触手とルームシェア

キザキ ケイ

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第一話 触手とルームシェアなんてしない!

1-3

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「俺、極力嘘をつきたくないんです」
「……ん」
「物心ついた頃から、自分が人間じゃないこと知ってました。異形だけど運良く生き延びて、人間社会で育ててもらえたけど、俺の本当の姿はずっと隠していなきゃいけないものでした。俺は誰かと接する時、常に自分の根幹部分を偽ってきました」

 ずいぶんと突き放した言い方だ。触手の親は触手ではないのだろうか。そもそも親兄弟というものがいるのかどうか。
 もし彼がこれまでずっと、身近な人間にすら正体を明かせず暮らしていたのだとしたら……きっと俺が想像もできないほど厳しい境遇で、片時も油断できずに生きてきたに違いない。

「正体は誰にも明かせない。目の前に立っているのが人間じゃないかもなんて一切疑わないこの世界で、一番大事な部分を誰にも言えない俺は、せめてそれ以外のことに嘘をつきたくないと思って生きてきました」

 触手に拘束され続けていた腕はほんの少し痺れているけど、動かせないほどじゃない。
 そっと深谷の背に腕を回すと、びくりと震えたが拒絶はされなかった。
 ごつごつとした背骨が指先に触れる。本当に一本も触手が出ていないらしい。
 俺が、怖がったからか。

「なのに、また嘘をついてしまった」
「……何を?」
「新さんは、食糧だって。……本当はそんなこと、思ってませんでした」

 首筋に触れると、少し汗ばんだ髪に触れる。
 さっきはこれも触手になっていた。本当にどこもかしこも人間とは違うんだ。
 顔の形が変わった時、彼はつらそうに息を吐いていた。
 油断すると人の形を保っていられなくなるのだろうか。それなら今までずっと、気の休まる瞬間なんて存在しなかったのではないか。

「新さんのことが好きです。好きだから精気をもらいたかったし、抱きたかった」
「……いつから? 俺たちまだ会うの三回目くらいだろ」
「最初に会った時に一目惚れしました。二回目に会った時、彼女に浮気されてすごく落ち込んでたのに俺に気を遣ったり、浮気して出ていった彼女のこと悪く言わない新さんの人柄にも惚れました」

 それはもう、大好きということじゃないか。
 こんなに真っ直ぐな告白を聞くのは久しぶりで頬が熱くなる。
 長い付き合いのせいか、元カノとも愛を囁き合うなんてこと久しくしていなかったことに今更ながら気づいた。

「とんとん拍子にルームシェアの話が進んで、俺は嬉しかったけど……一緒に暮らす人にまで正体を隠す生活がつらくなるのは目に見えてました。だから最初に姿を晒して反応を見ようと思って……まさかその日のうちに精気もらえるとは思ってませんでしたけど」
「おいコラ。俺がチョロいって言いたいのか?」
「よくわかりましたね」
「調子乗んな」

 拳を握って振り下ろした肩は鈍い音がして、見た目も感触も人間の体にしか思えない。
 でも今深谷は我慢しているはずだ、耐えているはずなんだ。異形の自分を押し隠して、その代わりのように本心を明かして。
 年下の人外がこんなに頑張ってる。
 年上で人間で、自分の存在に疑問なんて感じたこともなかったような俺が、そのままでいいわけがない。

「悪いけど俺はさぁ、今まで恵まれてきた自覚ある」
「新さん?」
「この歳まで病気ナシ怪我ナシ、家族仲は良くて誰も死んでない、友人にも同僚にも上司にも恵まれてて、それなりに何やってもできるし、金に困ったこともない」
「なんですか急に。自慢ですか」
「自慢だよ。その自慢の人生で一番ってくらいショックだったのが、あいつにフラレたことで……本当はルームシェアも気乗りしなくて、誰が来ても断るつもりだった。人見知りのネコ次郎もいるしさ」

 俺がさわさわと背中を撫でながら不遜な話をしていても、深谷は特に怒りも遮りもせず聞いていた。少しだけ緊張している、そんな感じ。

「でも同僚の紹介で、おまえと会った時……こいつならいいかと思ったんだよな」

 ぴったりとくっつけていた胸を離して、顔を覗き込む。
 深谷は切れ長の双眸をいっぱいに見開いて俺を凝視していた。その顔がおかしくて、遠慮なく笑う。

「おまえなら俺が多少寄りかかっても大丈夫そうと思ったし、おまえなら多少欠点があっても許せそうって思ったんだ。実は人外でしたなんてことは当然想定外だったけど」
「俺の正体……許せる範囲の欠点でした?」
「んなわけないだろ常識で考えろ。そんなんすぐ納得して受け入れられるヤツとかそいつも絶対人外だわ」

 明るく否定してやると深谷はしゅんと項垂れた。
 こいつは触手だが、今は捨てられた犬みたいにショボくれている。
 そんな些細な仕草も悪くないと思ってしまっている時点で、もしかしたら俺も問題のある人間に分類されるのかもしれない。

「だからこれからの行動で判断する」
「えっ」
「まずは体の相性からってことにするか。お互い中途半端で消化不良だろ、これ」

 男二人こっ恥ずかしく裸で抱き合っているままなんて感動ストーリーにもなりゃしない。
 ぽかんと呆ける美形の頬をむにっと引っ張って、俺は笑ってやった。

「気持ちよくしてくれるんだろ」
「……はい! 全力で気持ちよくします!」
「いやほどほどで頼むわ。明日起き上がれなくなっても困るし」

 嬉しそうに頷いた深谷に噛みつかれ、口唇を開いてキスを許す。
 その時一瞬視界の端を肌色の何かが掠め、すぐに引っ込んだ。

「触手出してもいいぞ」
「でも……嫌なんじゃないですか?」
「あーさっきのはマジでビビった。できれば今人間の形のとこは崩さないでほしい。特に顔。できるか?」
「がんばります」

 やはり彼にとって、人間の形を維持するのは努力が必要なことなんだ。
 もしかして一人で風呂入ったら湯船で全部触手になったりしてるのかな。それはそれでちょっと見てみたい気はする。
 彼に苦労を強要していることは承知だが、さすがに全身触手のこいつに体を好き放題されることにはまだ抵抗がある。せめて顔だけはそのままでいてほしい。
 俺の切実なお願いを聞いて、深谷は一瞬考え込んだ。

「もしかして新さんって俺の顔けっこう好き?」
「は?」
「元カノとしか付き合ったことないって言ってましたけど、実は男もイケるタイプなのかもしれないですね」
「えぇー……考えたこともなかった」

 深谷の首元から背筋からぞろぞろと触手が出てくるのを眺めながら、自分の性的嗜好について考えてみる。
 男が女と付き合うことだけが当然という考えしかなくて、今まで何も迷ったことなどなかったが、自発的にアナル開発始めちゃうあたりそっちの素養もあったということだろうか。
 振り返ってみれば深谷のことも、人外だから拒否反応が出ただけで、男だからとかはあんまり問題に思わなかったな。
 男同士なことより相手が人外なことのほうがよっぽどヤバいから、同じ土俵で考えること自体おかしい気はするが。

 俺がどうでもいいことをあーだこーだと考えている間に、深谷による準備は着々と進んでいた。
 皮膚に塗られ、一度乾いてしまった粘液は意外なことにパリパリになったり粉っぽくなったりせず、化粧水のように肌に馴染んで消えていた。
 もしかして揮発性がけっこうあるのだろうか。まさか美容的な成分が……?
 そのうちしっとりスベスベになってしまいそうな俺の肌に再びあのとろみのある液体が塗りたくられていく。
 覚えのある熱がじわじわと侵食し、より深みへと到達しようとする。
 時折交わしていたキスはまた触手舌との交合に逆戻りしていて、俺は与えられるままに粘液を飲み下した。
 本当は媚薬なんてなくてもおまえを受け入れる、くらい言えればかっこいいんだろうが、俺は気持ちいいことをしたいのであってそれ以外は二の次だ。まずはこの燻った熱をどうにかするのが先。

「ちょっと閉じちゃったんで、もう一回触っていいですか」

 尻の肉を揉みしだいていた触手がさらに奥へと先端を伸ばしてきた。
 きちんとお伺いを立ててくる深谷にくすりと笑う。こんなに優しくて人間想いの触手、エロマンガでは見たことないな。

「いいよ。……んっ」

 触手に胸の突起と萎えた陰茎をいじくられながら許可を出す。
 最初に後孔に触れた細い触手が再び肉の輪を通り抜けて体内に入り込んだ。粘液を内壁に擦り付けられながら奥へ進まれる感覚に背骨が波打つ。
 堪らずに目の前の肩にしがみついたら、やんわりと外され深谷の手を握らされた。指同士を絡める恋人繋ぎのまま、体中を愛撫される。
 そうか、こいつとならずっと手を繋いでてもこういう行為ができるんだ。ちょっとだけ照れくさいけど、便利なもんだ。

「あっ、あぁ、あ……」

 背後に蠢く触手の半分が俺の太腿や腰を掴んで支え、時折いたずらに揺さぶってくる。もう半分は俺の体内に入り込んで好き勝手し放題だ。
 粘液の効果で頭がぼんやりとしてくる感覚ももう慣れた。
 今はこの傍若無人な触手が、意外と繊細な心を持つ男の操る手足の一部だと理解しているから不安はない。それどころか、訳がわからないまま喘がされていたさっきより快感が強い。
 一本の触手がずっと前立腺を刺激しているから、ナカがずっと痙攣したように震えてる。
 打ち止めだと思えるほど出し尽くした俺の息子はなぜかまだ身をもたげていて、触手に嬲られながらふるふると揺れている。
 乳首は乳輪ごといじられすぎて赤く腫れてしまっているように見える。それでも触れられると電流のように走るのは痛みではなく快楽だ。
 ひっきりなしに高い声が出る俺の口はしょっちゅう深谷の唇に塞がれて、甘い蜜を飲み下すための器官と化している。

「は、も……もぅ、いれてくれぇ……おかしくなる、こんなの、続けてたら頭バカになるぅ……」
「バカになった新さんも見てみたいけど」
「やだぁ……いじわるっ、すんなぁ」
「はいはい」

 さっきはしおらしく心のうちを吐露してみせた年下の触手は、敬語が外れたついでに俺への敬意も失ってしまったかのようだ。
「はい」は一回、と指導しようとしたが、後孔に熱くて大きな肉塊を押し当てられるのが先だった。粘液のぬめりが、執拗に解されぱくぱくと口を開けるようになってしまった俺のアナルを性器へと変えていく。

「ひゃぁあ、あ、ぁう……お、おっきぃ……っ」
「煽らないで……くっ……」

 深谷の足の上に体を預けたまま、深谷の腰の凶器を深くまで呑み込んでいく。
 確実にさっきよりは奥まで入った。それでもまだ長さがあるらしく、改めてあの凶悪な生殖器の形状に慄く。
 張り出したカリもイボイボも予想よりは難なく挿入されたが、なんか、ちょっと。

「な、長すぎない?」
「触手の生殖器としては平均的ですけど」
「……日本人の成人男性としては?」
「平均の三倍くらいはありますね」

 俺今馬とセックスしてんのか?
 俺の薄っぺたい腹に馬並みのブツがどこまで入ってるのか、もはや考えたくない。
 しかも恐ろしいことにこいつのブツは生殖器ではあるが触手でもある。
 俺のナカに入ったそばからウネウネと傍若無人に蠢きはじめ、腸壁をごりごりと削っていく。

「ひ、あぁ、長すぎだろっ聞いてないぞ!」
「いやぁ、照れますね」
「褒めてな……ぁあああッ!」

 激しくのたうつ触手が前立腺よりもっと奥の、何だかわからないがすごく感じる部分を強く抉った。下腹部からもたらされた快感の波が一瞬で全身を覆い尽くし、呼吸が止まる。目の前が白く染まった。
 なんだ、これ。ヤバすぎる。
 俺の状態などお構いなしに動き続ける凶悪ディルド型生殖器が肉壁を削る度にびくん、びくんと手足が勝手に跳ねる。自身の制御が全くできない。翻弄されながら、俺は混乱の極地にいた。
 絶頂に似た感覚。だが前からは何も出ていない。

「新さん、ドライでイッた? 初心者なのにすごいですね」
「ぁ、あ……?」
「ドライオーガズム。気持ちよくなれてるみたいで何よりです」

 深谷が何かしゃべってるが全然頭に入ってこない。
 俺が今感じられるのは全身至るところが弄くられて気持ちいいこと、深谷に支えられているから安心だということ。あといい加減疲れて眠くなってきたかもしれない。

「ふかや、おれもう、限界かも……」
「えっそんなぁ。じゃあ今のうちにもうちょっと奥まで入っていいですか?」
「はい……? 奥って何」
「S状結腸。聞いたことありません?」

 聞いたことある。本当に知識だけだが。
 確か今触手が入り込んでいるのは直腸で、結腸はその最奥にある。
 文字通りS字に折れ曲がっているので、余程工夫するか特別に長い玩具を買わない限り届かない場所だ。初心者の俺には必要ない知識かと思って詳しくは調べていない。
 気持ちいいらしい、というのは知っているが。

「ま、まさか」
「ブチ抜けば後ろだけでイきまくれるらしいんで、やってみますね」
「待て待てそんなカジュアルな、ぁ、う、嘘」
「中で伸びてるのわかります?」

 さっきから長大なブツが俺の行き止まりをトントン叩いてることは気づいてた。
 そこをノックされるたびに体が揺れて声が出て、感覚が制御できなくなるから怖いとすら思うのに、その先だなんて。
 しかも触手が中で先端を伸ばしているらしい。理解不能だ、いやこの未確認生物を理解できた瞬間などない。

「やだやだ怖い、無理、やだぁっ」
「無理じゃないですよ、ほら怖くない怖くない」
「あ……それ、やだ、飲むと頭がぼーっとしちゃって……」
「今はその方がいいでしょ」

 触手の舌に口腔内を踏み荒らされ、甘い液体を嚥下させられ、思考も恐怖も滲む。
 あるのはただ気持ちいいという感覚だけだ。
 むしろもっと奥まで、どこまでもこの男に征服されたいとまで思ってしまう。

「ね、入れさせて? 新さんの一番奥」
「……ぅ、ん……」
「ありがと」

 とろんと落ちかけた瞼にキスされて心が踊った。優しい仕草が嬉しい。
 もっともっとキスしてほしい。そう思った時、ナカの触手がついに閉じられた結腸の襞をめくり上げて、ぐぷんっと先端をねじ込んだ。見えないはずなのに、まるで見えたかのようにその動きが分かって。
 次の瞬間、壮絶な感覚が全身を貫いた。

「あぁっ! あ゛あああああーッ!」

 絶叫している自分にも気づけないくらい凄まじい快感だった。
 前を扱いて得る絶頂の比じゃない。指で恐る恐る後ろをいじって得る心地よさとレベルが違う。もうこんなのは暴力だ。

「どうです、気持ちいいですか……って、こりゃもうトんでるな」
「あ、あ、っ……あぁー……」

 手足の骨と筋肉が消え失せてしまったみたいに何もできない。与えられる刺激をもう快感だと認識することもできず、ただ揺さぶられる。
 俺はこんななのに、結腸の中で触手がまだ動いてる。柔らかく繊細な結腸内を決して傷つけないように、でも気持ち良くなれるように気遣いながらうねっている。
 優しいな。その気持ちだけがすとんと心に落ちてきた。

「ふ、か、や……」
「へぇ。悦すぎてトんじゃってても俺のことわかるんだ。かわいい」

 もはや指一本動かせない。
 意識が消えてなくなる瞬間、冗談じゃなく死を意識した。
 でもこれは俺が望んだことなんだった。この男に、全てを明け渡したのは他でもない俺自身だ。
 じゃあもう、しょうがないか。

「ネコじろー、に……ごはん……あげて」

 最後にそれだけ伝えよう。きちんと言葉に出せただろうか。
 薄れゆく視界で、人外の男が頷くのを見た気がする。
 正常な判断能力が残っていなかったとはいえ、あまりにも酷い寝落ちの言葉だったと気づいたのは随分後になってからだった。




「かわいいね、新さん……もうちょっとだけ、付き合って」

 意識を完全に飛ばした体をそっと抱きしめ、胎内に収めたものを動かす。
 おもちゃと指以外入れたことがないと言っていた新の後孔はぎちぎちに広がって、およそ人間らしくない形状の太く醜い触手の性器を健気に飲み込んでいる。
 単純に抽送するだけでも相当な負担がかかっていただろうに、どこまでも許してくれるから、もっと奥まで這入りたいと願ってしまった。
 ビギナーには強すぎる結腸の快感で気絶する寸前、彼が最後に気遣ったのは同居ネコの食事だった。

「好きだ、新さん……大好き」

 意識がないはずなのに中の侵略者を締め付けて離さない直腸に、存分に体液を放つ。
 全てをナカに出し切り、未だびくびく震える生殖器をなんとか抜き去ると、腕の中の体が小さく喘いで震えた。そんな仕草すら愛おしくて仕方がない。
 閉じ切らないアナルから己が注いだものがとろとろと流れ出てくる光景に、ごくりと生唾を飲み込んだがそれ以上は耐えた。
 正直、まだ足りない。
 触手生物が他の生き物の精気を得たいと願うのは、生まれつきの欲求だ。
 とはいえ普通に生活していれば動物の肉や新鮮な植物を経口摂取する程度で十分足りる。

「生きている人間の精気が欲しいなんて思ったの、初めてだったんですよ」

 泣き濡れた頬に口付け、汗ばむ髪を撫でて感触を楽しむ。
 触手の出す粘液は媚薬に、触手の生殖器が出す体液は活力をもたらす。獲物を逃さず、そして殺さないよう長く捕らえておくための体質だ。
 過去にはこの特性のために狩られ、研究対象として生物らしい扱いをされなかったという触手生物だが、今の深谷は自由の身だ。
 明日は疲れ切って一歩も動けないだろう新のために、悪いとは思いつつ体液を注いだ。これで疲労が少しマシになってくれれば良いが。
 中出しを知れば彼はきっと怒るだろうから、その時はひたすら謝ろう。優しい彼はきっと最後には許してくれる。

「ほんと、優しすぎて心配になる」

 浮気をして出ていった元恋人を許し、人外の深谷に体を明け渡した新は危なっかし過ぎる。自分も加害者側であることなど棚上げして、深谷は眉根を寄せた。
 しばらく新の顔を眺め、裸の体に毛布をかけてやり、音を立てないようにそっと部屋を出る。
 彼はきっと数時間は起きてこないだろう。体を拭ってやらなければならない。

「それと、ネコ次郎さんのごはん、ね」

 楽しそうに笑った人外の男は、この先の幸せな生活に想いを馳せながら廊下を歩いて行った。
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