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2015年
電子書籍作家としての平井和正論、アルファポリス第8回絵本・児童書大賞
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アルファポリス第8回絵本・児童書大賞がはじまりまして、前半戦が終わろうとしています。で、おススメ作品などを書いておきます。
https://www.alphapolis.co.jp/prize/result/306000092
Imitation Heart 水月さなぎさん
http://ncode.syosetu.com/n5591cu/
マーカスの秘密研究所 アザとーさん
http://ncode.syosetu.com/n5510cu/
旧図書館のマジカル・フレンズ 日野 祐希さん
http://ncode.syosetu.com/n5109cu/(作品削除)
日野 祐希さん
https://mypage.syosetu.com/414320/
偉大な男のものがたり ポール・ブリッツさん
http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-2580.html
モグラ男と、ひかり姫 坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n1458by/
ツィッターで縁があったり、お気に入り作家さんとかですが、ポール・ブリッツさんは繋がりはないのですが、僕も凄い好きな作家さんで、やっぱり、ナンセンスコメディー的な作品が面白いですね。
出版社より電子書籍的なメディアで軽く読める短編集など出してみたらと思ったりします。
そういう需要がありそうに思いますが、まずはどこかで賞を取るのが最大の宣伝、販促になるでしょうね。
僕も秘かに参加してるというか、宣伝もしてないし39位とか参加することに意義がある的なものとなってます。
それで、9月には『投稿インセンティブ』スコア10倍キャンペーンがありまして、それに合わせて8月中に僕の小説作品をアルファポリスに移植中です。かなり進行は順調で、残りは『匿名捜査官 タグ』『風守カオル』とか『少女格闘伝説』と短編ぐらいになっています。ある種の複垢対策でもあります。
これは前々から計画はあったのですが出来てなかったので、自分の作品を読み返して、誤字などちょこちょこ修正してみました。どういう計算式なのか考察してないけど、100ポイントで100円とか、かなりのアクセスないとギフト券交換までいかないというか、僕程度のアクセスでは、100ポイント達成するのも難しいですね。
この『小説家になるための戦略ノート』を会話劇で小説化しようかなと思ったりしています。
エッセイで十分で人気は出そうもない気もしますけどね。出版社が本を漫画にする手法を真似てみるのもいいかなと。
なろうに来てから書いた『複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫』『安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚』はくだらないけど、コメディ的要素が満載で、以前のシリアス作品より、やっぱり面白いと感じました。これは完結させていかないとと思いました。
以前の作品と比較すると、上手くなってる、上達は感じますね。
直前に書いた『風守カオル』との比較でも、書く力、物語の構成力など格段の進歩が見られます。
ただ、それが総合日間ランキングに載る、書籍化レベルに達するには、早くとも来年以降ぐらいになるとは思えます。永遠に来ないこともありますので、ぼちぼち電子書籍も出していきますが、これも来年かな。
なぜエロゲ出身のライターがアニメやラノベ業界でブレイクしているのか? | ダ・ヴィンチニュース
http://ddnavi.com/news/253298/
早く書けることと作品を多く完結させた経験というのは、職業作家の資質として重要のようです。
芸術家タイプの人は別なんでしょうけど、逆に、芸術家タイプの方が大ヒットが出る可能性がありそうですが。
ピース又吉『火花』売れて良かったね
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150813-00048456/
>僕は“すべてのジャンルはマニアが潰す”と思っていますから。
買収後売り上げが激増 プロレス人気再燃を新日オーナー語るより
http://www.news-postseven.com/archives/20140102_234363.html
エッセイなど読んでるとなろうの上位作品はくだらないのに何で売れるんだという意見がちらほらあって、確かに小説を真面目に書いてる人からすればそう見えるんだろうけど、“すべてのジャンルはマニアが潰す”というのが至言で、マニア視点は一般人とはズレが生じるということだと思います。
ピース又吉『火花』もマニアというか、一部の一般人視点では酷評も多いようです。
そういう人の視点は確かに正しいのだけど、業界の発展にはむしろマイナスになることも多く、この人たちの存在が炎上を起こすきっかけになることも多いです。
炎上するにはそれなりの理由もあるのですが、五輪盗作問題ではデザイナーの身内誉めのダサイクル問題、つまり、コンテストの出来レース問題も浮上していますね。
似たような事例があったりして、ニュースとか眺めていくと、『業界の構造』が浮かび上がって来ます。
こういう事例の積み重ねで、『構造解析』が進み、世の中の仕組みや法則性が見えてきます。
【五輪盗作】佐野研二郎を中心としたダサイクル相関図にネット民大爆笑wwwww - モナニュース
http://mona-news.com/archives/39931147.html
【炎上】サイバーエージェント社員がAKB総選挙を真似した「片目惚れ」で票数操作かhttp://netgeek.biz/archives/37792
マニア的作者と一般人視点には大きな乖離があって、全盛を誇ったプレステ2もマニアックに走りすぎてニンテンドーに敗れ去っていきましたし、そのニンテンドーもソーシャルゲームに進出せざる負えない事態になっています。
コナミなんか、プレステ4用?の名作『メタルギアソリッド』は数百億の製作費で会社のお荷物的扱いで、数千万で高いリターンを得られるソーシャルゲーム部門が興隆してるようです。ゲーム以外にもスポーツジム経営にも進出という方向性のようです。いずれ揺り戻しもあるんでしょうけど。
コナミ、カリスマ経営のほころび
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO89986400R30C15A7000000/
コナミのブラック企業体質を明かした日経新聞の記事の内容とは?
http://solife-a.com/14024.html
コナミに切り込んだ日本経済新聞、諸般の事情により記事タイトルを差し替え
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65836380.html
メタルギアソリッド
http://www.konami.jp/mgs_portal/jp/
とりあえず売れなきゃどうしようもない。
僕としては『時代の趨勢はコアな部分を残しながら、間口の広いくだらない小説をいかに書いていくか』が今後の課題だと思っています。そうなると、逆に真面目な小説も売れていくでしょうが。
小説家的には何が売れるかなど分からないので、自分の好きなように書けばいいになるんでしょうけど。
いろんな意味で書けるようになりましょうなんですけど。
ピース又吉『火花』の大ヒット効果で、文学ジャンル自体が盛り上がればいいのではないかと思いますね。文学作品書く人が増えると思います。
ネット社会の到来で『ソーシャルゲームや電子書籍などにおける無料戦略を使いつつ、そこから広く薄く多角的な収益構造をどう構築していくか』が課題だと思います。
コアのコンテンツを電子書籍、アニメ、本、DVD、ゲーム、パチスロ、商品コラボ、グッズなどに多角展開していく、無料の間口は広くして、コアユーザーになっていくほどガチャのようにそれなりの高収益の部分も作りながらになっていくでしょうね。
9月は『第8回ファンタジー小説大賞 2015年9月開催 (8月エントリー募集)』もあって、なろうの上位ランカーさんも参加するので、書籍化作家さんも誕生すると思われます。
前回は大賞、読者賞の他に優秀賞2作、特別賞も4作でて、全作品が書籍化されています。
http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/kekka/74000081/
とはいえ、なろうの上位ランカーさんが参加した結果で、普通のレベルの方が参加しても全く話にならない感じになっています。逆に夢がないですが、この出版不況では売れる確証があるものしか選ばれないのは仕方ないかな。
僕も一応、参加予定ですが、ただ、作品や作家としての資質が高い人の場合は『幻想再帰のアリュージョニスト』の最近さんのように、ブクマ、ポイントが通常の出版レベルになくても、出版社に引っ張られる可能性はあることは分かってきましたね。非常に稀な例ですけど、文才とか才能が必要ですが。
私的・後期平井和正作品ガイド
http://www.thx-design.net/blog/?p=13153
ウルフガイ・ドットコム -平井和正ホームページ
http://www.wolfguy.com/
作家の平井和正氏は今年の1月17日に永眠されてしまったのですが、僕が最初に熱狂的に読んだ作品を書いた小説家さんです。
幼い頃、将棋好きの父とジャスコ(後にイオンが買収)にいくといつも、『ねらわれた学園』『謎の転校生』などの少年向けSFの書き手の眉村卓氏の本を買うのが好きでした。
中学生時代には石ノ森章太郎&平井和正氏の『幻魔大戦』が映画化されてブームになったのですが、狼男が主人公の『ウルフガイシリーズ』『死霊狩りシリーズ』も好きで、よく読んだものです。
平井和正の小説 幻魔大戦 が執筆された経緯について
>1976年六月、わたし→平井和正は、新宗教の魅力的なカリスマにいかれ、側近となった途端、仲間の側近たちの激しいイジメにあい、カリスマの唐突な心変わりによって、幻滅し、宗教なんて××だと思い知らされたマントヒヒだ。
しかし、転んでも只では起きまい。必ずや宗教とカリスマの恐るべきイカガワシサと偽善性と、そして狂信者たちのアホさ加減を、小説化してやろうと心に誓って、再起した。
それが本書「幻魔大戦」なのだ!
http://matome.naver.jp/odai/2141727636483770001
最近知った出版業界のナイショ(?)話 平井和正と山本鈴美香 [ はやぶさⅡの万華鏡 ]
http://matome.naver.jp/odai/2141727636483770001
GLA教祖・高橋佳子の『真創世記』の真の作者はSF作家・平井和正氏
http://matome.naver.jp/odai/2141727636483770001
『新興宗教に入っている有名人一覧』
http://www.asyura.com/sora/bd7/msg/35.html
SF作家・平井和正氏はその前半生で霊能的資質のある角川春樹氏に見出されていくのですが、GLA教祖・高橋佳子氏に傾倒していって、彼女の著書(三部作)を代筆するようになっていきます。
その影響で石ノ森章太郎の宇宙の幻魔と地球のエスパーが戦うという幻魔大戦が、平井和正の小説版では救世主東丈の宗教小説のような展開になっていきます。
平井自身がそれ以前から評論家の中島梓(=小説家 栗本薫)に<言霊使い>と呼ばれて、シャーマン的な執筆方法を取ってたのも、そういう宗教とシンクロした理由だと思います。
日本の新興宗教は大きく二系統あって、『大本教』という今の創価学会に匹敵するような政治家、軍人にまで影響力を及ぼした教団があって、明治政府に弾圧されて潰されたけど、その弟子たちが真光教とか世界救世教、成長の家などになっていきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AE%97%E6%95%99
それとは別に理工系学部出身から突如、現れた、高橋信次という宗教家がいます。
彼が作った教団がGLA(God Light Associatio)です。
この教団の『亡くなった偉人を憑依させて異言をのたまう』というスタイルは、そのまま、幸福の科学に継承されて(パクリ)います。
高橋信次の娘が、GLA教祖・高橋佳子で大天使ミカエルの生まれ変わりだそうです。
結構、この人、若い頃は美人でそれは平井和正氏が惚れこむのも無理はなく、その流れで彼女の著書(三部作)を僕も買ってしまって家の物置にあると思いますが、至って平凡な内容です。
平井版の幻魔大戦と同じです。だって、平井がゴーストライターなのは公然の秘密でした。
僕が知ってるぐらいだし、平井は教祖の側近でした。
でも、幹部にいじめられたらしく、トラブルの末に離脱したようです。
幻魔大戦はこの教団内部の内部抗争も描かれてるんですね。
東丈=高橋信次が亡くなって、東丈が消失する主人公消失小説になっていく。
東三千子=高橋佳子のミカエル宣言に反発して、GLAの分派を形成した千乃裕子。
井沢郁恵=高橋佳子で、東丈=(高橋信次)失踪(亡くなる)後のGENKEN(幻魔研究会)=教団を引き継ぐ。
こういう配役だと思う。
幻魔大戦とGLA
http://juangotoh.hatenablog.com/entry/20090528/1243489489
>2003年に起こった「白装束騒動」。その集団の指導者千乃裕子はその著作において、天上界のエル・ランティーと呼ばれる神のもと(信次はエル・ランティは神ではなく、その命を受けた天使であるとしている)モーゼ、イエス、ブッダと並んで高橋信次を聖人として捉えるが、千乃自身がそれに関わったともいわれるGLAにおいての後継者争いあるいは信者であったか否かを含めてGLAとの関わりはないと見てよいと考える。
https://ja.wikipedia.org/wiki/GLA%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%9C%AC%E9%83%A8
千乃裕子さんも若い頃、美人だったのに、「白装束騒動」では無残な姿になってましたね。
白装束観察顛末記 - king-biscuit WORKS
http://d.hatena.ne.jp/king-biscuit/20030524/p2
ということで、『ウルフガイシリーズ』でも『人狼天使』という本が出てきて、僕は平井和正離れを起こしてしまいました。
エースをならえの作者とか、心霊漫画の黒田みのるとか、霊能者になってしまう漫画家も多くて、芸能人なども創価学会芸能部的なものもあって、宗教と文芸、芸能はかなり縁があるみたいです。
平井和正作品解説 第1176回 インフィニティー・ブルー(幻魔大戦deepトルティックという完結編まで順番に解説があり、詳しい)
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-1179.html
話がそれましたが、教団離脱後、平井和正は普通の本を発売しつつ、電子書籍を出版しはじめます。
第二期シリーズの『黄金の少女』『ハルマゲドンの少女』『ハルマゲドン』などで幻魔大戦は行き詰まり、イラストに若い人を起用していったのもありますが、再び、ウルフガイシリーズがはじまります。ライトノベル的な軽やかな作風に変わっていきます。
その前に「ルシファー伝」が語られたのかな。
幻魔大戦最後の言霊かな。
>平井和正 「ボヘミアンガラス・ストリート」 Bohemian Glass Street
1994年から発表され、電子書籍の先駆けとなった作品。
ストーリーは少年ジャンプで連載され、アニメ化されたまつもと泉「きまぐれオレンジ☆ロード」にインスパイアされたという異色作品で、Kindle版はイラストをまつもと泉が担当している。
ウルフガイを書いていた頃からライフワークは「ルシファー伝」だと言っていたが、期せずしてアットホーム版「幻魔大戦」と言われるこの作品で「ルシファー伝」が完成してしまったようだ。
第738回 ボヘミアンガラス・ストリート
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-740.html
ウルフガイシリーズの再開ですね。
>平井和正 「月光魔術團」GEKKOH MAJUTSU DAN」
新世代のウルフガイ(女の子だが)の物語。面白いです。
第645回 月光魔術團
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-647.html
e文庫『地球樹の女神-最終版-』(電子書籍)、e文庫版『クリスタル・チャイルド[地球樹の女神コア・ストーリー]』(電子書籍)、e文庫 『ABDUCTION-拉致-』(電子書籍)もあったりで、この後、『犬神明』シリーズも復活します。
そうこうしてるうちに、「幻魔大戦」も何故か復活し、e文庫『幻魔大戦deep』全8巻、分厚い紙の本『幻魔大戦deep トルテック』全三巻で完結します。
『幻魔大戦deep トルテック』はウルフガイシリーズ、ABDUCTIONシリーズなど今までの集大成なので、全作品読まないと意味が分からなくなってます。困ったものだ。
はっきり言って、後期の平井和正作品はかなり膨大な作品群なので、全部読むのは骨が折れそうです。
特に三期まである「月光魔術團」GEKKOH MAJUTSU DAN」が手ごわそう。
作風的にはちょっとエロくなったらしい。
第630回 ウルフガイ・シリーズ
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-632.html
第654回 死霊狩り
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-656.html
第618回 幻魔大戦シリーズ(1)
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-620.html
第622回 幻魔大戦シリーズ(2)
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-624.html
>「トルテック」は、テオティワカンやトルテカの伝統を受け継ぐと思われる、メキシコ高原のシャーマニズムの思想です。
ハワイの「フナ」とともに、精神的な探究をしている人たちから注目を集めています。
一般に「トルテック」というと、カルロス・カスタネダとドン・ミゲル・ルイスの一連の著作で知られています。
しかし、前者はフィクションであるとの疑いが濃厚です。
後者もどこまでが伝統的なものかは分かりません。
(中略)
しかし、本ブログでは、ドン・ミゲル・ルイスとその弟子達の著作をもとに、「トルテック」の2種類の瞑想法を紹介します。
過去の体験に対する感情や解釈を書き換える「棚卸し」と、現在の体験に気づいてそれを解放する「ストーキング」です。
「棚卸し」では、自分自身を作っている記憶の全体を理解するために、俯瞰的・鳥瞰的な立場に立つ必要があるので、「イーグル(鷲)」のようになる方法であると言われます。
トルテックでは人間の中には、あるがままの自分を否定する「パラサイト」が住みついていると考えます。
「パラサイト」は、自然な自分を否定する信念体系である「法の書」、それに沿って自分自身を裁く「裁判官」、裁かれて否定的な感情を抱く「犠牲者」からなる集合体です。
仏教が言う煩悩の働きに近いものでしょうか。
トルテックではパラサイトと戦う「戦士」になれと言います。
信念体系は恣意的なものでしかなく、その意味で「夢」でしかないと考えます。
「パラサイト」の作る夢は恐怖と地獄であり、「戦士」はそれを愛と幸福の楽園の夢に作り変えます。
棚卸しの瞑想 <メキシカン・トルテック>
http://morfov.blog79.fc2.com/blog-entry-83.html
それで、幻魔大戦の最終巻の『トルテック』って何なのか調べてみたら、南米の呪術師の伝統らしい。
これって、現代の心理療法の方法に似ていて、『心的外傷と回復』とも共通しています。
http://www.msz.co.jp/book/detail/04113.html
30代ぐらいになりゆきでカウンセリングの真似事してて、カウンセラー役で『心的外傷と回復』に書かれてることを実地で全部体験してしまって、衝撃を受けたことがあります。
1 正しく言葉を使う
2 他人の言動を自分に向けられたものとして受け取らない
3 思い込みをしない
4 全力を尽くす
5 疑い深く、しかし、耳を傾けて
僕がここ数十年でやってきた『思い込みを外す』という作業と同じだなと思ったり、起こった事実が同じでもその『解釈は変えられる』という『変容の技術』とか、『性格とは戦略で、真の自我はまた別にある』という考え方と同じだったりします。
脱洗脳で有名な苫米地さんの『スコトーマ(心理的盲点)』=『思い込み』、『ドリームキラー』=『パラサイト』とほとんど同じ考え方だったりします。
>「棚卸し」では、自分自身を作っている記憶の全体を理解するために、俯瞰的・鳥瞰的な立場に立つ必要があるので、「イーグル(鷲)」のようになる方法であると言われます。
http://morfov.blog79.fc2.com/blog-entry-83.html
これなんかは苫米地理論では『思考の抽象度を上げる』ことと同じだし。
TPIE、苫米地英人の成功哲学とアドバイスがめっちゃ興味深い!
http://tozanabo.com/archives/hideto-tomabechi-success-philosophy.html
小説を書くことも心理療法のひとつで、その人の心理的な回復と成長を促すものになっています。
『トルテック』というのはかなり深い概念というか、人類の伝統的叡智であり、ある種、悟りの境地にも至れる道のように思えます。
そういうものは共通点が多いんだなと思いました。
平井和正という作家は、最後まで言霊使いとして、小説を通して自分の無意識と人類の集合的無意識と対話した人だったんだなと思いましたね。
実は小説を書くとはそういう意味もあるというお話でした。
科学で何か閃くのも、暗黙知(人の心の神の叡智のようなもの)の働きですし、人間の活動の全てがそこに至る道だと言えなくもないです。
ということで、次回に続く。
(あとがき)
カーエアコンが効かなくなって、オートバックスに行ったら、フィルター交換になった。
去年、交換したのだか、今年の6月に交換予定になっていた。
フィルターは清掃できないのか?一年で交換を勧められた。
風が弱い場合はフィルター交換、風が強く冷えない場合はガス交換だが、ガスはあまり抜けないらしい。
4、5千円ぐらいなので、必要経費ということで。
https://www.alphapolis.co.jp/prize/result/306000092
Imitation Heart 水月さなぎさん
http://ncode.syosetu.com/n5591cu/
マーカスの秘密研究所 アザとーさん
http://ncode.syosetu.com/n5510cu/
旧図書館のマジカル・フレンズ 日野 祐希さん
http://ncode.syosetu.com/n5109cu/(作品削除)
日野 祐希さん
https://mypage.syosetu.com/414320/
偉大な男のものがたり ポール・ブリッツさん
http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-2580.html
モグラ男と、ひかり姫 坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n1458by/
ツィッターで縁があったり、お気に入り作家さんとかですが、ポール・ブリッツさんは繋がりはないのですが、僕も凄い好きな作家さんで、やっぱり、ナンセンスコメディー的な作品が面白いですね。
出版社より電子書籍的なメディアで軽く読める短編集など出してみたらと思ったりします。
そういう需要がありそうに思いますが、まずはどこかで賞を取るのが最大の宣伝、販促になるでしょうね。
僕も秘かに参加してるというか、宣伝もしてないし39位とか参加することに意義がある的なものとなってます。
それで、9月には『投稿インセンティブ』スコア10倍キャンペーンがありまして、それに合わせて8月中に僕の小説作品をアルファポリスに移植中です。かなり進行は順調で、残りは『匿名捜査官 タグ』『風守カオル』とか『少女格闘伝説』と短編ぐらいになっています。ある種の複垢対策でもあります。
これは前々から計画はあったのですが出来てなかったので、自分の作品を読み返して、誤字などちょこちょこ修正してみました。どういう計算式なのか考察してないけど、100ポイントで100円とか、かなりのアクセスないとギフト券交換までいかないというか、僕程度のアクセスでは、100ポイント達成するのも難しいですね。
この『小説家になるための戦略ノート』を会話劇で小説化しようかなと思ったりしています。
エッセイで十分で人気は出そうもない気もしますけどね。出版社が本を漫画にする手法を真似てみるのもいいかなと。
なろうに来てから書いた『複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫』『安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚』はくだらないけど、コメディ的要素が満載で、以前のシリアス作品より、やっぱり面白いと感じました。これは完結させていかないとと思いました。
以前の作品と比較すると、上手くなってる、上達は感じますね。
直前に書いた『風守カオル』との比較でも、書く力、物語の構成力など格段の進歩が見られます。
ただ、それが総合日間ランキングに載る、書籍化レベルに達するには、早くとも来年以降ぐらいになるとは思えます。永遠に来ないこともありますので、ぼちぼち電子書籍も出していきますが、これも来年かな。
なぜエロゲ出身のライターがアニメやラノベ業界でブレイクしているのか? | ダ・ヴィンチニュース
http://ddnavi.com/news/253298/
早く書けることと作品を多く完結させた経験というのは、職業作家の資質として重要のようです。
芸術家タイプの人は別なんでしょうけど、逆に、芸術家タイプの方が大ヒットが出る可能性がありそうですが。
ピース又吉『火花』売れて良かったね
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150813-00048456/
>僕は“すべてのジャンルはマニアが潰す”と思っていますから。
買収後売り上げが激増 プロレス人気再燃を新日オーナー語るより
http://www.news-postseven.com/archives/20140102_234363.html
エッセイなど読んでるとなろうの上位作品はくだらないのに何で売れるんだという意見がちらほらあって、確かに小説を真面目に書いてる人からすればそう見えるんだろうけど、“すべてのジャンルはマニアが潰す”というのが至言で、マニア視点は一般人とはズレが生じるということだと思います。
ピース又吉『火花』もマニアというか、一部の一般人視点では酷評も多いようです。
そういう人の視点は確かに正しいのだけど、業界の発展にはむしろマイナスになることも多く、この人たちの存在が炎上を起こすきっかけになることも多いです。
炎上するにはそれなりの理由もあるのですが、五輪盗作問題ではデザイナーの身内誉めのダサイクル問題、つまり、コンテストの出来レース問題も浮上していますね。
似たような事例があったりして、ニュースとか眺めていくと、『業界の構造』が浮かび上がって来ます。
こういう事例の積み重ねで、『構造解析』が進み、世の中の仕組みや法則性が見えてきます。
【五輪盗作】佐野研二郎を中心としたダサイクル相関図にネット民大爆笑wwwww - モナニュース
http://mona-news.com/archives/39931147.html
【炎上】サイバーエージェント社員がAKB総選挙を真似した「片目惚れ」で票数操作かhttp://netgeek.biz/archives/37792
マニア的作者と一般人視点には大きな乖離があって、全盛を誇ったプレステ2もマニアックに走りすぎてニンテンドーに敗れ去っていきましたし、そのニンテンドーもソーシャルゲームに進出せざる負えない事態になっています。
コナミなんか、プレステ4用?の名作『メタルギアソリッド』は数百億の製作費で会社のお荷物的扱いで、数千万で高いリターンを得られるソーシャルゲーム部門が興隆してるようです。ゲーム以外にもスポーツジム経営にも進出という方向性のようです。いずれ揺り戻しもあるんでしょうけど。
コナミ、カリスマ経営のほころび
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO89986400R30C15A7000000/
コナミのブラック企業体質を明かした日経新聞の記事の内容とは?
http://solife-a.com/14024.html
コナミに切り込んだ日本経済新聞、諸般の事情により記事タイトルを差し替え
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65836380.html
メタルギアソリッド
http://www.konami.jp/mgs_portal/jp/
とりあえず売れなきゃどうしようもない。
僕としては『時代の趨勢はコアな部分を残しながら、間口の広いくだらない小説をいかに書いていくか』が今後の課題だと思っています。そうなると、逆に真面目な小説も売れていくでしょうが。
小説家的には何が売れるかなど分からないので、自分の好きなように書けばいいになるんでしょうけど。
いろんな意味で書けるようになりましょうなんですけど。
ピース又吉『火花』の大ヒット効果で、文学ジャンル自体が盛り上がればいいのではないかと思いますね。文学作品書く人が増えると思います。
ネット社会の到来で『ソーシャルゲームや電子書籍などにおける無料戦略を使いつつ、そこから広く薄く多角的な収益構造をどう構築していくか』が課題だと思います。
コアのコンテンツを電子書籍、アニメ、本、DVD、ゲーム、パチスロ、商品コラボ、グッズなどに多角展開していく、無料の間口は広くして、コアユーザーになっていくほどガチャのようにそれなりの高収益の部分も作りながらになっていくでしょうね。
9月は『第8回ファンタジー小説大賞 2015年9月開催 (8月エントリー募集)』もあって、なろうの上位ランカーさんも参加するので、書籍化作家さんも誕生すると思われます。
前回は大賞、読者賞の他に優秀賞2作、特別賞も4作でて、全作品が書籍化されています。
http://www.alphapolis.co.jp/contPrize/kekka/74000081/
とはいえ、なろうの上位ランカーさんが参加した結果で、普通のレベルの方が参加しても全く話にならない感じになっています。逆に夢がないですが、この出版不況では売れる確証があるものしか選ばれないのは仕方ないかな。
僕も一応、参加予定ですが、ただ、作品や作家としての資質が高い人の場合は『幻想再帰のアリュージョニスト』の最近さんのように、ブクマ、ポイントが通常の出版レベルになくても、出版社に引っ張られる可能性はあることは分かってきましたね。非常に稀な例ですけど、文才とか才能が必要ですが。
私的・後期平井和正作品ガイド
http://www.thx-design.net/blog/?p=13153
ウルフガイ・ドットコム -平井和正ホームページ
http://www.wolfguy.com/
作家の平井和正氏は今年の1月17日に永眠されてしまったのですが、僕が最初に熱狂的に読んだ作品を書いた小説家さんです。
幼い頃、将棋好きの父とジャスコ(後にイオンが買収)にいくといつも、『ねらわれた学園』『謎の転校生』などの少年向けSFの書き手の眉村卓氏の本を買うのが好きでした。
中学生時代には石ノ森章太郎&平井和正氏の『幻魔大戦』が映画化されてブームになったのですが、狼男が主人公の『ウルフガイシリーズ』『死霊狩りシリーズ』も好きで、よく読んだものです。
平井和正の小説 幻魔大戦 が執筆された経緯について
>1976年六月、わたし→平井和正は、新宗教の魅力的なカリスマにいかれ、側近となった途端、仲間の側近たちの激しいイジメにあい、カリスマの唐突な心変わりによって、幻滅し、宗教なんて××だと思い知らされたマントヒヒだ。
しかし、転んでも只では起きまい。必ずや宗教とカリスマの恐るべきイカガワシサと偽善性と、そして狂信者たちのアホさ加減を、小説化してやろうと心に誓って、再起した。
それが本書「幻魔大戦」なのだ!
http://matome.naver.jp/odai/2141727636483770001
最近知った出版業界のナイショ(?)話 平井和正と山本鈴美香 [ はやぶさⅡの万華鏡 ]
http://matome.naver.jp/odai/2141727636483770001
GLA教祖・高橋佳子の『真創世記』の真の作者はSF作家・平井和正氏
http://matome.naver.jp/odai/2141727636483770001
『新興宗教に入っている有名人一覧』
http://www.asyura.com/sora/bd7/msg/35.html
SF作家・平井和正氏はその前半生で霊能的資質のある角川春樹氏に見出されていくのですが、GLA教祖・高橋佳子氏に傾倒していって、彼女の著書(三部作)を代筆するようになっていきます。
その影響で石ノ森章太郎の宇宙の幻魔と地球のエスパーが戦うという幻魔大戦が、平井和正の小説版では救世主東丈の宗教小説のような展開になっていきます。
平井自身がそれ以前から評論家の中島梓(=小説家 栗本薫)に<言霊使い>と呼ばれて、シャーマン的な執筆方法を取ってたのも、そういう宗教とシンクロした理由だと思います。
日本の新興宗教は大きく二系統あって、『大本教』という今の創価学会に匹敵するような政治家、軍人にまで影響力を及ぼした教団があって、明治政府に弾圧されて潰されたけど、その弟子たちが真光教とか世界救世教、成長の家などになっていきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AE%97%E6%95%99
それとは別に理工系学部出身から突如、現れた、高橋信次という宗教家がいます。
彼が作った教団がGLA(God Light Associatio)です。
この教団の『亡くなった偉人を憑依させて異言をのたまう』というスタイルは、そのまま、幸福の科学に継承されて(パクリ)います。
高橋信次の娘が、GLA教祖・高橋佳子で大天使ミカエルの生まれ変わりだそうです。
結構、この人、若い頃は美人でそれは平井和正氏が惚れこむのも無理はなく、その流れで彼女の著書(三部作)を僕も買ってしまって家の物置にあると思いますが、至って平凡な内容です。
平井版の幻魔大戦と同じです。だって、平井がゴーストライターなのは公然の秘密でした。
僕が知ってるぐらいだし、平井は教祖の側近でした。
でも、幹部にいじめられたらしく、トラブルの末に離脱したようです。
幻魔大戦はこの教団内部の内部抗争も描かれてるんですね。
東丈=高橋信次が亡くなって、東丈が消失する主人公消失小説になっていく。
東三千子=高橋佳子のミカエル宣言に反発して、GLAの分派を形成した千乃裕子。
井沢郁恵=高橋佳子で、東丈=(高橋信次)失踪(亡くなる)後のGENKEN(幻魔研究会)=教団を引き継ぐ。
こういう配役だと思う。
幻魔大戦とGLA
http://juangotoh.hatenablog.com/entry/20090528/1243489489
>2003年に起こった「白装束騒動」。その集団の指導者千乃裕子はその著作において、天上界のエル・ランティーと呼ばれる神のもと(信次はエル・ランティは神ではなく、その命を受けた天使であるとしている)モーゼ、イエス、ブッダと並んで高橋信次を聖人として捉えるが、千乃自身がそれに関わったともいわれるGLAにおいての後継者争いあるいは信者であったか否かを含めてGLAとの関わりはないと見てよいと考える。
https://ja.wikipedia.org/wiki/GLA%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%9C%AC%E9%83%A8
千乃裕子さんも若い頃、美人だったのに、「白装束騒動」では無残な姿になってましたね。
白装束観察顛末記 - king-biscuit WORKS
http://d.hatena.ne.jp/king-biscuit/20030524/p2
ということで、『ウルフガイシリーズ』でも『人狼天使』という本が出てきて、僕は平井和正離れを起こしてしまいました。
エースをならえの作者とか、心霊漫画の黒田みのるとか、霊能者になってしまう漫画家も多くて、芸能人なども創価学会芸能部的なものもあって、宗教と文芸、芸能はかなり縁があるみたいです。
平井和正作品解説 第1176回 インフィニティー・ブルー(幻魔大戦deepトルティックという完結編まで順番に解説があり、詳しい)
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-1179.html
話がそれましたが、教団離脱後、平井和正は普通の本を発売しつつ、電子書籍を出版しはじめます。
第二期シリーズの『黄金の少女』『ハルマゲドンの少女』『ハルマゲドン』などで幻魔大戦は行き詰まり、イラストに若い人を起用していったのもありますが、再び、ウルフガイシリーズがはじまります。ライトノベル的な軽やかな作風に変わっていきます。
その前に「ルシファー伝」が語られたのかな。
幻魔大戦最後の言霊かな。
>平井和正 「ボヘミアンガラス・ストリート」 Bohemian Glass Street
1994年から発表され、電子書籍の先駆けとなった作品。
ストーリーは少年ジャンプで連載され、アニメ化されたまつもと泉「きまぐれオレンジ☆ロード」にインスパイアされたという異色作品で、Kindle版はイラストをまつもと泉が担当している。
ウルフガイを書いていた頃からライフワークは「ルシファー伝」だと言っていたが、期せずしてアットホーム版「幻魔大戦」と言われるこの作品で「ルシファー伝」が完成してしまったようだ。
第738回 ボヘミアンガラス・ストリート
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-740.html
ウルフガイシリーズの再開ですね。
>平井和正 「月光魔術團」GEKKOH MAJUTSU DAN」
新世代のウルフガイ(女の子だが)の物語。面白いです。
第645回 月光魔術團
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-647.html
e文庫『地球樹の女神-最終版-』(電子書籍)、e文庫版『クリスタル・チャイルド[地球樹の女神コア・ストーリー]』(電子書籍)、e文庫 『ABDUCTION-拉致-』(電子書籍)もあったりで、この後、『犬神明』シリーズも復活します。
そうこうしてるうちに、「幻魔大戦」も何故か復活し、e文庫『幻魔大戦deep』全8巻、分厚い紙の本『幻魔大戦deep トルテック』全三巻で完結します。
『幻魔大戦deep トルテック』はウルフガイシリーズ、ABDUCTIONシリーズなど今までの集大成なので、全作品読まないと意味が分からなくなってます。困ったものだ。
はっきり言って、後期の平井和正作品はかなり膨大な作品群なので、全部読むのは骨が折れそうです。
特に三期まである「月光魔術團」GEKKOH MAJUTSU DAN」が手ごわそう。
作風的にはちょっとエロくなったらしい。
第630回 ウルフガイ・シリーズ
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-632.html
第654回 死霊狩り
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-656.html
第618回 幻魔大戦シリーズ(1)
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-620.html
第622回 幻魔大戦シリーズ(2)
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-624.html
>「トルテック」は、テオティワカンやトルテカの伝統を受け継ぐと思われる、メキシコ高原のシャーマニズムの思想です。
ハワイの「フナ」とともに、精神的な探究をしている人たちから注目を集めています。
一般に「トルテック」というと、カルロス・カスタネダとドン・ミゲル・ルイスの一連の著作で知られています。
しかし、前者はフィクションであるとの疑いが濃厚です。
後者もどこまでが伝統的なものかは分かりません。
(中略)
しかし、本ブログでは、ドン・ミゲル・ルイスとその弟子達の著作をもとに、「トルテック」の2種類の瞑想法を紹介します。
過去の体験に対する感情や解釈を書き換える「棚卸し」と、現在の体験に気づいてそれを解放する「ストーキング」です。
「棚卸し」では、自分自身を作っている記憶の全体を理解するために、俯瞰的・鳥瞰的な立場に立つ必要があるので、「イーグル(鷲)」のようになる方法であると言われます。
トルテックでは人間の中には、あるがままの自分を否定する「パラサイト」が住みついていると考えます。
「パラサイト」は、自然な自分を否定する信念体系である「法の書」、それに沿って自分自身を裁く「裁判官」、裁かれて否定的な感情を抱く「犠牲者」からなる集合体です。
仏教が言う煩悩の働きに近いものでしょうか。
トルテックではパラサイトと戦う「戦士」になれと言います。
信念体系は恣意的なものでしかなく、その意味で「夢」でしかないと考えます。
「パラサイト」の作る夢は恐怖と地獄であり、「戦士」はそれを愛と幸福の楽園の夢に作り変えます。
棚卸しの瞑想 <メキシカン・トルテック>
http://morfov.blog79.fc2.com/blog-entry-83.html
それで、幻魔大戦の最終巻の『トルテック』って何なのか調べてみたら、南米の呪術師の伝統らしい。
これって、現代の心理療法の方法に似ていて、『心的外傷と回復』とも共通しています。
http://www.msz.co.jp/book/detail/04113.html
30代ぐらいになりゆきでカウンセリングの真似事してて、カウンセラー役で『心的外傷と回復』に書かれてることを実地で全部体験してしまって、衝撃を受けたことがあります。
1 正しく言葉を使う
2 他人の言動を自分に向けられたものとして受け取らない
3 思い込みをしない
4 全力を尽くす
5 疑い深く、しかし、耳を傾けて
僕がここ数十年でやってきた『思い込みを外す』という作業と同じだなと思ったり、起こった事実が同じでもその『解釈は変えられる』という『変容の技術』とか、『性格とは戦略で、真の自我はまた別にある』という考え方と同じだったりします。
脱洗脳で有名な苫米地さんの『スコトーマ(心理的盲点)』=『思い込み』、『ドリームキラー』=『パラサイト』とほとんど同じ考え方だったりします。
>「棚卸し」では、自分自身を作っている記憶の全体を理解するために、俯瞰的・鳥瞰的な立場に立つ必要があるので、「イーグル(鷲)」のようになる方法であると言われます。
http://morfov.blog79.fc2.com/blog-entry-83.html
これなんかは苫米地理論では『思考の抽象度を上げる』ことと同じだし。
TPIE、苫米地英人の成功哲学とアドバイスがめっちゃ興味深い!
http://tozanabo.com/archives/hideto-tomabechi-success-philosophy.html
小説を書くことも心理療法のひとつで、その人の心理的な回復と成長を促すものになっています。
『トルテック』というのはかなり深い概念というか、人類の伝統的叡智であり、ある種、悟りの境地にも至れる道のように思えます。
そういうものは共通点が多いんだなと思いました。
平井和正という作家は、最後まで言霊使いとして、小説を通して自分の無意識と人類の集合的無意識と対話した人だったんだなと思いましたね。
実は小説を書くとはそういう意味もあるというお話でした。
科学で何か閃くのも、暗黙知(人の心の神の叡智のようなもの)の働きですし、人間の活動の全てがそこに至る道だと言えなくもないです。
ということで、次回に続く。
(あとがき)
カーエアコンが効かなくなって、オートバックスに行ったら、フィルター交換になった。
去年、交換したのだか、今年の6月に交換予定になっていた。
フィルターは清掃できないのか?一年で交換を勧められた。
風が弱い場合はフィルター交換、風が強く冷えない場合はガス交換だが、ガスはあまり抜けないらしい。
4、5千円ぐらいなので、必要経費ということで。
応援ありがとうございます!
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