270 / 291
第五章 幸せに向かって
第四話 前説 縁結びが少々暴れるお知らせ
しおりを挟む
長谷川達は今日お仕事はお休み。
2人はお昼ご飯を外で食べて、ゲートへと向かう事にした。
「長谷川君」
「何でしょう」
「今日は大暴れ?」
「それは荒野原さんに任せるよ」
「お、そう?」
「てか流れ的に、今日は相手方にはご挨拶だろ」
「いやはや、何かこう……暴れたくない?」
「はいはい、落ち着いて」
「へっへっへ、前回大人しかったからね、暴れさせてもらう」
「こりゃ今回もブレーキ役だな」
「ははん? 大丈夫? 壊れてない?」
「壊れたら誰が君を止めるんだ?」
「はっはっはん? そりゃ射止めてる君さ」
上手い事を言った荒野原に対して、長谷川は苦笑いをした。
「荒野原さん、どうした? 何故そんなにテンションが高いんだ?」
「ああ、大した理由じゃないんだけどね」
「ふむ」
「ずっと追ってる作者さんが居てね、フリーゲームなんだけど」
「ほう」
「正直ゲームとしてはクソゲー分類なんだけど、ああ、RPGなんだけどね?」
「ふむ、そのゲームの魅力は?」
「ああ、ダンジョンがクソめんどくさい、蛇行する道が多い、行き止まりが多い」
「……それ魅力なのか?」
「初代は、作者が明らかに学生時代に作った作品でね」
「ほうほう、何でわかるんだ?」
「学生時代って、無駄に時間があるじゃん? 体力的にもさ、でも大人になるとそんな時間ないじゃん」
「ああー何か言いたい事はわかる」
「で、数年越しに新作が出たのさ、クソめんどくせぇ感じに」
「それ作者テストプレイしてねーだろ」
長谷川はふと自分の腕時計を見た。
「お、荒野原さん、そろそろ時間だ」
「うっしゃ、行くか」
「ああ」
2人はお店を出て、ゲートへと向かうのだった。
2人はお昼ご飯を外で食べて、ゲートへと向かう事にした。
「長谷川君」
「何でしょう」
「今日は大暴れ?」
「それは荒野原さんに任せるよ」
「お、そう?」
「てか流れ的に、今日は相手方にはご挨拶だろ」
「いやはや、何かこう……暴れたくない?」
「はいはい、落ち着いて」
「へっへっへ、前回大人しかったからね、暴れさせてもらう」
「こりゃ今回もブレーキ役だな」
「ははん? 大丈夫? 壊れてない?」
「壊れたら誰が君を止めるんだ?」
「はっはっはん? そりゃ射止めてる君さ」
上手い事を言った荒野原に対して、長谷川は苦笑いをした。
「荒野原さん、どうした? 何故そんなにテンションが高いんだ?」
「ああ、大した理由じゃないんだけどね」
「ふむ」
「ずっと追ってる作者さんが居てね、フリーゲームなんだけど」
「ほう」
「正直ゲームとしてはクソゲー分類なんだけど、ああ、RPGなんだけどね?」
「ふむ、そのゲームの魅力は?」
「ああ、ダンジョンがクソめんどくさい、蛇行する道が多い、行き止まりが多い」
「……それ魅力なのか?」
「初代は、作者が明らかに学生時代に作った作品でね」
「ほうほう、何でわかるんだ?」
「学生時代って、無駄に時間があるじゃん? 体力的にもさ、でも大人になるとそんな時間ないじゃん」
「ああー何か言いたい事はわかる」
「で、数年越しに新作が出たのさ、クソめんどくせぇ感じに」
「それ作者テストプレイしてねーだろ」
長谷川はふと自分の腕時計を見た。
「お、荒野原さん、そろそろ時間だ」
「うっしゃ、行くか」
「ああ」
2人はお店を出て、ゲートへと向かうのだった。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
アルゲートオンライン~侍が参る異世界道中~
桐野 紡
SF
高校生の稜威高志(いづ・たかし)は、気づくとプレイしていたVRMMO、アルゲートオンラインに似た世界に飛ばされていた。彼が遊んでいたジョブ、侍の格好をして。異世界で生きることに決めた主人公が家族になったエルフ、ペットの狼、女剣士と冒険したり、現代知識による発明をしながら、異世界を放浪するお話です。
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
タイムワープ艦隊2024
山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。
この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる