オメガ転生。

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学園生活

学園祭準備で

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学園祭準備でバタバタしながら、明日が当日となった。
意外となんとかなるものだ。

準備中も、いろんな人が出入りして、気疲れもあったんだけどね。
そういえば、警備員さん達が結構ウロウロしていたなぁ…

この世界では、国に従事している騎士団、そして、その下に町などの住民のための自警団。その下に学園や病院などの施設を守る警備隊がある。いわゆる自衛隊、警察、警備隊かなぁ?
確かそんな感じだ。
詳しくはよくわからないし、前世でもよく分かっていなかった。
それでも、それらに守られて、安心・安全に暮らせていたしね。
全然トラブルがなかったというわけではないけどね…

で、学園の警備をしている警備隊員いわゆる警備員さん達が学園内でウロウロしていた。
巡回で廻るのはいつものことなんだけど、それ以上にいたように思うんだけど、人の出入が多かったせいかなぁ?
生徒会では把握してるんだろうけど、生徒会員ではない自分はそこまでは知らない。

自分が知っている内容は、ヒロインが登場する頃だ。
それ以前はプロローグや、ちょっとした紹介。エンディングやファンクラブ公式サイト情報とかのものだから、この頃のは余りわからない。
この世界が現在知っている事と全く一緒ではないし、ゲームや小説とは似ていても実際に生きているのだから同じと考えすぎるのは良くないと思っている。
ついつい思考が前世の情報に引っ張られてるのは事実なんだけどね……

「でも、実際、警備員さん多いなぁ…学園祭当日になったらもっと多くなるのかなぁ?」
「そこは、学園や生徒会とかで考えてるんじゃない?なにせ皇族や貴族とかが多い学園だもの、何かあったら困るしね。騎士とかも来たりして…皆んなが安全に楽しめたら良いんじゃない?」
「そうだね…」

そんなたわいもない会話を玲奈とした。

実際は結構色々とあったのは後で知ったし、まさか自分が巻き込まれるとは思っていなかったんだけどね…
やっぱ、モブのオメガだからなのかなぁ…
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