のんくら♪

小鳥遊凛音

文字の大きさ
上 下
13 / 30

第十三のん♪~遂に2年生!そして、後輩も無事入学して来て・・・!?~(春だから眠くなるのは分かるけれど、もう少し前を見て歩こうね?)

しおりを挟む
桜「おいおい!何だか私たちの、のんくら♪のアクセス数が又減っているってさ!?」

詩音「まぁ、この作品は作者殿が趣味で始めたのんびり出来る作品だと言う想いが強く表れた作品だからあまりそう言う所に触れるのは良くないのかもしれないな・・・」

ひより「私たちは私たちなりにやって行けば良いって言う事で又来週♪」

桜「おい、その大昔のネタ的ななボケは止めろ!?」

ひより「最近レトロなやつが話題なんだよ?だからやってみても良いのでは?」

桜「おっ!?本編にレトロ的な内容を詰め込むのか!?そんなの受けるのか?」

ひより「ボンクラがね?動画サイトで昔は当たり前に行われていた事が今ではあり得ないだろう!?って内容の動画を観て面白いなってシミジミ懐かしんでいたよ?」

桜「まあ、ボンクラもおっさんだしな?まぁ、昔に思いふける気持ちも分かる気がするよな!まぁ、あたしらには関係無い事だけどさ?」

ひより「そう言えばボンクラもそろそろ不惑じゃなかったかな?良い年してアレだもんね?」

桜「あぁ、全くだ!良い年超えたおっさんが情けないよな?・・・あんな奴が書いているこの作品はこれから先一体どうなるんだよ!?」

ひより「ボンクラだから先の事なんて考えてないと思うよ・・・orz」

桜「そうだろうな・・・あたしらの扱いも無茶苦茶だもんな?・・・ボンクラって、企業で言うところのブラックだよな?」

ひより「分かるよ!本当ボンクラが経営者の会社だったら直ぐに潰れちゃうよ!」

詩音「おい、君たち・・・少しばかり言い過ぎじゃないのか?」

ひより「あっ!?詩音ちゃんからダークオーラが出ているよぅ~・・・ごめんなさい!何でもありません・・・」

桜「ひっ!?そんなにあいつに気があるのか?そんなのあたしは許さ・・・」

詩音「桜?とりあえず、これ以上言うのはよそう?」

桜「・・・・・・はい・・・・すみませんでした・・・」

詩音「ボンクラでは無い!ただのバカだ!あの作者は!」

桜「えっ!?・・・それは・・・?」

詩音「まったく・・・この間は私の事大ファンだとか言っていたくせに、少し時間が空いたら他の作品の他のキャラクターに惹かれて・・・おまけに私たちの事はないがしろにして・・・おまけにのんくら♪ももういいよね?とか訳の分からない事迄言い出す始末・・・全くもってなっていない・・・これならいっそのことR18方面に出てやろうかと本気で思っているぞ!?それにデレデレ鼻の下を伸ばして、誰に対してもデレデレデレデレと・・・大体作品自体を本気で愛しているのならこの様な仕打ち、許せるはずが無いだろう!?一体何を考えているのだ!?全く読めないぞ!?どうして冒頭と最後に私たちのフリートークコーナーの様なものがそもそもあるのだ!?いくら日常系だからと言ってもその様な作品見た事が無いぞ!?大体だな・・・」

桜「あ・・・あの~・・・詩音さん?・・・ダメだこりゃ!相当作者に対してのストレスが爆発しそうになって来ているな・・・まぁ、これを見た作者も少しは反省してくれるだろうな!・・・うん!そうであってもらわないと・・・」

ひより「詩音ちゃんって偉いよね!?あれだけストレス溜めておきながらまだボンクラのフォローしようと必死になれるもんね!尊敬しちゃうよ!?」

桜「あぁ!姉御は最強だからな!誰だって姉御には敬意を払いたくもなるよ!」

ひより「うん、桜ちゃんデレデレだもんね!?」

桜「お前、そこは余計だろ!?誰がいつデレデレしてたよ!?」

ひより「のんくら♪の中では語られなかったけど!この間2人で入って行くのを見たよ?」

桜「おい、ちょっと待て!?その話の流れってまさか!?」

ひより「うん!入って行ったよね?ゲームセンターへ!?」

桜「はぁ?・・・」

ひより「2人仲睦まじい姿で!2人でゲームセンターへ行くって事は!」

桜「行くって事は?・・・」

ひより「明らかにデートだよね!?ほら、UFOキャッチャーの所で「私~、これが欲しいのぉ~💛」って言いながら相手が「あぁ!こんなの簡単だよ!」って言って2000円位投資しても取れないから「もういいよ?その気持ちだけで私、嬉しいから♪」って言うと「なんのこれしき!必ず取って見せる!」って意地になって2000円が3000円になり、更には・・・」

桜「もういいから!お前が話すると脱線も良い所なんだよな!とりあえず、姉御はこのままストレスを出してもらって、そろそろ本編始めろって話が来たから始める事にするけど、今日からいよいよあたしたちも2年生になるからワクワクするよな!?前回登場した後輩ちゃんたちもあたしたちの学校へ入って来てくれたから更にのんくら♪も楽しさアップと言った感じだよな?だよな?そこでお菓子食ってるアホの作者?」

ひより「じゃあ、そろそろ行ってみよう♪」








4月8日・・・新学期初日!



小雪先生「はい!皆さんおはようございます。今日から新学期で皆も無事2年生へ進級したわね!今年1年もこのクラスを持たせてもらう事になったから宜しくお願いするわね!」



♪パチパチパチパチパチ~♪



「よっ!待ってました!小雪先生~!!!」



小雪先生「あら?凄い掛け声が聴こえて来たけれど、ありがとう♪あなたも頑張って落第しない様に次こそは余裕な顔が出来ると良いわね?」

「えぇ~!?俺はそんなやわじゃないですよ!」



♪ははははははは~



小雪「あぁ!それから、もう一つ皆に伝えておく事があったわね!昨年もこのクラスの副担任を勤めてくれたグラサン先生こと、雪之丞輝義先生なんだけれど、今年は出番が多くなって来ると思うの!だから皆も悪い事しない様に注意して見ていてね?何かあったら直ぐに私に報告して欲しいの!色々とお仕置きしなくちゃいけないから!お願いね?」

ひより「相変わらず、輝義先生も大変なご様子・・・」

照子「まぁ、割と家では立場が逆転しているケースもあるから案外そうとも限らないかもしれないわね♪」

桜「家で小雪先生がヒィヒィ言わされているとか想像出来ないよな!?」

詩音「桜?少し言い回しに気を付けよう?」



帰宅途中・・・



ひより「ねぇねぇ、1年前の事覚えてる?合格発表の日の事!」

桜「あぁ!勿論だ!あんなにインパクトのある出会いは滅多に無いよな?」

詩音「あぁ!そうだな!皆変わっているなと最初は感じていたのだけれど、いつの間にかそれが当たり前の様になっていた!本当不思議なものだな!?」

ひより・照子・桜 (いいえ、刀を腰からぶら下げたあんたが一番不思議だったよ!(冷汗))



詩音「ひより危ないっ!!」

ひより「本当にあっと言う間で驚いちゃうよね!ははは・・・いだっ・・・・いだい・・・」

桜「お前っ!?大丈夫か?」

照子「あらあら?後ろ向きながら歩くから・・・電信柱に後頭部ぶつけちゃったのね?・・・大丈夫かしら?」

ひより「痛いよぅ~・・・え~ん♪」

桜「おい、痛いのは分かるけど「♪」は間違ってるだろ!?」

ひより「2期の第1回目から当たるなんておめでたいよね?」

桜「お前・・・頭ぶつけておかしくなっちまったんじゃ?いや、元からか?」

ひより「地味に失礼だよね?桜ちゃんって!?」

詩音「早く帰って手当をしないと・・・この辺りで一番近くに自宅があるのは・・・私か!でも実際玄関迄歩くとなると・・・あっ!待てよ!車に迎えに来てもらおう!・・・もしもし?私だ!悪いけれど、友人が電信柱に頭をぶつけてしまって、直ぐに連れて帰りたいので車を・・・うん!今、3丁目の公園の近くです!はい、お願いします!・・・・・ひより?少し待とう!直ぐに迎えが来るから!」

ひより「大丈夫だよ?これくらいいつもの事だから♪」

詩音「いや、頭は大事だから・・・来たぞ!?」

ひより「早過ぎるよぅ!!!」

詩音「まるでこの事が分かっていたかの様に!!!」

ひより「人のセリフ取らないでぇ!!!」

詩音「さっ!乗って!・・・すまない、」

丹羽坂「お久しぶりで御座います!十一話以来の登場で御座います。」

ひより「ちゃっかり自分が登場した話を出すの止めて(> <)」

丹羽坂「ささ、ひより様、後部座席の方へ!お嬢様も!」

詩音「皆ひよりは家で面倒を看るから悪いけれど今日はここで!又連絡するから!」

照子「ひよちゃんをお願いね?」

桜「うらやま・・・じゃなくて、ひより?本当に大丈夫か?お大事にしろよ!」

ひより「うん・・・皆、ごめんね?じゃあ私行くね?」





度々登場の詩音宅・・・



丹羽坂「ささ、到着致しましたぞ!?直ぐに専門の医者を呼びます故、部屋の方でお待ち下さいませ!」

詩音「丹羽坂さん、ありがとう!じゃあ、ひより?私の部屋へ行こうか?」

ひより「うん・・・詩音ちゃん・・・何だかごめんね?私のせいで・・・」

詩音「君は何も気にする必要は無い!ただ、気を付けないと危ないからね!次からは後ろを向いて歩くのだけは止めよう!」

ひより「・・・うん・・・分かったよ!」



詩音「じゃあ、入って?」

ひより「うん!お邪魔します・・・やっぱり広いね・・・詩音ちゃん、毎日一人でこの部屋にいるんだよね?」

詩音「あぁ!もう慣れたから自分の部屋だと言う自覚はあるけれど、やはり人にそう言われると改めて広い部屋なのだなと感じるよ!」



♪コンコンコン



詩音「はい!どうぞ?」

メイド「失礼致します・・・こちら、粗茶になります。」

ひより「あっ!?これはすみません・・・頂きます!」

メイド「詩音様も・・・」

詩音「ありがとう!」

メイド「もう直ぐ医師が参りますので今しばらくのご辛抱を・・・では、私は失礼致します。」

ひより「ありがとう御座います。」

詩音「そんなにかしこまらなくても大丈夫だよ!」

ひより「何だか丁寧に対応されると慣れていないのかこっちもかたくなっちゃうよ!」

詩音「ふふふ♪ひよりは真面目だね!」

ひより「詩音ちゃん!!うぅっ!!詩音ちゃんだけだよ!私を持ち上げてくれるのは!!」

詩音「いや・・・私は別に持ち上げた訳では無いのだけれど・・・」

ひより「やっぱり詩音ちゃんはモテるでしょ?男女別け隔てなく!?」

詩音「いや・・・そんな事は無いよ!・・・」

ひより「この間も女子生徒から告白されてたでしょ!?」

詩音「見てたのかい?あまり良い趣味だとは言えないね・・・」

ひより「ううん!見えただけだよ!だって頻繁に告白されているから皆も知ってるよ?」

詩音「それは本当なのかい?」

ひより「だって私が目撃しただけでも1月程で20人近くの人が詩音ちゃんに告白する姿を見掛けたもん!」

詩音「1月に20人はオーバーだろう?もっとその・・・10人くらいだったかな・・・」

ひより「1か月で10人から告白受けるって漫画だよね!?現実逃避しちゃいたい位だよ!」

詩音「あぁ・・・ええと・・・桜ならここでなら「お前、何訳分からん事を言ってんだよ!」って言いそうだな?・・・」

ひより「ふふっ・・・ははははは!本当だよね!?桜ちゃんならそんな感じでツッコんでくれそうだよ!でも・・・今は、詩音ちゃんと2人きり・・・だから?・・・」

詩音「あぁ・・・そうだね・・・私なら・・・笑ってごまかすよ!」

ひより「それって桜ちゃんより酷くない?」

詩音「ふふふふふっ♪そうかな?私なりの愛情表現のつもりなんだけれど・・・」

ひより「・・・・・・・」

詩音「・・・・・・・・」

ひより「・・・・・・・・・」

詩音「・・・・・・・いや・・・・それはいけないよ・・・」

ひより「どうしても?・・・」

詩音「あぁ・・・私には・・・」

ひより「桜ちゃんがいるもんね?」

詩音「ごめん・・・」

ひより「うん♪これで詩音ちゃんの本当の気持ちが分かったよ!ごめんね?変な空気出しちゃって?でもずっと確信が持てなかったから・・・」

詩音「それはどう言う事だい?」

ひより「ずっと自分の本当の気持ちに気付けていない人の様に見えてた・・・でも今の瞳ではっきりしたよ!うん♪大丈夫!私、応援しているから♪」

詩音「ひより?・・・君は一体?・・・」



♪コンコンコン



詩音「はっ!はい・・・どうぞ!?」

医師「すみません、大変お待たせしてしまいました!」

詩音「いえ、大丈夫です!本人も今の所は元気ですので!・・・この子です!」

ひより「あっ!すみません・・・私、電信柱に後頭部をぶつけてしまって・・・えへへ・・・」

医師「失礼ですが少しその打撲された箇所を診させて頂きますね!」

ひより「たんこぶ程度なので大丈夫ですよ?」

医師「う~ん・・・そうですね!確かにたんこぶになっていますが、念の為、隣の方にありますMRI検査をしてみましょう!」

ひより「えっ!?そんな大それた怪我じゃないですよ!お金持ってませんので(>_<)」

詩音「心配しなくて良いよ!お金は要らないから!」

ひより「本当に!?じゃあ宜しくお願いします!私MRIとか憧れてました!」

詩音「ははははは!!本当に君は不思議な子だよ!」

医師「MRIに憧れが!?・・・珍しい方ですね!」





検査終了・・・結果も出ました!



医師「お待たせしました。特にMRIの結果も問題はありませんが・・・」

ひより「えっ!?何!?ありませんが・・・の後・・・怖いよ!?」

医師「あなたは、かなり勉強家で知識が凄い様ですね!」

ひより「えっ!?何!?MRIってそんな結果迄分かっちゃうの!?」

医師「いえいえ、MRIの結果じゃなくて、脳の構造を少し拝見させて頂いたのですが、失礼致しました。私、分野が脳のメカニズムや構造についての性質等も少々やっておりますので・・・申し訳ありませんでした。」

ひより「先生凄いですね!そんな所もやっているなんて!?」

詩音「先生!?あまり趣味の分野を持ち込まれるのは感心しませんよ?・・・」

医師「あっ!?これは又・・・本当にすみませんでした。つい珍しい脳構造の方を見るとウキウキして来ますもので・・・」

ひより「えぇっ!?私の脳って珍しいの!?変なの!?」

医師「いいえ!決してその様なつもりで言ったのでは無くてむしろ逆なんです!本当に素晴らしい構造をされていらっしゃるんです!ユーモアに溢れた知識人の脳構造はあなたの様な感じなのです!」

ひより「そうだったんですか!?私がですか!?第十四のん♪から私主人公降ろされちゃうのかな?・・・それとも内容自体が知的な感じになるのかな?」

詩音「それは残念ながらどちらもあり得ない事だよ!」

ひより「ですよねぇ~・・・」

医師「それでは、特に異常は見られませんでしたので、私はこの辺りで失礼させて頂きます。又何か御座いましたらお呼び下さい。」

詩音「先生、ありがとう御座いました!お呼びたてして申し訳ありませんでした。」



ひより「あぁ・・・安心したよ!ありがとう詩音ちゃん♪」

詩音「何事も無くて本当に良かったな!折角だし、夕飯でも食べて行くかい?」

ひより「えっ!?いいの!?」

詩音「連絡はどうしよう?私からしておくかい?」

ひより「ううん!色々とやってくれたから私から伝えておくから!」

詩音「じゃあ、もうしばらくこの部屋でゆっくりとしておいてくれないかい?」

ひより「ありがとう♪」



ひより?・・・本当に君は不思議な子だよ・・・でも一つだけ気になる事があるんだ・・・
何故か君と一緒にいると皆が和んで安らかな気持ちになれるんだ!こうして人数問わず、一緒にいるだけで・・・きっと君の魅力の一つなのだろうね?・・・素敵な魅力だと思うよ!私も君みたいになれたら良かったのに・・・



メイド「詩音様、ご夕食の支度が整いました!」

詩音「ありがとう!待乃さんと一緒に行くから!・・・ひより?そろそろ夕飯の準備が整ったから一緒に行こうか?・・・あれ?・・・ひより?・・・何処へ行ったんだい?」





詩音「何だ!?もう来ていたのかい?早いな・・・照子があれだけツッコミを入れる気持ちが分かった気がするよ・・・」

ひより「だって・・・詩音ちゃんの家の食事は豪華だから嬉しくなっちゃって・・・ごめんね・・・先に来ちゃって!?匂いに釣られて・・・」

詩音「ふふふふふ♪本当に君は楽しいね♪私迄ワクワクして来るよ!」

ひより「あぁっ!詩音ちゃんが本気で笑顔を見せてくれた♪嬉しいな♪」

詩音「君は妖精か何かかい?」

ひより「妖精?・・・私人間だよ!?」

詩音「あぁ・・・そうだったね!君は人間だよ!れっきとした「人」だ!」

ひより「早く食べようよ?」

詩音「そうだったね!すまない!じゃあ、頂くとしようか!」



こうして、ひよりは何事も無く、詩音宅にて食事迄厄介になり、呑気に家路へつくのでした・・・



ひより「ちょっと!呑気にって何!?失礼じゃないかな?」



そんな呑気なお嬢様のツッコミはさておき、先程別れたクラスメイトにメッセージを送り、このボンクラは無事だったと伝えるのでありました・・・



ひより「ちょっと、いつものナレーションと違うよ!?誰?これまさか!?ボンクラ作者なの!?止めて(>_<)」





翌日・・・学校にて・・・



桜「ひより!?本当良かったよ!心配したんだからな?」

ひより「ごめんね・・・心配掛けちゃって・・・でも全く異常無くて、MRIも撮ってもらったんだよ!?そしたら先生がね・・・」

照子「凄く優秀な脳構造をしているからって褒められたのよね?」

ひより「えぇっ!?何で知ってるの!?おかしいよ!?私まだ一言もその事伝えていないはずなのに!?どこから情報が!?」

照子「あら?言わなかったかしら?私の父なのよ?その先生って!」

ひより「嘘でしょ!?だってそんな事今迄一度も聞いた事無かったし!第一に照ちゃんのお父さんがお医者さんだなんて今迄聞いた事すら無かったよ!?」

照子「まぁ、ひよちゃんが予想以上の面白いツッコミを入れてくれたので冗談はさておき・・・」

桜「いや・・・冗談の域通り過ぎてるから?・・・むしろ怖いよママ・・・」



「あの・・・榊詩音さんはこのクラスでしょうか?」



詩音「おや!?沙希じゃないか!?」

沙希「あっ!?先輩!こんにちは!早速来ちゃいました♪」

詩音「よく来たね!・・・真希ちゃんと唯香ちゃんも!」

真希「名前覚えて下さっていたのですね!?光栄です!」

唯香「あぁ!ありがとう御座います!」

ひより「おぉ!詩音ちゃんファンの子と私のファンの子だね!よく来たね!さぁ、座って下され!」

桜「誰だよ?それ?・・・」

照子「遂にひよちゃんにもファンが出来て喜んでいるのよ!?ようやく実が実ったのね!?私もここ迄ひよちゃんを育てて来た甲斐があったってものよ?」

桜「本当、冗談言っている様に聴こえないから不思議だよな?・・・」

沙希「この学校ってクラス替えとかも無いみたいなので安心して昇級出来ますね!私クラス替えが苦手だったので・・・」

詩音「そうだね!皆仲が良いとクラス替えで離ればなれになるのは寂しいものだよ・・・」

真希「私たちも同じクラスになれたのでもう安心です!」

桜「おや・・・さっきゅんたちも同じクラスなの!?良かったじゃん!」

沙希「はい♪これでいつでも皆一緒です♪」

ひより「今度の休みにお祝い第二弾も兼ねて出掛けようか?」

桜「それ良いアイデアじゃん!珍しく主人公らしい事言った!偉いぞ!?」

ひより「えへへ♪私だって主人公だからね!」

照子「ひよちゃん?そこは怒る所よ?」

沙希「クスッ♪・・・先輩方はいつもこの様な感じなのですか?」

詩音「あぁ!そうだよ!いつも楽しくおかしくやっている・・・そう・・・何故かひよりの周りに集まると楽しい事が沢山生まれる・・・不思議な子だよ!待乃ひよりは・・・」





休日・・・駅前にて集合との事で駅前♪



ひより「言い出しっぺが遅れるなんて許されないから私は頑張って早く来たよ!?」

照子「あらあら!?まだ30分もあるわよ?どうするの?」

ひより「のんくら♪この1年を振り返ろうタイムで!?」

照子「でも、ひよちゃん?今ここにいるのってひよちゃんと私だけよ?それでも良いのかしら?」

ひより「とりあえず、時間潰しに!・・・第一のん♪読者様がいなくて苦悩の日々・・・」

ひより「第二のん♪・・・ボンクラ作者が張り切り過ぎて又滑る・・・」

ひより「第三のん♪・・・少しだけ?・・・微妙な追い風発生?・・・では無く、作者の中でだけ!実際はむしろ絶不調・・・アクセス数も無いまま・・・」

ひより「第四のん♪・・・作者、あまりにも絶不調の為、R18向け作品に手を付ける・・・それは思わぬ伸びで調子に乗る・・・」

ひより「第・・・五・・・のん♪・・・」

照子「ひよちゃん?もう止めにしましょう?これ以上はいけない気がするわ?」

ひより「そうだね・・・第五のん♪辺りからアクセス数が少しずつ伸びてくれました・・・」

照子「あら!?詩音ちゃんが来たわよ?」

詩音「やあ!お早う!?流石に言い出しっぺだけあって早いね!」

ひより「Vヴイ!」

詩音「偉いぞ!?ヾ(・ω・*)なでなで」

ひより「あぁ・・・詩音ちゃんが可愛い顔文字出したよ!凄いよ!」

照子「あらあら!不思議な事が起きるわね♪」

沙希「お早うございます~!!」

唯香「お早う御座います!」

真希「先輩方、お早う御座います。」

ひより「よぅし!皆揃ったね!じゃあ、しゅっぱ~・・・えっ!?」

桜「おい、いくらあたしが最後だからってそんなボケは無いよな?な?」

ひより「はひ・・・しゅみましぇんでひた・・・」

照子「あらあら?ひよちゃんのほっぺって結構伸びるのよね?」

桜「あたしもつい癖でひよ子のほっぺた引っ張ってしまうんだよな・・・」

ひより「ひひからもうははしへ・・・」

桜「わりぃ・・・」

ひより「じゃあ、改めて、皆、揃ったので出発します!」

桜「あぁ♪今ので見えた!先輩面晒したかった訳か!?」

照子「桜ちゃんもこの1年で随分とひよちゃんの事が分かって来たわね♪これならもう安心してひよちゃんをお任せ出来るわね♪」

桜「何?その嫁を嫁がせる親みたいなセリフ・・・」

ひよこ「今日はね・・・電車に乗ります!・・・そして・・・動物園に行きます!」

桜「えっ!?動物園か!?懐かしいな・・・もう随分長い間行っていなかったよ!久しぶりでワクワクして来たかも!?」

詩音「私も幼少の頃に連れられたっきりだよ!楽しみだな・・・そう言うのもたまには良いな・・・」

照子「あら!?珍しく私にも秘密だって言っていたのって動物園に行くからだったの!?素敵じゃない!流石昔も今も子供心を忘れないひよちゃんね♪」

ひより「照ちゃん?・・・そのどこかの会社のキャッチフレーズみたいなセリフ止めてね?・・・」

沙希「私も動物園なんて何年ぶりだろう?・・・凄く楽しみです♪」

真希「良いですよね♪私も今日、来られて良かったです♪」

唯香「わぁぁぁ流石ひより先輩です💛素敵な場所をチョイスされていたんですね!」



ひより「良かったぁ♪皆喜んでくれたみたいで!寝ずに考えた甲斐があったよ♪」

桜「お前そこ迄引きずっていたのかよ!?それならあたしにでも相談してくれても良かったのに・・・」

ひより「ダメだよ!?いつも桜ちゃんたちに迷惑掛けちゃってるんだもん!たまには私一人で出来る事はしないとだよ!?」

照子「偉い!?よく言ったわ!?もうあなたは一人前よ!?でもご飯は二人前食べるのは止めてね?そろそろ太る年代に差し掛かろうとして来たから・・・」

ひより「照ちゃんは いつも一言 多いよね?」

桜「何、某川柳〇女みたいな感じで言ってんだよ!?知ってるだろ?ここのボンクラ作者が昔クソ程川柳や俳句謳ってたのって!?小学生の頃だぜ!?信じられないよな?・・・」

詩音「その事実 どう言う風に 受け止める?」

桜「姉御も乗るなよ!?」

照子「でもそれは きっと良い事 起こるわよ?」

桜「何その綺麗に乗っているけど、意味不明な一句?」

詩音「さぁ桜 君も一緒に 川柳を?」

桜「もう止めて 最近皆の ノリ分からん」

詩音「桜もやれば出来るじゃないか!?」

桜「皆やってるから仕方無く・・・だよ・・・」

沙希「そんな事 言っても実は 喜んでる(字あまり)」

真希「では私 一緒に参加 しちゃいます」

唯香「川柳は 音で感覚 掴んでね?」

桜「皆おかしいよ?・・・本当に・・・何に対抗意識燃やしているの?・・・」





動物園に到着・・・



ひより「わぁぁぁ♪ちっとも変わっていないね!」

照子「そうね♪久しぶりだけれど、当時を明確に思い出せる程変わっていないわね!」

詩音「そう言う光景もあり難いものだよ!」

桜「あたし、あそこのライオンよく見に行ったよ!懐かしいな・・・この建物自体変わってないもんな・・・って言ってもあたしらまだ10代だもんな・・・変わって無くても不思議じゃないよな?・・・」

照子「それは言っちゃダメよ?作者さんも切なくなると思うわ?」

ひより「えぇっ!?どうして?」

照子「何だかね?人間って何十年も生きていると昔の記憶が薄くなって来るんですって?・・・でも作者さんは日を追うごとによくお前そんな昔の記憶鮮明に覚えているよな?って言われて以来大人になり切れていない様な気がするんですって・・・」

桜「そっとしておいてやろうよ・・・もう・・・あたしら迄切なくなって来るから・・・」

沙希「あっ!?猿がいます!あの猿変わってないな・・・私も小さい頃来た時猿をよく見てましたが、あの猿の動きが全く変わっていなくて他と少し違うんですよ!元気で良かった・・・」

桜「さっきゅんも意外なセンスがあったんだな・・・」

真希「私はこっちのパンダが好きでした!少し毛の色の具合が他のパンダとは違っていて、当時綺麗だなって思っていましたが、まだ現役だったんですね!」

唯香「あぁ!この兎・・・ミケって名前付けてあげたんですが、まだいてくれたんだ♪良かった・・・実はこのミケを見てひより先輩が好きになったんですよ!」

ひより「それ嘘だよね!?トマトくらい真っ赤な嘘だよね!?前回そんな理由一言も言って無かったよね?」

桜「あたしは、あのチンパンジーを見てからひよりと似てるなって思っていたんだよ!」

照子「私はあそこの・・・」

ひより「止めて!?もう変なボケしなくて良いから!?」

詩音「ふふふふふ♪」

ひより「ほらぁ・・・詩音ちゃんに笑われたよぅ・・・」

詩音「すまない・・・何だか本当に君は周りを楽しくさせるオーラがあるのかもしれないね・・・本当に不思議だけれど、素敵な・・・うん♪私も君たちと出会えて本当に良かったって思ってるよ・・・」

ひより「詩音ちゃん・・・」

桜「姉御?動物園に特に思い出とか無いだろ?」

詩音「バレたか・・・それなら仕方が無い・・・」

ひより「何!?それって上手い事逃げていたって言う事!?」

詩音「あぁ♪すまないね・・・私はどうも家族があまりこう言う場所へ連れて行ってくれなかったものだから、今日は凄く楽しくて♪」

ひより「まぁ・・・楽しんでくれているなら良かったよ!」

照子「そろそろ昼食の時間ね!?食堂に行きましょう?」

ひより「そうだね!今もあるよね!?」

桜「あぁ!あそこか!?懐かしいよ、あまり美味く無いけど何故か楽しくて美味しく感じてしまう不思議な店だったよな!?」

照子「えぇ♪まるで海の家で食べる焼きそばみたいなものね!?」

詩音「何故だか行った事が無いこの場所だが、今の説明で物凄く分かった気がするよ!」

沙希「海の家で焼きそば・・・確かに・・・分かりやすい説明ですよね・・・」

真希「私も好きでした!本当に皆で楽しくワイワイ出来ちゃいますもんね♪」

唯香「そうだよね♪又来る事が出来るとは思わなかったな♪」





伝説の食堂へ・・・



ひより「あっ!?おばちゃんだ!?久しぶりだね♪」

食堂のおばちゃん「おやおや!ひよりちゃんかい?大きくなったね!?元気そうで何よりだよ!今日はお友達も一緒かい?ってこれは又・・・本当に懐かしい顔ぶれだね・・・」

桜「おばちゃん!覚えてくれていたの!?」

おばちゃん「えぇ!勿論だよ!皆私の子供みたいなものだったからね!今日はよく来てくれたね!・・・おや?・・・1人だけ初めてお会いする子がいるみたいね!」

詩音「あぁ・・・初めまして・・・私はこの動物園に来るのが初めてだったので今日は案内も兼ねて連れて来てくれました。宜しくお願いします。」

おばちゃん「綺麗な目をしているね・・・あなたは筋が通った立派な人間だと思うよ!」

桜「流石おばちゃん・・・剣の道に精通しているだけの事はあるな・・・おばちゃん、この子は剣もやってるから分かるよね?」

おばちゃん「あぁ・・・その腰の剣は本物と言う訳ね!?」

ひより「おばちゃん・・・それは良いから・・・お昼食べたいよぅ~久しぶりにおばちゃんの美味しくないけど美味しいご飯が・・・」

おばちゃん「あら嫌だ!私ったら・・・ごめんなさいね・・・直ぐに準備するから待ってて!」

桜「相変わらずなんだよな・・・でもあれが良いんだよ・・・流石おばちゃん!って言ってもそれ程歳食ってないもんな・・・綺麗だし若いし・・・」

沙希「おばちゃんっておいくつなんですか?」

真希「あっ!?それ私も気になった・・・だって当時と全く雰囲気変わってないし・・・多分10年くらい前に来たっきりだったはずなのに当時と全く変わっていないし・・・」

唯香「若さを保つ秘訣も教えてもらいたいよね?・・・」

ひより「おばちゃん?今いくつなの?」

おばちゃん「えっ!?女性に年齢を聞くのはご法度だよ?」

ひより「だって私たち女同士だから別にいいでしょ?今年でいくつになるの?」

おばちゃん「もう・・・恥ずかしいわね・・・」

照子「ちょっとひよちゃん?いくら何でも不躾よ?止めましょう?」

ひより「良いんだよ!照れ隠しだから・・・」

桜「おい・・・本当にいい加減にしないと怒るんじゃないのか?」

ひより「ほら・・・おばちゃん?私が悪者になっちゃうよぅ~・・・教えてよ?・・・私生まれてからまだおばちゃんの年齢聞いていないもん!誕生日は7月7日だって教えてくれたでしょ?」

おばちゃん「流石ね・・・ひよりちゃんは頭が良いからしっかりと覚えてくれるもんね・・・そうね・・・ひよりちゃんにまだ年齢迄教えて無かったわね・・・いくつに見える?」

ひより「もう・・・だって大体の年齢は分かるし・・・見た目は確かに若いのは分かるんだけど・・・」

おばちゃん「そうか・・・ひよりちゃんに聞いたら実年齢が大体検討付くからダメね・・・じゃあ、今日初めて会った剣を弁えたあなたはどうかしら?」

詩音「えっ!?・・・私ですか?・・・えぇ・・・ん・・・」

おばちゃん「正直に言ってくれて良いからね!」

詩音「今の会話を聞いていなければ30歳前後の様なイメージでしたが、ひよりとの会話を聞いている限りだと・・・40歳前後じゃないでしょうか?」

おばちゃん「流石、私の目に狂いは無かったわね!そうよ!私は今年40歳!不惑の年齢よ!?」

沙希「おぉぉ~!?絶対に見えませんでした!20代でも通ると思います!」

真希「はい!私も同じく・・・」

唯香「凄くお若く見えます!!」

ひより「おばちゃん・・・私もまだ30代前半だと思ってたよ・・・凄いね!」

おばちゃん「ひよりちゃんがそう言う事を言ってくれるとは思っていなかったわね♪」

ひより「確かにおばちゃんは若作りだよね!私も憧れがあるし・・・でもどうしてここでずっとお店続けているの?おばちゃん大金持ちだしもっと色々と出来たと思うのに・・・」

桜「おい!ひより!いくらなんでも失礼極まりないだろ!?謝れよ!人の事とやかく言える立場じゃないだろ!?」

ひより「えっ!?」

おばちゃん「あぁ・・・もしかしてひよりちゃん、言って無かったの?私たちの関係を?」

ひより「あっ!?忘れてたよ・・・おばちゃんって呼んでたからいつもの癖で・・・ごめんなさい・・・」

桜「はぁ?どう言う事だよ!?」

ひより「この人おばちゃんなんだけど家の母親のお姉さんなんだよ!」

桜「えっ!?・・・マジですか!?・・・」

ひより「うん!ずっとこの動物園でここでお店開いてたけど、本当は凄いお金持ちだから結婚も出来るしもっと良い生活も出来るのにずっと頑張ってるの!」

桜「そうだったのかよ・・・それはもっと早く言ってくれよ・・・あたしがバカみたいじゃないか・・・」

おばちゃん「いや・・・ありがとう♪そうやって友達にも言うべき事をはっきりと言える間柄なら私もひよりちゃんの友達は素敵な子なんだなって思えたわ!こんな子だけれど、これからも皆さん、宜しくしてあげてね・・・」

ひより「叔母ちゃん・・・恥ずかしいからそう言うしんみりとした話は止めようよぅ~・・・」





そうこうしている内にお昼ご飯が出来てワイワイ食べながらその後動物園を周って
あっと言う間に夕方になりました!



ひより「あぁ~♪楽しかった♪」

詩音「あぁ♪今日はこの様な素敵な場所へ案内してくれて本当にありがとう!私も良い思い出が出来たよ!」

桜「そうだよな・・・懐かしいこの場所へ連れて来てくれたひよ子には感謝だよな!」

照子「そうね・・・私もよくここへ来たけれど、今日の真実は初めて知ったからもっと驚いちゃったわ♪」

沙希「又来たいですよね!」

真希「私も!」

唯香「是非、お願いします!」

ひより「うん・・・でもね・・・この動物園、来年で終わるんだ・・・」

照子「ひよちゃん・・・それで?・・・」

ひより「うん・・・私も反対したんだけど、経営難にはかなわないって・・・」

桜「ちょっと待て?・・・反対したとか経営難とか・・・どうして知ってるんだ?」

ひより「実はね・・・この動物園、家の親戚が経営しているの・・・だから・・・」

桜「またもや重大な事実が発覚!!!!!」

詩音「紛れも無くのんくら♪始まって以来、私だけで無く実はひよりの身内にも大金持ち的な人が!?」

ひより「動物園止めてね・・・遊園地と言うか、今流行りの大型テーマパークにしてみるって張り切ってたよ!?私も、もうそろそろ落ち着いたら?って言ったんだけど、結構マイペースだからもう少し頑張ってみるよって・・・」

照子「まるでひよちゃんの分身みたいな人ね?」

ひより「私あんな人みたいなの!?そんな無謀な事しないよ!?私だってここ潰すって聞いてショックだったし・・・何か解決策が無いか考えたけど、ダメだったから・・・」

詩音「私が言うべき事では無いのだろうけれど、やはり時代の流れや人の移り変わり・・・情景の変化なのだろうな・・・と思うよ・・・ひよりが止めても尚その様なご意志があるのなら今度はテーマパークとして成功する事を祈る他無いのかもしれないね・・・」

ひより「うん・・・事態が事態だから私もあまり強く言えなかったけど・・・」

桜「まぁ・・・色々と驚くべき事実が発覚した所で、帰るとするか!楽しかったな・・・まぁ、今日が見納めだったのかもしれないけどさ?この動物たちはどうなっちゃうの?」

ひより「あぁ・・・この子たちは新しい動物園の所へ皆同じ場所に行けるみたいだから安心だね♪」

桜「それは良かった・・・うん♪やっぱ皆一緒が一番だよ!」





こうして、新しい動物園に同じ場所へ移る事が出来る事を知ったメンバーたちは安堵の笑みを浮かべながら家路へつくのでした・・・












桜「さてと・・・しんみりと最後終えた訳だが・・・今回も又驚く事が多かった気がするな・・・」

ひより「そうだね♪毎回詩音ちゃんの家に行くとビックリするよ!」

桜「いやいやいや・・・お前が一番ビックリだよ!」

ひより「どうして?」

桜「読者さんに聞いても同じ事言うよ!先ず、あの若々しいおばちゃんがまさかお前の所の親戚だったとは思わなかったし!」

ひより「あぁ・・・叔母ちゃん私とよく似てるって昔言われたよ?似てたでしょ?」

桜「いいや?全然?」

ひより「えぇっ!?似てたよね?詩音ちゃんはそう思うよね?」

詩音「すまない・・・私もあまりそう言う感じには・・・」

ひより「ひょっとして血が繋がっていないのかな?・・・」

桜「いや、完全に雰囲気は似てたから大丈夫だろうな!お前も将来あんな感じに若く見られてそうだし・・・」

ひより「そっ!?そうかなぁ・・・てへへ♪」

桜「そう言う単純そうな所とか妙に知的な感じとか読めない所が特に・・・」

詩音「あぁ!後はあの動物園がひよりのご親類の方が経営をされていたなんて!?」

ひより「そうかな?・・・偶然だし、私の両親がどうのと言う事では無いし・・・」

桜「でも叔母さんはお金持ちなんだろ?」

ひより「うん・・・叔母ちゃんは昔からやり手だったからね!色々と活躍して来たんだけど、何故かずっと動物園の食堂のおばちゃんなんだよね?・・・」

桜「そう言う所が読めないんだよ!?だからお前と瓜二つなんだよ!?」

詩音「まぁ、今回は素敵な場所へ案内してくれて私も凄く嬉しかったよ!又、何か提案して欲しいな♪」

ひより「本当に!?良かったぁ♪詩音ちゃんが喜んでくれて!又次の機会に私頑張るね♪」

桜「あたしも久しぶりに懐かしい思い出に浸れたし良かったと思う!」

ひより「うん♪私も楽しかったよ!・・・で、次のお話なんだけど!?もう夏休みなんだって!?」

桜「えっ!?まだ春になったばかりだったろ?何か怪しいよな?・・・もしかして!?」

詩音「もしかして?どうしたのだ!?」

桜「早くのんくら♪を終了させようとしてんじゃないか!?」

ひより「そっ・・・そんなぁ・・・嫌だよ!?時間止めてよ!?」

桜「とは言ってもな・・・このまま人気が無いと致し方無いかもしれないし・・・」

詩音「やはり私がR18作品へ・・・」

ひより&桜「それは絶対にダメ~!!!!!」

詩音「では、どうするのだい?」

桜「あのさ・・・ごにょごにょごにょ・・・」

ひより「えぇ~!?ダメだよぅ!余計につけあがるだけだし・・・」

桜「でも仕方無いだろ!?終わってしまったら元も子も無いし・・・」

詩音「じゃぁ・・・私が・・・」

桜「作者へ・・・詩音を1日プレゼントするからのんくら♪終了させるの止めて!?」

詩音「作者殿・・・進展が早過ぎるのだが・・・本当にこの作品を終了させるつもりなのだろうか?・・・なら私が1日あなたの元へ参ります・・・だからもう少し・・・この楽しい時間を続けて欲しい・・・ダメか?・・・」



天の声「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!詩音ちゃんゲットォォォォォォォォ!!!!!!」

桜「あっ!?やっぱ姉御渡すの無しで!」

天の声「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~・・・・・」

♪シュンッ

桜「消えちゃったよ!?」

詩音「おい・・・桜・・・折角作者殿がやる気を引き起こしかけていたのに・・・」

桜「いいや、あれはただのスケベ根性が開花しただけだよ!あんなのに姉御はやれねぇ!」

詩音「桜!?・・・」

桜「まぁ、何とかなるっしょ?あまり気負いすると疲れるだけだからな♪楽しくやって行こうぜ?あたしらにはあたしらにしか出来ない事があるんだし!」

ひより「そうだよね!?うん!私たちもいつも通り次回からも頑張ろうね!」

詩音「あぁ!勿論だよ!」

桜「と言う事で、のんくら♪第十三のん♪はこの辺でお終いです!次回は夏休み!又前半と後半に分けますだってさ!?ひょっとしてこう言う部分で力入れてるから飛ぶんじゃないのか?まぁ、それなら良いんだけどさ!?って事ででは又次回お会いしましょう!バイバイ~♪」
















第十三のん♪ 終
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

雌犬、女子高生になる

フルーツパフェ
大衆娯楽
最近は犬が人間になるアニメが流行りの様子。 流行に乗って元は犬だった女子高生美少女達の日常を描く

校長先生の話が長い、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。 学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。 とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。 寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ? なぜ女子だけが前列に集められるのか? そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。 新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。 あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。

女装男子は百合乙女の夢を見るか? ✿【男の娘の女子校生活】学園一の美少女に付きまとわれて幼なじみの貞操が危なくなった。

千石杏香
ライト文芸
✿【好きな人が百合なら女の子になるしかない】 男子中学生・上原一冴(うえはら・かずさ)は陰キャでボッチだ。ある日のこと、学園一の美少女・鈴宮蘭(すずみや・らん)が女子とキスしているところを目撃する。蘭は同性愛者なのか――。こっそりと妹の制服を借りて始めた女装。鏡に映った自分は女子そのものだった。しかし、幼なじみ・東條菊花(とうじょう・きっか)に現場を取り押さえられる。 菊花に嵌められた一冴は、中学卒業後に女子校へ進学することが決まる。三年間、女子高生の「いちご」として生活し、女子寮で暮らさなければならない。 「女が女を好きになるはずがない」 女子しかいない学校で、男子だとバレていないなら、一冴は誰にも盗られない――そんな思惑を巡らせる菊花。 しかし女子寮には、「いちご」の正体が一冴だと知らない蘭がいた。それこそが修羅場の始まりだった。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

乙男女じぇねれーしょん

ムラハチ
青春
 見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。 小説家になろうは現在休止中。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

処理中です...