865 / 934
二十二章
31
しおりを挟む
「颯太君の感覚は正しいと思うよ」
美鈴が優しい声音でそう語り掛けた。弾けるように顔を上げた颯太は、美鈴の言葉が同情による嘘ではないと子犬の本能で察したのだろう、ものの見事に立ち直ってみせた。そんな颯太に北斗と京馬が「ここまで瓜二つとは」「勘弁してくれ息ができない」などとほざき、お腹を抱えて床の上を転げまくる。新忍道部の男子部員全員も二人にほぼ等しく、今度ばかりは女性陣も似たようなものだった。という台所の様子に僕の羞恥心は超新星爆発を起こすも、ここで僕が顔を真っ赤にして背中を丸めたら、火に油をそそいでしまう。よって僕は渾身の見栄を張り、一人胸をそびやかしていたのだった。
そんなこんなで颯太の話は一時中断され、そして笑いが粗方収まった頃。
「新忍道部のみなさんは、今日もここに泊まっていきなさい」
祖父が新忍道部員の一人一人に顔を向け、半ば命じるように言った。時刻は、午後七時四十五分。合宿の最後を飾るこの夕ご飯は七時半の解散を予定していたから、現時点で十五分の超過になっている。ただ予定の七時半には台所の簡単な片付けと帰り支度も含まれていたことを考慮すると、片付けを省いたとしても、皆が玄関を発つのは八時近くになるはず。しかもそのためには、颯太の話を中断したままにしなければならないのだ。それはあまりに可哀そうだし、僕ら自身も颯太の話を最後まで聴きたかったけど、しかし特に三枝木さんを午後八時に帰宅させるというのは、治安の良し悪し以前に猛烈な抵抗を覚えた。祖父母はもっとそうに違いないから神社のAICAで帰宅させるのは間違いなくとも、それでもそれを避けられるなら、それに越したことは無い。よってそれを避け、かつ颯太に話を最後までさせる唯一の方法は合宿を明日の朝まで延長するしかなく、そしてそれを切り出す最適な人物こそは、祖父だったのである。然るに祖父はそれを行い、しかも半ば命じるように言うことで宿泊に関する全責任を自分が負う決意を示したものだから、
ザッッ
新忍道部員は一糸乱れず正座して背筋を伸ばした。続いて黛さんの「お言葉に甘えさせて頂きます」を全員で復唱し、祖父へ一斉に頭を垂れる。それだけで祖父は、命じるような口調をあえて選んだ報酬を充分得られただろう。部員達の眼差しには、祖父の漢気への称賛がたっぷり含まれていたからだ。よってここで終わっていれば全てを丸く収めた最高功労者は祖父だったはずだが、そうは問屋が卸さなかった。北斗が翔人を目指すことになった日に祖父自身が認めたように、この神社は女性がとにかく強いのである。その先鋒を担ったのは、三人娘だった。三人娘は年頃娘特有の華やかな声で、
「おじいちゃんカッコイイ!」「おじいちゃん素敵!」「ありがとうおじいちゃん!」
を連発し、祖父の顔をふにゃふにゃにして、つい数秒前まで満ち満ちていた威厳を綺麗さっぱり奪ってしまった。その容赦ない一撃に祖父以外の男性陣は背中に冷や汗を流すも、それはほんの前哨戦に過ぎなかった。「先鋒が敵を揺さぶり、敵の布陣を崩してから、本命の最強部隊を一気に投入する」という戦の王道を、女性陣は見事成功させたのである。威厳の欠片も残っていない祖父に代わり、威厳の塊となった祖母が、不出来な子供を諭す口調で祖父に語りかけた。
「あなた、それは手順を間違っています。まず第一にすべきは、大切な娘さんが帰って来るのを今か今かと待ちわびている、三枝木さんのご両親と連絡を取ることです。三枝木さん、私が途中で代わりますから、ご両親に電話をかけて下さい」
三枝木さんは感激のあまり指が震えてハイ子を取り出すことに苦労していたが、祖母に優しく背中をさすられ、自分が何をすべきかを悟ったのだろう。キリリと顔を引き締め祖母に頷き、親を安心させることを第一にした声を幾通りも試したのち、確たる手つきでハイ子をポケットから取り出した。その様子に京馬の母親が、「眠留君と美鈴ちゃんのお母様は、これほど優しい方のいる家に嫁いで、さぞ幸せだったでしょう」とハンカチを目に押し当てる。そんなおばさんに、貴子さんがもらい泣きしない訳がない。貴子さんはおばさんのもとへ駆け寄り感謝の言葉を繰り返し述べ、翔子姉さんと美鈴も二人のもとへ駆け寄って、四人は手を取り合って泣いていた。その様子を見つめていた渚さんが、
「これほど大切にしてもらえるなら、他家へ嫁ぐのもいいなあ」
と呟く。そのとたん輝夜さんと昴が渚さんのもとへ飛んでゆき、大切にされることが女にとっていかに重要かを、三人は盛んに論じ始めた。なんて具合に、
――ここに男がいる必要ないんじゃね?
的な空気に、台所は染め上げられたのである。したがって男達は「どうしましょうか親分」系の視線を祖父に投げかけ、すると祖父はそれに、
「テーブルの上を片づけよう」
と応えた。それはこの瞬間における、まごう事なき最高の対処法だった。なぜなら、やるべきことを行っているという安心感を得られると同時に、
――この場から逃げ出したい
という本音も、それは叶えてくれるからである。男達は首肯し、次いで物音を立てぬようゆっくり腰を上げ、そして「私どもが片付けますから心ゆくまでおしゃべりをお楽しみください」との気持ちを示しながら、黙々と労働に勤しんだのだった。
調味料の類はしまえど食器は洗わず、その代わり何も乗っていないテーブルを、水拭きと乾拭きで丁寧に拭き上げてゆく。そのピカピカになったテーブルの上で温かなお茶を入れ、それを祖母を筆頭とする女性陣に配り終えてから、男達のお茶を入れる。全員に湯飲みを配り終えたところでようやく腰を下ろした男達に、
「男性のみなさん、ありがとうございました。頂戴します」
祖母が腰を折った。他の女性達も祖母に続いて腰を折り湯飲みを傾け、「喉が渇いていたからありがたい」「温かな湯気が心地よい」「清潔なテーブルで飲むお茶は一段と美味しい」との感謝の言葉を男性陣に掛けてくれた。大切にしている女性の役に立ち、感謝されるだけでこうも満ち足りた気持ちになるのは、創造主が男をそう創ったからなんじゃないかな? なんてヘンテコなことを考えながら、胸をほっこり温めてくれるお茶を僕も楽しんでいた。そして頃合いを図り、
「颯太、話の続きを聴かせてくれないかな」
美鈴が優しい声音でそう語り掛けた。弾けるように顔を上げた颯太は、美鈴の言葉が同情による嘘ではないと子犬の本能で察したのだろう、ものの見事に立ち直ってみせた。そんな颯太に北斗と京馬が「ここまで瓜二つとは」「勘弁してくれ息ができない」などとほざき、お腹を抱えて床の上を転げまくる。新忍道部の男子部員全員も二人にほぼ等しく、今度ばかりは女性陣も似たようなものだった。という台所の様子に僕の羞恥心は超新星爆発を起こすも、ここで僕が顔を真っ赤にして背中を丸めたら、火に油をそそいでしまう。よって僕は渾身の見栄を張り、一人胸をそびやかしていたのだった。
そんなこんなで颯太の話は一時中断され、そして笑いが粗方収まった頃。
「新忍道部のみなさんは、今日もここに泊まっていきなさい」
祖父が新忍道部員の一人一人に顔を向け、半ば命じるように言った。時刻は、午後七時四十五分。合宿の最後を飾るこの夕ご飯は七時半の解散を予定していたから、現時点で十五分の超過になっている。ただ予定の七時半には台所の簡単な片付けと帰り支度も含まれていたことを考慮すると、片付けを省いたとしても、皆が玄関を発つのは八時近くになるはず。しかもそのためには、颯太の話を中断したままにしなければならないのだ。それはあまりに可哀そうだし、僕ら自身も颯太の話を最後まで聴きたかったけど、しかし特に三枝木さんを午後八時に帰宅させるというのは、治安の良し悪し以前に猛烈な抵抗を覚えた。祖父母はもっとそうに違いないから神社のAICAで帰宅させるのは間違いなくとも、それでもそれを避けられるなら、それに越したことは無い。よってそれを避け、かつ颯太に話を最後までさせる唯一の方法は合宿を明日の朝まで延長するしかなく、そしてそれを切り出す最適な人物こそは、祖父だったのである。然るに祖父はそれを行い、しかも半ば命じるように言うことで宿泊に関する全責任を自分が負う決意を示したものだから、
ザッッ
新忍道部員は一糸乱れず正座して背筋を伸ばした。続いて黛さんの「お言葉に甘えさせて頂きます」を全員で復唱し、祖父へ一斉に頭を垂れる。それだけで祖父は、命じるような口調をあえて選んだ報酬を充分得られただろう。部員達の眼差しには、祖父の漢気への称賛がたっぷり含まれていたからだ。よってここで終わっていれば全てを丸く収めた最高功労者は祖父だったはずだが、そうは問屋が卸さなかった。北斗が翔人を目指すことになった日に祖父自身が認めたように、この神社は女性がとにかく強いのである。その先鋒を担ったのは、三人娘だった。三人娘は年頃娘特有の華やかな声で、
「おじいちゃんカッコイイ!」「おじいちゃん素敵!」「ありがとうおじいちゃん!」
を連発し、祖父の顔をふにゃふにゃにして、つい数秒前まで満ち満ちていた威厳を綺麗さっぱり奪ってしまった。その容赦ない一撃に祖父以外の男性陣は背中に冷や汗を流すも、それはほんの前哨戦に過ぎなかった。「先鋒が敵を揺さぶり、敵の布陣を崩してから、本命の最強部隊を一気に投入する」という戦の王道を、女性陣は見事成功させたのである。威厳の欠片も残っていない祖父に代わり、威厳の塊となった祖母が、不出来な子供を諭す口調で祖父に語りかけた。
「あなた、それは手順を間違っています。まず第一にすべきは、大切な娘さんが帰って来るのを今か今かと待ちわびている、三枝木さんのご両親と連絡を取ることです。三枝木さん、私が途中で代わりますから、ご両親に電話をかけて下さい」
三枝木さんは感激のあまり指が震えてハイ子を取り出すことに苦労していたが、祖母に優しく背中をさすられ、自分が何をすべきかを悟ったのだろう。キリリと顔を引き締め祖母に頷き、親を安心させることを第一にした声を幾通りも試したのち、確たる手つきでハイ子をポケットから取り出した。その様子に京馬の母親が、「眠留君と美鈴ちゃんのお母様は、これほど優しい方のいる家に嫁いで、さぞ幸せだったでしょう」とハンカチを目に押し当てる。そんなおばさんに、貴子さんがもらい泣きしない訳がない。貴子さんはおばさんのもとへ駆け寄り感謝の言葉を繰り返し述べ、翔子姉さんと美鈴も二人のもとへ駆け寄って、四人は手を取り合って泣いていた。その様子を見つめていた渚さんが、
「これほど大切にしてもらえるなら、他家へ嫁ぐのもいいなあ」
と呟く。そのとたん輝夜さんと昴が渚さんのもとへ飛んでゆき、大切にされることが女にとっていかに重要かを、三人は盛んに論じ始めた。なんて具合に、
――ここに男がいる必要ないんじゃね?
的な空気に、台所は染め上げられたのである。したがって男達は「どうしましょうか親分」系の視線を祖父に投げかけ、すると祖父はそれに、
「テーブルの上を片づけよう」
と応えた。それはこの瞬間における、まごう事なき最高の対処法だった。なぜなら、やるべきことを行っているという安心感を得られると同時に、
――この場から逃げ出したい
という本音も、それは叶えてくれるからである。男達は首肯し、次いで物音を立てぬようゆっくり腰を上げ、そして「私どもが片付けますから心ゆくまでおしゃべりをお楽しみください」との気持ちを示しながら、黙々と労働に勤しんだのだった。
調味料の類はしまえど食器は洗わず、その代わり何も乗っていないテーブルを、水拭きと乾拭きで丁寧に拭き上げてゆく。そのピカピカになったテーブルの上で温かなお茶を入れ、それを祖母を筆頭とする女性陣に配り終えてから、男達のお茶を入れる。全員に湯飲みを配り終えたところでようやく腰を下ろした男達に、
「男性のみなさん、ありがとうございました。頂戴します」
祖母が腰を折った。他の女性達も祖母に続いて腰を折り湯飲みを傾け、「喉が渇いていたからありがたい」「温かな湯気が心地よい」「清潔なテーブルで飲むお茶は一段と美味しい」との感謝の言葉を男性陣に掛けてくれた。大切にしている女性の役に立ち、感謝されるだけでこうも満ち足りた気持ちになるのは、創造主が男をそう創ったからなんじゃないかな? なんてヘンテコなことを考えながら、胸をほっこり温めてくれるお茶を僕も楽しんでいた。そして頃合いを図り、
「颯太、話の続きを聴かせてくれないかな」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
私の守護霊さん
Masa&G
キャラ文芸
大学生活を送る彩音には、誰にも言えない秘密がある。
彼女のそばには、他人には姿の見えない“守護霊さん”がずっと寄り添っていた。
これは——二人で過ごした最後の一年を描く、かけがえのない物語。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる