俺に向け、耳鳴りのような甲高い咆哮をあげる。それに感化されたかのように、他の魔物も次々と雄叫びをあげて俺に突進を開始した。
目を閉じる。すぅ、と現実が遠い所にある様な、どこか解離した感覚が俺の身を襲った。
『おおーーっとぉ!!フォーサイス君、目を閉じて諦めモードだァァァァァ!!!!!』
耳障りな声すら、俺の思考には入らない。集中しろ。もっと深く潜れ。
身体の感覚が研ぎ澄まされ、魔物の気配だけが強調されたように俺の所まで届く。接近して来る魔物、遠くから俺を見定めている魔物、この空間にいる魔物全ての気配が風の流れを通して俺に伝わってくる。
剣は抜きみで持つ。だが使わない。満足に動けないから。魔力の流れを詠み、その大いなる奔流を感じ取る。余分なものを捨てて冴え冴えとした思考が瞬時に命令式を計算し書き上げていく。風が俺を愛し、未来を示す知識を与えてくれる。
敵はもう、目前だ。立ち止まったままの俺の頭上で涎を垂らし、俺の頭を食い破らんと大口を開けてーー。
「ーー『開け』」
目の前から景色が消えた。
「エッ」
ーードゴォオオオオオンンンンン!!!!
「レーネ!!!! 」
幻影結晶に投影された映像に向かって絶叫するノアに、数人の生徒が振り返った。しかし、そんなことなど気にもならないノアは、蒼白な顔で画面を見つめ続ける。
おぞましい魔物に囲まれたレーネの姿が、闘技場全体を揺るがす程の轟音と振動と共に、画面いっぱいに広がった白煙の向こう側へと消えてしまう。画面自体もジジッと音を立ててブレてしまう程の破壊力を見せた『魔物』に、大歓声に満たされていた闘技場はしん、と静まり返ってしまっていた。
その直前に投影されていた映像では、目を閉じて動けずにいるレーネに、彼の10倍ほどの体躯はあろうかという程巨大な魔物が食いかかろうとしていた姿。次にこの白煙が消えた時、そこにはきっと、レーネは形すら残って居ない。
戦場を知らないただの学生達に見世物として見せるには、あまりに壮絶過ぎた。先程までいいぞいいぞと叫んでいた生徒が今やすっかり意気消沈してしまっている。ようやく気付いたのだろう。一人の人間の死を玩具にした自分の恐ろしい本質に。
『…………おおっとぉ!!フォーサイス君の姿が見えません!!!魔物に食べられてしまったのかァ!?』
冷えた空間に、実況を務めている透明階級担当の教授の声が虚しく響く。
ノアは、浴室に血濡れで倒れていたレーネの姿を思い出す。風紀委員長には「彼に普通の人間としての幸せを教えてやれ」と言われ、理事長には「君には期待しているんだ」と言われた。だけど、そんなものは関係なくて、ノアはただレーネの心を護ってやりたかったのに。
さっさと幻影結晶に入ってしまったレーネは知らない。この幻影結晶は、魔物の数だけ死ぬか、魔物を滅ぼすまで終われない。しかし、そんな想像を絶する苦行に人間の心が耐えきれるはずがない。
俺が止めなければ。そんな思いで立ち上がった彼を、酷く冷たい声が引き止めた。
「……なに、お前ら。うちの隊長舐めすぎではー?」
「ーー!?!?お、前は」
「この間ぶりですねぇ」
確か、ナヨンと言っただろうか。レーネに薬を持ってきて、俺に強烈な殺意を向けてきた男が、いつの間にか俺の横に座っていた。俺の近くに居た生徒達も気付いていなかったのか、驚愕と警戒の悲鳴が上がる。しかし、ナヨンはそれら一切をまるで聞こえていないかのように無視すると、焦るノアを嘲る様に鼻で嗤った。そして、幻影結晶を指さす。
指先の向こうへと視線を移すと、幻影結晶の映像を覆い尽くしていた白煙が次第に晴れ、残酷な風景をーー
「は」
「あははっさすが隊長かっこ良すぎ……!!」
ザワザワと生徒達の声が響き渡る中、ノアは呆然と画面に移る映像を見つめることしか出来なかった。
仮想空間の舞台は、鬱蒼とした気味の悪い森だったはずだ。それが今や、切り株さえも見つからない完全なる更地へと姿を変えてしまっている。ひしめき合っていた穢らわしい魔物は一体も見当たらず、当のレーネは。
『…………うん、やっぱり魔法の方が楽しい』
普段ののんびりとした様子を崩さず、円状にポツンと生えた草むらの上で、砂埃をペシペシと払っていた。
比較的遠くにいた為に、おそらくはレーネの魔法攻撃を喰らわなかったらしい魔物が、おぞましい雄叫びをあげて再度突入してくる。生徒達から悲鳴が上がるも、隣に座って頬を赤らめるナヨンは一切心配する様子がない。
未だ立ち上がったままの状態で硬直していたノアは、ゆっくりと腰を下ろす。自分よりもレーネをよく知っている彼が大丈夫だと言うのなら、そうなのだろう。
だけど、傷の調子が悪化してしまわないだろうか。帰ったら、暖かい乳粥でも作ってやろうか。包帯を巻き直して、「お疲れ様」と労ってやろう。今は、この胸糞悪い講義を見守ろう。
そんな思いで前を向いた。
目を開いて、命令式を解放する鍵を開けた瞬間、大口を開けていた魔物や森の中にいたそれら全てが、森ごと風に吹き飛ばされていった。残されているのは俺の足元にある少しばかりの草花。すっかり大地はこそげ取られ、俺を中心に大爆発でも起こったかのような有様になっている。
「エッ」
思わず間抜けな声が出てしまう。
正直、やりすぎた。……というか、風が俺の期待に応えすぎた。風属性の人間は少ないから、張り切ってしまったのだろう。愛が重いというかなんというか。
クレーター状に広がった窪みの外には、混乱して硬直してしまっている魔物がぼうっと此方を見つめている。窪みの中には所々に魔物だったモノがボトボトと落ちていて気持ち悪いことこの上ない。
……おっと危ない。知らず上がりかけていた口に手を当てて戻し、『魔法の方が楽しい』なんて言い訳のように呟いてみる。
あーー、でもダメだ。楽しい。あはは。
仕方なく無いだろうか。正直自分でもここまでの魔法が放てるとは思っていなかったのだ。この『幻影結晶』は、恐らく風属性の人間が創ったのだろう。風魔法との親和性が高すぎる。
簡単に言えば、風魔法が、10倍くらいの出力になる。幻影結晶を用意した人はこのことを知らなかったのだろう。あーやっぱ良すぎたかな!日頃の行いが。
【縺ェ繧薙□縺雁燕縺翫°縺励>蛹悶¢迚ゥ雖後>豁サ縺ュ谿コ縺!!!!!!】
ようやく我に返った(我があるのかは知らないが)らしい魔物達の耳障りな雄叫びに、高揚する心が抑えきれない。やっぱり上がってしまう口角を下げることを遂に諦めて、俺はクレーターの向こうから突入してくる魔物たちを見据えた。
皆、無双出来そう。
「あははっ来いよ来いよ全部殺してやっからさぁ!!!」
『あははははは!!!!オラオラオラァそんなもんかぁ!?おら立てよ!!!『貫け』ーーあっは、串刺しだァ!』
『ーーッいったぁ……あぁあ"??調子乗んなよ魔物無勢がァ!!!』
パンケーキを幸せそうに頬張っていた少年と、目の前で魔物を風魔法で練り上げた大量の槍で空から串刺しにする少年は、果たして同一人物なのか。ちなみに小石が当たって、擦り切れた頬を抑えてブチギレているが、小石を巻き上げたのは彼自身の魔力なので魔物は何も悪くないことを証言しておく。
生徒達が失神したり発狂したりする中、「見守る」と自分を律してしまったノアは、青ざめながらも律儀にじっと液晶画面を見つめ続けた。隣では、大はしゃぎのナヨンが1人で彼の隊長を応援している。
「たいちょーー!!!可愛いーーー!!!」
「そうそうそこそこ!!くぅう、その魔法カッコよすぎる!!!」
「きゃーー!!見た見た!?今の隊長の顔超可愛くない!?」
隣できゃあきゃあと騒ぐ男は、周囲の気分がどん底まで下がってしまっていることに気付いているのだろうか。
『おいおいおいおい第4等級様がそんなんでいいのかぁ!?悲しいなぁもっと気張れよオラァ!!』
画面に映るレーネは、仮想世界に転送された当初の場所から1歩も動かずにげらげらと大笑いして魔物を挑発している。そして、自我のある第4等級の魔物は大いに煽られた様子でレーネに魔法攻撃を仕掛け、いっそ憐れになるほどの逆襲を受けていた。
あるいは空から無限に現れる風の槍に突き刺され。
あるいは吹き荒れる嵐のような風に細切れにされ。
あるいはレーネが指揮者のように優雅に動かす指と連動した風の刃で四肢を切断されて脳天を貫かれ。
赤黒い血と臓物が飛び散りまくっている奈落の中心で、狂ったように嗤うレーネは、これが俺の本望だとばかりに幸せそうにしている。
衝動のままに殺し尽くすその姿は、教科書でしか戦場を知らなかったノアに、激烈とも言える衝撃を与えた。
「……何こいつ。気持ち悪」
隣で囁かれた声には、気付くことはなく。
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