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第2章
あまのじゃくは語る
しおりを挟むチリチリン、と鈴が軽い音を出して来客を知らせる。リナリアは読んでいた本から顔を上げた。二人の客に彼女の顔が固まる。
「おお!リナリアかい?休みに店の手伝いとは感心感心。ダイアナにも見習わせないとな」
ダイアナの父親でプランタン通りの町長であり公爵の地位に就くフレディ・クラークが人好きのしそうな笑顔で片手をあげた。リナリアはさっと席を立ち、深々とお辞儀をする。
「いらっしゃいませ。クラーク様」
「いい、いい。ダイアナと同じ年頃の娘にかしづかれても面映ゆいだけだ。ランドンはいないのか?我が親友は元気に過ごしているかな?」
「父は出掛けていまして...すみません」
「そうか!残念だ...。ああ、そうだ」
フレディは隣にいる男の肩に手を回し、笑いかける。
「会うのは久しぶりだろう?幼馴染みの再会だ。もう一人の幼馴染みで婚約者の方は今日はどこに行っているんだか....連れてこれなかったがな」
ダイアナは苦い思いでかつて親しかった幼馴染みに愛想笑いを浮かべた。
「お久しぶりですね。アイザック様」
「おいおい。やめてくれよ他人行儀な。もしかして僕が城騎士見習いになったことを知っているのかい?」
「....もとより、身分も違うお方なので」
城騎士見習いになったことなどまったく知らなかったが、リナリアはかつて好意を寄せていたこの幼馴染みに早く帰ってほしくてたまらなかった。
「はははっ!なにを今さら!ダイアナとは仲良くやっているんだろう?よく君の話を聞くよ」
「......」
何をどういう風に聞いたのだろう。
きっと昔のようにいろいろと脚色したり、ねじ曲げて伝わった話だろう。
アイザックの腰で自慢げにぶら下がる剣に冷めた視線を送る。
真実も見分けられず、平和ボケして、泣き虫だったあなたが騎士ですって。
父親の威光を笠に着て。いずれ行き詰まるでしょうね。
アイザックがなにかと話しかけるのをリナリアはそんなことを思いながら適当に相づちをうつ。
ふ、とアイザックが話すのをやめた。急に静かになった幼馴染みに顔をあげると、彼はじいっとリナリアの顔を見つめていた。そっとリナリアの艶のある金の髪を一房すくい、熱の籠る瞳で「......昔から綺麗だとは思っていたが...」と彼女の髪を親指の腹で撫でる。
背筋を足の多い虫が走り抜けるようなゾッとする感覚がリナリアを襲う。思わず足を一歩下げたのと同時に、本棚を眺めていたフレディが雑誌を片手にレジカウンターへやってきた。
「会計を頼むよ。君たちの世代だとこういった雑誌の方が喜ぶだろう?」
リナリアはほっとしてフレディに顔を向ける。さらりとアイザックの指から髪が逃げて幼馴染みは惜しそうに自身の手を見つめた。
「ありがとうございます。....そうですね。ダイアナはお洒落だから。この雑誌もよく読んでいますよ」
「おお。そうかそうか」
フレディがほっとしたように笑う。
「アイザック」
リナリアから声をかけられると、アイザックは瞳を輝かせて笑顔になった。
「なんだい?」
「ダイアナはこの雑誌に載っているようなバックやアクセサリーが好みよ。贈り物をする時には参考にするといいわ」
婚約者以外の女に気安く触んなクソ野郎。
そんな思いを込めてリナリアは今日一番の愛想笑いを披露した。
ダイアナの名前が出たことではっとしたように顔を強ばらせた騎士見習いは頭を掻いて「ははは...」と苦笑いを浮かべた。
フレディとアイザックが店を去ったのを見送ると、リナリアは糸が切れたようにカウンターに上半身を預けた。
「っ、はあぁぁぁぁ~。....なんなの...」
今の修道院での状況でダイアナの父であるフレディと会うことは苦痛以外の何物でもないのに、更にアイザックも来るなんて...。
リナリアはそっと金色の睫毛を伏せた。
開いた窓から流れる緑の匂いがかつての思い出を鮮明に甦らせた。
町長であるフレディと父ランドンは高等学校で出会ったらしい。公爵家の息子と一般労働者の家の息子で生まれも育ちもまったく違う二人はなぜか馬が合い、その関係が今でもずっと続いている。
父親同士が中が良いというのもあって、ダイアナと私は赤ちゃんの頃からお互いの家によく連れていかれていた。私達が一緒に遊ぶようになるのは自然なことだった。ダイアナは活発で社交的で、私をいろんな所に引っ張っていった。
時には家を抜け出し、探検に出てお互いの親に大変な心配をかけたり。
わがままで癇癪持ちだったけど、子供達の輪に入れない私に気がつくと、「リナリア!来なさいよ!」と呼んでくれたり、転んで両手の平や膝を擦りむいてしまった私の傷の消毒をしてくれたり。
「リナリアってどんくさいわね。次からはわたしが手を繋いで歩いてあげる」
大好きだった。
彼女と歩く雪の積もった道。
どちらが先に足跡をつけるかもめたっけ。
大好きだった。
夏のかき氷。
次の日は二人してお腹を壊しちゃったのよね。
母の葬式の時は喪主をしなければならない父の代わりにずっと私の手を握ってくれていた。
綻びが生まれたのはいつからだろう。
私の容姿について大人達が囁く声が増えた頃、アイザックが私達の輪に加わった。
フレディさんの知り合いの子だというアイザックは垂れた目が可愛くて、ひょろりと細くて白くて女の子みたいだった。
他の男の子達みたいに私を「人形みたいにでかい目できもちわりー」とか、いたずらで蛙を見せたりしない。穏やかな彼の隣は居心地がよくて。
砂時計のさらさらと積もる砂のように私は自然と彼を好きになった。
彼も同じ気持ちじゃないかな、なんて期待したりもしていた。頬を染めて笑う彼に、そう願っていた。
けれど、その想いは突然終わりを告げた。
十二歳のバレンタインデー。アイザックの為に作ったフォンダンショコラは雪の上に落とされていた。
差し出した箱は彼の手によって払い除けられ、サクッと軽い音で雪にささった。彼がそんなことをするのが信じられなくて落ちた箱に目を奪われていると、彼は信じられないことを言った。
「こんなことをしている場合かい?あんなにダイアナを傷つけておいて....君がこんなにひどい奴だったなんて...。君がすぐに反省してダイアナに謝るなら、僕も君を許すから。さあ、早くダイアナのもとへ行くんだ」
アイザックの声には明らかな軽蔑の意思が込められていて、私はようやく箱から彼の顔へと視線を動かすことができた。
「......いったい、なんの話を....」
彼の少し太い眉が眉間に寄った。初めて見るアイザックの怒りに動揺して体が縮こまる。
「とぼけるのかい?」
真っ白な雪をダークブラウンのブーツで踏み、彼が私の両肩に手を置いて揺さぶった。
「どうしてそうなってしまったんだい!?君は賢くて優しい子だったじゃないか!」
「っ、なに、.....やめて!!」
揺さぶられる感覚が気持ち悪くて、彼の手を外そうともがくがびくともしない。いつの間にか男として成長し始めていた彼は言い聞かせるように私と目を合わせた。
「ダイアナが君と会った後、必ず僕の家に来ては泣くんだ。リナリアが会うたびに酷いことを言うんだと。家のことも言ったそうだね?恵まれた家に生まれてずるい、母親がいてずるい、とどうしようもできないことを言われて辛いと泣いていたよ。この間なんて、ついにチョコレートの材料費や包装代をたかったんだって?本当は嫌だったけど、大切な幼馴染みで親友だから断れなかったって、僕に話してくれたよ。.......友達なんだろう?なぜそんなことをしたんだ!!」
怒りのこもった非難の言葉達に思考がまとまらない。アイザックが言うことに心当たりなど一つもなかった。混乱する頭でなんとか喉に力を入れる。
「.......ダイアナが、言ったの...?」
使命感にとりつかれたように彼は頬を紅潮させて正義を貫く歓喜を瞳に湛えていた。
「ああ。君はすぐにダイアナに会いに行って、謝るんだ。いいね?」
アイザックが踏んだ雪は茶色く汚れていた。
嘘だ。そんなの、嘘だ。
私は走った。ダイアナに会って、アイザックの勘違いだったのだと思わせてほしかった。
雪が溶けて滑りやすくなっている煉瓦の道をひたすらに走った。
「...ダイアナ......」
ダイアナの家に仕えているメイドに彼女の部屋に案内され、声をかける。
「あら。リナリア。いらっしゃい」
「ダイアナ!あのね、アイザックが変なことを言っていたの....」
「ふふ!」
両手で口許を隠して笑い始めたダイアナは「....うれしい」と首をこてんと傾けた。
「.......え?」
「リナリアより、私を信じてくれたってことよね」
「........え?......、それじゃ、本当にダイアナがアイザックに...」
ダイアナは静かに微笑むだけ。
なにも言わない。
その後どうやって家に帰ったかも覚えていない。気がついたら父さんが作ってくれた夕食を食べていた。サラダのレタスを口に入れた時、父さんが思い出したように口を開いた。
「ああ、そうだ!リナリアはもう聞いているかな?」
水の中から顔を上げた時のように父さんの声が鮮明に耳に届いた。
「ダイアナお嬢さんとアイザック坊ちゃんが婚約したそうだよ」
オリーブオイルの香りも、塩の味もまったく感じなかった。
お金持ちの家の次男であるアイザックは幼い頃より大切に、大切に育てられた。あらゆる悪意やなにもかもから周りの大人たちに守られてきた彼はただただ優しく、純粋で、疑うことを知らなかった。
街で会えば楽しくお喋りしていた友人達も、それからよそよそしくなった。
私はその時初めて居場所を失ったのだ。
ダイアナの隣。
アイザックの隣。
気楽に話せる友人達の隣。
それから人と距離を置くようになった。離れて眺めるようになればよく分かった。
この世のたいがいの人は自身にメリットがあれば近づくし、逆になにもなければ悲しいほど無関心だ。
十三歳になり、ヒペリカム修道院に入った。癒し手の力は友達を失った私の唯一の心の拠り所だった。
この力を磨いて、私はアストライアに入る。
そして、あの物語の女の子達のように心のままに冒険したい。
しかし、あのバレンタインの日からまったく会わなくなったダイアナもここに入院していたのだ。
入院式の日、少し目立つ容姿のせいで周りの生徒から注目を集めていた私は少しげんなりしていた。
その時、ふいに私の手をとる存在がいた。
ダイアナだった。
彼女は私と同じ制服に身を包み、嬉しそうに笑った。
「リナリア!やっぱりあなたもここに入ったのね!....ふふふ!」
「っきゃ!?」
ダイアナが強い力で私の腕に絡まる。傍目からはただじゃれているようにしか見えないだろう。
「ここでは私より目立っちゃだめよ。勉強も、癒しの力も、あなたはすべて私より目立ったらだめ。....町長の娘だから、期待されちゃってつらいのよ。ね、お願いリナリア。私たち、友達だもんね?」
"友達"という甘い響きが胸をくすぐる。
たった二月ほどだったけど、私はひどく寂しかった。父親はいつも笑いかけてくれていたけれど、他人から求められることがこんなに嬉しいことだなんて。
ダイアナは、まだ私のことを友達と思ってくれているのだわ。
またあの頃のように手を繋いで笑い合えるのね。
なんて、喜んだ。
無知なふり、鈍感なふり。
そうして私は再び居場所を手にいれることができたのだ。
そのうちメアリーとベルも加わり、四人で過ごすことが増えた。
最初はよかった。けれど除々に気がついてしまう。メアリーとベルのダイアナに媚びる視線。二人は絶対にダイアナの話を否定しない。
私は改めて胸に誓った。
合わせなければ。もう二度とあんな思いはごめんだ。
私の決断は間違っていないはずなのに。
朝の習慣で髪をみつあみにしていく。突然涙があふれてきて、止まらなかった。
心がなにか訴えている。
ごめんね、聞けない。聞けないわ。
誰に謝っていたのだろう。メガネをかけたら涙は枯れたように止まり、何も聞こえなくなった。
一緒に過ごす日数が増えるごとに息苦しくなってくる。
仲良くすればするほど。ダイアナに利用されればされるほど、なぜか修道院で孤立することが怖くなる。
この居場所への執着が強くなっていった。
亜麻色の髪のクラスメイトは集団で過ごす生徒達に嘲笑されながら、いつも一人で悠々と過ごしていた。
花嫁修行に精を出す他の生徒と違って、彼女だけは癒しの力の授業に一生懸命だった。
私には彼女が眩しくて仕方がなかった。
癒し手として活躍することが目標でないクラスメイト達は一生懸命料理や針の技を身に付けている。
私はそこから浮かないように、周りの顔色を伺いながら日々を過ごしていた。
アストライアへの夢はいつのまにか埋もれていって、見えなくなっていた。
自分への諦めが心を支配していた時、あの子が現れた。
空に溶けるような柔らかな髪をなびかせて、優しい光を瞳に湛えて。
私が見失ったものをすべて抱えて現れた女の子。
リナリアは雑貨屋で手にした白いハンカチをぼんやりと見つめていた。店を出ると夕焼けが街を朱に染めていた。
青空を見たい。
そう。あの子のような青空が。
リナリアは暁の空を見上げ、そっと金の睫毛を伏せた。
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