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9.隊長の身体は気持ちがいい
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隊長は好きになるのは女の人だけど、性的興奮は男の人にしかしない人だった。
私はそこら辺はあまり詳しく無いので分からないけど、世の中にはそう言う人もいるんだろう。
隊長には恥ずかしい所を見られてしまっていると言うか、見せてしまっているけど、女性には欲情しないと言う事は、私と隊長は女同士みたいなものなんだろう。
巫女の館のお姉様方にも結構酷いところを見られてしまっているし、女同士と思えばセーフと言えなくもない。そもそも、今更私に失うものは何もなかった。
「聞いたわよ、ユイ。大変だったわね」
朝ご飯を食べに女子寮に行くと、リリーさんが優しく抱きしめてくれた。
「やだ、ここたんこぶができてる。女の顔に傷をつけるなんて、副隊長ったら最低」
それは私が隊長に頭突きをしてできたたんこぶです、と言うと話がややこしくなりそうなので黙っておいた。
「昨夜の事なのに、もうご存知なんですか?」
「夜に起きた出来事で、女子寮が知らない事はないわ」
話を聞くと、ここに向かう途中隊長から副隊長を押し付けられた騎士が愚痴っていったらしい。
やる気満々な所にそんな厄介事を押し付けられたら、そりゃ愚痴りたくもなるだろう。
「大丈夫だった?」
心配そうに見つめるリリーさんに、私は笑って答えた。
「隊長が助けてくれたので、未遂ですみました」
「そう、良かった……」
正直、その後の隊長とのやり取りの方が衝撃的過ぎて、副隊長の事はどうでもよくなっていた。
「何かあったら相談してね」
優しく手を握ってから、リリーさんは食事を取りに向かった。
隊長の性癖について意見を求めたかったけど、勝手に話していい事では無いのでぐっと我慢した。
「隊長……」
私は隣に座る隊長の腕に抱きついて、美味しいお酒を飲んでいる。
最近はそれ程治療をしていないから、そこまでムラムラはしていない。でもお酒を飲むとどうしても人肌恋しくなってしまい、私は隊長に触れ合いを求めてしまっていた。
女同士でやっていい事は隊長にやっても大丈夫と勝手に結論付けて、私は頻繁に隊長をお酒に誘った。
私が隊長に絡みつくと、隊長は迷惑そうな顔をしても止めはしない。
私を気遣って我慢してくれているんだろう。私は隊長の優しさに甘えていた。
「私、凄い事に気がついちゃったんです」
隊長の顔を見上げれば、今日も苦虫を噛みつぶしたような顔をしていた。
「ビラシュッドの街に一緒に行かないかと誘われて、そこでハッと気がついた訳です」
私は隊長の腕にスリスリと顔を擦り付ける。隊長の大きくて硬い身体は、気持ちがよくて安心した。
「ロベルト先生に確認したら、ビラシュッドでは避妊薬はちゃんと効果を発揮しているみたいで、つまりビラシュッドに行けば、最後までしても大丈夫なんです」
「そいつと、その、するつもりなんですか?」
隊長の顔を見上げると、その眉間には深くシワが寄っていた。
「隊長から知らない人に付いていくなと言われていますからね。ちゃんと断りましたよ」
私はシャツの上から隊長の身体をまさぐる。女同士で胸を揉んだりする事もあると言えばある。だからこれはセーフ。
「ちゃんと恋人を作ればいいんだなって思って」
そうすれば、嫌そうな隊長にこんな事をする必要もなくなる。
「恋人、ですか」
隊長が私をじっと見つめる。私も隊長をじっと見つめる。
さすがに女同士でキスは無いな。
でも練習として友達と、とか聞いた事があるような無いような。
でももう練習するような年でも無いし、やっぱりキスは駄目だ。
私が目を逸らすのと同時ぐらいに、隊長の顔が近づいてきてそっと唇が触れた。
驚いて隊長の顔を見ると、やはり眉間にシワを寄せたまま、練習のような軽いキスをしてきた。
隊長がいいなら、いいか。
酔っ払いは物事を深く考えない。
私はこれ幸いと口を緩く開けて、舌を差し入れようとした。
突き放された。
「すみません……」
隊長は私を見る事なく、手で口元を押さえるようにして立ち去ってしまった。
これは、あれだ。
隊長は好きになった女の人ともアレコレやれるように、私で試してみたんだろう。
私に散々身体をもてあそばれて、キスぐらいいけると思ったのかもしれない。
試しに軽く唇が触れるだけのキスをしたら、調子に乗った私が舌を入れようとしたものだから、気持ち悪くなってしまった。そう言う事だ。
「隊長の好きな人か……」
私は残ったお酒を一気に飲み干した。
隊長はどんな人を好きになるんだろう。
女性に性的魅力は感じないと言う事は、ふわふわとした砂糖菓子のような可愛い女の子だろうか。それとも一緒に戦えるような女戦士とか?
少なくとも、吐き気を催させてしまうようなガッツリ肉食系ではないな。別に私だって好きで肉食系になった訳じゃないんだけど。
……まあ、隊長が誰を好きになろうと、私には関係ないか。
隊長が残していったお酒もついでに飲み干し、私はテーブルの上を片付けて、大人しく部屋に戻った。
しばらく隊長をお酒に誘うのはやめた方がいいかと思っていたら、翌日隊長からお酒に誘われた。
隊長から誘ってくるなんて初めてだ。昨日の吐き気はもう大丈夫なんだろうか。
「今日は、隣には来ないんですか?」
大人しく対面に座って飲んでいたら、隊長がそんな事を聞いてきた。
「行っても、いいんですか?」
私が聞くと、隊長は真面目な顔のまま、自ら私の隣にやってきた。
ひょっとして女性との身体的接触に慣れようと、隊長も頑張っているんだろうか。
「いいんですか?触っちゃいますよ?」
冗談めかしてそう言うと、隊長は私を抱き寄せた。
隊長、その調子です。心の中でエールを送り、私は頭を隊長の胸に預けた。
「魔物討伐の日が決まりました。明日通達があります」
思ってもみない言葉に、隊長の大きな胸板に抱きついたままその顔を見ると、心配そうに私を見つめていた。
「先生の力が沢山必要になります。大丈夫ですか?」
「そんなに危険なんですか?」
「死ぬ事はあまりありませんが、死にかける事はよくあります」
これは最大出力での治療も想定しておいた方が良さそうだ。
「皆さんを治療するために私はここにいるんです。任せてください」
私が笑いかけても、隊長の眉間のシワは取れなかった。
「なんでそんなに心配そうなんですか?」
私が隊長の眉間に触れると、隊長はくすぐったそうな顔をした。
「今でも、辛いんじゃないですか?」
「何がです?」
「その、辛いから私にくっつくのでは?」
「そこまで辛く無いですよ?」
「ではなぜ、私の身体を触るんですか?」
気がつけば私は隊長の胸やお腹を撫で回していた。
「駄目でした?」
「いや……」
「隊長の身体は気持ちがいいので、つい」
「気持ちがいい?」
困惑の表情を浮かべる隊長の身体は緊張に固まっている。
身体を触られて気持ちいいと言われたら、そりゃ気持ち悪いだろう。
それでも酔っ払いの私は止まらない。
「隊長の身体はどこもかしこも固くて素敵です」
私は隊長の腕を取り、指先でなぞるように上へと指を這わせた。
腕から首筋に指を進めれば、その先にある唇が目に入る。
「ああでも、ここは柔らかかったですね」
私は隊長の唇に触れるとじっと見つめた。
もう舌を入れたりしないから、またキスしてくれないかな。
隊長とキスがしたい。
なぜそんな事を思うのか、考える前に隊長に手を掴まれて、そのままキスをされた。
唇だけが軽く触れ合う優しいキス。
隊長が何度かキスをして、私からもキスをする。
私達は言葉も無く、何度も口づけを交わした。
私はそこら辺はあまり詳しく無いので分からないけど、世の中にはそう言う人もいるんだろう。
隊長には恥ずかしい所を見られてしまっていると言うか、見せてしまっているけど、女性には欲情しないと言う事は、私と隊長は女同士みたいなものなんだろう。
巫女の館のお姉様方にも結構酷いところを見られてしまっているし、女同士と思えばセーフと言えなくもない。そもそも、今更私に失うものは何もなかった。
「聞いたわよ、ユイ。大変だったわね」
朝ご飯を食べに女子寮に行くと、リリーさんが優しく抱きしめてくれた。
「やだ、ここたんこぶができてる。女の顔に傷をつけるなんて、副隊長ったら最低」
それは私が隊長に頭突きをしてできたたんこぶです、と言うと話がややこしくなりそうなので黙っておいた。
「昨夜の事なのに、もうご存知なんですか?」
「夜に起きた出来事で、女子寮が知らない事はないわ」
話を聞くと、ここに向かう途中隊長から副隊長を押し付けられた騎士が愚痴っていったらしい。
やる気満々な所にそんな厄介事を押し付けられたら、そりゃ愚痴りたくもなるだろう。
「大丈夫だった?」
心配そうに見つめるリリーさんに、私は笑って答えた。
「隊長が助けてくれたので、未遂ですみました」
「そう、良かった……」
正直、その後の隊長とのやり取りの方が衝撃的過ぎて、副隊長の事はどうでもよくなっていた。
「何かあったら相談してね」
優しく手を握ってから、リリーさんは食事を取りに向かった。
隊長の性癖について意見を求めたかったけど、勝手に話していい事では無いのでぐっと我慢した。
「隊長……」
私は隣に座る隊長の腕に抱きついて、美味しいお酒を飲んでいる。
最近はそれ程治療をしていないから、そこまでムラムラはしていない。でもお酒を飲むとどうしても人肌恋しくなってしまい、私は隊長に触れ合いを求めてしまっていた。
女同士でやっていい事は隊長にやっても大丈夫と勝手に結論付けて、私は頻繁に隊長をお酒に誘った。
私が隊長に絡みつくと、隊長は迷惑そうな顔をしても止めはしない。
私を気遣って我慢してくれているんだろう。私は隊長の優しさに甘えていた。
「私、凄い事に気がついちゃったんです」
隊長の顔を見上げれば、今日も苦虫を噛みつぶしたような顔をしていた。
「ビラシュッドの街に一緒に行かないかと誘われて、そこでハッと気がついた訳です」
私は隊長の腕にスリスリと顔を擦り付ける。隊長の大きくて硬い身体は、気持ちがよくて安心した。
「ロベルト先生に確認したら、ビラシュッドでは避妊薬はちゃんと効果を発揮しているみたいで、つまりビラシュッドに行けば、最後までしても大丈夫なんです」
「そいつと、その、するつもりなんですか?」
隊長の顔を見上げると、その眉間には深くシワが寄っていた。
「隊長から知らない人に付いていくなと言われていますからね。ちゃんと断りましたよ」
私はシャツの上から隊長の身体をまさぐる。女同士で胸を揉んだりする事もあると言えばある。だからこれはセーフ。
「ちゃんと恋人を作ればいいんだなって思って」
そうすれば、嫌そうな隊長にこんな事をする必要もなくなる。
「恋人、ですか」
隊長が私をじっと見つめる。私も隊長をじっと見つめる。
さすがに女同士でキスは無いな。
でも練習として友達と、とか聞いた事があるような無いような。
でももう練習するような年でも無いし、やっぱりキスは駄目だ。
私が目を逸らすのと同時ぐらいに、隊長の顔が近づいてきてそっと唇が触れた。
驚いて隊長の顔を見ると、やはり眉間にシワを寄せたまま、練習のような軽いキスをしてきた。
隊長がいいなら、いいか。
酔っ払いは物事を深く考えない。
私はこれ幸いと口を緩く開けて、舌を差し入れようとした。
突き放された。
「すみません……」
隊長は私を見る事なく、手で口元を押さえるようにして立ち去ってしまった。
これは、あれだ。
隊長は好きになった女の人ともアレコレやれるように、私で試してみたんだろう。
私に散々身体をもてあそばれて、キスぐらいいけると思ったのかもしれない。
試しに軽く唇が触れるだけのキスをしたら、調子に乗った私が舌を入れようとしたものだから、気持ち悪くなってしまった。そう言う事だ。
「隊長の好きな人か……」
私は残ったお酒を一気に飲み干した。
隊長はどんな人を好きになるんだろう。
女性に性的魅力は感じないと言う事は、ふわふわとした砂糖菓子のような可愛い女の子だろうか。それとも一緒に戦えるような女戦士とか?
少なくとも、吐き気を催させてしまうようなガッツリ肉食系ではないな。別に私だって好きで肉食系になった訳じゃないんだけど。
……まあ、隊長が誰を好きになろうと、私には関係ないか。
隊長が残していったお酒もついでに飲み干し、私はテーブルの上を片付けて、大人しく部屋に戻った。
しばらく隊長をお酒に誘うのはやめた方がいいかと思っていたら、翌日隊長からお酒に誘われた。
隊長から誘ってくるなんて初めてだ。昨日の吐き気はもう大丈夫なんだろうか。
「今日は、隣には来ないんですか?」
大人しく対面に座って飲んでいたら、隊長がそんな事を聞いてきた。
「行っても、いいんですか?」
私が聞くと、隊長は真面目な顔のまま、自ら私の隣にやってきた。
ひょっとして女性との身体的接触に慣れようと、隊長も頑張っているんだろうか。
「いいんですか?触っちゃいますよ?」
冗談めかしてそう言うと、隊長は私を抱き寄せた。
隊長、その調子です。心の中でエールを送り、私は頭を隊長の胸に預けた。
「魔物討伐の日が決まりました。明日通達があります」
思ってもみない言葉に、隊長の大きな胸板に抱きついたままその顔を見ると、心配そうに私を見つめていた。
「先生の力が沢山必要になります。大丈夫ですか?」
「そんなに危険なんですか?」
「死ぬ事はあまりありませんが、死にかける事はよくあります」
これは最大出力での治療も想定しておいた方が良さそうだ。
「皆さんを治療するために私はここにいるんです。任せてください」
私が笑いかけても、隊長の眉間のシワは取れなかった。
「なんでそんなに心配そうなんですか?」
私が隊長の眉間に触れると、隊長はくすぐったそうな顔をした。
「今でも、辛いんじゃないですか?」
「何がです?」
「その、辛いから私にくっつくのでは?」
「そこまで辛く無いですよ?」
「ではなぜ、私の身体を触るんですか?」
気がつけば私は隊長の胸やお腹を撫で回していた。
「駄目でした?」
「いや……」
「隊長の身体は気持ちがいいので、つい」
「気持ちがいい?」
困惑の表情を浮かべる隊長の身体は緊張に固まっている。
身体を触られて気持ちいいと言われたら、そりゃ気持ち悪いだろう。
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私は隊長の腕を取り、指先でなぞるように上へと指を這わせた。
腕から首筋に指を進めれば、その先にある唇が目に入る。
「ああでも、ここは柔らかかったですね」
私は隊長の唇に触れるとじっと見つめた。
もう舌を入れたりしないから、またキスしてくれないかな。
隊長とキスがしたい。
なぜそんな事を思うのか、考える前に隊長に手を掴まれて、そのままキスをされた。
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