男だらけの変態異世界冒険譚

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悪魔の遺伝子編

78 光り輝く未来へ! 3度目の人生も異世界で♡

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「やあ~、ミライくん♡ なんだか、このシチュエーション久しぶりだねぇ♡」


 やたらと語尾に♡をつけて喋る聞き慣れた声がしてきた。


「やっぱり、いたんだ!」


 僕は神様にしがみつく勢いで接近しながら言った。


「僕、ちゃんとヒビキたちのいる世界に帰れるんですよねッ⁉︎ ご都合主義的に生き返れるんですよねッ⁉︎ ねえったら!」


 僕は泣きべそをかきながら神様の胸をポンポン叩いて尋ねた。


「大丈夫、落ち着いて♡ そう言うと思って、ちゃんとミライくんの魂をそのままにしておいたからね~♡」
「さっすが、神様! それじゃあ、さっそくお願いしま~す」
「うん、100年経ったらね♡」
「……はい? 今、何か仰いましたか?」


 僕の聞き間違いじゃなければ、「100年経ったらね」とか意味不明なことを言ったような……。


「100年後ね♡」
「…………はい?」
「『百の巡り』といってね。生き物は死ぬと、死後の世界を旅し、100年後に生まれ変わるんだ。ただ、別の世界に転生する場合なら今すぐ生き返れるんだけどね♡」
「なるほど、だから前はすぐに生き返れたわけか……」


 神様は意気消沈する僕を優しく抱きしめて頭を撫でながら言った。


「大丈夫、大丈夫♡ その辺を散歩しているうちに、100年なんてすぐに経っちゃうよ」
「いやいや、いくら何でも長過ぎでしょ! 100年も経ったら、みんな死んじゃってるか、仮に何とか生きてたとしてもヨボヨボの爺さんでしょうがwww」


 みんな死んじゃってるような世界に生き返ったところで寂しいだけだし、仮に生きてたとしてもヨボヨボになったヒビキたちなんか見たくない。
 何とかして今すぐ生き返らせてもらわなければ……。


「神様、お願いします! 僕、何でもしますから一刻も早く生き返らせてくださいッ!」
「何でも?」
「はい、何でも♡」
「へぇ~、何でもしてくれるんだ。それなら、ミライくんにオギャりたいんだけど♡」


 僕は神様の言ってることがよく分からず、思わず呆然としてしまう。


「前々からミライくんにはすっごくを感じてオギャりたいと思ってたんだ。今から幼児退行するから存分に甘やかしてねぇ~、ミライくん♡」


 熱っぽく僕の名を叫んだ神様は、グリグリと僕の胸に顔を突っ込んできた。


「甘やかせって言われても……え~と、いい子でちゅね♡」


 僕が耳元で囁いてあげると、神様はますます興奮してしまったらしい。
 荒々しい手つきで僕の胸に指を食いこませる。


「んッ! いいですよ……生き返らせてもらえるなら、どんだけでも僕に甘えて♡」


 神様はますます調子づき、ギチギチと音がしそうなほど強く揉んでくる。
 神様の指先が触れた途端、僕の胸がビクンと震えた。乳首の感度もよい。ソフトなタッチで乳輪の周囲をくすぐると、それだけでプクンとふくらんだ乳輪がますますふくらむ。


「ん……ふ……。気持ちいい……」


 僕は唇を舐めながら目を細める。
 乳輪を神様は人差し指と親指でつまむ。


「やッ……んあッ……!」


 痛みとも快楽ともつかない感覚に、一瞬僕は身を震わせる。
 指と指の間でピンク色の乳輪が硬くしこってくるのを感じ、神様は、さらにそれをねじりあげた。少し引っ張られると、僕は喉をのけぞらせて切なげな喘ぎをもらした。


「んッ……乳首……乳首が……ジンジンするの……」


 僕の乳輪は、もうこれ以上ないくらいに張りつめている。
 すでに、乳首もピクピクと震えながら勃起しかけていた。
 神様は、肉の輪からはみだした乳頭に軽くキスをする。乳輪を指でつまんだまま、唇で勃起しかけの蕾を挟んだ。


「……あッ、んッ……それ、いい~♡」


 唇で乳首を挟んだまま、その先端を舌先でくすぐる。


「いッ……!」


 電流にも似た快楽に背中を反らし、僕は切れぎれに甘い吐息をもらしつづけた。
 神様は唇を離して、ピンクの突起を観察してみた。


「うわぁ~い、勃ってる、勃ってる♡」


 見る間に勃起していく肉の蕾を見つめながら、神様は無邪気にはしゃいでいる。
 乳輪に埋没していた乳首はピンと張りつめ、ムクムクと前方へのびていく。


「いやらしい、いやらしすぎる……」


 僕の乳首をうっとりと眺め、ため息まじりに神様がつぶやいた。


「神様ったら……」


 僕は微笑む。その笑みが、一瞬のうちに切なげな表情へと変わる。
 いきりたった乳首を指で挟まれ、いまだ乳輪の中に埋没した方の乳首を音をたてて吸われる。
 チュ……ン……ズチュッ……。
 いやらしく音をたてながら、神様は、乳輪に埋まった肉の蕾を吸いまくった。中身をほじるように舌先を動かし、ふくらんだ乳輪ごと口に含んで敏感な突起を吸い出す。


「んッ……んッ……!」


 思いきり強く乳首を吸われ、僕はビクビクと肩を震わせた。
 神様の口の中で、ピンクの乳首がさらに大きくなっていく。ねっとりと絡んだ舌を押しかえしつつ、硬く勃起する。
 勃起した乳首の側面を、神様は舌で何度もなぞった。


「んあッ!……それ……もっと……」


 僕の表情を見上げながら、神様は乳首の根元を責めたてる。指先でつまんで引っ張り、のびきった肉の輪をレロレロと激しく舐めまわす。
 もう片方の乳首を、人差し指と親指で挟んだままキュッキュと上下にしごいた。荒い息をあげる僕の、もうこれ以上ないほどにいきりたった乳首を肉棒に見たて、中に溜まったものを吐き出させるかのように激しくしごく。


「あッ! あッ! すご……」


 僕は吐息まじりの声をあげる。
 神様は乳首をしごく手を休めず、もう片方の乳首は舌先で先端をほじりつづけた。口中に含むと、神様は乳首に軽く歯を当ててきた。


「やッ……んッ……」


 新たな刺激に、僕は甘い喘ぎをあげて応じる。
 神様は前歯で乳首を挟み、そのまま上下にしごいてシコシコとした感触を味わった。


「んああッ! やッ……んん……」


 切なげに目を細め、僕は身をよじった。自分の乳首に食らいつく神様の頭を抱きしめながら痛みに耐える表情で肩を震わせる。


「いい……いいよ……もっと……」


 神様が嚙んでいた乳首を離し、ふいに反対側の乳首にむしゃぶりついた。乳輪に、舌先でたっぷりと唾液を塗り込んでいく。硬く尖って震える乳首に歯を当て、もう片方の乳首を指でつまんで引っ張った。


「いッ……ひッ!」


 喉をひくつかせ、悲痛な声をあげる。
 神様は食い込ませた指を、さらに乱暴な動きでこねまわす。


「あッ……あッ!」


 背筋を駆け昇る快楽に、僕は小刻みに身体を震わせながら、すすり泣きに似た嗚咽をもらした。
 張りつめた乳首が、弾けんばかりにふくらんでピクピクと震える。パンパンに張りつめたピンク色の突起が、神様の太い指で潰された。


「おや~♡」


 神様は思わず声をあげ、自分の指で挟んだ乳首の先端を見つめた。
 プツッ……。
 液体が乳首の先端からほとばしり、水滴となって溜まっている。
 神様は、乳首の根元のあたりを強くつまんできた。


「んああッ!」


 ピシュッ……。
 喘ぎ声とともに、僕は勃起した乳首の先端からミルクを噴射させていた。


「すご~い、妊娠してなくてもミルクって出せるんだね♡」


 神様はミルクをしたたらせる乳首を口に含んだ。


「ふあッ……」


 小さく声をあげる僕の乳首を舌で転がし、神様は、そこから分泌される液体の味を確かめた。


「美味しい~、ナギサくんは赤ん坊の時に毎日こんな美味しいミルクを飲んでたんだね♡」


 神様は音をたてて乳首を吸引し、ジクジクと溢れてくるミルクを飲み込んだ。
 官能の波が高まるのに合わせ、硬い突起からほとばしる液体の勢いが増していく。


「はうッ! くああッ!」


 ひときわ激しく背中をのけぞらせて、僕は悲鳴じみた声をあげる。
 ほとばしるミルクを夢中で吸いたてながら、神様はもう一方の乳首を揉みしだいた。見る間にプクンと乳輪が張りつめ、すぐにミルクが吹き出す。
 ビュッ……ビュルッビュルッ……。


「あああ~♡」


 だらしなく口を開き、僕は恍惚とした表情で喘いでいる。そのまま、神様は半開きになった僕の唇を奪う。


「んッ……んふう……」


 唇からもれる僕の吐息があたりに響く。


「んふぁ……やっぱり、ミライくんは最高だよ♡」


 唇を放し、荒く息をつきながら神様がささやいた。


「ミライくんの栄養満点なミルクのおかげで神パワーも十分に補充できたし、そろそろ元の世界に返してあげるよ♡」
「ありがとう、神様♡」


 神様が指パッチンをした次の瞬間、僕の意識は飛んでいた。




ーーー




 ゴゴオオオオンッ!!!
 雷鳴が轟き、天空より降り注いだ光の矢は地下聖堂へと落ちた。


「雷鳴だッ!」
「聖堂に落ちたぞ!」


 ヒビキたちは口々に叫びながら、聖堂の方へと駆けていった。
 不思議なほどに心が踊る。胸の奥底から希望が溢れ出るようだった。ヒビキは聖堂へとつながる大扉を蹴りで叩き割った。


「⁉︎……」


 水晶の聖堂は異様な光に満ちていた。雷鳴のエネルギーに呼応して、黄金に輝いている。


「ミライ……」


 ヒビキは呆然とつぶやいていた。
 光の集う中央に、僕は立っていた。自分の肉体を確認するように首の骨を鳴らし、肩をまわす。


「ヒビキ……ただいま♡」


 集中する皆の視線を照れ臭そうに受けとめて、僕は軽く手をあげた。


「ああ……おかえり♡ 何となく戻ってくると思ってたぜ!」


 ヒビキがそう言うと、ミントたちが一斉に声を張りあげて聖堂を揺るがした。
 僕はヒビキの胸へ勢いよく飛びこんでいく。
 身体の傷が癒えていないヒビキは僕の勢いによろめきながらも、やさしく抱きとめてくれるのだった。
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