レディース異世界満喫禄

日の丸

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きっとそうだ!!

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「お待たせしました!2回戦第3試合を始めたいと思います!!」



第2試合の感想なんかを皆と話をしていたら、いつの間にか司会者が舞台上に上がっていて声を上げる。



「第3試合はセレーナ・アルフィード選手VSララ・クラット選手!!の戦いとなります!!」



司会者がそう言うと会場中が沸き上がる。



「先ずはセレーナ・アルフィード選手の入場です!セレーナ選手は槍を使っての戦いです!第1回戦では距離をしっかりと取って戦っての勝利でした、この試合はどの様な戦いを見せてくれるのでしょうか?楽しみです!!」



あたしも楽しみだよ、気合も十分だったしね。



「続きましての入場はララ・クラット選手です!!彼は剣を使い1回戦では一度も攻撃を受ける事無く勝利しております」



選手専用の出入り口からララ選手が出て来て舞台上に上がって右手を上げる。

そしてお互いに中央位置まで歩み審判さんの前で両者とも足を止める。



「お互い殺しは無しだという事をしっかりと覚えておくように!!では・・・・・始め!!」



審判さんの宣言と共にララ選手が踏み込み、剣を思いっきり振り下ろす。

セレーナはその一撃をサイドステップで躱して横から三段突きを放つ・・・・・がその攻撃をララ選手はバックステップで躱して試合始めと同じ距離でお互いにらみ合う。



「なかなかいい動きだね」



セレーナは緊張していなさそうなので一安心。



「そうですね、今のやり取りは挨拶みたいなものでしょう」



カナデが試合を見ながらそう言ったのを聞きあたしも頷く。



「相手が動くよ」



ララ選手が真っ直ぐ踏み込みセレーナが対応しようとした所に、サイドステップで右に移動しセレーナが動こうとしたら更にサイドステップで右回りした後突きを放ち、対応に遅れたセレーナが何とか槍を盾にして何とか防いだが大勢を崩してしまう。

そこを狙って振り下ろし、セレーナが躱そうとして体を捻ってその一撃を躱したけど舞台上に勢い良く倒れて、そのせいで水湖を手放してしまった。



「あ・・・・ヤバくね?」



この機会を逃す訳もなくララ選手がセレーナに連撃を加え始めセレーナは転がってそれから逃げている。



「これは・・・時間の問題かな?」



水湖が転がっている方向とは別の方向へと転がっていくのでもう勝ち目はないかな?と思い思わず呟いてしまった。



「まだ終わった訳じゃありません」



カナデが試合から視線を離さないままそう言ったのであたしは自分の言った事を反省。



「そうだね・・・ごめん」



視線を試合に戻しセレーナの戦いを見る。



「あ」



転がって躱していたセレーナが転がった勢いを利用して立ち上がりその後ララ選手に向い思いっ入り踏み込み体当たりをかます。

セレーナを追いかけていたララ選手はまさかこのうな反撃が来るとは思わずカウンター気味に体当たりをもろに受けて後ろにふき飛ばされた。



「おお!ナイスだ!」



あたしもまさかあんな動きが出来るとは思わず感心してしまったよ。

しかも体当たりの時にセレーナの頭がララ選手の鳩尾に当たったらしくララ選手が悶えていた・・・・・・すんげえ痛そうだ!!

ララ選手が悶えている隙に水湖を拾い構え直す。



「おお!凌ぎきった」



まだ勝利って訳じゃないけどピンチは凌いだ事は凄いことだと思う。



「シン達とやりやった事が役に立ったね」



シン達のしごき・・・・・もとい訓練のお陰で『諦めない心』と『対応力』が上がったんだね・・・・・・・きっとそうだ!!

肩で息をしにらみ合う2人が再び動き出し、踏み込んでくるララ選手をセレーナの突きを放ち、ララ選手を迎え撃つ。



「へえ」



ララ選手を迎え撃つ突きは初めてセレーナの戦いを見たバイダスターナでの一撃・・・槍先が曲がるように敵に向かう技・・・・・しかもそれの5段突き。



「本当に腕を上げたね」



最初に会った時は決してできなかった事・・・・セレーナは本当に努力してきたという事の証明だ。

あたしはそれを見てとても嬉しくなった。
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