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ヒント、1
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「おはよう、白銀さん」
「おはよう、猫将軍くん」
同日午前七時半。場所は、教室。
僕は未だ、昴から出された謎を解明できていない。そればかりが頭を巡り、毎朝恒例の小テスト対策などやっていられなくなった僕は、勉強を諦め、普段より早く学校へ向かった。白銀さんと話していると、なぜか心身に元気がみなぎってくる。その元気が少しでも脳味噌へ流れてくれることに、賭けたのだ。
「猫将軍くん、今日は来るの早かったね。日直の準備かな?」
いいえあなたに会いたかったのです、と言えたらどんなに幸せだろうと思いつつ首を縦に振った。日直の準備もしたかったから、嘘じゃないしね。
「うんその通り。僕は人前で話すのが苦手だから、心の準備をしておきたかったんだ。遅刻寸前で教室に駆け込み、そのまま慌てて日直をするなんて、絶対避けたかったしね」
そうよね、と彼女は柔らかく微笑む。その上品な声と姿勢の良さがあまりにイメージとピッタリだったので、僕は思わず大胆な発言をしてしまった。
「白銀さんって、お姫様みたいだよね」
「!っっ」
「わっっ」
なんてことを口走ったんだ僕は! 前振りもなく突飛にもほどがあるだろう! そうだとにかく、白銀さんが僕にとってどれほどお姫様なのかをきちんと説明して、安心してもらおう。うん、そうしよう!
みたいなことを咄嗟に考えた僕は、白銀さんへの気持ちをそのまま口にした。
「えっと、高慢とか我がままとか悪い意味では決してなく、それとは真逆の、優しくて高貴で美しい西洋のお姫様って感じなんだ」
ここで止めておけば、彼女の苦笑を誘う程度で済んだのかもしれない。けどその時は、なぜかスラスラ先を続けてしまった。多分それは僕が白銀さんから、囚われの姫君に似た哀しげな雰囲気を、いつも微かに感じていたからだと思う。
「そしてあろうことか、国一番と名高いその美しさに嫉妬した魔女の奸計で、お姫様は森の奥深くに閉じ込められてしまうんだ。それを知った僕は囚われのお姫様を救い出すべく、命をかけて魔物と戦って・・・ってあれ? 僕はなにを話してたんだっけ?」
「知らないもん!」
話の途中から顔を赤く染め始めた白銀さんは、潤んだ瞳を隠すように両手で顔を覆い、俯いてしまった。世界一サラサラの髪になる魔法をかけられたかのような髪が、真っ白い手にサラサラ零れ落ちる。その、息をのむほど小さい桜色の指先に、命をかけて守りたいという願いを、僕はこの胸に生まれて始めて抱いた。
「はいは~い、そこのお二人さん。仲がいいのは結構だけど、朝から桃色の空気を作らないでね。それと眠留、何があったか知らないけど、女の子を教室でこんなに恥ずかしがらせちゃいけないぞ」
振り向くとそこに、困った弟を諭す笑みを浮かべる、昴が立っていた。
「ふ~ん、輝夜は眠留にとって、ヨーロッパのお姫様なのね」
「頼む昴、頼むからそれくらいで勘弁してくれ」
「しかもしかも、国一番の美しさを誇るお姫様なんだ」
「昴お願いです、どうかそのへんで許してください」
「そして眠留は命をかけて、かぐや姫を悪い魔女から救い出すんだ。ふ~ん」
「この通り、この通りですから天川昴様、何卒ご容赦を、ご容赦を~~」
ヘタレの眠留のことだから大丈夫だと思うけど何があったの、と心配そうに訊く昴に、猫将軍くんはなにも悪くないの、と白銀さんは僕を一生懸命かばってくれた。ただ一生懸命になるあまり、まことお姫様のごとく無垢な彼女は、僕との会話を昴に全て話してしまった。こうして事の全貌を知った昴は、今度はあんたが恥ずかしがりなさいとばかりに、僕を赤面のどん底に突き落としたのである。白銀さんの取りなしが無かったら、僕はもう少しで泣き出していたと思う。いやマジで。
当人からの取りなしのお陰で、昴はようやく矛を収めた。そして僕を慰めるためか、驚くべきことを明かしてくれた。
「まあでも、眠留の感覚もさほど間違っていないかな。先週、輝夜を誘ってフィニッシングスクールの選択授業をお試しで受けてみたら、輝夜が身に付けている淑女教育のレベルの高さに、先生もびっくりしていたくらいだからね」
「ちょっと昴やめてよ、それこそ恥ずかしいよ」
「いいじゃない。輝夜、とっても素敵だったんだから。わたし憧れちゃった」
「・・・うん。ありがとう」
「どういたしまして」
お姫様のごとく笑い会う二人にノックアウトした僕は、フィニッシングスクールが女子限定の選択授業であることへ、胸中密かに悔し涙を流したのだった。
湖校を初めとする国立研究学校は、礼儀作法の選択授業にとても力を入れている。特に女子生徒を対象とするフィニッシングスクールと男女共通のプロトコールは、日本有数のハイレベル教育を施す授業として国際的にも高い評価を得ていた。これは、研究学校の設立目的を鑑みれば当然の事と言える。この学校は「世界に通用する専門家」の養成学校だから、「世界に通用する礼儀作法」の授業を用意して当然なのである。人と人との関わりで最後にものを言うのは、その人の信頼性。西暦2060年現在、相手を思いやり尊重するという礼儀作法を身に付けていない人が国際的な信頼を勝ち得ることは、ほぼ不可能になっていたのだ。
「だから私、固定選択授業はフィニッシングスクールを申請したの。ただでさえ定評のある授業、そして輝夜は優秀な先生、これで取らなかったらもったいなさ過ぎだもんね」
「それを言うなら昴こそ素晴らしい先生よ。お試しで一緒に受けた家庭料理教室の先生が仰っていたわ。味や見栄えはもちろん、これほど心のこもった料理を作れる生徒に出会ったのは私も初めてですって。昴の料理こそ、私の憧れなの」
「そんな、照れちゃいますよ」
「照れてくださいな」
ほかほか艶々の炊きたてご飯のように笑い合う二人に、どうして僕も料理教室に誘ってくれなかったのかと、僕はまたもや悔し涙を流したのだった。
その後も僕らは選択授業の話題で盛り上がった。盛り上がりすぎて何か大切なことを忘れている気もしたけど、楽しくて幸せで、まあいいかと僕はそれを放っておいた。すると昴が、仕方ないなあというか私は甘いなあというか長い目で見ましょうというか、とにかくそんな達観した笑みを浮かべて僕に話しかけてきた。
「そうそう、眠留はまだ知らないでしょう。実は輝夜、薙刀もすっごく強いんだよ。なんせ私と、勝率五分五分だもんね」
「おはよう、猫将軍くん」
同日午前七時半。場所は、教室。
僕は未だ、昴から出された謎を解明できていない。そればかりが頭を巡り、毎朝恒例の小テスト対策などやっていられなくなった僕は、勉強を諦め、普段より早く学校へ向かった。白銀さんと話していると、なぜか心身に元気がみなぎってくる。その元気が少しでも脳味噌へ流れてくれることに、賭けたのだ。
「猫将軍くん、今日は来るの早かったね。日直の準備かな?」
いいえあなたに会いたかったのです、と言えたらどんなに幸せだろうと思いつつ首を縦に振った。日直の準備もしたかったから、嘘じゃないしね。
「うんその通り。僕は人前で話すのが苦手だから、心の準備をしておきたかったんだ。遅刻寸前で教室に駆け込み、そのまま慌てて日直をするなんて、絶対避けたかったしね」
そうよね、と彼女は柔らかく微笑む。その上品な声と姿勢の良さがあまりにイメージとピッタリだったので、僕は思わず大胆な発言をしてしまった。
「白銀さんって、お姫様みたいだよね」
「!っっ」
「わっっ」
なんてことを口走ったんだ僕は! 前振りもなく突飛にもほどがあるだろう! そうだとにかく、白銀さんが僕にとってどれほどお姫様なのかをきちんと説明して、安心してもらおう。うん、そうしよう!
みたいなことを咄嗟に考えた僕は、白銀さんへの気持ちをそのまま口にした。
「えっと、高慢とか我がままとか悪い意味では決してなく、それとは真逆の、優しくて高貴で美しい西洋のお姫様って感じなんだ」
ここで止めておけば、彼女の苦笑を誘う程度で済んだのかもしれない。けどその時は、なぜかスラスラ先を続けてしまった。多分それは僕が白銀さんから、囚われの姫君に似た哀しげな雰囲気を、いつも微かに感じていたからだと思う。
「そしてあろうことか、国一番と名高いその美しさに嫉妬した魔女の奸計で、お姫様は森の奥深くに閉じ込められてしまうんだ。それを知った僕は囚われのお姫様を救い出すべく、命をかけて魔物と戦って・・・ってあれ? 僕はなにを話してたんだっけ?」
「知らないもん!」
話の途中から顔を赤く染め始めた白銀さんは、潤んだ瞳を隠すように両手で顔を覆い、俯いてしまった。世界一サラサラの髪になる魔法をかけられたかのような髪が、真っ白い手にサラサラ零れ落ちる。その、息をのむほど小さい桜色の指先に、命をかけて守りたいという願いを、僕はこの胸に生まれて始めて抱いた。
「はいは~い、そこのお二人さん。仲がいいのは結構だけど、朝から桃色の空気を作らないでね。それと眠留、何があったか知らないけど、女の子を教室でこんなに恥ずかしがらせちゃいけないぞ」
振り向くとそこに、困った弟を諭す笑みを浮かべる、昴が立っていた。
「ふ~ん、輝夜は眠留にとって、ヨーロッパのお姫様なのね」
「頼む昴、頼むからそれくらいで勘弁してくれ」
「しかもしかも、国一番の美しさを誇るお姫様なんだ」
「昴お願いです、どうかそのへんで許してください」
「そして眠留は命をかけて、かぐや姫を悪い魔女から救い出すんだ。ふ~ん」
「この通り、この通りですから天川昴様、何卒ご容赦を、ご容赦を~~」
ヘタレの眠留のことだから大丈夫だと思うけど何があったの、と心配そうに訊く昴に、猫将軍くんはなにも悪くないの、と白銀さんは僕を一生懸命かばってくれた。ただ一生懸命になるあまり、まことお姫様のごとく無垢な彼女は、僕との会話を昴に全て話してしまった。こうして事の全貌を知った昴は、今度はあんたが恥ずかしがりなさいとばかりに、僕を赤面のどん底に突き落としたのである。白銀さんの取りなしが無かったら、僕はもう少しで泣き出していたと思う。いやマジで。
当人からの取りなしのお陰で、昴はようやく矛を収めた。そして僕を慰めるためか、驚くべきことを明かしてくれた。
「まあでも、眠留の感覚もさほど間違っていないかな。先週、輝夜を誘ってフィニッシングスクールの選択授業をお試しで受けてみたら、輝夜が身に付けている淑女教育のレベルの高さに、先生もびっくりしていたくらいだからね」
「ちょっと昴やめてよ、それこそ恥ずかしいよ」
「いいじゃない。輝夜、とっても素敵だったんだから。わたし憧れちゃった」
「・・・うん。ありがとう」
「どういたしまして」
お姫様のごとく笑い会う二人にノックアウトした僕は、フィニッシングスクールが女子限定の選択授業であることへ、胸中密かに悔し涙を流したのだった。
湖校を初めとする国立研究学校は、礼儀作法の選択授業にとても力を入れている。特に女子生徒を対象とするフィニッシングスクールと男女共通のプロトコールは、日本有数のハイレベル教育を施す授業として国際的にも高い評価を得ていた。これは、研究学校の設立目的を鑑みれば当然の事と言える。この学校は「世界に通用する専門家」の養成学校だから、「世界に通用する礼儀作法」の授業を用意して当然なのである。人と人との関わりで最後にものを言うのは、その人の信頼性。西暦2060年現在、相手を思いやり尊重するという礼儀作法を身に付けていない人が国際的な信頼を勝ち得ることは、ほぼ不可能になっていたのだ。
「だから私、固定選択授業はフィニッシングスクールを申請したの。ただでさえ定評のある授業、そして輝夜は優秀な先生、これで取らなかったらもったいなさ過ぎだもんね」
「それを言うなら昴こそ素晴らしい先生よ。お試しで一緒に受けた家庭料理教室の先生が仰っていたわ。味や見栄えはもちろん、これほど心のこもった料理を作れる生徒に出会ったのは私も初めてですって。昴の料理こそ、私の憧れなの」
「そんな、照れちゃいますよ」
「照れてくださいな」
ほかほか艶々の炊きたてご飯のように笑い合う二人に、どうして僕も料理教室に誘ってくれなかったのかと、僕はまたもや悔し涙を流したのだった。
その後も僕らは選択授業の話題で盛り上がった。盛り上がりすぎて何か大切なことを忘れている気もしたけど、楽しくて幸せで、まあいいかと僕はそれを放っておいた。すると昴が、仕方ないなあというか私は甘いなあというか長い目で見ましょうというか、とにかくそんな達観した笑みを浮かべて僕に話しかけてきた。
「そうそう、眠留はまだ知らないでしょう。実は輝夜、薙刀もすっごく強いんだよ。なんせ私と、勝率五分五分だもんね」
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