レディース異世界満喫禄

日の丸

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あたしはそこまで考えてなかったよ!!

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「バイバイお姉ちゃんとコハクちゃん!!」



手をブンブン振りながらシスターライアと一緒に帰るロザリーを見送るとあたしは一度部屋に戻りティータイムをすることにした。



「落ち着くねぇ」



クーロムを飲みながらそう呟くとアリーヌが苦笑しながら口を開く。



「さっきまでロザリーと一緒に遊んでいた子がなに達観した高齢者みたいな事言ってるのよ」



その言い方はどうかと思うよアリーヌさん!!あたしはまだまだ若いんです!!



「いやぁロザリーの相手は楽しいんだけど、クーロム飲んで一息ついたというか・・・」



あたしがそう言った時にノック音がしてカナデが口を開く。



「どうぞお入りください」



カナデの言葉を聞きドアが開きエルスさんが部屋へと入ってきた。



「ただいま戻りました」



お!!エルスさんが帰ってきた!!なら今日の事に関してすり合わせをしておくべ!!



「お帰りエルスさん!ご苦労様ね」



あたしはカナデに視線を送るとカナデは頷きエルスさんのぶんのクーロムを入れ始める。



「ただいま戻りました、その様子ですとボルクさんは受け入れてくれたのですね?」



どうやら態度に出ていたらしくエルスさんはこっちの結果がバレたみたいだった。



「うんボルクさんは受け入れてくれたよ、しかも人数制限なしで」



あたしがそう言うとエルスさんは嬉しそうに微笑みながら口を開く。



「それは本当にありがたいですね、これもレン様が誠実に生きてきた結果なのですね」



・・・・・・何でこの結果があたしの生き方の結果になってるの?めっちゃぶっ飛んでるよ?



「私の方ですけど店長と話し合った結果こちらも人数制限は無しという事で話を纏めました」



おお!!それは本当に嬉しいね!!と思っているとエルスさんが真剣な顔になり口を開く。



「ですが【カグヤ商会】に入ってもらった子供達全員が商人に向いているかと言うのは判りません・・・・それはお分かりですね?」



エルスさんが何を言いたいかはわからないけど今のエルスさんの言葉は理解できる。

【カグヤ商会】に入っただけで【商人】にはなれないって事だ、商人に求められる物を持ってなければいくら働いても【商人】にはなれない。



「ですので様子見期間を設けて向いていないと判断されれば【商人】は諦めてもらいます」



その言葉にあたしは何も言えずに黙り込む・・・・エルスさんが言ってる事はこの世界において間違ってはいないし、他の商会とかでもやっている事だと思うからだ。

そう思っているとさらにエルスさんが口を開く。



「ですので様子見期間中のに様々な事を試してもらい、商人に向いていない子供達は個人の能力に向いた職場を【カグヤ商会】の伝手で紹介しようという事となりました」



・・・・・・・・・・・へ?



「それって」



あたしがそう言うとエルスさんが微笑みながら頷く。



「決して切り捨てたりはしませんよ、もうアルセムにおいて【カグヤ商会】の発言力はかなりありますから

他の商会や職人さん達にも声を掛けられると思います」



あたしは思わずエルスさんの両手を思いっきり握りしめて上下に『ぶんぶん』と振りまくり口を開く。



「エルスさん本当にありがとう!あたしはそこまで考えてなかったよ!!」



あたしはただ【カグヤ商会】が孤児院の子供達の受け皿になればいいとは思っていたけど向いていなかった子供達の事は全然考えてなかった。

でもエルスさんはそこまで考えてくれていたね!!本当に頼もしい!!



あたしの反応を見て微笑んだエルスさんが口を開く。



「この話に関してはシスターライアと話を詰めたいのでお会いしたいのですが」



なら丁度いい約束があるじゃん!!

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