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十九章
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レストランは食事をする場所だから、食事後にそう思うのが普通のはず。なのに、
「輝夜さん、また是非ここに来よう」
「うん楽しみ、次はどの料理にしようか」
僕らは食事を頂く前から、次回のメニューをウキウキ気分で話題にしていたのだ。繰り返すが、今回の料理を僕らはまだ見てすらいないのである。そんな自分にハタと気づいた瞬間、接客のプロの神髄を、僕はちょっぴり理解できたのだった。
今回やって来たのは、フランス料理のお店。都内の超一流フランス料理店が、グレードを一段下げた店舗を東京郊外に少数展開していて、その一つがこのショッピングモールにたまたま入っていた。グレードを下げたと言っても、食材と備品が超高級から高級に代わったにすぎず、シェフやウエイトレス等のスタッフは本店で修業した、本店仕込みの人達であることに変わりはないと言う。そう事前に知らされていた僕は、テーブルナプキンを二つ折りにして膝に掛けたのち、新たな話題としてそれを振ったのだけど、
「あのウエイトレスさんは、本店の人だと思う」
との見解が帰って来た。若干きまり悪そうにしているその様子から、輝夜さんが今回いろいろと骨を折ってくれたことを思い出し、推理を楽しんでみる。
「鴨肉やタラバ蟹を調達する過程で、輝夜さんが白銀家の御令嬢なことを経営陣は知ったから、特に優秀な本店のウエイトレスさんを今日限定でここに派遣したって事かな」
それに直接答えず、
「眠留くんがフランス料理を食べたいって言うから、頑張っちゃった」
輝夜さんは上品に、それでいて堅苦しくない可愛らしい仕草でおどけた。その仕草を介し、このクラスの店舗における適切なマナー水準を教えてくれたのだと悟った僕は、マナーの実地訓練も兼ねてフランス料理を選んだ自分を、心中秘かに褒めたのだった。
二日前の、十月三日。
ショッピングモールデートが決まった、翌日の夜。
レストラン街を詳細に調べたのち、輝夜さんに電話した。
「輝夜さん、ショッピングモールで食べたい物があったりする?」
「ううん、ないよ」
「なら僕が候補として選んだ三店舗のHPを送るから、輝夜さんの意見を聴かせて欲しい」
輝夜さんの機嫌良さげな気配がスピーカーから伝わって来た。僕がデートに誘ったのだから、最重要事項である食事場所の大筋を決めるのは、やはり僕の役目。しかし僕が独断で決めるのは大筋までで、それ以降は輝夜さんの意見に耳を傾け、二人で協力して細部を詰めてゆく。というスタイルを、輝夜さんは気に入ってくれたみたいだ。人生の大一番のプロポーズなら僕が全てを取り仕切るのが正解だろうが、今はまだいい。うん、これ以上その件について考えたら活舌に悪影響が出そうなので、細部を詰める作業へ移行すべく、僕は候補として挙げた三店舗の説明を始めた。
その結果、和食は次回に見送ることとなった。日本の秋の味覚を本格的に楽しむには、時期がまだ少し早いと判明したのである。それなら残りのイタリア料理とフランス料理も厳密には同様なのだろうけど、「食材によっては都合が付くかもしれないよ」と振られた僕は、食べたい食材を素直に述べてみた。
「旬を度外視するなら、鴨と蟹を食べてみたいな」
山には猪や鹿の適切な頭数があり、その調整を担っている東北の分家さんが、猪肉と鹿肉を年に一度10キロ単位で送ってくれるため、それらは比較的親しんでいると言える。しかし現代日本において鳥類の増えすぎは無く、鳥の狩猟免許を分家さんは持っていないそうなのだ。蟹も分家さん頼みで、蟹の産地として真っ先に思いつく北海道に分家のない猫将軍家の食卓に、蟹が並ぶことはあまり無い。養殖ならまだしも、旬の天然蟹を食べた経験が、僕にはまだ一度もなかったのだ。そう説明するや、
「旬まっ盛りではないけど、どちらも何とかなると思う!」
輝夜さんは喜びに弾んだ声を届けてくれた。詳細を聴いたところ、鴨の狩猟解禁は十一月上旬と思われがちだが、北海道だけは解禁が一カ月ちょい早いらしく、十月上旬に初鴨料理を食べる習慣が白銀家にはあるらしい。また蟹の旬は冬でも、ヤドカリ科に属するタラバ蟹は、夏や秋に食べても十分美味しいとの事だった。僕はガッツポーズし、次いでヨーロッパの有名鴨料理を調べて、
「輝夜さん、フランス料理は鴨に力を入れているんだね!」
今度はこっちが弾む声を送った。それから暫く弾む声合戦のような状況になり、輝夜さんに軍配が上がるころには、フランス料理が一歩優勢になっていた。勝者の月の女神が、銀の鈴を奏でて詳細詰めを取り仕切る。
「じゃあ次は、タラバ蟹ね。メインディッシュが鴨だから、蟹は前菜になると思う。眠留くん、蟹はひとまず置くとして、食べてみたい前菜はある?」
「あるある、あるよ! 僕は生まれてこのかた、ジュレを食べた事がないんだ!」
冷凍食品の天才開発者として小学校在学中に生涯収入を数倍する額を稼いだ昴にも、やはり得意不得意はある。その不得意筆頭に挙げるべき料理こそが、フランス料理。これは昴の前世に関係しており、最初の二千年をギリシャとローマで過ごし、続く千年をシルクロードと唐帝国で生き、その後の千年を日本で暮らした昴にとって、オリーブオイルを要とする料理と中華料理と和食は、現地で直接学んだ料理と言える。だがフランスに生まれた事はなく、それゆえフランス料理がソウルフードになった前世を、昴は持っていないのだ。これは本人も重々承知していて、小学五年生と六年生はホワイトソースとドゥミグラスソースに凝りまくり、この二つなら輝夜さんをして「神の領域」と言わしめる高みに到達するも、
――それ以外は及第点すら危うい
との自己評価を昴は崩していなかった。この二つにしても、ホワイトソースはシルクロード時代の牧羊経験を、ドゥミグラスソースは和食の出汁文化を活用できたにすぎず、基本ソースだけでも二十種類以上あるフランス料理を今生で極めるのは無理と、昴は肩を落としていた。ただ希望はあって、超一流フランス料理を舌で覚えている輝夜さんが的確な論評をするようになってからは、習得速度が数倍に跳ね上がったそうだ。よって将来、「試作だけどジュレを食べてみる?」との言葉を耳にするのは間違いなく、そしてその日の予習として、一流料理人が作ったジュレを体験しておくのは昴にとっても幸運なのだと、僕は思ったのである。
「輝夜さん、また是非ここに来よう」
「うん楽しみ、次はどの料理にしようか」
僕らは食事を頂く前から、次回のメニューをウキウキ気分で話題にしていたのだ。繰り返すが、今回の料理を僕らはまだ見てすらいないのである。そんな自分にハタと気づいた瞬間、接客のプロの神髄を、僕はちょっぴり理解できたのだった。
今回やって来たのは、フランス料理のお店。都内の超一流フランス料理店が、グレードを一段下げた店舗を東京郊外に少数展開していて、その一つがこのショッピングモールにたまたま入っていた。グレードを下げたと言っても、食材と備品が超高級から高級に代わったにすぎず、シェフやウエイトレス等のスタッフは本店で修業した、本店仕込みの人達であることに変わりはないと言う。そう事前に知らされていた僕は、テーブルナプキンを二つ折りにして膝に掛けたのち、新たな話題としてそれを振ったのだけど、
「あのウエイトレスさんは、本店の人だと思う」
との見解が帰って来た。若干きまり悪そうにしているその様子から、輝夜さんが今回いろいろと骨を折ってくれたことを思い出し、推理を楽しんでみる。
「鴨肉やタラバ蟹を調達する過程で、輝夜さんが白銀家の御令嬢なことを経営陣は知ったから、特に優秀な本店のウエイトレスさんを今日限定でここに派遣したって事かな」
それに直接答えず、
「眠留くんがフランス料理を食べたいって言うから、頑張っちゃった」
輝夜さんは上品に、それでいて堅苦しくない可愛らしい仕草でおどけた。その仕草を介し、このクラスの店舗における適切なマナー水準を教えてくれたのだと悟った僕は、マナーの実地訓練も兼ねてフランス料理を選んだ自分を、心中秘かに褒めたのだった。
二日前の、十月三日。
ショッピングモールデートが決まった、翌日の夜。
レストラン街を詳細に調べたのち、輝夜さんに電話した。
「輝夜さん、ショッピングモールで食べたい物があったりする?」
「ううん、ないよ」
「なら僕が候補として選んだ三店舗のHPを送るから、輝夜さんの意見を聴かせて欲しい」
輝夜さんの機嫌良さげな気配がスピーカーから伝わって来た。僕がデートに誘ったのだから、最重要事項である食事場所の大筋を決めるのは、やはり僕の役目。しかし僕が独断で決めるのは大筋までで、それ以降は輝夜さんの意見に耳を傾け、二人で協力して細部を詰めてゆく。というスタイルを、輝夜さんは気に入ってくれたみたいだ。人生の大一番のプロポーズなら僕が全てを取り仕切るのが正解だろうが、今はまだいい。うん、これ以上その件について考えたら活舌に悪影響が出そうなので、細部を詰める作業へ移行すべく、僕は候補として挙げた三店舗の説明を始めた。
その結果、和食は次回に見送ることとなった。日本の秋の味覚を本格的に楽しむには、時期がまだ少し早いと判明したのである。それなら残りのイタリア料理とフランス料理も厳密には同様なのだろうけど、「食材によっては都合が付くかもしれないよ」と振られた僕は、食べたい食材を素直に述べてみた。
「旬を度外視するなら、鴨と蟹を食べてみたいな」
山には猪や鹿の適切な頭数があり、その調整を担っている東北の分家さんが、猪肉と鹿肉を年に一度10キロ単位で送ってくれるため、それらは比較的親しんでいると言える。しかし現代日本において鳥類の増えすぎは無く、鳥の狩猟免許を分家さんは持っていないそうなのだ。蟹も分家さん頼みで、蟹の産地として真っ先に思いつく北海道に分家のない猫将軍家の食卓に、蟹が並ぶことはあまり無い。養殖ならまだしも、旬の天然蟹を食べた経験が、僕にはまだ一度もなかったのだ。そう説明するや、
「旬まっ盛りではないけど、どちらも何とかなると思う!」
輝夜さんは喜びに弾んだ声を届けてくれた。詳細を聴いたところ、鴨の狩猟解禁は十一月上旬と思われがちだが、北海道だけは解禁が一カ月ちょい早いらしく、十月上旬に初鴨料理を食べる習慣が白銀家にはあるらしい。また蟹の旬は冬でも、ヤドカリ科に属するタラバ蟹は、夏や秋に食べても十分美味しいとの事だった。僕はガッツポーズし、次いでヨーロッパの有名鴨料理を調べて、
「輝夜さん、フランス料理は鴨に力を入れているんだね!」
今度はこっちが弾む声を送った。それから暫く弾む声合戦のような状況になり、輝夜さんに軍配が上がるころには、フランス料理が一歩優勢になっていた。勝者の月の女神が、銀の鈴を奏でて詳細詰めを取り仕切る。
「じゃあ次は、タラバ蟹ね。メインディッシュが鴨だから、蟹は前菜になると思う。眠留くん、蟹はひとまず置くとして、食べてみたい前菜はある?」
「あるある、あるよ! 僕は生まれてこのかた、ジュレを食べた事がないんだ!」
冷凍食品の天才開発者として小学校在学中に生涯収入を数倍する額を稼いだ昴にも、やはり得意不得意はある。その不得意筆頭に挙げるべき料理こそが、フランス料理。これは昴の前世に関係しており、最初の二千年をギリシャとローマで過ごし、続く千年をシルクロードと唐帝国で生き、その後の千年を日本で暮らした昴にとって、オリーブオイルを要とする料理と中華料理と和食は、現地で直接学んだ料理と言える。だがフランスに生まれた事はなく、それゆえフランス料理がソウルフードになった前世を、昴は持っていないのだ。これは本人も重々承知していて、小学五年生と六年生はホワイトソースとドゥミグラスソースに凝りまくり、この二つなら輝夜さんをして「神の領域」と言わしめる高みに到達するも、
――それ以外は及第点すら危うい
との自己評価を昴は崩していなかった。この二つにしても、ホワイトソースはシルクロード時代の牧羊経験を、ドゥミグラスソースは和食の出汁文化を活用できたにすぎず、基本ソースだけでも二十種類以上あるフランス料理を今生で極めるのは無理と、昴は肩を落としていた。ただ希望はあって、超一流フランス料理を舌で覚えている輝夜さんが的確な論評をするようになってからは、習得速度が数倍に跳ね上がったそうだ。よって将来、「試作だけどジュレを食べてみる?」との言葉を耳にするのは間違いなく、そしてその日の予習として、一流料理人が作ったジュレを体験しておくのは昴にとっても幸運なのだと、僕は思ったのである。
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