11 / 24
10 リアのためならなんでもするよ(リアから言われたらエロゲのフラグだよね?)
しおりを挟む
イケメンは1日してならず。俺の転生してからの格言だ。実際にイケメンに転生しても残念系のイケメンでは意味が無い。リアに少しでもカッコイイと思ってもらえるのが大切なのだ。
「うーん······違うなぁ」
鏡の前でキメ顔の練習とか、昔なら馬鹿にしてたかもだけどこれも案外大切だと気付いた。表情の練習というのは、色んな場面で役に立つ。イケメンヴィルヘルムさんをやる上では特にね。
まあ、客観的に見たらただのナルシストだけど·········俺はリアにカッコイイと思ってもらえて少しでも惚れられるならそんな恥も甘んじて受けるつもりだ。
「リアは多分優しい方面の笑みが好みだけど·······爽やかなのも悪くないんだよねぇ」
ここ暫くの研究でそういう事実が判明している。ただイチャイチャしてるだけじゃないのよ。俺は俺でリアのことをきちんと全て理解出来て把握出来るようになってきてるのだ。
え?なんかストーカーっぽいって?
あのね·······天然でイケメンやれればそりゃ確かにカッコイイと思うよ。うん。でも元が凡人以下のキモヲタがいきなりイケメンになったんだから相当の努力が必要なのよ。
よく、顔が良ければモテるみたいに勘違いしてる人がいるけど、顔が良くても行動がダメなら意味ないからね。
天然でそれをやれるのがイケメンの天才。出来ないで努力するのが凡人なのよ。俺はヴィルヘルムさんのイケメソな顔を最大限使ってリアを墜したいのだ。
「当面の課題はどんな状況でも爽やか&優しい笑みを作れるようにするのと·····あとは、歩き方と座り方をもう少しカッコよくしないと」
前世の時の感覚がまだ残ってるのでそれは捨てたい。こちらでヴィルヘルムさんが習っていたことを活かしつつ、臨機応変に対応しないとね。
「とりあえず、引き伸ばしにしてた毒耐性の件で頑張ってみるとするか·····あとは、剣術の稽古の後だな」
毎日結構頑張ってるから腹筋もそこそこ出てきた。もしこれでリアが何かの拍子に俺の脇腹を見てもセクシーさをアピール出来るだろう。
まあ、逆の場合俺は多分すぐにオオカミさんになるよね。だってリアの生肌だよ?想像しただけで昂ってくるぅ!
毒耐性は、王族の必須科目で、ある程度の量の毒を入れて慣らすというある意味拷問なのだが·····先延ばしにしていいことでもないしね。王族の暗部だし俺とリアの子供の頃には廃止する予定だ。だってこんな王族の闇を時代には残せないよ。
というか、毒味役いるんだしもう少しどうにかしたい。そんな感じで今日も俺は空いてる時間にイケメンの練習をするのだった。
「うーん······違うなぁ」
鏡の前でキメ顔の練習とか、昔なら馬鹿にしてたかもだけどこれも案外大切だと気付いた。表情の練習というのは、色んな場面で役に立つ。イケメンヴィルヘルムさんをやる上では特にね。
まあ、客観的に見たらただのナルシストだけど·········俺はリアにカッコイイと思ってもらえて少しでも惚れられるならそんな恥も甘んじて受けるつもりだ。
「リアは多分優しい方面の笑みが好みだけど·······爽やかなのも悪くないんだよねぇ」
ここ暫くの研究でそういう事実が判明している。ただイチャイチャしてるだけじゃないのよ。俺は俺でリアのことをきちんと全て理解出来て把握出来るようになってきてるのだ。
え?なんかストーカーっぽいって?
あのね·······天然でイケメンやれればそりゃ確かにカッコイイと思うよ。うん。でも元が凡人以下のキモヲタがいきなりイケメンになったんだから相当の努力が必要なのよ。
よく、顔が良ければモテるみたいに勘違いしてる人がいるけど、顔が良くても行動がダメなら意味ないからね。
天然でそれをやれるのがイケメンの天才。出来ないで努力するのが凡人なのよ。俺はヴィルヘルムさんのイケメソな顔を最大限使ってリアを墜したいのだ。
「当面の課題はどんな状況でも爽やか&優しい笑みを作れるようにするのと·····あとは、歩き方と座り方をもう少しカッコよくしないと」
前世の時の感覚がまだ残ってるのでそれは捨てたい。こちらでヴィルヘルムさんが習っていたことを活かしつつ、臨機応変に対応しないとね。
「とりあえず、引き伸ばしにしてた毒耐性の件で頑張ってみるとするか·····あとは、剣術の稽古の後だな」
毎日結構頑張ってるから腹筋もそこそこ出てきた。もしこれでリアが何かの拍子に俺の脇腹を見てもセクシーさをアピール出来るだろう。
まあ、逆の場合俺は多分すぐにオオカミさんになるよね。だってリアの生肌だよ?想像しただけで昂ってくるぅ!
毒耐性は、王族の必須科目で、ある程度の量の毒を入れて慣らすというある意味拷問なのだが·····先延ばしにしていいことでもないしね。王族の暗部だし俺とリアの子供の頃には廃止する予定だ。だってこんな王族の闇を時代には残せないよ。
というか、毒味役いるんだしもう少しどうにかしたい。そんな感じで今日も俺は空いてる時間にイケメンの練習をするのだった。
0
お気に入りに追加
3,393
あなたにおすすめの小説
義弟の為に悪役令嬢になったけど何故か義弟がヒロインに会う前にヤンデレ化している件。
あの
恋愛
交通事故で死んだら、大好きな乙女ゲームの世界に転生してしまった。けど、、ヒロインじゃなくて攻略対象の義姉の悪役令嬢!?
ゲームで推しキャラだったヤンデレ義弟に嫌われるのは胸が痛いけど幸せになってもらうために悪役になろう!と思ったのだけれど
ヒロインに会う前にヤンデレ化してしまったのです。
※初めて書くので設定などごちゃごちゃかもしれませんが暖かく見守ってください。
ヤンデレお兄様に殺されたくないので、ブラコンやめます!(長編版)
夕立悠理
恋愛
──だって、好きでいてもしかたないもの。
ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せっかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※小説になろうさまでも掲載しています
※以前連載していたやつの長編版です
盲目のラスボス令嬢に転生しましたが幼馴染のヤンデレに溺愛されてるので幸せです
斎藤樹
恋愛
事故で盲目となってしまったローナだったが、その時の衝撃によって自分の前世を思い出した。
思い出してみてわかったのは、自分が転生してしまったここが乙女ゲームの世界だということ。
さらに転生した人物は、"ラスボス令嬢"と呼ばれた性悪な登場人物、ローナ・リーヴェ。
彼女に待ち受けるのは、嫉妬に狂った末に起こる"断罪劇"。
そんなの絶対に嫌!
というかそもそも私は、ローナが性悪になる原因の王太子との婚約破棄なんかどうだっていい!
私が好きなのは、幼馴染の彼なのだから。
ということで、どうやら既にローナの事を悪く思ってない幼馴染と甘酸っぱい青春を始めようと思ったのだけどーー
あ、あれ?なんでまだ王子様との婚約が破棄されてないの?
ゲームじゃ兄との関係って最悪じゃなかったっけ?
この年下男子が出てくるのだいぶ先じゃなかった?
なんかやけにこの人、私に構ってくるような……というか。
なんか……幼馴染、ヤンデる…………?
「カクヨム」様にて同名義で投稿しております。
長女は悪役、三女はヒロイン、次女の私はただのモブ
藤白
恋愛
前世は吉原美琴。普通の女子大生で日本人。
そんな私が転生したのは三人姉妹の侯爵家次女…なんと『Cage~あなたの腕の中で~』って言うヤンデレ系乙女ゲームの世界でした!
どうにかしてこの目で乙女ゲームを見届け…って、このゲーム確か悪役令嬢とヒロインは異母姉妹で…私のお姉様と妹では!?
えっ、ちょっと待った!それって、私が死んだ確執から姉妹仲が悪くなるんだよね…?
死にたくない!けど乙女ゲームは見たい!
どうしよう!
◯閑話はちょいちょい挟みます
◯書きながらストーリーを考えているのでおかしいところがあれば教えてください!
◯11/20 名前の表記を少し変更
◯11/24 [13] 罵りの言葉を少し変更
獣人の里の仕置き小屋
真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。
獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。
今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。
仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。
ヤンデレ旦那さまに溺愛されてるけど思い出せない
斧名田マニマニ
恋愛
待って待って、どういうこと。
襲い掛かってきた超絶美形が、これから僕たち新婚初夜だよとかいうけれど、全く覚えてない……!
この人本当に旦那さま?
って疑ってたら、なんか病みはじめちゃった……!
ヒロインだと言われましたが、人違いです!
みおな
恋愛
目が覚めたら、そこは乙女ゲームの世界でした。
って、ベタすぎなので勘弁してください。
しかも悪役令嬢にざまあされる運命のヒロインとかって、冗談じゃありません。
私はヒロインでも悪役令嬢でもありません。ですから、関わらないで下さい。
執着系逆ハー乙女ゲームに転生したみたいだけど強ヒロインなら問題ない、よね?
陽海
恋愛
乙女ゲームのヒロインに転生したと気が付いたローズ・アメリア。
この乙女ゲームは攻略対象たちの執着がすごい逆ハーレムものの乙女ゲームだったはず。だけど肝心の執着の度合いが分からない。
執着逆ハーから身を守るために剣術や魔法を学ぶことにしたローズだったが、乙女ゲーム開始前からどんどん攻略対象たちに会ってしまう。最初こそ普通だけど少しずつ執着の兆しが見え始め......
剣術や魔法も最強、筋トレもする、そんな強ヒロインなら逆ハーにはならないと思っているローズは自分の行動がシナリオを変えてますます執着の度合いを釣り上げていることに気がつかない。
本編完結。マルチエンディング、おまけ話更新中です。
小説家になろう様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる