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荒野の王
3.
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言葉の勢いを失いながら薄々感じてはいたのだが、孝太は自分の熱が全く治まっていない現実に困っている。
「っぅんはぁ」
それどころか、先程からの青年とのキスや体に触れる手の刺激やらで、どんどん昂ってしまっていた。完全にナニが立ち上がった今となってはもう与えられるものに抵抗もできずにいる。というか、すっかり応えている。
寝かせられていた浅い場所から下ろされ、今は立って肩が出るほどの深さの場所に居た。もっとも、青年の首に手を回してしがみつくようにしているし、右足の膝裏を青年に持ち上げられているので、床に足が着いておらず、彼は自分がいる場所の深さはよく解っていない。
「すっげぇいいぃ」
お湯の中で青年のものと一緒に自分のペニスを擦られ彼は二度目の射精を迎えた。青年は自分が達した訳ではないが、擦り上げていた手を止め、彼の左足も持ち上げて、壁際の腰掛けられる位置に移動する。
腰掛けた青年の体を跨いで、相変わらず治まらないペニスの亀頭が青年のものに触れている事に戸惑いよりも快感を覚えている。体の前面が触れ合って、その体温にもたれ掛かりながらすっかり気持ちよくなっていた彼は、背や足を撫でていた青年の手がゆっくりと尻に流れ、抱えるように揉み広げられ。びくりと体を強張らせた。
「ちょっ待っ…」
何をされるのかふと考え到り、慌ててその手を止めようとするが、青年の指先は既に彼のアヌスの皺を確認するように撫で始めている。
「そこはさすがにぁっ…」
再び会陰を刺激され悲鳴を上げていると、ぬるり、ととろみのあるお湯の助けを借りて指先が一本入り込んだ。
「それはぁ」
無理だと続けようとしたが、声にならなかった。
「や、あぁ、ぁっんぅ」
押し広げるようにする手と、ぬぷぬぷと出入りを繰り返す指先は、器用な事に青年の片手である。もう一方の手は相変わらず会陰への刺激を続けていた。
(あ、やべ、止まんね…)
青年の行動を止めようと伸ばしていた手は再び青年の首にしがみつくように回され、前面を擦り付けるようになり、青年の性器や腹筋に一度擦り付ける事を覚えてしまうと、彼はもう腰の動きを止められなくなった。自分が腰を振るからなのか、青年の指先が出入りしているのか、刺激のタイミングさえもうよく解らなくなった頃。
「ふぁ、ちょ、お湯…がぁ」
青年の指先が増えて押し広げるようにされ、お湯が入り込む事に驚いて腰を振るのを止めた。だが、指から逃れるように青年に密着しても、当然ながらその指先から逃れる事にはならない。二本の指はより深く彼の中に潜り込んできた。
「なぁ、ムリだって、ホントにケツとか」
内壁を指で捻るような動きで擦られ、彼は青年の頭を抱え込むようにしがみ付いてしまう。入り込んでいたお湯で潤滑の良くなったそこは痛みは訴えてこなかったが、それに近い粘膜を掻くような初めての感覚に、彼は未知への怯えと確かな悦びを感じ始めていた。
「あ…?」
無理だ嫌だと繰り返しながらも、ほとんど喘ぎだった彼の訴えが今更通じたのか、青年が指を抜き、身を離す。
彼は、指が抜かれた事に安堵しながらも惜しみ、身を離されて寂しさが込み上げた。そんな自分に戸惑っていると、青年は彼を先ほどの浅い床で寝るように促す。くらくらしながら従うと、体の右側を下にした横向きの姿勢で寝かせられた。右足は伸ばしているが左足は腿上げのように九十度に曲げれ、その両足の間に青年が居る。
「えっと、何?!」
止めて欲しいと訴えるように手を伸ばそうとしたが、それよりも青年の潜り込んだ指が前立腺を押す方が速かった。
「うぁっ」
知識だけは有った。だが両親と暮らしている家で挑戦する勇気を持てた事はない。下準備だって必要だし、必要な道具だってあるだろう。そんな諸々を乗り越えるには、あまりにも恐怖心が勝っていたのだ。
「ほんと、まって、俺アナニーとかしたことねぇし、まじ無理こえぇからあぁっ」
ぐずぐすと口の中でぼやいていたのだが、再度前立腺を刺激され、未知の快感に悶え始める。頭を乗せるための丸い石の出っ張りに縋り付いて、体を上に這い上げようとするが、青年に性器を握り込まれているので実際にはほぼ動けない。
良く知っているはずの直接的な刺激と未知の刺激が混ざって、逆上せたようだった頭はもう何かを考えるというより、ひたすら気持ちが良いという事を考えていた。
「やっもう、イくっ、ムリムリッだって、もう、ああぁっ!」
怖かったはずの未知の感覚は、新しい快感の扉を開き、ついさっき人生最高の射精感を更新したはずが、あっさり記録が塗り替えられる。
(アナニーってやばい…)
彼はその考えを最後に気絶した。
へたりと力の抜けた彼の頭が湯に落ちないよう石の上に置き直して、青年は近くまで来ていたオカッパの少女に声をかける。少女の差し出す箱の中から、親指ほどの大きさの丸みがある雫型の石を取り上げ、それをつるりと彼の中に入れてしまった。完全に気絶している彼は何の反応も示さないが、青年は石を指で押し込んで確認するように留めていたが、しばらくしてゆっくりと指を引き抜く。
「陛下、私が」
「いや、俺が運ぶ」
彼をそっと抱き上げて、青年は湯船を後にした。
「っぅんはぁ」
それどころか、先程からの青年とのキスや体に触れる手の刺激やらで、どんどん昂ってしまっていた。完全にナニが立ち上がった今となってはもう与えられるものに抵抗もできずにいる。というか、すっかり応えている。
寝かせられていた浅い場所から下ろされ、今は立って肩が出るほどの深さの場所に居た。もっとも、青年の首に手を回してしがみつくようにしているし、右足の膝裏を青年に持ち上げられているので、床に足が着いておらず、彼は自分がいる場所の深さはよく解っていない。
「すっげぇいいぃ」
お湯の中で青年のものと一緒に自分のペニスを擦られ彼は二度目の射精を迎えた。青年は自分が達した訳ではないが、擦り上げていた手を止め、彼の左足も持ち上げて、壁際の腰掛けられる位置に移動する。
腰掛けた青年の体を跨いで、相変わらず治まらないペニスの亀頭が青年のものに触れている事に戸惑いよりも快感を覚えている。体の前面が触れ合って、その体温にもたれ掛かりながらすっかり気持ちよくなっていた彼は、背や足を撫でていた青年の手がゆっくりと尻に流れ、抱えるように揉み広げられ。びくりと体を強張らせた。
「ちょっ待っ…」
何をされるのかふと考え到り、慌ててその手を止めようとするが、青年の指先は既に彼のアヌスの皺を確認するように撫で始めている。
「そこはさすがにぁっ…」
再び会陰を刺激され悲鳴を上げていると、ぬるり、ととろみのあるお湯の助けを借りて指先が一本入り込んだ。
「それはぁ」
無理だと続けようとしたが、声にならなかった。
「や、あぁ、ぁっんぅ」
押し広げるようにする手と、ぬぷぬぷと出入りを繰り返す指先は、器用な事に青年の片手である。もう一方の手は相変わらず会陰への刺激を続けていた。
(あ、やべ、止まんね…)
青年の行動を止めようと伸ばしていた手は再び青年の首にしがみつくように回され、前面を擦り付けるようになり、青年の性器や腹筋に一度擦り付ける事を覚えてしまうと、彼はもう腰の動きを止められなくなった。自分が腰を振るからなのか、青年の指先が出入りしているのか、刺激のタイミングさえもうよく解らなくなった頃。
「ふぁ、ちょ、お湯…がぁ」
青年の指先が増えて押し広げるようにされ、お湯が入り込む事に驚いて腰を振るのを止めた。だが、指から逃れるように青年に密着しても、当然ながらその指先から逃れる事にはならない。二本の指はより深く彼の中に潜り込んできた。
「なぁ、ムリだって、ホントにケツとか」
内壁を指で捻るような動きで擦られ、彼は青年の頭を抱え込むようにしがみ付いてしまう。入り込んでいたお湯で潤滑の良くなったそこは痛みは訴えてこなかったが、それに近い粘膜を掻くような初めての感覚に、彼は未知への怯えと確かな悦びを感じ始めていた。
「あ…?」
無理だ嫌だと繰り返しながらも、ほとんど喘ぎだった彼の訴えが今更通じたのか、青年が指を抜き、身を離す。
彼は、指が抜かれた事に安堵しながらも惜しみ、身を離されて寂しさが込み上げた。そんな自分に戸惑っていると、青年は彼を先ほどの浅い床で寝るように促す。くらくらしながら従うと、体の右側を下にした横向きの姿勢で寝かせられた。右足は伸ばしているが左足は腿上げのように九十度に曲げれ、その両足の間に青年が居る。
「えっと、何?!」
止めて欲しいと訴えるように手を伸ばそうとしたが、それよりも青年の潜り込んだ指が前立腺を押す方が速かった。
「うぁっ」
知識だけは有った。だが両親と暮らしている家で挑戦する勇気を持てた事はない。下準備だって必要だし、必要な道具だってあるだろう。そんな諸々を乗り越えるには、あまりにも恐怖心が勝っていたのだ。
「ほんと、まって、俺アナニーとかしたことねぇし、まじ無理こえぇからあぁっ」
ぐずぐすと口の中でぼやいていたのだが、再度前立腺を刺激され、未知の快感に悶え始める。頭を乗せるための丸い石の出っ張りに縋り付いて、体を上に這い上げようとするが、青年に性器を握り込まれているので実際にはほぼ動けない。
良く知っているはずの直接的な刺激と未知の刺激が混ざって、逆上せたようだった頭はもう何かを考えるというより、ひたすら気持ちが良いという事を考えていた。
「やっもう、イくっ、ムリムリッだって、もう、ああぁっ!」
怖かったはずの未知の感覚は、新しい快感の扉を開き、ついさっき人生最高の射精感を更新したはずが、あっさり記録が塗り替えられる。
(アナニーってやばい…)
彼はその考えを最後に気絶した。
へたりと力の抜けた彼の頭が湯に落ちないよう石の上に置き直して、青年は近くまで来ていたオカッパの少女に声をかける。少女の差し出す箱の中から、親指ほどの大きさの丸みがある雫型の石を取り上げ、それをつるりと彼の中に入れてしまった。完全に気絶している彼は何の反応も示さないが、青年は石を指で押し込んで確認するように留めていたが、しばらくしてゆっくりと指を引き抜く。
「陛下、私が」
「いや、俺が運ぶ」
彼をそっと抱き上げて、青年は湯船を後にした。
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