兄様達の愛が止まりません!

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悪役令嬢回避

サーカス…その家族は

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もうすぐで長男が学園に入学となる。
準備は十分にできているし、入学前のクラスを決定するための実力試験はすでに終わっていた。
少し落ちついた事と、話題のサーカス団がこの地に来ていると言う事で、家族でそのサーカスを見に行くことのしたんだ。そのために仕事を前倒しにして片付けて行ったんだ。各部署の者達も、我が家の子供達の事を常に気にしてくれており進んで仕事をしてくれたおかげで時間を取る事ができたんだ。妻と末っ子のアルベルトは連れていく事はできないんだがな。アルベルトはまだ生まれてそんなにたっていないからね。まぁ、何年かに一度はこの地にやって来るんだ。
次回見せても大丈夫な年齢であれば連れていこうと思ったんだ。

レイに頼みチケットを手に入れてもらった。購入時に屋敷が講演場所に近い場合は馬車で行く場合は送迎とするよう言われたらしい。遠方の場合は仕方ないとなるようだが、日程の調整をされるらしい。いつに来てください見たいな感じでだ。馬車が多く停まった場合の混乱を回避させるためなんだろう。

そこで家族で楽しんだ後、エルとレインが気に留めた子供二人。
見つけた途端にエルが前世の記憶という物のを思い出したんだ。レインは未来視が発動し、しかもエルの情報とリンクまで起こしたようだった。その逆もあったようだ。

そこで分かった事は、この獣人子供二人の内どちらかが暗殺者となる事だ。単に将来暗殺者になるというだけなら私は動くつもりはない。適当な時期に排除する必要性があるなと思うだけだ。だが、子供達が関わる可能性があると言われれば話は別だ。エルが言うには、ギルとアシュとの戦闘があると言う事だ。それも、二人が学園の高等部にいる時、聖女という者がこの世界に現れると言う。そして、その聖女と共に巡礼に旅に行くメンバーの一員であり、聖女を狙う暗殺者としてこの獣人が関与。どのような事で心が変わるのかは知らないが、聖女を影から守り死ぬ定めなのだとか。ギルとアシュの戦闘シーンが大変だったと言うエル。と言う事は、ギルとアシュが苦労して戦うと言う事だ。大きな怪我をする恐れもあると言う事だ。それは許す事はできない。
なら、暗殺者になる道を閉ざしてしまえば良い。

息子達に先に屋敷に帰らせて、私とレイはこのサーカス団の団長と交渉の席につくことにしたんだ。
元々このサーカス団の事は知っている。他の国の情報を得るために使っているんだ。レイが密かに部下を潜ませたりもするんだ。

「それで、今回はどのような…。」
「あぁ、さっき見た獣人の子供だ。確か獣人の子供はサーカス団全員で育てると聞いていたが、あれはどうかと思ってね。私の子供達が気にしていてね。気分がいいものでもなかったんだよね。君も知っていると思うが、我が国では例え獣人の子供を保護する必要性がある。あれは…保護していると言えるのか?」
「はぁ…………もっ、申し訳ありません。以後あのような事は…。」
「で、私の子供が、自分の従者として雇い入れたいと言っているんだ。」
「そっそれは~。そうですね。そうしていただければ…。あの者はつい最近入って来た者で、特にあの子達に酷い事を時々していたらしく注意はしていたんです。あの子達には親がいない事もありまして、庇いきれていなかったのも事実。申し訳ありません。あの者はこちらの方でどうにか致しますが、あの子達の事はよろしくお願いいたします。」
「では、そう言う事で、あの子達は私が今から引き取る事とする。今後の関与は許さない。わかっているだろうが…。」
「はい。もちろんでございます。」
「レイ。」
「はい。お任せください。では先にこれにサインを。」

レイが団長に渡したのは、魔法契約書だ。サインすれば消えて効力が行使されるものだ。
その後、多少の金銭を渡し、子供達を連れて来させた。
一人はやはり足を怪我し、一人は腕を怪我していた。
鞭で叩かれた傷跡も数箇所…。

「お前達。このお方に挨拶をきちんとしないか!」

私がじっと観察するように見ていたからか、団長が子供達にそう言った。
だが、私的には気にはしない。

「初めまして。私はグレゴリー・ダルク・フィンレイ。現フィンレイ侯爵だ。君達を私達の屋敷に侍従として迎え入れることにしたんだ。君達を見つけた私の子供の希望もあってね。今から来てもらうことになるが、いいかな?」

有無も言わせない決定事項で了承を得るように話すのは狡いやり方だが、この場合は仕方がない。
この二人が拒否しようと、我が屋敷に連れて変えると決まっているのだからね。
エルが言うような未来にならないように…。

二人はただ静かに頷くだけだったが…少し気になる魔力の気配がした。
ほんのわずかに漏れ出たものだ。

「団長。これはどう言うことだい?」

そう言って、子供達から漏れ出るものをたどり有無も言わさずめくりあげる。

「こっ、これは…そんなあり得ない。我がサーカス団ではこのような事は…。」
「さっきの男を捕えろ。後、他にもこの子と同じ事をされている獣人がいるかもしれない。確認を!団長は全ての者がここに集まっているかの確認と把握を!きっちりとしてもらおうか!!」

「はい、直ぐにでも!」

騎士に跡を追わせて、この団内の獣人全てを集めさせた。
集まる前にこの子達をどうにかして連れ帰るか…。

「レイ、頼めるか?」
「あぁ、お任せを!」

そう言って、子供達二人の足の付け根に押された刻印をレイが消し去った。
奴隷印の刻印まで解除できるとは誰も思わないだろう。
しかしこんな場所に刻印するとは…。あの男は許せないな…。

「この子達をレイの屋敷の方に送れるか?」
「私の実家の方に送ろう。もう連絡はできて了承済みだ。傷の方は神殿の者が良いのだが…」
「拒否して来たのか?」
「そのようです。弟が手配してくれたようですが、獣人と聞いて拒否されたと…。」
「なら、私の方でどうにかしよう。まずは送ってくれ!」

そう言うと、レイは二人の子供の手を繋ぎ姿が消えた。
しばらくして直ぐに現れたから無事送れたのだろう。そして要件をもう一度伝えて預けて来た…。

ここでもあの子の魔道具が活躍するとはね…。

さて…。

連れて来られたのは二十人ぐらいの獣人の大人と子供だ。
そして、さっき気になった魔力と同じものを感じるものを探す。

いたのは子供三名と大人が二人。
見目の良い子供と、力が強そうな男。しなやかな身体の女の獣人だった。
それぞれ確認すると、やはりあった…。

それぞれ解除できる魔道具があると嘯きレイに解除させた。
ある者は寝ている時に勝手に押され、酔いつぶれて押され、子供達はお菓子に釣られて最後は押さえ込まれて押されたようだ。本人達の意思ではなくだ。

「まさか…私のこのサーカス団で奴隷売買をしようなんて…。」

項垂れる団長に、今後はもっと気をつけるようにと注意と警告をおこなった。
捕らえたあの男と、別に男女も発見。あの時見たトカゲの刺青がされていた。
まだ残っていたのか…。

「この者達は国家反逆罪の罪も問われている違法集団の者達だ。私が騎士団の方に引き渡しておくから、今後このような刺青を持つ者がいれば直ぐに連絡するように。」

それだけ言い残して、その場を後にした。
後に感謝の気持ちとして、とあるモノをもらってしまったのは…まぁまた今度だな…。
違法ではないが、届出は必要か…。
あの子達のためになるなら…

それだけを考えたんだ。そしてその足で友人の元に走ったんだ。
ちょうど馬車も戻って来ていたからね…。

友人に急ぎの連絡をしてから訪れるのは神殿だ。

「やぁ、待っていたよ。」
「またそんな格好で、怒られるぞ。」
「大丈夫。きちんと頼んできたから、さぁ行こう。レイよろしく。」

そう気軽に話すのはあの時も世話になった友人のカルロス。カルロス・ジスパダールだ。
下級神官の格好うても、教皇としてのものは漂うのかもしれないな…。

レイの持つ魔道具で転移魔法発動させ、私とレイ、カルロスとでレイの実家の…玄関ではなく、客室の一つだった。
既に子供達は入浴を済ませ、簡単な治療はしているようだが…。

「こんにちは。私は神殿の神官の一人ですよ。君達の傷を治しに来たんだ。友人に頼まれてね。だから怖がらなくても大丈夫だよ。」

いつも以上の笑顔を見せるカルロスに胡散臭さを感じるが、この男の実力は十分知っているし、子供に対して優しい男で、逆に迫害する者には容赦しないのも知っている。

震える手を取り、大丈夫だと意思表示を示してから、一気に二人の治療をして見せたんだ。
キラキラと輝くものが二人を包み込んで、浸透していくように消えていく。

見える範囲でも、傷が消えているのがわかる。

子供達二人に視線を合わせるようにしゃがみ込み、優しい口調で伝えている。

「どうだい?傷は消えて痛みも無いはずだ。ただ、心の傷は直す事は残念ながらできないし、失った体力もいきなりあげるのは危険だからね。子供の場合は。だからここで養生しながら訓練に励んだら良い。獣人であるから直ぐに体力は戻るだろう。そして、私からのお願いだ。どうか全ての者が君達を傷つけようと思っていない事を知ってほしい。そして、君達に目を止めて救いの手を伸ばした子供達のために尽くしてくれる事を祈っているよ。」

そう言うと、すくっと立ち上がり。

「レイ、悪いけれど、神殿に送ってくれるか?やらないといけない事ができたからね。急いで掃除してくるよ。」
「カルロス、とりあえずありがとう。」
「あぁ、また何かあったら呼んでくれたら良いよ。できたらまた食事にお呼ばれしたいな。」

そう言うと、レイが魔道具で送り届けてからまたスッと戻って来たんだ。

「さて、ここの屋敷のもの達からも聞いていると思うが、今は身体を休めなさい。そして、教養を身につける、体を鍛えて私の子供達を守ってほしいし助けてやってもほしい。君達はもう奴隷でも何でもばいけれど、他にはこちらの都合で悪いがいかせてあげる事はできないんだ。すまないね。」

すると、背の高い方が前に出て来た。
足を怪我していた方だ。

「いいえ、私と弟を助けていただきありがとうございます。この御恩は決して忘れませんし、僕達二人を助けてくれた…多分あの時見えた男女のお子様ですよね。そのお二人に是非仕えさせていただけるように頑張ります。」
「あぁ、頼むね。」
「僕達二人には…」
「あぁ、名がないんだったか?あの子達が付けてくれるよ。確か名付けも大切なものだったよね…君達の一族は…。私達にはわかっているから、無理に隠さなくても大丈夫だ。では~、レイ頼む。」

獣人の子供達の事は、レイの家族に任せて私達は屋敷に戻ったんだ。

日付が変わるまでには屋敷に変えれたんだが、ギルとアシュの二人が遅くまで待っていてくれていた事を聞き、急ぎ着替えて書斎に呼ぶ事にしたんだ。こんな遅くまで待っていたと言う事は、それだけ重要な事なんだろう。

「ギルもアシュも待たせたね。」
「いいえ、無理を言って申し訳ありません。」

私の声掛けで、ソファーに腰掛ける前にギルが代表として私に返事をし、二人はいつもの席に座ったんだ。
レイが直ぐにお茶を出した。

「さて…」

そう言って私はいつもの席につき、レイにも座るように促した。

「さて、レインとエルの事もあるが、先ずは直ぐに話せる事を話そう。あのサーカス団の獣人の子供を二人だが、ギルやアシュの想像通り我が家に侍従として受け入れる事にした。あの二人は少し特殊ではあったんだが…。サーカス団の方はそれを知らなかったようだ。あえて教えるつもりもないがな…。で、今はレイの実家で教育と訓練を依頼した。怪我とかは、神殿に依頼したかったんだが、親のいない獣人に対しては、本来あってはならないんだが差別的発言などをする者がまだいたとはな…。で、治療を拒否された。で、友人に打診して治療してもらったよ。一部の者達の件は、しっかりと手を回すと言っていた。だから、あの二人の怪我は大丈夫だ。すっかり良くなっているよ。ただ、傷以外の事もあるからね。そこは様子を見ながらだ。」

そこで私はため息をひとつ吐いて、レイが入れてくれていたお茶を飲んだ。

「レイの実家でどのくらいの期間が必要かはまだ未明だが、訓練が無事終了すれば、エルとレイン付きとする予定だ。年齢的にもだが、あの子達が最初に見つけ、判断したんだ。途中でスキルが発動して言い切れてはいないが、あれで判断したとする。となれば、しっかりと面倒を見ないといけないからね。ギルとアシュはあの子達の補佐をしながら、主従関係が取れるようにフォローしてやって欲しい。」

「はい。それは勿論ですが…。」
「あの二人の特別は、後にわかるだろう。今はそれに触れないように。」

そう言われてしまえば、それ以上踏み込む事はできないだろう。
意地が悪いようだが、今の時点では必要な事だから許してもらおう。

「後、サーカス団がいる場所で発動してしまったが、その件はきちんと隠匿できている。一部怪しい動きをした者は影が捉えて排除した。そうだったな?」
「はい。怪しい動きをした者は五人ほど。全て捕らえて、いつもの通りに。」

レイの表情がなんとも言えない表情だ。
絶対にこの男は怒らせてはいけない男だと、いつもながら思うよ。頼りにもなるがな…。

「そうそう、お前達に婚約の打診がまた来ている。」
「断ってください。」
「あぁ、その約束だからね。ただ、面倒なのはギルの方にはカルストロフト公爵家とエレクトロ伯爵家からだ。ギルかアシュにレイラン•ラル•ガルディエーヌ皇女殿下かシルファ•ラル•ガルディエーヌ皇女殿下を勧められている。お二人はそのつもりのようだが、これも断っているよ。お前達に自ら打診してくる可能性がある。その事は覚えておいてくれ。レインの方は第三皇子殿下が、エルは側近候補の打診が来ているが、断った。第三皇子も諦めてないようだ。今の所の要注意人物達はそんな所だな。」
「私はその気はありませんし、レインは私のモノです。誰にも渡す気はありません。」
「エルは僕の伴侶として望んでいる。だから、誰にも渡しませんよ。第三皇子がエルとレインに興味を持たれたのはどうしてですか?接点はあのお茶会ですよね。しかも、レインは挨拶ぐらいしかしていないと聞いています。エルの方は…。」
「エルは…、あの時能力を見られたんだ。第三皇子と同じ能力がある事に興味を持たれたのだろう。皇王は我が侯爵家の意向を理解されているがな…。お前達には伝えても良いだろう。あの二人の祖父。あの子達の実父の父親は、前皇王の弟君だ。前皇王の王弟殿下だ。彼の方は私の父上ともご友人でもあったんだ。兄君である前皇王が即位される前から後継者争いに巻き込まれないように、冒険者として城から出られていた。各地域の魔獣や魔物を討伐し、国を守っていたと言っても良いだろう。それだけの実力者でもあったんだ。で、辺境の地で運命の出会いをされたと聞いている。聖女の子孫の女性と好意を持ち、婚姻。結果グランデュオが生まれたんだ。唯一の子だ。それが当時の小競り合いのような戦さと、魔獣や魔物の凶暴化により戦は終戦。住んでいた村や街は崩壊した。最後まで守り続けていた王弟殿下とその妻は死亡。生き残ったのはグランデュオただ一人だったんだ。王弟殿下や街の者達の犠牲でこの国は危機を乗り越えたと言っても良いだろう。我が父上が連れ帰り、私達兄弟の末の弟として引き取ったんだ。王弟殿下から当時の皇王に子供、グランデュオが生まれた事は伝えていたが、自分は市井に降りたからと、自分の子達や子孫達は、極力後継者争いに巻き込まれないようにと願い出ており、魔法契約をされていたようだ。だから、現皇王が若かれし時、グランデュオを望まれた時も拒否し、受け入れられたんだ。今回にレインやエルに関しても魔法契約は通じるが、本人が受け入れた場合は別だ。無理強いは絶対にされないというだけだ。第三皇子はそこまではご存知ではなく、努力して得てみせると豪語しているらしい。我が家的には今後も断り続けていく予定だ。だから、お前達自身が頑張りなさい。遥か昔は血の濃さや魔力の力を強めるためには、レインやエルを得るのは得策かもしれないと、どこからか情報を得て動き出す者が出てくる可能性がないとは言い切れない。だから、そうならないようにも牽制はしておくがな…。本当にやる事が多いが、父様は頑張るよ。」

そう言って苦笑いしていして見せたんだ。だが、私のやる気は理解してくれたようだ。
その後二人ははとりあえず私達にお願いし、今後をどうするか明日また兄弟で相談する事にすると伝えられて部屋を出たんだ。

「レイ、なかなかやる事がいっぱいで、飽きる暇がないな…。」
「あぁそうだな。だがやりがいはあるだろう?私も協力は惜しまない。ただ、無理はするな。無理し過ぎるのを止めるのも私の仕事だからね。」
「そうだな。レイにはいつも心配させてしまうが、今後もよろしく。」
「今日も飲むか?」
「あぁ、頼む。」

そう言って、今日も二人でグラスを傾けたんだ。
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