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第205話 属性魔法
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「この世界エゾン・レイギスは、
世界を創られた7柱の精霊様にそれぞれ対応した属性の魔法が存在するんだ。
光の精霊=光の属性魔法
風の精霊=風の属性魔法
火の精霊=火の属性魔法
水の精霊=水の属性魔法
地の精霊=地の属性魔法
闇の精霊=闇の属性魔法
空の精霊=無属性魔法
以上が7柱の精霊様に対応する魔法になるよ。
魔法は魔力さえあれば、ある程度の知能がある生物なら使用可能だ。
人間や魔族以外の怪物の中にも使用してくる個体は存在するんだ。
おのおのの生物が使用できる魔法はその生物の持つ属性に左右される。
例えば、火属性の生き物である火蜥蜴なら火の属性魔法が使える。
そして火の魔法の威力はより強くなる。
そして火と相対する属性の水属性魔法は使用することが出来ない。
風や地の魔法は使用は出来るが威力は弱くなる。
つまり威力の面から考えると自身の属性に合わせた魔法を習得するのが相性が良いと言う訳だね。
ボク達人間は基本的には無属性の者が多い。
属性が無い生物は属性に対応した魔法の威力の向上は望めないけど、
威力が弱まることも無いから幅広く魔法を習得できるんだ。
魔族は闇の属性を始め、なんらかの属性を持っている種族がほとんどだから
魔法の種類を幅広く使えるという面においては、人間の方に分があるかな?
ちなみに無属性魔法はこの世界のあらゆる生物が属性に関係なく、
威力を減衰することなく使えるんだ。
7種の魔法の中でも特に汎用性の高い魔法と言えるね。
ただ人間の中でも例外はある。
例えばエルフに血を半分引くハーフエルフであるボクは
エルフの属性である風属性なんだ。
だからボクが使える魔法は風魔法と無属性魔法ということになるね。
ちなみにポーラは光属性を持っている。
彼女が戦闘中に光の魔法を使っていたのは兄君様も見ていたと思う。
これはエクスラント聖王国の王族が、
500年前に大魔王を倒した光の属性の勇者様の血を引いているからなんだ。
今ではだいぶ血が薄れてしまったけど、
ポーラの様に光の属性を持って生まれて来る王族は時々存在するんだよ。
ちなみにボクはハーフエルフだから、
魔力同様に属性面においてもエルフの血が強く出ているね」
「ミリィ、つまり勇者である優羽花は光の属性ということになるのかな?」
「うんそうだね、兄君様」
「属性と言うのは難しくてよく解らなかったけど…
あたしはヒカリちゃんと同じと考えれば良いんだよね?」
「わたしと優羽花は同じぞくせい。
それであっている」
「うわー合ってて良かったー。
教えてくれてありがとねーヒカリちゃんー」
優羽花は立ち上がると、
俺を通り越してヒカリを抱きしめて彼女に感謝の意を示す。
そういえば優羽花は可愛いもの好きだったなあ。
その容姿が可愛いらしい幼子であるヒカリは、
彼女の嗜好的にはドンピシャなのである。
世界を創られた7柱の精霊様にそれぞれ対応した属性の魔法が存在するんだ。
光の精霊=光の属性魔法
風の精霊=風の属性魔法
火の精霊=火の属性魔法
水の精霊=水の属性魔法
地の精霊=地の属性魔法
闇の精霊=闇の属性魔法
空の精霊=無属性魔法
以上が7柱の精霊様に対応する魔法になるよ。
魔法は魔力さえあれば、ある程度の知能がある生物なら使用可能だ。
人間や魔族以外の怪物の中にも使用してくる個体は存在するんだ。
おのおのの生物が使用できる魔法はその生物の持つ属性に左右される。
例えば、火属性の生き物である火蜥蜴なら火の属性魔法が使える。
そして火の魔法の威力はより強くなる。
そして火と相対する属性の水属性魔法は使用することが出来ない。
風や地の魔法は使用は出来るが威力は弱くなる。
つまり威力の面から考えると自身の属性に合わせた魔法を習得するのが相性が良いと言う訳だね。
ボク達人間は基本的には無属性の者が多い。
属性が無い生物は属性に対応した魔法の威力の向上は望めないけど、
威力が弱まることも無いから幅広く魔法を習得できるんだ。
魔族は闇の属性を始め、なんらかの属性を持っている種族がほとんどだから
魔法の種類を幅広く使えるという面においては、人間の方に分があるかな?
ちなみに無属性魔法はこの世界のあらゆる生物が属性に関係なく、
威力を減衰することなく使えるんだ。
7種の魔法の中でも特に汎用性の高い魔法と言えるね。
ただ人間の中でも例外はある。
例えばエルフに血を半分引くハーフエルフであるボクは
エルフの属性である風属性なんだ。
だからボクが使える魔法は風魔法と無属性魔法ということになるね。
ちなみにポーラは光属性を持っている。
彼女が戦闘中に光の魔法を使っていたのは兄君様も見ていたと思う。
これはエクスラント聖王国の王族が、
500年前に大魔王を倒した光の属性の勇者様の血を引いているからなんだ。
今ではだいぶ血が薄れてしまったけど、
ポーラの様に光の属性を持って生まれて来る王族は時々存在するんだよ。
ちなみにボクはハーフエルフだから、
魔力同様に属性面においてもエルフの血が強く出ているね」
「ミリィ、つまり勇者である優羽花は光の属性ということになるのかな?」
「うんそうだね、兄君様」
「属性と言うのは難しくてよく解らなかったけど…
あたしはヒカリちゃんと同じと考えれば良いんだよね?」
「わたしと優羽花は同じぞくせい。
それであっている」
「うわー合ってて良かったー。
教えてくれてありがとねーヒカリちゃんー」
優羽花は立ち上がると、
俺を通り越してヒカリを抱きしめて彼女に感謝の意を示す。
そういえば優羽花は可愛いもの好きだったなあ。
その容姿が可愛いらしい幼子であるヒカリは、
彼女の嗜好的にはドンピシャなのである。
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