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難しい話はここまでです!!
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「本当に何度お礼を言ってもいい足りません」
お祈りモードのシスターライアとルミナリアさんを落ち着かせて椅子に座られた後シスターライアがそう言って来たのであたしは苦笑しながら口を開く。
「お礼なら受け入れてくれる【銀狼達の寝床】ボルクさんに言って欲しいかな?あたしは『受け入れて欲しい』って話を持って行っただけで、受け入れたのはボルクさんなんだからね」
あたしはただ話をしに行っただけだしね。
あたしがそう言うとシスターライアは首を左右に振り口を開く。
「レンさんがその様な行動を起こして下さったからこそ、子供達に新たなる未来が訪れるのです、とてもありがたい事です」
シスターライアの言葉を聞きルミナリアさんも口を開く。
「使徒様・・・・教会に務める者の1人として貴女様にお礼を申し上げたい・・・・・本当に子供達の為に様々な事をして頂き感謝します、私も教会に務める者の1人としてこの先子供達の未来の為に全力を尽くすと誓います」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「そんな大袈裟な事はしなくていいんだよ、ただ子供達が笑える環境を作って欲しいだけなんだ」
ヤッパリ子供達の笑顔が見れる所って平和だと思うんだ、だからこそそう言う環境を作って欲しい。
あたしがそう言うとルミナリアさんが微笑みながら口を開く。
「必ず」
ルミナリアさんがそう言ってくれたのを聞いた後にシスターライアに視線を向けて口を開く。
「って事で料理人希望者も見習い先があるから子供達としっかり話あって欲しいんだ」
あたしがそう言うとシスターライアが真剣な顔で口を開く。
「ありがたい話なのですが私の聞き違いでしょうか?」
へ?聞き違いって何が?と思って首を傾げるとシスターライアが恐る恐るという感じで口を開く。
「【銀狼達の寝床】に務める事が出来る・・・・と仰いませんでした?」
え?間違ってないけど?っと思いながら頷き口を開く。
「合ってるよ見習いの受け入れ先は【銀狼達の寝床】だよ」
あたしがそう言うとシスターライアはかなり驚いた顔で口を開く。
「あの繫盛店である【銀狼達の寝床】で働けるというのですか?」
あたしはシスターライアの反応を見て苦笑しながら口を開く。
「あの店の責任者とは知り合いなんだよ、だから頼んでみたらOKがもらえたんだよ」
その言葉を聞きシスターライアはあたしを尊敬のまなざしで見始めてまたもお祈りモードに突入した。
「神よ・・・・・この方に合わせてくださったことに感謝いたします」
だからやめて!!またロザリーが見てる!!
「それはやめて!!それで話を戻すけどボルクさんは『何人でもいい』って言ってくれてるんだよ」
シスターライアはそれを聞いてほっとした顔になる。
人数制限がなくて安心したのだろう。
「さっきシスターライアも言ってたけど【銀狼達の寝床】は物凄く忙しい店だからそれを事前に子供達には言っておくようにして、でないと子供達が驚いちゃうからね」
ボルクさんの事だから見習いにひどい扱いはしないだろうけど店が忙しい時って目が届かない時があるからね。
あたしがそう言うとシスターライアは真剣な顔で頷き口を開く。
「しっかりと説明します」
なら安心かな?
「あたしの用はこれで終わりだよ、あとはコハクとロザリーと遊ぶことにするよ」
難しい話はここまでです!!
お祈りモードのシスターライアとルミナリアさんを落ち着かせて椅子に座られた後シスターライアがそう言って来たのであたしは苦笑しながら口を開く。
「お礼なら受け入れてくれる【銀狼達の寝床】ボルクさんに言って欲しいかな?あたしは『受け入れて欲しい』って話を持って行っただけで、受け入れたのはボルクさんなんだからね」
あたしはただ話をしに行っただけだしね。
あたしがそう言うとシスターライアは首を左右に振り口を開く。
「レンさんがその様な行動を起こして下さったからこそ、子供達に新たなる未来が訪れるのです、とてもありがたい事です」
シスターライアの言葉を聞きルミナリアさんも口を開く。
「使徒様・・・・教会に務める者の1人として貴女様にお礼を申し上げたい・・・・・本当に子供達の為に様々な事をして頂き感謝します、私も教会に務める者の1人としてこの先子供達の未来の為に全力を尽くすと誓います」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「そんな大袈裟な事はしなくていいんだよ、ただ子供達が笑える環境を作って欲しいだけなんだ」
ヤッパリ子供達の笑顔が見れる所って平和だと思うんだ、だからこそそう言う環境を作って欲しい。
あたしがそう言うとルミナリアさんが微笑みながら口を開く。
「必ず」
ルミナリアさんがそう言ってくれたのを聞いた後にシスターライアに視線を向けて口を開く。
「って事で料理人希望者も見習い先があるから子供達としっかり話あって欲しいんだ」
あたしがそう言うとシスターライアが真剣な顔で口を開く。
「ありがたい話なのですが私の聞き違いでしょうか?」
へ?聞き違いって何が?と思って首を傾げるとシスターライアが恐る恐るという感じで口を開く。
「【銀狼達の寝床】に務める事が出来る・・・・と仰いませんでした?」
え?間違ってないけど?っと思いながら頷き口を開く。
「合ってるよ見習いの受け入れ先は【銀狼達の寝床】だよ」
あたしがそう言うとシスターライアはかなり驚いた顔で口を開く。
「あの繫盛店である【銀狼達の寝床】で働けるというのですか?」
あたしはシスターライアの反応を見て苦笑しながら口を開く。
「あの店の責任者とは知り合いなんだよ、だから頼んでみたらOKがもらえたんだよ」
その言葉を聞きシスターライアはあたしを尊敬のまなざしで見始めてまたもお祈りモードに突入した。
「神よ・・・・・この方に合わせてくださったことに感謝いたします」
だからやめて!!またロザリーが見てる!!
「それはやめて!!それで話を戻すけどボルクさんは『何人でもいい』って言ってくれてるんだよ」
シスターライアはそれを聞いてほっとした顔になる。
人数制限がなくて安心したのだろう。
「さっきシスターライアも言ってたけど【銀狼達の寝床】は物凄く忙しい店だからそれを事前に子供達には言っておくようにして、でないと子供達が驚いちゃうからね」
ボルクさんの事だから見習いにひどい扱いはしないだろうけど店が忙しい時って目が届かない時があるからね。
あたしがそう言うとシスターライアは真剣な顔で頷き口を開く。
「しっかりと説明します」
なら安心かな?
「あたしの用はこれで終わりだよ、あとはコハクとロザリーと遊ぶことにするよ」
難しい話はここまでです!!
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