レディース異世界満喫禄

日の丸

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悪い意味で!!

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跪いてあたしを見る4人を見て思わず溜息をつきその後に口を開く。



「1つ訂正しとくけどあたしは『使徒』じゃないからね?ただの討伐者だから、それにあたしも何が起こるのかは聞いてないから『手助け』って言われても困るんだよ」



あたしがそう言うとルミナリアさんが口を開く。



「今回は私達の顔見セとお考え下さい、以後何かありましたらリリアーヌを通して連絡していただければお力になるとお約束いたします」



その言葉にあたしは口を開く。



「何も起こらないかもしれないんだよ?ってか何も起こらない事を願おうよ?」



神様が大袈裟に言ってるだけかもしれないんだよ?と思っていたらコーリアスさんが口を開く。



「統治者としては最悪の事態は考慮して動くものです、ですので連絡先や協力者の確保はしておいた方がいいかと愚考します」



う!!そう言われると頷くしかないじゃん!!ってかあたしは統治者じゃないんだけど!!



「わかったよ何かあったら頼らせてもらうよ、あ!そうだ!親睦を深めたいって事で飯食ってかない?」



そろそろできると思うんだよね、アリーヌやアニマルズとドラゴンズもいて料理も大量に作らなきゃいけないから4人位増えても問題は無いんだよね。



「「「「は?」」」」



あたしがそう言った事が予想外だったのか4人がハモって『は?』って言ってのに思いっきり笑ってしまったよ!



「丁度晩飯だったんだよ、、量は多く作ってるから是非食べていってよ、美味いよ」



あたしがそう言うと4人は視線を交わした後頷き合いルミナリアさんが口を開く。



「でしたらお言葉に甘えさせて頂きます」



それを聞いてあたしはシンに視線を向けるとシンは頷きキッチンへと向かい歩いて行った。





リビングに大人数で囲めるテーブルが置いてあるのでそこで皆で食事をする事になり料理が並べられた。



「レン様この料理は何でしょうか?初めて見るのですが」



テーブルの上に載ってるのはお好み焼きでこっちで見た事は無いからこっちには存在しない料理なのだろう。

そしてこのお好み焼きに関してだが作った時に二つの絶望感を味わったんだ・・・それはこの世界にはかつお節と青のりが存在しなかった事だ!!お好み焼きとソース自体は簡単に再現できたけどかつお節と青のりは無理だった!!だからお好み焼きの再現度は完璧じゃないのだ!!



「これはお好み焼きって料理だよ美味いから食べてみて」



お好み焼きならナイフとフォークでたべられるしね。



「頂きます!]



あたし達はお好み焼きを堪能した。





「とても美味しかったです」



レリッサさんがニコニコしながらそう言って来たのであたしは微笑みながら口を開く。



「だべ?シンプルだけど美味いんだ」



食後のクーロムを飲みながら4人と話す事となり丁度いいと思いルミナリアさんに視線を向けて口を開く。



「ルミナリアさん1つ聞きたいんだけど」



あたしがそう言うとルミナリアさんは微笑みながら口を開く。



「何でしょう?」



「キルアス枢機卿ってどんな奴?」



その言葉を聞きルミナリアさんは真剣な顔になり口を開く。



「何故キルアス枢機卿の名が出てくるのですか?」



ルミナリアさんの言葉をききリリアーヌさんが立ち上がりルミナリアさんに視線を向けて口を開く。



「実は」



あたしが体験した事をリリアーヌさんはルミナリアさんに説明してくれ最後に首を傾げた。



「報告書はあげたはずですが聞いていませんか?」



ルミナリアさんはその言葉を聞き少し考えた後にため息をつき口を開く。



「恐らくキルアス枢機卿の息がかかってる者が私の下にいるのでしょう。その者が情報を止めているのでしょうね、これは帰ってからしっかりと調べた方がいいでしょうね」



どうやらキルアス枢機卿ってのは中々のやり手らしいね・・・・悪い意味で!!
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