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第二章 森にて
エッチ写真を送りつける
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譲が腰を動かすと、潤が喘いだ。
「あっ、いいっ、そこっ」
潤の裸足の指が、苔の生えた地面の湿った土を掻いて、つかんだ。
「潤、友達の前で犯される気分は、どうだ?」
譲が残忍そうに舌なめずりし、ほくそ笑んで言った。
「瑤……」
潤は、くるしそうに僕に手を伸ばしてきた。僕は、それが助けを求めているように見えた。しかし、譲は、言った。
「ああ、三人でやりたいのか。ヨウ君? 潤の前に立って」
そう言えば、さっき潤も三人でするのが好きとか言っていた。僕は譲に指示されたように朽ちかかった礼拝堂の板壁と潤の間に立つと、潤は、すかさず僕の腰をつかんできた。
「咥えさせてやって」
譲が言った。
「えっ」
僕は、とまどった。
「潤は、口も同時に刺激してやらないと、満足しないんだ」
「でも……」
そんなことできない。
「瑤、嫌ならいいよ」
潤が、僕をかばうように言ってくれた。
「ヨウ君、されたことある?」
譲が聞いてきた。
「さっき、潤に……でも、イヤって言って」
「拒んだ? もう一度やってごらん、潤は口に出してやると、喜ぶんだ」
僕は迷った。潤が喜ぶなら、してあげたいけど、こんなの悪いことだと思うし。
「いいよ、瑤、しなくても」
潤は、僕の腰につかまって下を向いたまま言った。潤は僕をかばってくれているのだ。でも、ほんとは、したいんだろう……いつも、こういう遊びをしていたって言ってたから。欲望でっていうのもあるかもしれないけど、サイコ・ドラマみたいな治療的意味で、してみたいのかもしれない。
「わかった。するよ」
僕は、意を決して、性器を出し、潤の顔を上向かせ、その口に当てた。
「いいね、ヨウ君」
譲が言った。潤の舌先が、僕の先端を舐めた。
「んっ!」
僕は、我慢していたのを、もっと我慢しようとしたけれども、暴発して、潤の顔に、放ってしまった。
「あっ、ひぃっ」
僕は、慌てて後ずさりしようとしたが、後ろは壁だった。潤は、顔を白い液体で濡らしたまま、僕の先端を咥えて強く吸った。
「んっ、ん! 気持ちいい、潤、あっ」
すると同時に、潤の身体が、ゆさゆさ、揺さぶられた。譲が低く呻いて、動きが止んだ。
譲が胸ポケットからスマホを取り出して、僕の出したものを垂らしながら僕のものを咥えている潤の顔を、フラッシュをたいて撮った。潤は、このマニアな変態っぽい人を信頼しきっているようだったが、写真なんか撮らせて大丈夫なんだろうか? 僕は潤を痛々しく思い、
「潤?」
と声をかけ潤の口から性器を外し、僕の腰に回されていた潤の手を壁に突かせた。
「ヨウ君、こっちに来て、見てごらん」
譲が僕を呼んだ。僕は、言われるままに、潤の後ろに周り、潤のお尻を覗き込んだ。華奢で痛々しい白いお尻だった。
「アナルを見ててごらん」
僕は、譲の持っている明かりに照らされた秘部に注目した。潤のアナルは、恐ろしく逞しい譲の茎に貫かれていた。潤から、譲の猛々しいモノが引き抜かれた。潤は、あえかな身体を震わせて、切なそうに喘いだ。譲は、潤の臀部のアップを動画に撮っていた。
「いやらしい穴だろう? 本当に、欲しがって困る、恥ずかしいケツ○○○だ。こんなに広がって」
潤の肛門は、ぱっくり大きく口を開けていたかと思うと、ゆっくり収縮していった。そして、注ぎ込まれた白い液体が、ねっとりと出てきた。
「ああ、いやらしい。毎晩、ケツから白い液を垂らして。毎晩注ぎこまれないと我慢できない淫乱少年だな、お前は」
譲は、動画を止めて言った。
「この動画見て、また自慰をするんだろう? 俺も後でもらうぜ」
譲は言った。
「この写真を、言い寄られているやつに送ってやれよ。件名は『汚された俺』だな」
譲は、さっきの、潤がかけられた顔で僕のを咥えている写真を見せた。
「ヨウ君も写ってることだし『汚された僕』のが美少年ぽくていいか? 『汚し合う僕ら』」
譲は、どうでもいいことを吟味した。潤は抗議した。
「どれでも、いやだよ。そんな写真送りつけるなんて、相手の欲望をかきたてるだけじゃないか」
僕だって、僕の顔こそ写っていなくて誰だかわからないけれど、その体は僕なんだから困る。譲は、フンと笑って言った。
「そうさ、それが目的だよ。送られたやるは、他のやつにやられた潤を見て絶望しながら、興奮するだろう」
「やめろよ」
潤はスマホを取り返そうと譲につかみかかったが、軽くいなされただけだった。だから、こんな人に写真撮影を頼んだりしなければよかったのに。
「藤木君にするか」
譲はスマホを操作しながら笑った。藤木君? まさか三年の藤木さん?
「勝手に送るなよ」
潤は譲の腕に手を伸ばすもむなしく、譲は言った。
「送った」
「ちょ」
「楽しみだな。月曜に学校に行くのが。ちゃんと報告しろよ」
譲は潤の頭を手でつかんだ。
「犯されるよ」
潤は、うんざりしたように文句を言った。
「好きなんだろう? そういうのが」
譲が茶化した。
「好きなわけじゃない」
潤は否定した。
「でも、興奮するんだろう?」
その時、スマホが点灯した。
「藤木君だ。出てやれよ」
「なんで電話が!」
潤が言った。
「俺がさっきのメールで教えた」
「勝手なことするなよ!」
潤は怒って言った。
「出ろよ。俺らにも聞かせて」
譲は言ってスマホの画面を指でスライドした。
「潤?」
相手の声がした。聞き覚えのある声だった。やはり三年の藤木さんみたいだ。
「はい」
「その声、潤だよな? いったい、どうしたんだよ? あの写真、本当に潤なの? 本当に潤が送ったの?」
「んっ」
譲が、潤のあそこを触ったので、潤は喘ぎ声が出そうな顔をした。
「え、何? 大丈夫?」
電話口からは藤木さんの声が聞こえた。譲は、情け容赦なく、潤のあそこを擦った。
「あっ、あっ、あっ、気持ちいい」
潤は、上級生の藤木さんに電話が通じているのに派手な喘ぎ声を出してしまった。
「潤、今してるのか?」
スマホから、潤を心配する声が聞こえた。
「大丈夫? まさか、誰かにやられてるとか?」
「譲に……」
「え、誰にだって?」
譲が、潤の耳元で何か言った。俺の名を出すなとか、なんとか言ったのだろうと思った。
「あっ、ダメっ、藤木さん、あっ」
ところが潤は、藤木さんの名字を呼び出した。
「えっ俺?」
「藤木さん、挿れて」
「え……」
「藤木さん、僕のお尻に挿れて」
「え、何? そういうプレイか何か?」
電話の向こうの藤木さんは、とまどっているようだった。
「早く、ほしい」
「え、なんだよ……」
「早く、いきたい。お尻でいきたい」
「何だかわからないけど、そんなこと言われたら、俺も興奮してきちゃったじゃないか、んっ、あっ」
藤木さんも興奮しているらしい。
「藤木さんのを、僕のお尻に」
「わかった、月曜に、挿れてやるから、待って」
藤木さんは、なだめるように言った。
「いや、待てない、あっ、あー」
譲が、潤を地面に押し倒し、指を挿入していた。僕は、思いついて、自分のスマホを取り出して、こっそり動画を撮った。何かの証拠になるかもしれないし。潤は、地面をのたうちまわった。逃れようとしているようにも、求めているようにも見えた。
「わかった、今から潤の家行くから」
電話が切れたようだった。
「あっ、いいっ、そこっ」
潤の裸足の指が、苔の生えた地面の湿った土を掻いて、つかんだ。
「潤、友達の前で犯される気分は、どうだ?」
譲が残忍そうに舌なめずりし、ほくそ笑んで言った。
「瑤……」
潤は、くるしそうに僕に手を伸ばしてきた。僕は、それが助けを求めているように見えた。しかし、譲は、言った。
「ああ、三人でやりたいのか。ヨウ君? 潤の前に立って」
そう言えば、さっき潤も三人でするのが好きとか言っていた。僕は譲に指示されたように朽ちかかった礼拝堂の板壁と潤の間に立つと、潤は、すかさず僕の腰をつかんできた。
「咥えさせてやって」
譲が言った。
「えっ」
僕は、とまどった。
「潤は、口も同時に刺激してやらないと、満足しないんだ」
「でも……」
そんなことできない。
「瑤、嫌ならいいよ」
潤が、僕をかばうように言ってくれた。
「ヨウ君、されたことある?」
譲が聞いてきた。
「さっき、潤に……でも、イヤって言って」
「拒んだ? もう一度やってごらん、潤は口に出してやると、喜ぶんだ」
僕は迷った。潤が喜ぶなら、してあげたいけど、こんなの悪いことだと思うし。
「いいよ、瑤、しなくても」
潤は、僕の腰につかまって下を向いたまま言った。潤は僕をかばってくれているのだ。でも、ほんとは、したいんだろう……いつも、こういう遊びをしていたって言ってたから。欲望でっていうのもあるかもしれないけど、サイコ・ドラマみたいな治療的意味で、してみたいのかもしれない。
「わかった。するよ」
僕は、意を決して、性器を出し、潤の顔を上向かせ、その口に当てた。
「いいね、ヨウ君」
譲が言った。潤の舌先が、僕の先端を舐めた。
「んっ!」
僕は、我慢していたのを、もっと我慢しようとしたけれども、暴発して、潤の顔に、放ってしまった。
「あっ、ひぃっ」
僕は、慌てて後ずさりしようとしたが、後ろは壁だった。潤は、顔を白い液体で濡らしたまま、僕の先端を咥えて強く吸った。
「んっ、ん! 気持ちいい、潤、あっ」
すると同時に、潤の身体が、ゆさゆさ、揺さぶられた。譲が低く呻いて、動きが止んだ。
譲が胸ポケットからスマホを取り出して、僕の出したものを垂らしながら僕のものを咥えている潤の顔を、フラッシュをたいて撮った。潤は、このマニアな変態っぽい人を信頼しきっているようだったが、写真なんか撮らせて大丈夫なんだろうか? 僕は潤を痛々しく思い、
「潤?」
と声をかけ潤の口から性器を外し、僕の腰に回されていた潤の手を壁に突かせた。
「ヨウ君、こっちに来て、見てごらん」
譲が僕を呼んだ。僕は、言われるままに、潤の後ろに周り、潤のお尻を覗き込んだ。華奢で痛々しい白いお尻だった。
「アナルを見ててごらん」
僕は、譲の持っている明かりに照らされた秘部に注目した。潤のアナルは、恐ろしく逞しい譲の茎に貫かれていた。潤から、譲の猛々しいモノが引き抜かれた。潤は、あえかな身体を震わせて、切なそうに喘いだ。譲は、潤の臀部のアップを動画に撮っていた。
「いやらしい穴だろう? 本当に、欲しがって困る、恥ずかしいケツ○○○だ。こんなに広がって」
潤の肛門は、ぱっくり大きく口を開けていたかと思うと、ゆっくり収縮していった。そして、注ぎ込まれた白い液体が、ねっとりと出てきた。
「ああ、いやらしい。毎晩、ケツから白い液を垂らして。毎晩注ぎこまれないと我慢できない淫乱少年だな、お前は」
譲は、動画を止めて言った。
「この動画見て、また自慰をするんだろう? 俺も後でもらうぜ」
譲は言った。
「この写真を、言い寄られているやつに送ってやれよ。件名は『汚された俺』だな」
譲は、さっきの、潤がかけられた顔で僕のを咥えている写真を見せた。
「ヨウ君も写ってることだし『汚された僕』のが美少年ぽくていいか? 『汚し合う僕ら』」
譲は、どうでもいいことを吟味した。潤は抗議した。
「どれでも、いやだよ。そんな写真送りつけるなんて、相手の欲望をかきたてるだけじゃないか」
僕だって、僕の顔こそ写っていなくて誰だかわからないけれど、その体は僕なんだから困る。譲は、フンと笑って言った。
「そうさ、それが目的だよ。送られたやるは、他のやつにやられた潤を見て絶望しながら、興奮するだろう」
「やめろよ」
潤はスマホを取り返そうと譲につかみかかったが、軽くいなされただけだった。だから、こんな人に写真撮影を頼んだりしなければよかったのに。
「藤木君にするか」
譲はスマホを操作しながら笑った。藤木君? まさか三年の藤木さん?
「勝手に送るなよ」
潤は譲の腕に手を伸ばすもむなしく、譲は言った。
「送った」
「ちょ」
「楽しみだな。月曜に学校に行くのが。ちゃんと報告しろよ」
譲は潤の頭を手でつかんだ。
「犯されるよ」
潤は、うんざりしたように文句を言った。
「好きなんだろう? そういうのが」
譲が茶化した。
「好きなわけじゃない」
潤は否定した。
「でも、興奮するんだろう?」
その時、スマホが点灯した。
「藤木君だ。出てやれよ」
「なんで電話が!」
潤が言った。
「俺がさっきのメールで教えた」
「勝手なことするなよ!」
潤は怒って言った。
「出ろよ。俺らにも聞かせて」
譲は言ってスマホの画面を指でスライドした。
「潤?」
相手の声がした。聞き覚えのある声だった。やはり三年の藤木さんみたいだ。
「はい」
「その声、潤だよな? いったい、どうしたんだよ? あの写真、本当に潤なの? 本当に潤が送ったの?」
「んっ」
譲が、潤のあそこを触ったので、潤は喘ぎ声が出そうな顔をした。
「え、何? 大丈夫?」
電話口からは藤木さんの声が聞こえた。譲は、情け容赦なく、潤のあそこを擦った。
「あっ、あっ、あっ、気持ちいい」
潤は、上級生の藤木さんに電話が通じているのに派手な喘ぎ声を出してしまった。
「潤、今してるのか?」
スマホから、潤を心配する声が聞こえた。
「大丈夫? まさか、誰かにやられてるとか?」
「譲に……」
「え、誰にだって?」
譲が、潤の耳元で何か言った。俺の名を出すなとか、なんとか言ったのだろうと思った。
「あっ、ダメっ、藤木さん、あっ」
ところが潤は、藤木さんの名字を呼び出した。
「えっ俺?」
「藤木さん、挿れて」
「え……」
「藤木さん、僕のお尻に挿れて」
「え、何? そういうプレイか何か?」
電話の向こうの藤木さんは、とまどっているようだった。
「早く、ほしい」
「え、なんだよ……」
「早く、いきたい。お尻でいきたい」
「何だかわからないけど、そんなこと言われたら、俺も興奮してきちゃったじゃないか、んっ、あっ」
藤木さんも興奮しているらしい。
「藤木さんのを、僕のお尻に」
「わかった、月曜に、挿れてやるから、待って」
藤木さんは、なだめるように言った。
「いや、待てない、あっ、あー」
譲が、潤を地面に押し倒し、指を挿入していた。僕は、思いついて、自分のスマホを取り出して、こっそり動画を撮った。何かの証拠になるかもしれないし。潤は、地面をのたうちまわった。逃れようとしているようにも、求めているようにも見えた。
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