レディース異世界満喫禄

日の丸

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だって出入り口がそっちなんだもん!!

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チャラ男を倒し火葬した後に来た道を戻り部屋に戻ると扉が開いたので【聖地神】を構え・・・・・た後すぐに構えを解く。



「お疲れ皆」



部屋に入って来たのはライ達とアニマルズだった。



「遅くなって申し訳ありません、レン様の方も終わったみたいですね」



ライがそう言って来たので頷いた後【聖地神】を床に突き刺す。



「セイ戻っていいよ」



その言葉にセイが人型に戻り一礼して微笑む。



「ライそっちはどうなった?」



他の皆の事が気になったのでどうなっているのかを聞いてみる。



「北門に関しては予定通り約4万を相手にして敵を完全に無力化しました、その後シンとドラゴンズは南門の応援へ、私達はレン様の元へと駆けつけました」



流石うちの子達!4万相手に無力化成功するとは!けど南門が気になるね・・・・・・・あ!



「カナデ、朝の時みたいにあたしの声を王都とその周辺に聞かせる事が出来る?」



朝とは違いかなり広範囲になるけど大丈夫かな?



「もちろんできますよ・・・・・・・・・・どうぞ」



カナデの言葉にあたしは頷いた後口を開く。



「皆聞こえるかい?ジャンヌダルクだ、たった今『王』を打ち取った!喧嘩は終いだ!!」



あたしの仲間は信じてくれるだろうけど王国軍は信じてくれるかな?



「愚王の首はあたしが獲った、もう争いを止め怪我をしている仲間を見てやってくれ、助かる命があるかもしれない、だから仲間を助ける為に争いを止め仲間の安否を確認してくれ」



そう言った後カナデに視線を見けるとカナデが頷く。



「じゃあ外に出よう、此処にもう用はないべ」



部屋から出るとあたしと戦い意識を狩り取られた近衛騎士が目を覚まし起き上がって来た。



「お前は・・・・」



「起きた?気分はどうだい?」



あたしの問いに近衛騎士はしかめっ面で頭を押さえながら口を開く。



「最悪だ・・・二日酔いみたいに頭がガンガンする・・・・・・・・・・・・それに・・・俺は何という事を・・・・・・・・」



どうやら『支配』ってチャラ男が死ねば解けるみたいだね。

でも操られてた時の記憶はしっかりと残っているみたいだ・・・これから別の意味でチャラ男の【精神支配】を受けていた人たちはは地獄を見るかもしれないね・・・・・自責の念と言う地獄に。



「取り敢えず落ち込むのは後にしてくれ、アンタの実力を見る限り役職持ちだろう?あたし等がのしてきた連中を見てやってくれ、気絶させておいたから」



近衛騎士相手には日光を使ったから殺しては居ない、セイも手加減していたしね。



「それは・・・・・・・ありがたい!あいつ等は死んでなかったのか!!」



そう言った後倒れている場所に走っていく騎士の後を追うように歩いて行く。

だって出入り口がそっちなんだもん!!



さっきの騎士が近衛騎士を介抱している脇を通り抜け外に出るとラーニアさんが待っていた。



「あれ?待っていてくれたの?」



そうラーニアさんに言うと微笑んだ後に深々と頭を下げてきた。



「バカ王を倒してくれてありがとうございました、これからどうなるかは分からないけどバカ王が我儘を言っていた頃よりはましになると思うわ」



その言葉にあたしはニヤリとする。



「当たり前だべ、その為にあたし達【ドラクーン】は頑張ったんだ、まああたし個人はあいつが気に入らなかったから喧嘩を売っただけなんだけどね」



あたしの言葉にラーニアさんが苦笑していた。



「ラーニアさんいい知らせと、悪い知らせだ」



真顔に戻りあたしを見るラーニアさん。



「いい知らせはバカ王の『支配』はもう解けている、あいつが死んだら解けるみたいで従っていた騎士が元に戻っていた」



その言葉にラーニアさんがとても嬉しそうに微笑んで口を開いた所で悪い知らせの方を言う。



「悪い知らせの方なんだけど、操られていた時の記憶は残ったままみたいだ」



口を開いた状態で固まるラーニアさん。



「だからこれから操られていた人たちが大変な思いをすると思う、アンタはそれなりの地位・・・というか立場になると思うからその人たちのケアもしっかりとしてあげて欲しいんだ」



操られていた人達は被害者でもあるのだから。



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