24 / 24
24 エピローグ *
しおりを挟む
異世界から帰って数か月後。
俺は今、アルクと一緒に暮らしている。二人での新しい生活がスタートしたのだ。
「ただいまー」
仕事を終えて帰宅すると、いつものようにアルクが出迎えてくれる。
「おかえり、真尋。ご飯できてるよ」
「おう、サンキュー」
テーブルの上には美味しそうな料理が並べられていた。今日のメニューはハンバーグのようだ。
「いただきます」
手を合わせて食べ始める。アルクの手料理はどれも絶品だ。毎日作ってくれるから、すっかり舌が肥えてしまった気がする。
「今日は仕事忙しかった?」
「ん?まあまあかな。アルクはどう?」
俺が仕事に行っている間、アルクは家で仕事をしていた。
なんと、アルクは現在小説家として、ファンタジー小説を書いているのだ。勇者としての経験を生かして書いているため、リアルな描写が人気を呼んでいる。俺をモデルにした登場人物が出てくるため、なんだかこそばゆい。
「今日は結構進んだよ」
「そっか、頑張ってるな」
「君のおかげだよ。君が傍にいてくれているから僕は頑張れる」
「いやいや、アルクの努力の成果だって」
アルクは本当に凄いと思う。異世界で手に職をつけるなんて、なかなかできるものではないだろう。
俺とアルクの生活は順調そのものだ。
そして、夜の営みの方にも変化があった。
淫魔の力が無くなったのと同時に、俺の身体から催淫効果はなくなった。そのはずなのに、なぜか以前よりも感じやすくなってしまったのだ。
「んっ……んちゅっ……んんっ」
口づけを交わすだけで身体が熱くなってしまう。本当の恋人になったからなのだろうか。触れ合うとアルクを好きな気持ちが溢れてくる。
「アルク……好き……」
「僕もだよ、真尋」
優しく髪を撫でられるだけでも気持ち良くなってしまい、下半身が疼いてきた。
「ねえ、アルク……挿れて欲しい……」
「ふふっ、仕方ないなあ」
俺が甘えると、アルクはいつも嬉しそうに受け入れてくれる。
そして、今夜も俺達は一つになってお互いを求め合った。
「あっ……そこっ……ダメッ……」
「ここがいいの?」
「ひゃぅ……気持ちいい……」
今は、挿入されたまま向かい合ってアルクの上に座っている状態だ。自重でアルクのものが奥まで入ってしまい、苦しいくらいの質量に頭がクラクラしてくる。
「アルク……キスしたい」
「いいよ」
アルクの顔が近付いてきて、唇を重ね合わせた。アルクとのキスは何度しても飽きることはない。むしろ、どんどん欲しくなって求め合ってしまう。
「動くよ」
「うん……いっぱい突いて……あぁっ」
下から激しく突き上げられると、気持ち良くてたまらない。
「あん……アルク……もっとぉ……」
アルクの首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぐと、興奮してますます感度が高まってしまった。
アルクの汗ばんだ肌の感触が心地良い。もっと密着していたくて、ぎゅっと抱きつくと、アルクも抱き締め返してくれた。
「アルク……大好き……」
「僕も好きだよ。真尋のことしか考えられない」
耳元で囁かれる言葉一つ一つに幸せを感じている自分がいる。こんなに満たされている日々が訪れるなんて夢みたいだ。
「アルク……俺……もう淫魔の力無いのに、すごく感じちゃう……なんでだろ……」
「それは、僕の魔力が馴染んできたのと……」
アルクは俺の腰をガシッと掴むと、上下左右に揺さぶった。
「あぁっ!だめぇっ!」
敏感になっている身体には強すぎる刺激だ。俺はガクンガクンと身体を大きく震わせた。
「真尋のナカが、ピッタリ僕の形になってるからだよ」
「あっ……だめぇ……」
奥深くまで埋め込まれ、アルクの形になっていることを実感させられる。恥ずかしいけれど、アルクのものになれたのだと思うと嬉しさが込み上げてきた。
「嬉しい……俺、アルクのものになってるんだな……」
「そうだよ……僕だけの真尋……」
アルクがぎゅっと抱き締めてくる。俺もそれに応えるように抱きついた。
「アルク……好きぃ……俺の中……アルクでいっぱいにしてほしい……」
「真尋……」
アルクを見つめると、すぐに唇を奪われた。そのままベッドに押し倒される。
「んっ……んむっ……んんっ……ぷはっ」
「はぁっ……可愛い……僕の真尋……」
何度も角度を変えて口付けを交わしながら、お互いを求め合った。
「アルク……お願い……ナカに出して……」
「うん……たくさん注いであげるね」
アルクが激しく抽挿を繰り返す。肉棒が最奥を穿つ度に、身体中を駆け巡るような快楽に襲われた。
「ああ……イクッ……イッっちゃう……」
「一緒にイこう」
ラストスパートをかけるかのようにピストンが速くなっていく。
「あああっ……出るっ……あああーっ!!」
「くぅっ……」
ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液が注ぎ込まれる。熱いものが腸内を満たしていく感覚に身を委ね、俺も同時に絶頂を迎えた。
「はあ……はあ……」
アルクは俺の中から自身を引き抜くと、隣に寝転んで俺の頭を撫でる。
心地良い疲労感に包まれ、俺は幸せな気分に浸っていた。
「アルク……」
「何だい?」
「これからもずっと一緒だからな」
「もちろんだよ。絶対に離さないからね」
その言葉に幸せを感じながら、また口づけをする。
いきなり逮捕されるところから始まった奇妙な関係だったけど、こうして本物の恋人同士になることができた。
俺は今、とても幸せだ。
異世界の勇者に逮捕されるのも悪くないかもな、なんて思いつつ、今日もアルクの温もりを感じながら微睡みの中に沈んでいくのであった。
俺は今、アルクと一緒に暮らしている。二人での新しい生活がスタートしたのだ。
「ただいまー」
仕事を終えて帰宅すると、いつものようにアルクが出迎えてくれる。
「おかえり、真尋。ご飯できてるよ」
「おう、サンキュー」
テーブルの上には美味しそうな料理が並べられていた。今日のメニューはハンバーグのようだ。
「いただきます」
手を合わせて食べ始める。アルクの手料理はどれも絶品だ。毎日作ってくれるから、すっかり舌が肥えてしまった気がする。
「今日は仕事忙しかった?」
「ん?まあまあかな。アルクはどう?」
俺が仕事に行っている間、アルクは家で仕事をしていた。
なんと、アルクは現在小説家として、ファンタジー小説を書いているのだ。勇者としての経験を生かして書いているため、リアルな描写が人気を呼んでいる。俺をモデルにした登場人物が出てくるため、なんだかこそばゆい。
「今日は結構進んだよ」
「そっか、頑張ってるな」
「君のおかげだよ。君が傍にいてくれているから僕は頑張れる」
「いやいや、アルクの努力の成果だって」
アルクは本当に凄いと思う。異世界で手に職をつけるなんて、なかなかできるものではないだろう。
俺とアルクの生活は順調そのものだ。
そして、夜の営みの方にも変化があった。
淫魔の力が無くなったのと同時に、俺の身体から催淫効果はなくなった。そのはずなのに、なぜか以前よりも感じやすくなってしまったのだ。
「んっ……んちゅっ……んんっ」
口づけを交わすだけで身体が熱くなってしまう。本当の恋人になったからなのだろうか。触れ合うとアルクを好きな気持ちが溢れてくる。
「アルク……好き……」
「僕もだよ、真尋」
優しく髪を撫でられるだけでも気持ち良くなってしまい、下半身が疼いてきた。
「ねえ、アルク……挿れて欲しい……」
「ふふっ、仕方ないなあ」
俺が甘えると、アルクはいつも嬉しそうに受け入れてくれる。
そして、今夜も俺達は一つになってお互いを求め合った。
「あっ……そこっ……ダメッ……」
「ここがいいの?」
「ひゃぅ……気持ちいい……」
今は、挿入されたまま向かい合ってアルクの上に座っている状態だ。自重でアルクのものが奥まで入ってしまい、苦しいくらいの質量に頭がクラクラしてくる。
「アルク……キスしたい」
「いいよ」
アルクの顔が近付いてきて、唇を重ね合わせた。アルクとのキスは何度しても飽きることはない。むしろ、どんどん欲しくなって求め合ってしまう。
「動くよ」
「うん……いっぱい突いて……あぁっ」
下から激しく突き上げられると、気持ち良くてたまらない。
「あん……アルク……もっとぉ……」
アルクの首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぐと、興奮してますます感度が高まってしまった。
アルクの汗ばんだ肌の感触が心地良い。もっと密着していたくて、ぎゅっと抱きつくと、アルクも抱き締め返してくれた。
「アルク……大好き……」
「僕も好きだよ。真尋のことしか考えられない」
耳元で囁かれる言葉一つ一つに幸せを感じている自分がいる。こんなに満たされている日々が訪れるなんて夢みたいだ。
「アルク……俺……もう淫魔の力無いのに、すごく感じちゃう……なんでだろ……」
「それは、僕の魔力が馴染んできたのと……」
アルクは俺の腰をガシッと掴むと、上下左右に揺さぶった。
「あぁっ!だめぇっ!」
敏感になっている身体には強すぎる刺激だ。俺はガクンガクンと身体を大きく震わせた。
「真尋のナカが、ピッタリ僕の形になってるからだよ」
「あっ……だめぇ……」
奥深くまで埋め込まれ、アルクの形になっていることを実感させられる。恥ずかしいけれど、アルクのものになれたのだと思うと嬉しさが込み上げてきた。
「嬉しい……俺、アルクのものになってるんだな……」
「そうだよ……僕だけの真尋……」
アルクがぎゅっと抱き締めてくる。俺もそれに応えるように抱きついた。
「アルク……好きぃ……俺の中……アルクでいっぱいにしてほしい……」
「真尋……」
アルクを見つめると、すぐに唇を奪われた。そのままベッドに押し倒される。
「んっ……んむっ……んんっ……ぷはっ」
「はぁっ……可愛い……僕の真尋……」
何度も角度を変えて口付けを交わしながら、お互いを求め合った。
「アルク……お願い……ナカに出して……」
「うん……たくさん注いであげるね」
アルクが激しく抽挿を繰り返す。肉棒が最奥を穿つ度に、身体中を駆け巡るような快楽に襲われた。
「ああ……イクッ……イッっちゃう……」
「一緒にイこう」
ラストスパートをかけるかのようにピストンが速くなっていく。
「あああっ……出るっ……あああーっ!!」
「くぅっ……」
ドクンドクンと脈打ちながら大量の精液が注ぎ込まれる。熱いものが腸内を満たしていく感覚に身を委ね、俺も同時に絶頂を迎えた。
「はあ……はあ……」
アルクは俺の中から自身を引き抜くと、隣に寝転んで俺の頭を撫でる。
心地良い疲労感に包まれ、俺は幸せな気分に浸っていた。
「アルク……」
「何だい?」
「これからもずっと一緒だからな」
「もちろんだよ。絶対に離さないからね」
その言葉に幸せを感じながら、また口づけをする。
いきなり逮捕されるところから始まった奇妙な関係だったけど、こうして本物の恋人同士になることができた。
俺は今、とても幸せだ。
異世界の勇者に逮捕されるのも悪くないかもな、なんて思いつつ、今日もアルクの温もりを感じながら微睡みの中に沈んでいくのであった。
21
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
転生エルフの天才エンジニア、静かに暮らしたいのに騎士団長に捕まる〜俺の鉄壁理論は彼の溺愛パッチでバグだらけです〜
たら昆布
BL
転生したらエルフだった社畜エンジニアがのんびり森で暮らす話
騎士団長とのじれったい不器用BL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる