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(番外編)完熟・後編
しおりを挟む後編はほぼ18禁シーンです。ご注意ください。
完熟・15年
あれから、環は意外と調教師としてうまくやっている。2人で調教するという話になってからしばらくは薫の調教の場に同行させてもらい、食事やトイレの介助、拘束の手伝いなどから始めた。薫の手腕はさすがと言わざるを得なく、少年たちはその手でどんどん堕ちていった。巣立つ頃には皆、撫でるだけで腰を振り始めるほどに。そしてその技術は環に受け継がれ、5年経った今ではほぼ環が調教を担当している。薫は監督をしているような形だが、灰谷曰く顧客満足度は高いままキープできているらしい。おかげさまで供給が追いつかず、待っている客も多いのだとか。
「ここ、気持ちいいね」
「はあ、ああ、いいです、そこぉ・・・っ」
「我慢したらもっと気持ちいいよ。どうする?」
「ああああ・・・がまん、しますっ!」
「偉いね。ゆっくりにしてあげる」
「ああああッ!イきたい、よぉ・・・!」
環は少年たちを精神的に支配するのが得意だった。それぞれの性格に合わせ言葉をかけながら、客の求める方向に導いていく。
「アアッ!さわんな、くそ!へんたい!」
「変態におちんちん扱かれても、気持ちよくないよね?」
「きもち、いいわけ、な・・・あ゙ああああ!!!」
「どうしたの?おちんちんから涎出てる」
「んああ!うるさ、いッ!ん゙ん゙、だめっ、はなせ・・・っ」
「気持ちよくないなら射精しないよね?」
「しゃせい・・・はあっ、しゃせい、うう・・・ああああん!」
今調教している子は、随分と反抗的で強気な性格だ。顧客からは「性格はこのままで、とにかく快楽に弱くしてほしい」と言われている。今のところ調教は順調だった。
環が耳元で話しかけると、どの子もみんな目を潤ませて快感に溺れてしまう。どう言えば少年たちが従順になるのか、どう触れば我慢できなくなるのか、薫に散々仕込まれた体はよくわかっていた。
環は少年を頭の中で自分に置き換えて調教を進めていく。顔を上げると仮面越しに痛いほどこちらを見る薫が見えた。まるで自分が薫に調教されているような倒錯的な気分になり、ぞくりと腰を震わせる。薫からの鋭い視線が一層突き刺さった。
「不要な会話はするな」
「でも、あの子の反発を煽るには、あそこで・・・」
「そんなことしなくても、お前ならちゃんと仕上げられるだろう」
「えへへ・・・ごめんなさい」
夕食の時間になり、薫に叱られる。激しい嫉妬の眼差しに、環の腰がずくんと重くなった。
「・・・あの子は絶対に環に惚れてる」
「そんなことありえません」
「お前も、満更でもなさそうだったしな」
「薫さんが嫉妬してくれてるかもって思ったら、なんだかすごく、その、たまらなくなってしまって・・・」
頬を染め下を向く環に、薫がぐっと唇を噛む。今すぐにでも部屋に連れ帰ってめちゃくちゃに犯したい衝動を抑え込み、食事を口に運んだ。
「欲情したんだろう。夜は俺が担当する」
「ちがっ、嫌です!僕が欲情したのはあの子にじゃなくて、薫さんにですから!」
「誘うような声を出さないと誓えるか?」
「出しません!」
「次に俺がそう感じたら交代だぞ」
「はいっ」
薫さんは僕以外に触れないで、と涙目になって縋る環に、少しだけ薫の機嫌が直った。
食後、環が薫の手を取り、トイレに行きたいと訴えた。2人で個室に入る。環が下着を下ろすと貞操具に包まれた陰茎が出てきた。腰を差し出す環に、薫が鍵を外してやる。それはみるみるうちに勃起し、環の腹を打った。
淡い下生えからすっかり大人のサイズになった陰茎が飛び出している。薄ピンク色のそれは、やや亀頭が大きく、しっかりと傘を張っていた。
「ぅ、はあっ」
開放感に環が熱い息を漏らす。便器に座り、いつも通り手でそれを下に向けた。潤んだ瞳で薫を見つめ、息を荒げる。
「か、薫さん、好き、好き、もう出します・・・っ」
「俺に見ていて欲しいか」
「見てっ!全部、見て、僕のっ、ああああ!」
小水を排泄しながら、腰をぶるぶると震わせる。
「おしっこ、気持ちいッ!あああ!このまま、精液、も、出、そ、ですううッ」
悶える環の額に薫がキスをすると、環の脚がバタバタと跳ねた。
「出る!出ますッ!!・・・ん゙ん゙ん゙ん゙ッッ!!!」
小水の後を追って精液がどぽどぽと水に落ちていく。陰茎が小刻みに脈を打ち、環の全身が硬直した。薫が震える腰を撫でると、それだけで精液の残滓が飛び出し、環が喉を反らせた。環の陰茎を拭いた紙に、じわりと精液が漏れ出して染み込んでいく。
「今日は随分とここが緩いな」
「ん゙ん゙ん゙!」
「期待してるのか、環」
「う・・・ん゙ん゙っ、し、てます・・・!」
「夜、楽しみにしておけ」
「うああ・・・っ!」
薫が無理やりそれを貞操具に納め、鍵をかけた。
調教をする上で、環と薫が定めた約束は7つ。
・調教中は2人とも貞操具をつける。
・調教中は互いに会話したり触れ合ったりしない。
・子どもには常に目隠しをする。
・舌で触れない。
・調教師の体に触らせない。
・子どもに欲情した場合は調教師を交代する。
・その日した調教と同じことを、夜、薫が環におこなう。
つまり今夜環は、自分が今日少年にしたことを薫にされるわけである。今回の子は反発の強い子だ、自ずと調教の内容も厳しいものになる。快楽に弱くするために、昼間は射精を許さずずっと焦らしていた。この後も長時間焦らし、寸止めをすることになるだろう。そして今日の最後に漏らすように最高の射精をさせてやる予定だ。
環の腰が震え、貞操帯の中の陰茎が苦しそうに脈を打った。薫の言うとおり、環は期待している。嫉妬した薫に、ぐずぐずになるまで我慢させられたい。泣き叫んでも暴れても、ずっと寸止めされたい。射精欲に取り憑かれた環を見る薫の視線が好きだ。あの獰猛な目で犯されたい。そして、最後はキスしながら蕩けそうに甘いセックスをしてほしい。
「薫さん、僕、頑張るから、キスしてください」
「調教前だが大丈夫か?」
「大丈夫です、早く、んん」
薫が少しかがむと、環が焦れたように唇に吸い付いた。舌を絡め、あふれた薫の唾液を飲み込んでいく。
「もっと、薫さんの、飲ませて、お願い」
「環、んん」
環が薫の首に手を回し、深くまで舌を入れる。全ての唾液を舐めとるように薫の口腔内を蹂躙した。調教の開始時間を知らせるアラームが鳴り、やっと唇を離す。2人の間に引いた唾液の糸さえも、環が絡め取っていった。
環が蕩けた顔を隠すように仮面を付け、スーツの上着を羽織る。薫もそれに続き、2人は調教部屋へと入っていった。
その後の環は凄まじかった。子どもが泣こうが喚こうが、罵倒しようが謝ろうが、何をしても射精をさせなかった。言葉では巧みにプライドをくすぐり、時には頑張りを讃えながら、その子の反発心を利用する。男に生まれたことを後悔するほどの我慢を強いられ、体を震わせることしかできなくなったその子に、最後は男に生まれたことを心から感謝するような射精をさせてやった。
薫は環の優しくかつ非道な調教ぶりに、腰をぞくぞくと疼かせる。環は欲しているのだ、薫にこうされることを。最後に少年の耳元で「頑張ったね」と優しく囁いて頭を撫でたのは、きっと薫を嫉妬させるためだ。挑発するように薫の方を見ていたのだから。どうやら今夜は酷くされたいらしい。少年をベッドに寝かしつけた環の手を引き、荒々しくその部屋を出た。
早急にシャワーを済ませ、髪も乾かさず部屋に戻り、環を椅子に拘束する。もちろん、腰も動かせないように。
「は、は・・・薫さん・・・っ」
「期待に応えてやる」
荒い息を吐きながら薫がそう言い、媚薬の小瓶を手に取った。それを見て環が身を捩る。
「それ、今日使ってないのに・・・!」
「あの子ほど時間がないんだ。同じ快感を知るには必要だろう」
「ああ・・・そんな・・・」
小さい筆に媚薬を掬い上げ、環の両胸の突起に優しく塗りつける。それだけで環の体が伸び上がった。
「うううん・・・ッ」
筆の先が突起をくすぐる。3回ほど塗りつけると、呻き声を上げていた環の口から涎がこぼれて止まらなくなった。
「はーーー・・・はーーー・・・ッ」
「環、どんな気持ちだ」
「うー・・・ッ、切ない、です・・・ッ!おっぱい・・・熱い・・・っ」
耳元にあたる薫の息にも腰を震わせながら、ぼたぼたと涎を胸元に落としていく。
「甘イキしそうになったら言うんだぞ」
「は、い・・・ッ、でも、もう・・・っ!」
「だめだ。まだまだ頑張れるだろ?」
「はああっ!声、耳、だめぇ・・・っ」
快感で環の全身に鳥肌が立っているのがわかる。真っ赤になった首筋にゆっくりと舌を這わせながら、薫は両手にイボ付きの指サックをはめた。手を前に回し、ぷっくりと膨れているそれに指を当てる。
「はああああああーーーっ!!!」
指を置いただけで環の全身が震えた。拘束具がギチギチと鳴る。
「環、我慢だ」
「ぁ、ぁぁ・・・」
「できないのか?」
「ぅ・・・ぅあ・・・」
「俺の言うことが聞けないんだな」
「ああっ、聞きます、薫さんの言うこと、なんでも・・・!」
「じゃあ我慢できるな」
「ゔーー・・・甘イキも、だめ、ですか・・・?」
「だめだ」
「ゔゔ・・・がまん、します・・・っ!」
絶望に涙を流す環が可愛い。期待に震えている胸を、当てていた人差し指でゆっくりとこすった。
にち。にち。にち。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」
イボに擦られ、乳首が右に左に滑る。それを追いかけるように捏ねると、環のつま先が丸まって痙攣する。両手の拳は血が出そうなほど握りしめられていた。
「あ゙ーーーーーー!!!あ゙ーーーーーー!!!!!」
何本かの指で突起を挟もうとするも、媚薬でぬるつく。逃げる突起を捕まえるため、根本を囲むように指を沈めた。しこりを掴み、引っ張る。
「あ゙ーーー!!ごめんなさい!!甘、イキ、します!イキ、ます・・・っ!!!」
その声に薫がパッと手を離す。ガクンと頭が落ち、環が低く呻いた。陰茎からは先走りだけがとぷとぷと漏れている。
「薫さん・・・ごめんなさい・・・も、イキたい、です・・・甘イキだけでも、させてください・・・ッ」
「許すと思うか?」
「うわあああん!」
大の大人が子どものように泣き喚いている。薫は久しぶりに本気で泣く環を見て、陰茎に血が集まるのを感じた。もう一度環の胸の突起を掴み上げ、ゆっくりと指を擦り合わせる。
「ーーーーッ!!ーーーーッ!!!」
「我慢できて偉いな、環」
「あ゙あ゙ッ!イッちゃう!!!だめぇ!!!」
指を離す。環がゼェゼェと肩で息をした。また突起に指を当てる。静止を求めるのを無視して突起を弾いた。
「お゙お゙お゙お゙お゙ッ!!!」
「イキたいな、環?」
「イ・・・ッく!!イく、イくイく、イぐッ!!」
指を離した。環の舌がだらんと伸びる。
これを何回か繰り返すと、突起に触れるどころか耳元で名前を呼ぶだけで、環が甘イキすると叫ぶようになった。
「薫さん・・・もう、僕、変に・・・ッ」
「環」
「あああああああッ!イッちゃうよおおお!!!」
身を捩って環が甘イキしないよう耐える。陰茎はもうネジが飛んでしまったのか、ずっと先走りをこぼしていた。名前を呼ぶだけで絶頂しそうになるなんて、愛しくて仕方がない。薫ももう環の絶頂する姿が見たくてたまらなかった。
「環、声だけでイけるなら、甘イキを許してやる」
「ひ・・・ッ!ありがとう、ございます・・・っ」
その言葉だけでぶるぶると体を震わせる。
「ぁ、薫さん、前に、来て・・・っ」
「ん?」
「顔、見せて、イかせて、くださいッ」
そう言った環の前に立ち、屈んで目の位置を合わせてやる。顔を見せろと言った割に、環は固く目を瞑っていた。
「なんで目を閉じる」
「ゔ、はあっ、今見たら、イッちゃう、からぁ・・・っ」
目を瞑ったまま切なそうに眉根を寄せ、必死で唇を噛んで甘イキの波に耐えている。絶頂寸前のその顔は酷く淫猥で、薫の陰茎もびくんと痙攣した。
「環、イけ」
その声に環の目が開く。獲物を前にして今にも飛びかかりそうな、飢えた獣の視線が環を貫いた。薫の熱い吐息が顔にかかる。掠れた声が鼓膜を震わせ、脳に届く。環の見開いた目から涙があふれ出し、体がガクガクと痙攣し始めた。陰茎が大きくしゃくり上げ、少しずつ精液を漏らす。全身が痺れ、大きすぎる快感に息ができなくなる。苦しさで目を細めそうになるのに必死で抗い、薫の顔を見つめ続けた。
上手く呼吸ができていない環に気づき、薫が口を塞いで息を吹き込む。突然与えられたキスに環が激しく絶頂した。射精を許されていないそこから何度も精液が噴き上がる。
「ん゙ーーー!!ん゙ーーーー!!!」
「環、ゆっくり息を吸え」
「は、は、は、は・・・!はぁっ!」
上半身を強く抱きしめ声をかけ続けているうちに、環の呼吸が戻った。安心して肩の力を抜いた薫を見て、環がぷるぷると震え始める。
「は、は、は・・・っ」
「まだ落ち着かないか」
「ん゙ん゙!!はぁぁッ、薫さん、薫さんんんっ」
「ちゃんと抱いててやる」
「ゔ、あ、僕、変、何、あああああッ」
薫の腕の中で環が甘く達し続けた。10分ほど続くと、環がぐったりと体の力を抜く。
「はぁ・・・もう、大丈夫、です・・・」
「キスしてもいいか」
「はぁッ、キスは、まだ、だめ、かも・・・っうあ」
薫が軽く触れるだけのキスをすると、環の陰茎からぴゅっと一筋だけ精液が漏れた。
「うう、僕の体、また変になっちゃった・・・」
「たまらなく可愛い」
「うああ!耳、だめです・・・っ」
逃げるように首を振る環の顎を掴み、視線を合わせる。
「・・・でも、射精したな?」
「ゔ、だって、あんなの・・・」
「仕方ないからこっちには媚薬を使わないでやる」
薫の手が環のどろどろの陰茎を掴む。思わず喉が反った。薫が左手で陰茎の根本を支え、右の手のひらで亀頭を包む。
「あ゙、あ゙、それ、嫌です・・・ッ」
「お前もあの子にやっていただろう。随分と長い時間、な」
「ぁ、ぁ、ぁ・・・」
「息はちゃんと吸えよ?」
「ひ・・・っ」
環が息を呑んだ瞬間、手のひら全体で強く亀頭を擦り付けた。手の中でくにゅくにゅと亀頭が潰される。陰茎がビーンと硬くなり、激しく脈動し始めた。
「あ゙ーーーーー!!!!!あ゙ーーーーー!!!!!」
環が腹に力を入れた瞬間、射精とは違う、ぞわぞわとした感覚が腰の奥で弾け、鈴口からびゅうっと大量の潮が噴き出した。薫が手を止めないせいで止まらない。拘束されて動かせない腰を、体が勝手に突き上げようと動く。
「あ゙ーーー!!!あ゙ーーー!!!死ん、じゃう、あ゙ーーーーー!!!」
「あの子も似たようなことを言っていたな」
「ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!許してください!!!もう、出な、ん゙ーーー!!!」
「お前はそう言われて手を離したか?」
「あ゙、あ゙、あ゙、ほんとに、もう、無理、なん、です!ぎゃあああああああ!!!!!」
潮が出なくなっても薫の手は止まらない。まだイボ付きの指サックをつけているその指で、真っ赤になった環の亀頭に触れた。5本の指でしっかりとそこを掴むと、環の目から新しい涙があふれ出し、恐怖に歯がカチカチと鳴る。薫が環を見つめながら、蛇口を捻るように亀頭を磨き始めた。
「ーーーーーッ!!!がああああああ!!!」
イボが環の鈴口を割り、弱い尿道口を抉った。神経が剥き出しになっているような亀頭が、多数のイボでゴリゴリと揉み込まれる。環の頭が天を仰ぎ、もう潮も出ないそこから、しょろしょろと小水が漏れ出た。ぴくぴくと腹筋が引き攣っている。環は失神したようだ。持ち主の意思が消えたせいで我慢することができなくなった体は、いつもの癖で小水の後にとぷりと精液を漏らした。
環がちゃんと息をしているかを確認し、薫は次の準備に入る。
調教師になった環を調教するのは、思ったよりも気分が良かった。あの少年たちから見れば怖くてたまらないだろう環は、薫の前で、それこそ子どものように泣きじゃくって快楽を乞うのだ。どれだけ辛く苦しかろうが、薫の言うことならなんでも聞くと言う。大人になっても、調教師になっても、環は可愛くて綺麗でたまらない。環は、すっかり白髪が増え、皺が刻まれた薫を見て、今でも生娘のように頬を染める。そうかと思えば夜毎薫を欲しがり、後孔を埋めてやるだけで何度も絶頂するほど淫らだ。おかげで薫の性欲や精力は恥ずかしいほどに衰えない。まさに今も薫の陰茎はいきり立ち、すぐにでも環に入りたいと先走りで濡れている。床に垂れ落ちるほどに。
キスどころか、薫の声を聞くだけで、吐息を感じるだけで、姿を見るだけで気をやる環が、いかに薫を愛しているかがわかる。もっと自分の手で気持ちよくしてやりたいとも思うし、めちゃくちゃに壊してやりたくもなる。この歳になってもまだ環に飢えているのだ。
壊れるほど環を愛す準備は整った。薫は意識のない環に深く口付けをしながら、愛しい伴侶が目覚めるのを待つ。
思考がふわふわとぼやける。頭からつま先まで、ぴりぴりと痺れるような心地良さで包まれている。環がうっとりとそれに浸っていると、頭の奥でぴちゃぴちゃと水音が響いてきた。徐々に感覚が戻り、自分の舌が吸い上げられ、絡め取られているのを感じる。口いっぱいに与えられた液体をこくりと飲み込むと、頭を優しく撫でられた。継ぎ足されるそれを夢中で飲み下していく。息を吐くと上顎を舐められ、またふわふわとした感覚に襲われた。気持ちよくてたまらない。内股が震え、下腹部が温かくなる。真っ白な世界の中で「戻ってこい」という声が聞こえた。愛しい薫の声だ。セックスの時に聞かせてくれる、少し掠れた色気のある声。それが耳から脳に伝わると頭が痺れた。また下肢が温かくなる。体がぷるぷると勝手に震えてしまう。
「こら、意識がないからといって、漏らしすぎだ」
「ふ、ぁ・・・?」
やっと環の意識が戻った。滲む視界の中で薫がこちらを見ているのがわかる。それだけで環が喉を反らせた。
「ああ・・・っ」
「漏らすなと言っただろう」
だめだ、薫の声が聞こえるだけで頭が変になる。体のコントロールが効かない。それを伝えたいのに、環の口は緩み切って動かせそうもなかった。
「仕方ない。進めるぞ」
「はぁぁ・・・っ」
覚醒しきらない環に、薫が焦れたように言う。環が天を仰いでぼうっとしていると、突然下半身が爆発するような刺激に襲われた。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!?」
慌ててそこを覗き込めば、環の陰茎にぬめぬめと光る布が被せられているのが見えた。それを薫が両手で引っ張り、左右に動かす。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!あがあああああ!!!」
「目が覚めたか、環」
「ぎいいいやああああ!!たすけ、あ゙あ゙あ゙!!!」
ローションに塗れたガーゼが、剥き出しの亀頭を磨いているのだ。布を下に引っぱり、より亀頭に密着させてから薫がそれを左右に動かす。
「だめえええええ!!!こんなの、し、してな、してないいいいい!!!」
「しょうがないだろう。環が目を覚さないんだから」
「さめた!!!さめました!!!だからやめてえええ!!!うわああああああん!!!」
「気をやっている間にどれだけ精液を漏らしたか見るといい。お仕置きだ」
「しらな!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!!!」
腕や首元にまで血管を浮かせ、必死に環が刺激に耐える。瞼の裏がスパークする。力いっぱいに腹筋を波打たせ、もう出ないと思っていた潮を噴き出した。
「あ゙ーーー!!!あ゙ーーー!!!」
「環、気持ちいいな?」
「あ゙あ゙!苦しい!!あ゙あ゙あ゙!!死んじゃう!!!」
「気持ちいいだろう、環」
「うがあああああ!!!出てる!出てるからあ!!!」
「俺に触られて、気持ちいいな、環」
「気持ちい゙い゙!!!気持ちい゙い゙ですッ!!!で、出るう・・・ッ!!!」
全身を激しく痙攣させ、環が一段と高く潮を噴き上げた。椅子ごと倒れ込みそうなほど体が跳ねて暴れる。薫がガーゼから亀頭を解放してやると、首をのけぞらせたまま体を痙攣させた。開いたままの口に、口移しで水を飲ませる。無意識に舌を絡めてくるのをなだめながら、何度か注いでやった。
虚な目で環は自分の下肢を見る。胸から椅子の下までバケツをぶちまけたように濡れていた。明らかに精液とわかる白く濁ったものもある。
「ぁ、僕、こんなに・・・」
「随分と勝手に漏らしたんだ、しばらくは射精しなくていいな?」
「ああ・・・射精・・・っ」
射精と聞いて環の目の色が変わった。意識があるうちに精液を出せたのは、最初の甘イキのみなのだ。ちゃんと射精したい。意識し始めるともうだめだった。腰の奥から強烈な欲が湧き上がってくる。
「はあっ、はあっ」
「どうした、環」
「あぁッ、薫さん、射精したい・・・射精したいです・・・っ」
環は発情した犬のように短く息を吐き、無理矢理腰を揺らそうとしている。目尻が下がり、縋りつくように見上げてくる環に、薫の嗜虐心が煽られた。薫の鋭くなった視線に、環がぞくりと体を震えさせる。
「薫さん、射精、射精させてくださいっ」
「だめに決まっているだろう」
「ああ・・・っ」
環が絶望に天を仰いだ。イヤイヤとかぶりを振りながら腰をびくつかせる。薫が環の背後に回り、その腰を拘束しているベルトだけを解いた。自由になった腰を、環が一生懸命振り上げる。陰茎が腹にあたりペチペチと音を立てた。
「射精、射精したい・・・ッ!ぐうッ」
「環、はしたないぞ」
「でも、勝手にっ」
振り上げた陰茎の先端を薫がいたずらに触る。
「あ゙あ゙ッ!薫さんの、手、もっとぉ!」
急な刺激に腰を引いたが、すぐにもっと激しく振り上げ始めた。そんな環の面前に、薫が透明の筒を差し出す。オナホールだった。
シリコンでできたそれは、横からだと中の構造が透けてよく見えた。中の穴はぐねぐねと湾曲しており、全体にネジのような横縞があるのがわかる。ひだを模しているのだろう。あとは上下の何か所に、細かめの突起が固まって配置されているのも見える。そして最奥には明らかに亀頭をおさめるために作られたであろう空洞部分があった。そこは外から見てもわかるほど、イボがびっしりと密集している。
環の息が荒くなり、オナホールから目が離せなくなった。見られているのを知りながら、薫が入口を広げローションを注ぐ。指を中に入れ、くちゅくちゅとかき混ぜた。
薫はそれを台に置き、固定する。陰茎の位置に高さを合わせると、期待からか環の口の端から涎が垂れた。そして環の陰茎の前、ちょうど、腰をどれだけ突き出してもギリギリ届かないところにそれを置いた。環が狂ったように腰を振りたくる。
「入れたい・・・!これ、早くッ!」
「だめだ」
環の後ろに回った薫が、つけていた指サックを外し、直接環の胸の飾りを摘んだ。ゆっくり、ゆっくりと捏ねる。
「はああああ・・・ッ」
途端に環の顔が蕩け、真後ろにいる薫の肩に頭を擦り付けた。薫の指が蠢くたびにカクンカクンと腰を揺らす。
「はぁぁ・・・気持ちい、気持ちい・・・っ」
あふれ出した先走りがあたりに飛び散っている。射精したいのに、オナホールに入れたいのに、胸の快感に夢中になって体が甘イキに向かい始めた。耳元に薫の吐息を感じる。薫の匂いが鼻腔をくすぐる。
「はああ・・・っ、薫さん、甘イキ、します・・・ッ」
「いいぞ」
「ふ、んッ、ん゙ーーー・・・っ」
薫の甘い囁きに環の腰が跳ねる。突き出したそこから先走りだけがとぷとぷと漏れた。胸を責める薫の手は止まらない。ただただゆっくりと、その尖り切ったしこりを揉み続ける。甘イキを重ねて膨れ上がった射精欲が腰に溜まっていく。
「ゔ、はぁっ、はああ・・・甘イキ、止まらないです・・・っ」
「それだけ気持ちいいなら、射精はいらないよな」
「嫌だあああっ!」
薫の言葉に環の目から涙がこぼれた。届かないオナホールに向かって必死で腰を突き出し、射精したいと薫にアピールする。
「そんなに入れたいか」
「入れたい、です・・・ッ!」
「しょうがないな」
環の言葉に、少しだけオナホールを陰茎に近づけた。頑張れば亀頭の先がほんの少しだけ入る。鈴口だけをちろちろと舐められているようだ。ちゅぷちゅぷと湿った音を立てながら、環は懸命に腰を突き出し、入口に亀頭を吸わせた。
「ああッ、もう、ちょっと、んん・・・ッ!」
「一生懸命腰を振って、可愛い」
「はあああん・・・っ」
胸の突起をやわやわと捻りながら耳元で薫が囁くと、環が何度目かの甘イキをする。すっかり目は虚ろになり、薫を下から見上げたり、オナホール切なそうに見たりしている。
「あ、薫さんッ、はぁぁ・・・っ、薫さん・・・っ」
甘イキの快感と射精できない辛さで思考が停止したらしい。環が薫の名前しか口に出さなくなった。あまりにも可愛いが、これでは進まない。環の意識を戻すため、もう少しだけオナホールを近づけてやる。これで亀頭はほぼ埋められるだろう。胸の突起を少し強くくじってやると、思わず突き上げた陰茎に強い刺激が走り、環が驚いたように目を見開いた。
「はあああああッ!!!」
亀頭が痺れるその快感に夢中になり、腰を激しく上下させている。ガタガタと動く椅子を足で押さえながら、薫はまた乳首を責め始めた。先端に軽く指を置いて小刻みに揺する。途端に腰を掲げ、全身をぶるぶると痙攣させた。
「あ、僕、イ、きそ、です・・・ッ」
「射精はだめだぞ」
「はあああんッ!ーーー・・・ッ!」
何度も突き上がる腰に薫がオナホールを覗くと、透明なその中に白濁は見えなかった。どうやら潮を噴いたらしい。注がれたそれが口から逆流している。潮を噴いてすぐの刺激が辛いのか慌ててオナホールから亀頭を抜くが、乳首の先端を爪でひっかくとまたすぐに突き入れた。
血管が浮き、濃いピンク色に染まった環の陰茎が射精を求めて脈打っている。亀頭だけでは決して射精はできないのに、一生懸命オナホールに出し入れし、与えられる唯一の快感に縋る。薫は環のいじらしさにたまらなくなり、ずっと放置されている可哀想な竿部分に、つつつ、と指を這わせた。
「あ゙ッ!薫さんっ、触ったら、出ちゃ、う・・・!」
射精しそうになり、慌てて環がオナホールから亀頭を引き抜く。パンパンに張ったそれを薫が人差し指でなぞると、環は腰をぶるぶると痙攣させながらも、歯を食いしばって射精の波をやり過ごしていた。
「触ら、ないで、くださいッ、射精しちゃう、からあッ!」
薫は環の言葉には耳を貸さず、目の前にある胸の突起にも舌を這わせた。媚薬の甘さが舌に染み渡る。明らかに一回り太くなった陰茎を、人差し指と親指で緩く挟み、上下になぞり上げた。亀頭もオナホに入れてやる。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!もうだめです!!出ますッ!!!」
環が腰を突き上げる寸前、一斉に全ての刺激を止める。亀頭もオナホールから抜いた。
「ぐ、ぅぅぅぅぅ!!!!!」
体がのけ反り、椅子が軋む。噛み締めた口から押し殺した呻き声が漏れた。本当に寸前だった。もう尿道口の真下まで精液が上がってきていた。
出られないとわかった精液が下がっていく。引き結ばれていた環の口元が緩んだのを見て、薫が刺激を再開した。人差し指で裏筋をさすり、胸の突起に舌を当てて細かく震わせる。もちろん亀頭はオナホールに入れた。
「ぐ、ああああッ!出る!!!出させてッッ!!!」
次の限界はすぐにやってきた。陰嚢がぐっと上がったのを見て、また刺激を止める。開ききった尿道口が薄く濁った先走りだけを吐き出した。
それをあと3回繰り返すと、環はあの少年と同じく、涙を流しながら体を震わせることしかできなくなった。薫が陰茎の根本を指で軽く挟むだけで射精のための脈動が始まる。
寸前でとどめ置かれ、射精のことしか考えられなくなった環を見て薫の息も荒くなった。薫の陰茎からも先走りが垂れ、床に水溜りができている。
もういい。もう許してやろう。環が射精の快感に溺れる姿を早く見たい。あれだけ後孔での快感に蕩ける環が、雄の本能に取り憑かれて腰を振りたくるところが見たい。玩具に子種を撒き散らし、絶頂に呻く環を見たい。
薫が口いっぱいにあふれてきた涎を飲み下した。
「・・・環、射精しようか」
「ぁ、しゃせ・・・ぃ」
環は待ち望んだはずの言葉にも反応できず、ただ腰を弱々しく震わせただけだった。薫がオナホールの台を掴む。亀頭だけを埋めていたそれが、ゆっくりと環を飲み込んでいった。ひだがカリ首を扱き、イボが裏筋を抉っていく。
「は、は、は、薫さん、出ちゃう、から、抜いて・・・」
薫の声が届いていなかったのか、環はまた射精を我慢しようと唇を固く結び、突き上げそうになる腰を必死で抑えていた。薫が改めて耳元で「射精しろ」と命じると、目を見開いて大きく腰を突き上げた。最奥の空洞に亀頭がはまり、密集した突起に包み込まれる。脳内がスパークし、環の全身が硬直した。待ちに待った射精の許可に環のブレーキが外れ、溜め込んだ快感が爆発する。
「お゙、あ゙ーーー・・・・っ」
オナホールの中の陰茎が何度も大きく脈動した。みるみる先端の空洞に白濁が溜まり、陰茎が見えなくなっていく。
「お゙、お゙、お゙、っゔ、ん゙ん゙ッ!」
だらしなく開かれた環の口に薫が舌を捩じ込むと、環の腰が跳ね上がり、また痙攣し始めた。間髪入れず2度目の射精が始まったようだ。両手で胸の突起も捏ねてやる。環は狂ったように腰を振り立て、何度も痙攣していた。逆流した精液が床に落ちる音がする。
「お゙ッ、あ゙あ゙ッ、出る、出るッ、あ゙あ゙あ゙!!」
「俺にこうされたくて、あの子にきつい調教をしたな?」
「は、い、そう、ですっ!あ゙ーーー!!!」
「望み通り、酷くしてやる」
「あ゙ーーー!!!あ゙ーーーー!!!」
環が射精の余韻で腰を止めるのを見て、薫がオナホールの固定を外し、手に持って少しだけ上下してやる。それを合図に環がまた腰を振り始めた。薫の持つオナホールにガツガツと腰を突き込む。射精して腰が止まると、また薫が少し扱いてやる。環が快感を追いかけて腰を突き上げる。環がどれだけ射精しても、潮を噴いても、喚いても、責めは止まらない。
しばらくして、ぴくりとも動かず虚空を見つめることしかできなくなった環を抱きしめ、薫が「好きだ」と呟いた。
「かお、る、さん、あいして、います」
そう言い残して環の頭がガクンと落ちた。小さく呼吸の音だけが聞こえる。
拘束を解き、色々な体液で濡れそぼった環の陰茎を薫が舐め清めた。環をベッドにうつ伏せに寝かせ、綺麗に縦に割れた後孔にローションを注ぐ。ぴくり、と少し震えただけで、環は目を覚まさない。
「は、は、環、環っ」
先走りでぬらぬらと光る陰茎を掴み、環に捩じ込んだ。薫の亀頭が結腸にはまると、環は小さく呻き声をあげ、下肢を痙攣させる。よほど深くまで意識が落ちているのか、薫が腰を掴んで揺すり始めてもその目は開かなかった。薫がオナホールを犯すように激しく突き上げる。意識がない分いつもより緩めだが痙攣が凄まじい。不規則に陰茎を締めつけては小刻みに振動され、たまらず薫が呻き声を上げる。意識のない環を犯すのは非常に背徳的だった。背中にキスを落としながら、夢中で腰を振る。
「ゔ、・・・はあっ」
薫は腰から湧き上がってきた衝動に抗わず、最奥に亀頭を押し付け、そのまま射精した。全部を飲み込ませるように腰を何度か突き込む。環の痴態を長時間見ていた興奮のせいか、媚薬のせいか、薫の陰茎は萎える気配がない。ふう、と一つ息を吐いて、またゆっくりと律動を開始する。自分の精液をぐちゃぐちゃと掻き混ぜながら、環の好きな前立腺、その奥の精嚢、結腸口を夢中で擦り続けた。
全身が暖かい。何も力が入らないが、なんだか嬉しくて、幸せで、胸がいっぱいになっている。環はうっとりと多幸感に浸っていた。どこからか「環、好きだ、愛している」という声が聞こえる。何度も繰り返しそう言う声は、紛れもなく環の伴侶、薫のものだった。嬉しくなって頬を緩めると、一段と全身が暖かさに包まれる。声が少し近くなった気がする。なんだか左耳がくすぐったい。くちゅくちゅと水音が響き、その後ろで薫の声がする。好きだ、愛している、と何度も何度も。
「薫さん、僕も、愛して、る・・・っ、あ゙あ゙あ゙ッ?!」
「環、環、ん゙、ぉ゙っ」
環が目を覚ますと、後孔からの凄まじい快感にわけもわからず絶頂した。ぎゅう、と締まった蜜壺に薫も精液を搾り取られる。
「あああッ、何、んんんっ」
環が振り向くと、後孔に陰茎を埋め射精の快感に浸っている薫が見えた。歳を重ねても逞しい腹筋が、ぐ、ぐ、と波打っている。薫が自分の奥で射精していると思うだけで一気に後孔が蠢動した。薫の陰茎に吸い付き、激しく絞り上げる。
「環・・・ッ、好きだ、あ゙あ゙っ」
「薫さん、イッてる、はああッ、嬉しい・・・っ」
薫が唸りながら後ろから環を抱きしめ、また腰を振り始める。環は自分の内腿がべっとりと精液で濡れていることに気づき、どれほど自分で射精してくれたのかと嬉しくなった。薫は夢中で環の名前を呼びながら「好きだ、愛している」と呟いている。この声だったのだ、あの時の声は。
薫に中から前立腺と精嚢を潰され、反射的に環からも精液が漏れた。呻きながら腰を揺すると、そのまま一気に結腸を犯され、かき混ぜられる。体が勝手にのたうち、両脚が揃ってピーンと伸びる。薫が体重を乗せて何度も陰茎を突き込んだ。
「イ゙、き、ます・・・っ!ん゙ん゙ん゙ん゙ッ!!」
「は、っあ゙、環っ」
最奥が薫の精液で満たされるのを感じ、環が極まる。跳ねる腰を薫が押さえ込み、精液を注ぎ続けた。薫が結腸から亀頭を抜くと、環が泣きそうな声で「抜かないで」と縋ってくる。薫は勢いよく陰茎を引き抜き、顔を曇らせた環を仰向けにして、再度そこに捩じ込んだ。ゆっくりと腰を揺すると、環がキスをねだる。
「ああっ、薫さん、好き、好きです、愛してる・・・っ」
「俺もだ、愛してる、環」
舌を絡ませ唾液を飲ませながらゆっくりと結腸口を捏ねると、環がたまらなそうに腰をくねらせる。
「はああ、んん・・・今日はもう、抜かないで・・・」
ただただ甘い快感に環が蕩けた。厳しい調教の後に薫がしてくれる優しいセックスが、環は大好きだった。そしてそれは薫も同じである。
「いいのか、寝なくて」
「んん、いい・・・このまま、はぁぁ・・・っ」
「環・・・」
2人は愛を囁きながら、ゆっくりと互いを高め続けた。心が満たされ、どろどろに甘く溶けていく。
目覚ましのアラームが鳴り、薫が環の上から体を起こす。ずるりと陰茎を引き抜くと、口を開けたままの後孔から薫の体液があふれた。
自然と2人の目が合い、唇が重なる。薫が環を抱きしめ、その耳元で囁いた。
「環、俺はこれから先、幸せも、困難も、罪も、環と分かち合って生きていく。お前を、お前だけを、生涯愛すると誓う」
環は潤んだ瞳で頷き、掠れた声で「僕も、誓います」と言った。何年経っても2人の蜜月は終わらない。
「その声じゃ調教の時に声を出せないな」
「ん゙ん゙、あーあー、ん゙ん゙ん゙!」
「これから毎日声を枯らすか」
「ぅ・・・だ、だめです・・・!」
番外編3、後編終わり。
完結です。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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