【完結】嫌われ者の僕はひっそりと暮らしたい

りまり

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39 兄side10

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 なぜリリシャに係る奴らは皆リリシャを崇拝するんだ!!!!!

 俺だけがこいつを知っていればいいんだ。

 それなのにどいつもこいつも俺のリリシャに触りやがって、こいつら殺してやろうか?

 それだとリリシャが悲しむからできない、どうすればいいんだ!!!!!!

 早くリリシャと結婚して身も心も一つにならなければ安心できない。

 結婚したからと言って安心はできない。この国は一妻多夫でもありな国だ。

 俺だけの子をなしてくれるわけではない。それでも俺は俺だけを愛してくれないかと思ってしまう。

 リアムはあれはだめだ。

 何回か会っているが、あれのどこが可愛かったのか分からなくなっているぐらい可愛くなくなってきている。

 確かに孕むことはできるだろうが、あんなのに孕んでもらったら病気を持った子ができそうでそっちのほうが怖いとさえ思ってしまう。

 早くリリシャを抱きたい。

 俺の子を孕んでもらいたい。

 穢れを知らないあの体に俺の刻印を付けていくのはどれだけの喜びになるだろう。

 想像しただけで俺は打ち震えてしまうではないか。

 それなのにそれなのに何で、こんなむさくるしいところにいるんだ?

 それも認識疎外の魔法に魔道具まで使っているとはどれだけ俺たちに見つからないように用心していたのかまるわかりじゃないか、そんなに俺たちといるのがいやだったのだろうか?

 それならもうこの際だから部屋に閉じ込めてしまうしかないな。

 うん、そうしようこれは決定事項だから誰にも邪魔はさせないからな。

 俺はほくそ笑みリリシャを抱きしめた。

 
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