【不定期更新】ラッキースケベに憧れて 〜明るく楽しい異世界生活〜

香月ミツほ

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異世界でもクリスマス※

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「Merry Xmas !!」
「めり……?」
「あはははは。これね、オレが前にいた世界のお祭りの1つでね、神様に感謝と祈りを捧げながら家族で過ごす日の挨拶なの」

少し雑な説明だけどそういう部分もあったよね、確か。

「祭りなのにそれだけなのか?」
「ううん。ご馳走を食べたり贈り物を交換したりするよ。子供には神様からの贈り物もあるし」
「神からの贈り物!?」
「実際には親が用意するんだけどね」

サンタが「子供にプレゼントを贈りたい衝動」を大人たちに贈っているんだ、と友達のお父さんが言っていた。郵便局員でサンタの弟子を自称する面白いおじさん。

「それで、ベイセルと一緒に食べようと思って料理長に手伝ってもらって夕飯作ったから、食べよ? ほら!」
「これは……」

急に思いついたからツリーは準備できなかったけど、きれいなキャンドルとリボン、色とりどりの花、艶やかな葉っぱでテーブルを飾り、ブッシュ・ド・ノエルと鳥の丸焼き、ローストビーフ、サラダとスープ、ピンチョス。野菜のテリーヌはカラフルにできた。

暖かい国なのでテーブルの上が東南アジアっぽいな。

お酒はワインと松露酒、りんごのスパークリングワインを用意!!

「こりゃすごい」
「すごいでしょ? 急な思いつきなのに料理長もみんなもすごく手伝ってくれたんだよ! ……その、みんなで食べたいな」
「あぁ、ヴァルターもカマリエラも、我が家の使用人たちは私の家族だ。皆でいただこう」
「「「ありがとうございます! めりーくりすます!!」」」

ドアの外で待っていたみんなが雪崩れ込んで、室内で待機していたヴァルターとカマリエラが呆れている。料理長はメイド達と共に使用人の分の食器を運んできて席を整え始めた。

「改めて、Merry Xmas!!」
「「「「「めりーくりすます!!」」」」」

まずは乾杯して、それから料理を分け合って食べて、ケーキを食べ終わる頃にはセルヴォが酔い潰れた。執事のヴァルターはベイセルと一緒に追加で出してきたブランデーをゆっくり飲んでいる。オレは酔った女性陣にオモチャにされて、着せ替え人形と化している。

「 ワ タ シ ハ カ ワ イ イ オ ニ ン ギ ョ ウ 」
「きゃーーーー!!」
「かわいい! けど怖い!」
「 ア ナ タ ノ オ ヘ ヤ ニ ツ レ テ ッ テ ウヒヒヒヒヒッ!」
「「「きゃーーーー!!」」」

ギクシャクした動きに辿々しい言葉で、生き人形ごっこ。ウケた!!

「お嬢さん、僕と踊りませんか?」
「あっはっはっ! アタシがお嬢さんだって? いいさ、踊ってやるとも!!」
「えっ? うわわわわっ!」

ふざけてカマリエラをダンスに誘えばノリノリで振り回された。メイドさん同士も踊ってる。4人でパートナーを変えながら適当に回転するだけのダンス。

やべ……、酔いがさらに……。

「タカラ、もう休もう」
「あれ? ベイセル、もうお腹いっぱい?」
「あぁ。腹が膨れて眠くなった。添い寝してくれるか?」
「うん!」

みんなにおやすみの挨拶をして、ベイセルに抱き上げられて主寝室に運ばれる。

はっ!!
プレゼント忘れてた!!

寝る前のトイレを済ませ、ベイセルにもトイレに行ってもらう。その隙に素早く服を脱いでベッドの横に立ってベイセルが戻るのを待った。

ドキドキと鼓動が跳ねる。
喜んでくれるかな?

「待たせた……、な……?」
「あっ、あのね、クリスマスを思い出したの今日だからベイセルに贈り物、用意してないの。だから……、今日はベイセルを喜ばせるの!」

贈り物は『裸エプロンでご奉仕』。

男の夢、男のロマン!
喜んでくれるはず!!!!

でも少し不安で、斜めを向いて俯き、エプロンの裾を弄んでいると、するりと目の前に逞しい身体が移動してきた。

「よく見せてくれ」

や、野獣の目になってるぅぅぅ♡

「はっ、恥ずかしい……」
「ぐっ……」

もちろん嘘です!
エプロンの裾をくしゃりと握り、股間は隠しつつ太腿は見えるように、さらに身体を捻ってお尻もちらり。

「ぶっふ!!」
「あんっ……」

お尻を鷲掴みにされ、揉みしだかれる。時々蕾を掠める指はわざとなのか偶然なのか。

「本当ならこの格好で料理をして、後ろからイタズラしてもらうのが定番なんだけど……。こんなふうに」

調理台がないのでサイドテーブルに両手をつき、振り返って見ればゼロ距離に胸板が出現した。

「イタズラで済ませられるはずがないだろう!!」

そのままベッドに転がされ、肩紐をずらして胸当てをウエストまで下げられると、すぐに乳首にむしゃぶりつかれた。

いつもみたいに焦らす余裕もなく、本当に夢中になってくれている。乳首への刺激がビリビリと胎内に蓄積して身体の芯が熱い。熱が集まり始めた花芯がベイセルの堅い筋肉に布越し触れ、もどかしくなる。

ベイセルの熱く猛る欲望がオレの膝上に当たっている。

好き。

「は、はやっ、早く、こっち……」

未だ自分で浄化するのが苦手で、後孔の浄化をせがむ。エプロンが邪魔!!

「………………」
「ひぁっ!」

乳首にむしゃぶりついたまま無言で浄化してくれた。この浄化って、なんで感じてしまうのか。

半イキしてはふはふしていると、やっと乳首から離れた。

「少し持っててくれ」
「ん……」

エプロンの前垂れを持ち、脚を広げると、中の柔らかさを確認するためか2本の指を蜜壺に挿れて無遠慮に中をかき回した。

「はっ、激しっ! それっ、やぁっ!!」
「ちゃんとイかないようにしてやってるだろ?」
「うぅぅ……、まだイきたくない、けど……、でも!! ふぇっ……」

どうしていいか分からなくなっちゃうんだよぅ!!

「あぁ、すまん。泣くな、ほら……」

キスで宥められながら、ようやく挿入してくれた。本当は大した時間かかってないはずだけど、気分的にね。

気持ちのいいキスをしながら大きな陰茎をゆっくり飲み込み、奥まで受け入れると、ほ、と艶めいた吐息が漏れた。

愛しいと雄弁に語る瞳を、思いを込めて見つめ返す。伝わるかな?

「どうせなら言葉にして欲しいものだな」
「ふふふ、なんて言いたいか伝わった?」
「私と同じだろう? 『愛してる』だな」
「嬉しい!!」
「うっ……」

あ、嬉しくて抱きつこうとしたらお腹に力が入って中がうねった。

「オレも愛してる。もう動いて」
「あぁ」

もう一度キスをして、ゆっくりとした抽送を始める。正常位で1回、エプロンをしたまま後背位で1回、生まれたままの姿になって対面座位。

オレがご奉仕する予定だったのに、結局いつも通りになってしまったけど、またやって欲しいと言われたので成功かな。

彼シャツはいつやろうか。
セクシー下着はベビードールとかあるかな?
童貞を殺すセーター……、はセーターがないけどシルクっぽいドレスでやると喜んでくれそう。

服の隙間から差し込まれた手で乳首摘まれたりペニス擦られたりするのも気持ちいいから痴漢プレイとか?

あっ! 青姦!!

……は、大変そうだからやめておこう。

でも立ちバック……!!

果てしなく広がる欲望を指折り数えていたらまたむずむずしてきちゃって、モゾモゾしてたら気づかれて側臥位で挿入された。

側臥位って、攻めは片手しか使えないから自分で乳首いじっちゃうよね。そしてそれを見られる恥ずかしさに興奮してさらに気持ち良くなっちゃった。

でもオナニーショーはリクエストされてもしません!!

騎乗位はオナニーショーに近いものを感じるけど、ベイセルで気持ち良くなってるから! ぼっちじゃないから!!

はじめての異世界クリスマスはただの宴会になったけど、日本では元々こんなものだよね。

みんなに幸せが届きますように!



Merry Xmas!!
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