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十七章
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「非常識ですが、私はクリスマス委員に立候補するつもりです」
遠山さんがそう発言すると同時に時計へ目をやり、お昼ご飯まで残り四分十五秒と体全体で感じなかった人は、この組に一人もいない。着席する四十人に発言者を加えた計四十一人は視線を素早く動かし、教壇に立つ栗山さんは上体を後ろへ大きく捻じ曲げ、長針と短針と秒針の示した残り四分十五秒を、胃袋を筆頭とする体全体で実感したのである。その実感を基に各自が頭脳を振り絞った結果、
「俺もクリスマス委員に立候補する」「私も」「「俺も!」」「「私も!」」
との、六人の立候補者の声が元気よく立ち昇った。
「あくまで仮ですが、この七人はクリスマス委員。みんな、ありがとう」
遠山さんは潤いの増した瞳で教室を見渡し、深々と腰を折った。続いて小池が立ち上がり、
「あくまで仮だが、残った七人はプレゼン委員ってことでいいか?」
力強くそう問いかける。すると、
「うん、いいよ」「俺らはまだ二年生だし、頑張れば後期委員に絶対なれるよ」「私はもともとプレゼン委員希望だったから、早く決まってかえって嬉しかった」「実は私も」「同じく私も」「「俺も」」
七人は承諾の意を快く示してくれた。その直後、
「っっ!」
声にならない声が教室に響いた。教壇の栗山さんが顔を両手で覆い、溢れる想いを無理やり押さえていたのだ。それを受け、
カッッッ!!!
四十人のクラスメイトが一斉に一人の生徒へ顔を向けた。あろう事か、その一人は僕だった。いや、あろう事かというのは現実逃避にすぎず、こうなることは北斗と真山によって二限の時点で既に予言されていた。二人を加えた二限目の話し合いの際、僕は「この未来を回避する方法はあるよね、あるって言って」と幾度も懇願したが、その都度「そんなものは無い」「諦めが肝心だよ眠留」と二人に突っぱねられていたのである。
まあでもあの無慈悲な突っぱねがあったお陰で、僕は練習どおり、四十人の視線に堂々と頷くことができた。そして栗山さんへ、笑顔で語り掛ける。
「湖校生は、六つの委員のうち一つ以上を、年度中に務めなければならない。あくまで仮だけど、四十二人のクラスメイト全員が、後期委員を除く五つの委員に名乗り出てくれた。つまり後期委員は、二回目の委員活動として選択可能になったんだね」
この二十組は前期委員九人、体育祭委員九人、文化祭委員十人が確定していたから、クリスマス委員とプレゼン委員に十四人が名乗り出れば、合計四十二人になる。よって過去を清算すべく後期委員になりたいと栗山さん達が願うなら、
――なっていいよ
と、僕らは意思表示したのだ。それに対し、
「でも、後期委員になりたい人もいるよね。その人達に悪いよ!」
栗山さんはHRの進行役としての丁寧語を初めて用いず、胸の内をそのまま晒した。それは、公人としては間違いなのだろう。だが、かけがえのない青春を共に過ごす級友としては大正解なのが、人の人たる所以なのである。僕は栗山さんに同意したのち、小池と遠山さんに体を向けた。
「小池が腹を割ってくれたから、僕も腹を割って去年の出来事を明かした。遠山さんが、クリスマス委員に立候補する意向を示したのも、同じだよね」
「そうね」
「そうだ」
そう答えた二人は、討論では汚い言葉を使ってスマン、感情論を認めなかった私も嘘つきだったから、とのやり取りを経てサッパリした気配をまとった。小池支持派と不支持派も何か言いたげな顔をしていたが、時間が無いから許してと皆へ両手を合わせ、栗山さんに再度正対する。
「本音を晒す行為は、リスクを伴う。だから、いついかなる時も本音で人と接するのが正しいとは、僕も考えていない。本音を明かせる状況は、むしろ少ないのが現実だろう。でも僕は、こうも思うんだよ。腹を割れるクラスメイトがこんなに大勢いるのは、湖校以外そう無いんじゃないかってさ」
賛同の声は上がらずとも、賛同の意識に教室が満たされた事をもって、僕は話を締めくくった。
「栗山さんが言うように、後期委員になりたい人も、きっといると思う。だからここぞと感じた時は、怖がらず腹を割ってみて。後期委員を決めるまで、まだ一カ月あるからさ」
「ありがとう猫将軍君。ありがとう皆さん。その節は、どうぞよろしくお願いします」
柔らかな声音と仕草でそう腰を折った栗山さんへ、このクラス歴代一の喝采が沸き起こった。僕も心からそれに乗っかりハッチャケていたのだけど、
「いよっ、決める時はビシッと決める男!」
との香取さんのヤジ以降は、頭が真っ白になった。
「香取さん、私それ聞いたことある!」「私もある、それ本当だったのね!」「うんそうだよ。猫将軍君は去年、イジラレ役で蓄えたエネルギーを決め役として使える漢って、言われていたの」「おっ、いいこと聞いたぜ」「みんな、これからは猫将軍をイジリまくろうぜ!」
「ちょっ、ちょっと待ってみんな、僕はそんなんじゃ!」
やっと正気を取り戻し反論するも、
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪
無情にも四限終了のチャイムが鳴った。そして栗山さんは、今まで見たことのない晴れ晴れとした表情で、僕に死刑宣告した。
「それでは、猫将軍君を二十組の決め役とする決定をもって、文化祭の初HRを終了します」
「「「「異議な~~し!!」」」」
その日、まったく味のしないお弁当を、僕は二年生になって初めて食べたのだった。
食事は味わえずとも、食後のジュースは楽しむことができた。お弁当を食べ終えるころ、旧一年十組の級友達が、他クラスのHRの様子をメールしてくれたのである。
それによると二十組同様、文化祭実行委員の立候補者に異議を唱えた組が、七クラスあったらしい。しかし旧十組メンバーの奮闘により、立候補者の自由意志を侵害したクラスは一つも出なかったと言う。北斗と真山がそうなる可能性の高い組を予想し、夏休み前から旧十組メンバーと話し合いを設けていたそうなのだ。僕のいる二十組だけはそれが無かったのだけど、「だって眠留がいるだろ」「そうだね、眠留がいるしね」との言葉を二人が掛けてくれたから、まあいいかなと僕は考えている。
それはさて置き、旧十組の級友達は、皆が皆こんな感じのことをメールに書いてくれた。
『三限に送られてきた二十組のシミュレーションが、具体的かつ面白くてメチャクチャ助かったよ』
シミュレーションなんてカッコイイ言葉より、誰かさんを主人公にしたドタバタ劇と評したくなるそれがそうも役に立ったのなら、その誰かさんも浮かばれるというもの。かくなる次第で味覚の戻った誰かさんは、智樹と那須さんと香取さんが奢ってくれた食後のジュースを、心から堪能したのだった。
帰りのHRで、来週月曜の四限終了までに文化祭のクラス展示案を各自が一つ以上出すことと、明日昼に実行委員によるパワーランチを開くことが伝えられた。去年の十組には策略家がいて、文化祭とクリスマス会をセットにした壮大な計画を立ててくれたが、今年はそれを望めない。僕にそいつの真似はできずとも、文化祭と積極的に係わることを公約して委員に選ばれたのだから、身を粉にして働くべきだろう。したがって帰宅中はもちろん自宅に帰ってからも、二十組の持ち味を活かせるクラス展示について、ああだこうだと僕は考え続けた。
遠山さんがそう発言すると同時に時計へ目をやり、お昼ご飯まで残り四分十五秒と体全体で感じなかった人は、この組に一人もいない。着席する四十人に発言者を加えた計四十一人は視線を素早く動かし、教壇に立つ栗山さんは上体を後ろへ大きく捻じ曲げ、長針と短針と秒針の示した残り四分十五秒を、胃袋を筆頭とする体全体で実感したのである。その実感を基に各自が頭脳を振り絞った結果、
「俺もクリスマス委員に立候補する」「私も」「「俺も!」」「「私も!」」
との、六人の立候補者の声が元気よく立ち昇った。
「あくまで仮ですが、この七人はクリスマス委員。みんな、ありがとう」
遠山さんは潤いの増した瞳で教室を見渡し、深々と腰を折った。続いて小池が立ち上がり、
「あくまで仮だが、残った七人はプレゼン委員ってことでいいか?」
力強くそう問いかける。すると、
「うん、いいよ」「俺らはまだ二年生だし、頑張れば後期委員に絶対なれるよ」「私はもともとプレゼン委員希望だったから、早く決まってかえって嬉しかった」「実は私も」「同じく私も」「「俺も」」
七人は承諾の意を快く示してくれた。その直後、
「っっ!」
声にならない声が教室に響いた。教壇の栗山さんが顔を両手で覆い、溢れる想いを無理やり押さえていたのだ。それを受け、
カッッッ!!!
四十人のクラスメイトが一斉に一人の生徒へ顔を向けた。あろう事か、その一人は僕だった。いや、あろう事かというのは現実逃避にすぎず、こうなることは北斗と真山によって二限の時点で既に予言されていた。二人を加えた二限目の話し合いの際、僕は「この未来を回避する方法はあるよね、あるって言って」と幾度も懇願したが、その都度「そんなものは無い」「諦めが肝心だよ眠留」と二人に突っぱねられていたのである。
まあでもあの無慈悲な突っぱねがあったお陰で、僕は練習どおり、四十人の視線に堂々と頷くことができた。そして栗山さんへ、笑顔で語り掛ける。
「湖校生は、六つの委員のうち一つ以上を、年度中に務めなければならない。あくまで仮だけど、四十二人のクラスメイト全員が、後期委員を除く五つの委員に名乗り出てくれた。つまり後期委員は、二回目の委員活動として選択可能になったんだね」
この二十組は前期委員九人、体育祭委員九人、文化祭委員十人が確定していたから、クリスマス委員とプレゼン委員に十四人が名乗り出れば、合計四十二人になる。よって過去を清算すべく後期委員になりたいと栗山さん達が願うなら、
――なっていいよ
と、僕らは意思表示したのだ。それに対し、
「でも、後期委員になりたい人もいるよね。その人達に悪いよ!」
栗山さんはHRの進行役としての丁寧語を初めて用いず、胸の内をそのまま晒した。それは、公人としては間違いなのだろう。だが、かけがえのない青春を共に過ごす級友としては大正解なのが、人の人たる所以なのである。僕は栗山さんに同意したのち、小池と遠山さんに体を向けた。
「小池が腹を割ってくれたから、僕も腹を割って去年の出来事を明かした。遠山さんが、クリスマス委員に立候補する意向を示したのも、同じだよね」
「そうね」
「そうだ」
そう答えた二人は、討論では汚い言葉を使ってスマン、感情論を認めなかった私も嘘つきだったから、とのやり取りを経てサッパリした気配をまとった。小池支持派と不支持派も何か言いたげな顔をしていたが、時間が無いから許してと皆へ両手を合わせ、栗山さんに再度正対する。
「本音を晒す行為は、リスクを伴う。だから、いついかなる時も本音で人と接するのが正しいとは、僕も考えていない。本音を明かせる状況は、むしろ少ないのが現実だろう。でも僕は、こうも思うんだよ。腹を割れるクラスメイトがこんなに大勢いるのは、湖校以外そう無いんじゃないかってさ」
賛同の声は上がらずとも、賛同の意識に教室が満たされた事をもって、僕は話を締めくくった。
「栗山さんが言うように、後期委員になりたい人も、きっといると思う。だからここぞと感じた時は、怖がらず腹を割ってみて。後期委員を決めるまで、まだ一カ月あるからさ」
「ありがとう猫将軍君。ありがとう皆さん。その節は、どうぞよろしくお願いします」
柔らかな声音と仕草でそう腰を折った栗山さんへ、このクラス歴代一の喝采が沸き起こった。僕も心からそれに乗っかりハッチャケていたのだけど、
「いよっ、決める時はビシッと決める男!」
との香取さんのヤジ以降は、頭が真っ白になった。
「香取さん、私それ聞いたことある!」「私もある、それ本当だったのね!」「うんそうだよ。猫将軍君は去年、イジラレ役で蓄えたエネルギーを決め役として使える漢って、言われていたの」「おっ、いいこと聞いたぜ」「みんな、これからは猫将軍をイジリまくろうぜ!」
「ちょっ、ちょっと待ってみんな、僕はそんなんじゃ!」
やっと正気を取り戻し反論するも、
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪
無情にも四限終了のチャイムが鳴った。そして栗山さんは、今まで見たことのない晴れ晴れとした表情で、僕に死刑宣告した。
「それでは、猫将軍君を二十組の決め役とする決定をもって、文化祭の初HRを終了します」
「「「「異議な~~し!!」」」」
その日、まったく味のしないお弁当を、僕は二年生になって初めて食べたのだった。
食事は味わえずとも、食後のジュースは楽しむことができた。お弁当を食べ終えるころ、旧一年十組の級友達が、他クラスのHRの様子をメールしてくれたのである。
それによると二十組同様、文化祭実行委員の立候補者に異議を唱えた組が、七クラスあったらしい。しかし旧十組メンバーの奮闘により、立候補者の自由意志を侵害したクラスは一つも出なかったと言う。北斗と真山がそうなる可能性の高い組を予想し、夏休み前から旧十組メンバーと話し合いを設けていたそうなのだ。僕のいる二十組だけはそれが無かったのだけど、「だって眠留がいるだろ」「そうだね、眠留がいるしね」との言葉を二人が掛けてくれたから、まあいいかなと僕は考えている。
それはさて置き、旧十組の級友達は、皆が皆こんな感じのことをメールに書いてくれた。
『三限に送られてきた二十組のシミュレーションが、具体的かつ面白くてメチャクチャ助かったよ』
シミュレーションなんてカッコイイ言葉より、誰かさんを主人公にしたドタバタ劇と評したくなるそれがそうも役に立ったのなら、その誰かさんも浮かばれるというもの。かくなる次第で味覚の戻った誰かさんは、智樹と那須さんと香取さんが奢ってくれた食後のジュースを、心から堪能したのだった。
帰りのHRで、来週月曜の四限終了までに文化祭のクラス展示案を各自が一つ以上出すことと、明日昼に実行委員によるパワーランチを開くことが伝えられた。去年の十組には策略家がいて、文化祭とクリスマス会をセットにした壮大な計画を立ててくれたが、今年はそれを望めない。僕にそいつの真似はできずとも、文化祭と積極的に係わることを公約して委員に選ばれたのだから、身を粉にして働くべきだろう。したがって帰宅中はもちろん自宅に帰ってからも、二十組の持ち味を活かせるクラス展示について、ああだこうだと僕は考え続けた。
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