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エルスさんの口調が辛辣なんだけど!!
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あたしの言葉を信じられないような顔で見ている10人にさらに話を続ける。
「あんた等にでっぷりさんを会わせると殺しかねないからね、本当に悪いが会わせることはできない、だから南部に移動して内戦が終息するのを待っていて欲しい」
「断る・・・・ならやっぱり俺を【ドラクーン】に入れてください」
「それは何の為?さっきも言ったけどでっぷりさんに復讐はできないよ?」
「貴女が言う『新しい政権』の誕生の為俺は戦いたい」
真剣な顔であたしを見ているリックに感化されたのか他の9人も頭を下げ始める。
「・・・・・わかったべこれからよろしくね、ただ一つだけ約束して欲しい」
もう何も言っても引かないと思い了承することにする・・・・が一つだけ約束をして欲しい。
「絶対に生き残れ、あんた等が大切にしている人達はあんた等がとても大切なんだ死んで悲しませるような事はしないでおくれ」
あたしもそうだけど、やっぱり家族を悲しませるような事はしちゃいけないと思うんだよね。
「「「「「「「「「「判りました」」」」」」」」」」
あたしの言葉に真面目な顔で頷く10人。
「「「「「「「「「「これからお願いします『灼熱の聖女』様!!」」」」」」」」」」
10人全員がそろって口にした言葉にあたしは崩れ落ちた。
「くっくっく!!立ち直ってくださいよ大将」
リック達が部屋から退室するのを見送った後ガラムが大笑いをしながらあたしに声を掛けてきた。
「あいつらは義勇軍に入れます、リックはAランカーらしいのでミレーヌが喜ぶと思いまずぜ」
へえリックってAランカーなんだ?それはとても助かる!!
「それじゃあ後は任せていいかな?もう少ししたらケネスダスに行ってくるから」
「判りました、お気をつけて」
「うん」
ラッチさん達が部屋から退室して残ったのはあたしのパーティーメンバー達とアニマルズとドラゴンズだけ。
「さて今回ケネスダスに行くのはセイ、アリーヌだけにする、シン、ライ、アニマルズとドラゴンズはここに残って皆を守って欲しい、あ!でもオレオはあたしについて来て」
オレオとジェミの背に乗せてもらって離れた場所に移動した後に転移するつもりだが。
王都から近くなってるぶん、襲撃の頻度が上がるかもしれないから他の子達は残ってもらった方がいい。
カナデを残していくのは、カナデが居ればまず暗殺者の襲撃は防げるし、王国の襲撃も早期に知ることが出来るからだ。
「頼んだよ」
あたしにじゃれつくアニマルズとドラゴンズの頭を撫でながらそう言った後立ち上がる。
「んじゃ行こうか」
アニマルズとドラゴンズに見送られダラスを離れてから転移でケネスダスの倉庫へと移動した。
「ただいま」
丁度エルスさんとカロラが話し合っていたところだったので声を掛けて部屋の中に入る。
「お帰りなさいませレン様」
「こちらにお座りください」
勧められた椅子に座り、用意された紅茶を一口飲んだ後に口を開く。
「ダラスまで進んだよ、【ドラクーン】に損害はなし、ダラスの領主を素敵な牢へとご案内はしたけどね」
「詳しく聞きましょう」
あたし達とダラスの駆け引きを教えるとエルスさんが思いっきりため息をつく。
「愚かですね」
全くもってその通りなんだけど、なんかエルスさんの口調が辛辣なんだけど!!
もしかして【アラビータ】の貴族を嫌ってるとか?エルスさんは元王宮メイド長だからなにかあっのかもしれないね。
「今日ここに来たのは報告と物資関係の頼みだよ」
あたしは【ドラクーン】の物資関係とダラスの物資に関することを二人に話す。
「レン様本当によろしいのですか?」
カロラが真顔でそんな事を聞いてきたけど何を言っているのかがわからなかったため首を傾げる。
「何の事?」
「ダラスの物資に関してです、物資を渡したら手のひら返しをするかもしれませんよ」
「それは無いね」
ナジェークがそんな事をするとは思えない、街を守る事を最優先に考えて動いているからね。
まあ街に手を出さない代わりにあたしを殺せとか言われればそっちを取るかもしれないけど・・・・
あれ?・・・・・・・・・・・あたしはナジェークを信じるよ!!・・・・・・・・裏切らないでね?
「あんた等にでっぷりさんを会わせると殺しかねないからね、本当に悪いが会わせることはできない、だから南部に移動して内戦が終息するのを待っていて欲しい」
「断る・・・・ならやっぱり俺を【ドラクーン】に入れてください」
「それは何の為?さっきも言ったけどでっぷりさんに復讐はできないよ?」
「貴女が言う『新しい政権』の誕生の為俺は戦いたい」
真剣な顔であたしを見ているリックに感化されたのか他の9人も頭を下げ始める。
「・・・・・わかったべこれからよろしくね、ただ一つだけ約束して欲しい」
もう何も言っても引かないと思い了承することにする・・・・が一つだけ約束をして欲しい。
「絶対に生き残れ、あんた等が大切にしている人達はあんた等がとても大切なんだ死んで悲しませるような事はしないでおくれ」
あたしもそうだけど、やっぱり家族を悲しませるような事はしちゃいけないと思うんだよね。
「「「「「「「「「「判りました」」」」」」」」」」
あたしの言葉に真面目な顔で頷く10人。
「「「「「「「「「「これからお願いします『灼熱の聖女』様!!」」」」」」」」」」
10人全員がそろって口にした言葉にあたしは崩れ落ちた。
「くっくっく!!立ち直ってくださいよ大将」
リック達が部屋から退室するのを見送った後ガラムが大笑いをしながらあたしに声を掛けてきた。
「あいつらは義勇軍に入れます、リックはAランカーらしいのでミレーヌが喜ぶと思いまずぜ」
へえリックってAランカーなんだ?それはとても助かる!!
「それじゃあ後は任せていいかな?もう少ししたらケネスダスに行ってくるから」
「判りました、お気をつけて」
「うん」
ラッチさん達が部屋から退室して残ったのはあたしのパーティーメンバー達とアニマルズとドラゴンズだけ。
「さて今回ケネスダスに行くのはセイ、アリーヌだけにする、シン、ライ、アニマルズとドラゴンズはここに残って皆を守って欲しい、あ!でもオレオはあたしについて来て」
オレオとジェミの背に乗せてもらって離れた場所に移動した後に転移するつもりだが。
王都から近くなってるぶん、襲撃の頻度が上がるかもしれないから他の子達は残ってもらった方がいい。
カナデを残していくのは、カナデが居ればまず暗殺者の襲撃は防げるし、王国の襲撃も早期に知ることが出来るからだ。
「頼んだよ」
あたしにじゃれつくアニマルズとドラゴンズの頭を撫でながらそう言った後立ち上がる。
「んじゃ行こうか」
アニマルズとドラゴンズに見送られダラスを離れてから転移でケネスダスの倉庫へと移動した。
「ただいま」
丁度エルスさんとカロラが話し合っていたところだったので声を掛けて部屋の中に入る。
「お帰りなさいませレン様」
「こちらにお座りください」
勧められた椅子に座り、用意された紅茶を一口飲んだ後に口を開く。
「ダラスまで進んだよ、【ドラクーン】に損害はなし、ダラスの領主を素敵な牢へとご案内はしたけどね」
「詳しく聞きましょう」
あたし達とダラスの駆け引きを教えるとエルスさんが思いっきりため息をつく。
「愚かですね」
全くもってその通りなんだけど、なんかエルスさんの口調が辛辣なんだけど!!
もしかして【アラビータ】の貴族を嫌ってるとか?エルスさんは元王宮メイド長だからなにかあっのかもしれないね。
「今日ここに来たのは報告と物資関係の頼みだよ」
あたしは【ドラクーン】の物資関係とダラスの物資に関することを二人に話す。
「レン様本当によろしいのですか?」
カロラが真顔でそんな事を聞いてきたけど何を言っているのかがわからなかったため首を傾げる。
「何の事?」
「ダラスの物資に関してです、物資を渡したら手のひら返しをするかもしれませんよ」
「それは無いね」
ナジェークがそんな事をするとは思えない、街を守る事を最優先に考えて動いているからね。
まあ街に手を出さない代わりにあたしを殺せとか言われればそっちを取るかもしれないけど・・・・
あれ?・・・・・・・・・・・あたしはナジェークを信じるよ!!・・・・・・・・裏切らないでね?
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