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高校生活
次の日
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次の日学校に行くと、先に教室に零が座っていた。
「零昨日ごめん」
零は俺に気付き、朝から喋れるなんか幸せやと言ってきた。
「大丈夫だったの」
「全然なんもないで」
零はそう言って俺に抱きついてきた。
こいつ。と思い、離れた。
「お前の父親結構怖いんだな」
健もそう言ってきた。
「まあ父親とかそんなもんやろ」
そう言って それよりもと言った。
「これ見てや」
零は泊まり行事のパンフレットを見せてきた。
「神社も併設されてるらしい めっちゃ凄ない?」
そのまま零は話し続けた。
そんな零を見ていて気付いたが、鎖骨あたりにアザがあった。
何のアザだろうと考えていたが、ふと父親に殴られたんじゃないかと思った。
そのまま学校が終わり、俺は健に話した。
「零の鎖骨の下あたりアザあった」
「父親じゃねえの」
「俺もそう思った」
健は零のところへ歩いて行って、ネクタイを外した。
「え?」
零は突然のことに驚いていた。
「襲うつもりなん?」
笑いながら言う零に、健は黙ってそのまま零のシャツのボタンを開けようとした。
零は気付いたように、すぐ健の手を掴んだ。
「なんだよ」
「お前こそ何や」
クラスのみんなが喧嘩しているのかと見てきていた。
「零と健ちょっと」
俺は2人を引っ張って廊下に出した。
「西塔お前その痣どうした?」
「別に」
零はネクタイを直してボタンをとめた。
「父親に殴られたとかじゃない?」
零は無視してそのまま教室に戻った。
「触れるなって事だろうな」
「でも普通に俺のせい」
俺と健は少し責任を感じていた。
特に俺が言ったせいで怒られたんじゃないかと思うと心が痛かった。
特にそのあともアザについて話すこともなく、1日が終わった。
帰ってから俺は家に謝ろうかと連絡網を見ていたが、でもやはり父親の言葉に苛立ちを覚えてやめた。
なぜ俺が謝らなきゃいけないんだよと思った。
でももし父親が本当に零にしたことなら、かなりやばい父親だと考えた。
やっぱり俺は零にというよりも、零の家庭環境に好奇心、興味というものだけが出てきていた。
寝る前に零に 今日悪かった、とだけ打っておいた。
「零昨日ごめん」
零は俺に気付き、朝から喋れるなんか幸せやと言ってきた。
「大丈夫だったの」
「全然なんもないで」
零はそう言って俺に抱きついてきた。
こいつ。と思い、離れた。
「お前の父親結構怖いんだな」
健もそう言ってきた。
「まあ父親とかそんなもんやろ」
そう言って それよりもと言った。
「これ見てや」
零は泊まり行事のパンフレットを見せてきた。
「神社も併設されてるらしい めっちゃ凄ない?」
そのまま零は話し続けた。
そんな零を見ていて気付いたが、鎖骨あたりにアザがあった。
何のアザだろうと考えていたが、ふと父親に殴られたんじゃないかと思った。
そのまま学校が終わり、俺は健に話した。
「零の鎖骨の下あたりアザあった」
「父親じゃねえの」
「俺もそう思った」
健は零のところへ歩いて行って、ネクタイを外した。
「え?」
零は突然のことに驚いていた。
「襲うつもりなん?」
笑いながら言う零に、健は黙ってそのまま零のシャツのボタンを開けようとした。
零は気付いたように、すぐ健の手を掴んだ。
「なんだよ」
「お前こそ何や」
クラスのみんなが喧嘩しているのかと見てきていた。
「零と健ちょっと」
俺は2人を引っ張って廊下に出した。
「西塔お前その痣どうした?」
「別に」
零はネクタイを直してボタンをとめた。
「父親に殴られたとかじゃない?」
零は無視してそのまま教室に戻った。
「触れるなって事だろうな」
「でも普通に俺のせい」
俺と健は少し責任を感じていた。
特に俺が言ったせいで怒られたんじゃないかと思うと心が痛かった。
特にそのあともアザについて話すこともなく、1日が終わった。
帰ってから俺は家に謝ろうかと連絡網を見ていたが、でもやはり父親の言葉に苛立ちを覚えてやめた。
なぜ俺が謝らなきゃいけないんだよと思った。
でももし父親が本当に零にしたことなら、かなりやばい父親だと考えた。
やっぱり俺は零にというよりも、零の家庭環境に好奇心、興味というものだけが出てきていた。
寝る前に零に 今日悪かった、とだけ打っておいた。
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