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騒乱11
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一人で抜け忍村を早朝出た。途中薬売りを呼び伊賀を歩き回る。
「服部は?」
「主要部隊は徳川に張り付いているようです。服部一門はそれぞれ勝手な動きをしています」
「藤林の繋ぎの場所は?」
「あそこの旅籠です」
そこで別れて薬売りで合い部屋に入る。見たところ藤林の忍者は離れに2人いるようだ。夜になって天井裏に登る。2人から6人に増えている。凛の部隊だ。
「丸山城の築城現場を焼き打ちする」
「手勢は?」
「百地30人、藤林20人、服部50人が集まる」
丸山城は織田が乗っ取った城だ。これが織田の戦略だ。ただこの流れは伊賀の侵略に繋がる。だがこの流れを止めることができるのだろうか。
「お頭は今回は反対してるとか?」
「それはみんな気にしている」
「最近は死者が増えている」
茉緒は部屋に戻って目を閉じる。伊賀のために立ち上がるべきなのだろうか。だが抜け忍村は戦わない方針を出している。藤林を2つに割るべきか。夢の中で父が久しぶりに現れる。今は父はにっこり笑っている。
「服部は?」
「主要部隊は徳川に張り付いているようです。服部一門はそれぞれ勝手な動きをしています」
「藤林の繋ぎの場所は?」
「あそこの旅籠です」
そこで別れて薬売りで合い部屋に入る。見たところ藤林の忍者は離れに2人いるようだ。夜になって天井裏に登る。2人から6人に増えている。凛の部隊だ。
「丸山城の築城現場を焼き打ちする」
「手勢は?」
「百地30人、藤林20人、服部50人が集まる」
丸山城は織田が乗っ取った城だ。これが織田の戦略だ。ただこの流れは伊賀の侵略に繋がる。だがこの流れを止めることができるのだろうか。
「お頭は今回は反対してるとか?」
「それはみんな気にしている」
「最近は死者が増えている」
茉緒は部屋に戻って目を閉じる。伊賀のために立ち上がるべきなのだろうか。だが抜け忍村は戦わない方針を出している。藤林を2つに割るべきか。夢の中で父が久しぶりに現れる。今は父はにっこり笑っている。
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