アグナータの命運

あーす。

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夢の中の調教

275 キースの本懐…かも

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 キースは暴れまくるファーレーンを背後から抱きしめて、叫ぶ。
「暴れるな!
ファオンがここを下りた以上、代理はどうしても必要だから…。
お前がするしかないだろう?!」

ファーレーンは暴れるのを止め、後ろに振り返ってキースを見る。
「…ならレオかセルティスにしてもらう」
「…ふ…さげるな!
お前、まだ狭いじゃないか!
レオのは、デカいんだぞ?!
ある程度、広げてからじゃ無いと…痛いんだぞ?!
その覚悟、あるのか?!」

ファーレーンは真顔で怒鳴るキースを見つめる。
正直、キースは間近で美麗なファーレーンに見つめられ、心臓がばくついて興奮して来た。

が、ファーレーンは問う。
「セルティスも、デカいのか?!
お前クラスなら、セルティスにしてもらう」

が、キースは真顔で言い放つ。
「確かにセルティスのサイズは俺と並び、レオよりは小さい。
更にソフトで優しい。
が、テクでは俺に劣る。
俺に最初、慣れる迄されてる方が、絶対体にいいぞ!」

ファーレーンは力説するキースを、じっ。と見る。
「本音は?」
「お前と、飽きる迄したい…」
「飽きたら、止めるんだな?」
「…いつ飽きるかは…不明だが」
そう言って、ファーレーンに顔を寄せて、甘いキスをする。

ファーレーンはキースに口付けられ…少し考えてから、囁く。
「…解った。
お前は普段チャラけてるが…。
真剣な時は、親切だしな」
「だろう?!」

そう言って、キースはまた、ファーレーンにゆっくりと顔を傾け、口付けて囁く。
「…美味しい…」
「…味がするのか?
私は別に、美味い物食ってないぞ?」
「…じゃなくて、お前の唇が。
ああ他にも、美味しい場所があったな」

「……………私は、食べ物じゃないぞ?」

キースはファーレーンが大人しくなったので、身を起こしてファーレーンの股間に顔を埋めた。
「ナニ…してる!
あ…っ!」
男根を取り出されて口に含まれ、ファーレーンは気持ち良くって仰け反ってしまった。

夢見てるキースは小声で呟く、声を聞く。
「…詐欺師」
キースが声がした方に振り向くと、途端にシーリーンがそっぽ向く。
「……………」

夢の中のキースは本当に美味しそうに、ファーレーンの男根を思う様舐め上げたりするから、ファーレーンはキースの黄金の髪に手を添えて、仰け反ってた。

「あ…あ…んっ…」
「気持ちいいだろ」

キースはまだ美味しそうに、ファーレーンの男根を口と舌で可愛がり続ける。

夢見てるキースはまた、呟きを聞く。
「…ペテン師」
振り向くと、今度はアリオンがばっくれた。
「…………………」

夢の中のキースはとうとう、その下の蕾まで舐め上げるものだから、ファーレーンは身をくねらせる。
「あっ!そこは…ああっんっ」

ファーレーンが色っぽく喘いで身をくねらせたりするから、キースはもう興奮しきって、蕾に舌を差し入れて舐め上げる。
「ダメ…っ!
ダメ…そこは…あ…んっ!」
「(色っ…ぺー…………)」

ざらり…と蕾をまた、舐め上げられ、たまらなくぞくぞくして、ファーレーンは身もがく。
「嫌っ!」
「(可愛すぎる…。
ここが…ファーレーンの急所か…)
挿入場所は、しっかりほぐさないと。
《皆を繋ぐ者》アグナータの常識だ。
お前がされなかったら、ファオンがされてた」

ファーレーンは次に舐めたらキースを蹴ろう。
と決意してたのに…そう言われて、瞳に涙を溜めて、耐える。

「あっ…あ…!
ダメ…あ…う…んっ!」

夢見てるキースはまた、呟きを聞く。
「…とんでもない、嘘つきだな…」
キースが振り向くと、レオがばっ!と髪を振って、キースから顔を背けた。
「…………………」

夢の中でファーレーンが股間にキースに張り付かれ、乱れまくって身悶えてる。
「ダメ…もう…キー…ス…止め…ろ!
あっ…あ……んっ!
こんな…事され続ける…くらい…なら、挿入(い)れられた方がマ…シ………」
キースが、がばっ!と身を起こす。
「…ホント?!」

ファーレーンは目を見開いて、身を起こして自分を…尻尾振った犬みたいな、キラキラした瞳で見る、キースを惚けて見つめた。


夢見てるセルティスが大きな溜息を吐き、キースはじっ。とセルティスを見る。
セルティスは気づいて、キースに振り向く。
「…俺にも、呟いて欲しい?」
キースは頷いて、言った。
「全部、言葉は違うが、意味は同じじゃないか。
お前が何て言うか、実はちょっと楽しみにしてた」

それを聞いて、シーリーンもアリオンもレオも、同時に顔を下げる。

セルティスはキースに見つめられ
「…大ボラ吹き。
これで、満足?」

「……………まぁな」

セルティスは呆れてキースを見る。
が、キースは直ぐ視線を外し、夢の中でファーレーンをオトしてる自分を、羨ましげに見つめてた。
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