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頼りにしてます!!
しおりを挟む「ルミナリアさんの今の話を聞いただけでどんな奴かわかったよ」
一応これでも少しの間だけど国を預かった事があるからね。
あたしの言葉を聞いたルミナリアさんが困ったような顔をしながら口を開く。
「去年10神教の教皇が変わったのです、新たな教皇は3人の枢機卿の中から選ばれる事となり、そして空席となった枢機卿の座にキルアス殿が収まりました」
へえ10神教のトップってそんな感じで決まるんだ。
「キルアス殿はかなりのやり手で資金調達の手腕が突出しているのです、お恥ずかしい話組織として資金繰りは必須ですから、彼はその手腕で教会内で成り上がり枢機卿となりました、ですので彼には黒い噂やその手の者との伝手があります・・・まさか彼の部下がそれほど好き勝手してるとは知りませんでした」
溜息をつきながらそう言ってくるルミナリアさんはこの話をしただけで物凄く疲れたように感じがする。
「ですがこの話を聞いたからには知らぬふりは出来ません、帰り次第その者達をしっかりとした対応をするとお約束します」
真剣な顔でそう言い切るルミナリアさんにあたしは頷く。
「任せるよ」
あたしは部外者だから言うだけ言って後は丸投げですよ!!
その後少し話をしてルミナリアさん達は帰って行った。
「ふう」
ルミナリアさん達を見送った後思わずため息をついてクーロムを飲む。
「レン様これからどうされますか?」
シンがそう聞いてきたので少し考えた後口を開く。
「アズエルに戻るよ」
あたしを見ているシン達に視線を向けて口を開く。
「アズエルに戻ってアズエルの教会に行こうと思う」
今回の件の詳しい事をギド様に聞いてみないといけないからね、【アルセム】の教会で聞いてもいいんだけどなんか王都の教会に行ったらルミナリアさん達が大騒ぎしそうな気がするんだよね、だからアズエルの教会で聞く事にするんだ!!
「リステア、ギド様からもう何も言われてないんだよね?」
あたしがそう聞くとリステアは真剣な顔で頷く。
「なら直接聞くしかないって事だね、今からアズエルに帰ってお風呂に入って寝る!そんでもって明日教会に行く事にするよ!!もう夜だししっかりお風呂で疲れを癒して睡眠をとらないとね!!
シン達が頷いたのであたし達は【転移魔法】と使いアズエルの家に戻った。
「ただいまー」
自室に転移した後すぐにリビングに行くと珍しくエルスさん、メリオールさん。カロラ、ポーラ、テレスが揃って寛いでいた。
皆はあたしが来たことで立ち上がり一礼して口を開く。
「「「「「お帰りなさいませレン様」」」」」
あたしは皆に座ってもらった後口を開く。
「暫く【アルセム】に詰める事になりそうなんだ」
あたしがそう言うとエルスさんが口を開く。
「詳しくお聞かせください」
そう言われた今日起こった事を隠さず話した。
そうしたら此処にいる全員が揃って大きなため息をついたのだ!!何で?溜息をつきたいのはあたしだよ?
「まさかもう王族と知り合いになるとは思いませんでした」
エルスさんがボソッと呟き、それを聞いたカロラも何度も頷く。
「望んで知り合いになった訳じゃないからね?ギド様のお告げのせいだよ?」
ってか本当だったら暫くのんびりとするつもりだったんだよ?何で毎回のんびりできないんだべ?おかしいよね?
「って事で明日教会に行って直接聞いてくるよ、ギド様の返答次第でアルセムにしばらくいる事になると思うからその時は子供達をお願いします」
あたしがそう言うとポーラとテレスが立ち上がり一礼して口を開く。
「「お任せください」」
頼りにしてます!!
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