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「89話」
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休憩所に戻り、副総理らと合流した総理と官房長官は隊員さんの指導の元、筋トレを開始した。
そしてそろそろお昼の準備をしないとなー。でも総理とか居るしさすがに焼き肉はダメか……出前取るしかない?とか考えていると、宇佐見さんから。
「昨日の肉も旨かったけど、他にもあるんか?」
と、聞かれ。
「羊と鹿がいます。すぐ用意できるのは羊ですねー」
と答えると。
「おっ、じゃあ牛と羊がいいな」
とリクエストがあり、結局焼き肉をする事になった……。
「これは……美味しいですね」
「腹減ってるから余計にな」
「年を取ってくると、肉……特に脂っこいのはキツくなるものですが。これは実に美味しく頂けますね」
んまあ、総理も官房長官も美味しそうに食っているので、これはこれで良かったのかなーと思う。
普段こんな感じで焼き肉食べる事とか無いだろうしね。
「お肉用意してきますね」
用意したお肉が大分減ってきたので、今がチャンスだと、俺は一言残して扉を潜りBB広場へと向かった。
いくつか視線を背後から感じたが、すぐにそれは感じなくなった。
事前にそう言う何かがあるとは彼らも聞いているのだろう。それが何なのか尋ねても、制限が掛かっていて理解出来ないということも。
色々聞かれても困るので、こっちとしては凄くありがたい。
「ぷひぃー……あ、マーシー追加のお肉お願いね。あとラムチョップ焼いて貰おうかな。2つね」
「かしこまりました」
マーシーにお肉をお願いし、その辺にあった椅子に腰かける。
精神的に超疲れた……このままお肉焼けるまでダラダラしてよう。
「クロいつの間に来てたの」
なんとなく広場を眺めていると、お肉をあぎあぎと食べているクロの姿があった。
いつの間にここに避難していたのだろう……。
とりあえずクロの背中を撫でて和んでいると、ふいに扉が開く音がする。
ん?と思ってそちらへ視線を向けると、大野さんと北上さんが此方をみて手を振っていた。
「あ、いたいたー」
「手伝いにきたっすよー……ぉぉぉお!?」
おう。
そっか、マーシー見るの初めてだったりするのか。
てっきりもう全部の扉に入ったかと思ったら、そうじゃなかったのね。
てか手伝いに来たというか、逃げてきたんじゃないかとか、そんな気がするのは気のせいでしょーか?
まあ俺も逃げてきたようなもんだし、人の事は言えないんだけどねっ。
とりあえずマーシーの紹介しておこうか。
「あ、こちらピットマスターのマーシーね。この施設の管理とか、料理とか色々やってるんです」
「ピットマスターのマーシーです。よろしくお願い致します」
「よろしくー」
「っす」
大野さんはちょっとおっかなびっくりって感じだけど、まあすぐ慣れるでしょ。
実際すぐに慣れたらしく、マーシーがお肉に味付けしているのを興味深そうに眺めている。
「あの焼き肉の味付けも全部マーシーがやってたんすね」
「そうですよ。むっちゃ助かってます」
自分でやったらせいぜい市販のタレとか塩コショウだけとか、そんなんで済ましちゃうからねえ。
まあ、それはそれで美味しいんだけどね。
「ここいいねー。キャンプとか出来そう」
マーシーの作業をずっと見ていた大野さんとは違い、北上さんはあたりを見渡し、そう感想を述べる。
まさかのキャンプ女子だった。
「道具はご用意出来ます」
北上さんの言葉に反応したマーシー。
ここキャンプ道具もあったのね。
まあ、結構広いし。
大勢でも無ければ十分キャンプ出来るだろうね。
問題はここって昼夜が存在するかどうかだけど……夕方になっても暗くなった記憶がないんだよね。もしかすると夜まで居ればちゃんと暗くなるかもだけど。
「おおっ、いいねえ。釣りとかも出来ちゃうのかなー?」
「施設を拡張すれば可能です」
ほほう。
拡張すればいけるのか。
どんな風に追加されるのかな?今のところまわりは木で囲まれてるだけだけど……気になるな。
「あ、そうなんだ?じゃあ、ポチッとやっちゃうかな」
俺も釣りしたいし、キャンプもしたいし。
拡張に必要なポイントは今の俺にとっては大したもんじゃないし。やっちゃうか?
「おー……って25万ポイント必要なんじゃないっすか!?」
「そですねー……クロ、いいかな?」
いちおうクロにお伺いを立てておこう。
クロにいいか聞いてみると、顔を洗う作業を一瞬だけ止め、にゃーと返事が返ってきた。
「ありがと。じゃ、ぽちっとな」
おっけーと言うことなので、俺はぽちっとボタンを押した。
すると途端に目の前の木がズブズブと地面に沈み込み、地面が波打ち始めた。
そしてほんの30秒かそこらで、目の前に大きな川が出現したのである。
「川が出来たっす!」
「湖もあるよー」
近づいてみると、上流の方に大きな湖が見える。
距離的には500mほど離れているだろうか?湖畔でキャンプするのも良いかも知れないね。
「もしかしてボートの貸し出しもやってる?いいねえ」
おう、まじか。
マーシーのそばになんかカタログっぽいのが置いてある。北上さんがそれをペラペラと捲ってて、俺はそっと後ろから覗き込んだ。
……小さい一人乗りのから、でっかいレジャーボートまである。あれ、買うと億単位するやつじゃない?
10人以上乗れちゃうやつだ、これなら皆で行っても問題なく楽しめるだろう。
「今度皆で釣りでもします?」
「いいっすね!」
「ぜひやりたいなー。でも、さすがに落ち着いてからだねえ」
まあ、さすがに今は無理だろうね。
少なくとも首相御一行がアマツと対談するまではお預けだろう。
「ですねえ……焼けたみたいなんで、食いますか」
「えっ、それ向こうに持っていく奴じゃ……?」
「もう1個焼いてるんで、こっちは食っちゃおうかと……正直、あの場だとまともに食えなくてですね」
カタログ眺めたりなんだりしている内にお肉が焼けたらしい。
一つは向こうにもっていくが、もう一つはこっちで食べてしまうつもりである。
正直あのメンツに囲まれてまともに食事とか出来るわけねーです。俺そこまで神経図太くないんす……。
「あー、確かにそうっすね!」
「んー……んまぁ」
二人もそうだったみたいで、さっそくラムチョップに手を伸ばし始める。
田尻さんと山崎さんは……首相らと仲良く食べてもらうとしよう。
あ、ラムチョップは皆にも好評だったよ。
焼き加減と味付けが完璧らしい。
普段良いもの食っている人からそんな感想でるんだから、やっぱマーシーは凄い。
ここの施設購入して正解だったと思う。
んで、食事を終えた首相御一行なんだけど、午後からも筋トレしてるんだよね。
筋トレのサポートは隊員さん達がやっているので、ぶっちゃけ俺とクロは暇だったりする。
「皆、筋トレしてるし攻略進めちゃう?」
仰向けに寝転がるクロの腹を撫でながら、そう話しかける俺。
クロはにゃんと鳴くと、身を起こし個室へと向かう。いつもの装備をつけるつもりの様だ。
クロはやる気らしいので、俺も着替えて……の前に、隊員さん達に話しておこう。勝手に居なくなる訳にもいかんしね。
とりあえず手が空いてそうな……田尻さん暇そうだな?
田尻さんに話しておくかね。
田尻さんに暇なんで攻略進めてきまーすと言うことを、ちょっと遠回しにお話ししてみると。
「ああ、問題ない」
「ありがとうございますっ」
問題ないとの回答を得た。やったね。
「ただ……よっと、これを付けて行ってもらっても良いか?別に壊れても構わないから」
「カメラですね。良いですよー、粉々にならない限りちゃんと持って帰りますんで」
ただその代わりにカメラを付けて行くように言われた。
戦闘記録を取っておきたいのかな?壊れても良いと言うことなので、持って行く分には問題ない。
カメラをヘルメットにさくっと取り付け、俺とクロはゲートを潜り15階へと向かった。
15階に付いて門を潜るとそこはもう16階だ。
前回15階を突破してから、実はまだ16階を覗いてなかったのだが……。
「まじか」
何時ものように今までと似た様なダンジョンが広がっている。そう思っていたのだけど。
「ダンジョンがフィールドタイプになった……」
そこには今まで見慣れた通路や小部屋ではなく、大きく開けたフィールドが広がっていたのだ。
そしてそろそろお昼の準備をしないとなー。でも総理とか居るしさすがに焼き肉はダメか……出前取るしかない?とか考えていると、宇佐見さんから。
「昨日の肉も旨かったけど、他にもあるんか?」
と、聞かれ。
「羊と鹿がいます。すぐ用意できるのは羊ですねー」
と答えると。
「おっ、じゃあ牛と羊がいいな」
とリクエストがあり、結局焼き肉をする事になった……。
「これは……美味しいですね」
「腹減ってるから余計にな」
「年を取ってくると、肉……特に脂っこいのはキツくなるものですが。これは実に美味しく頂けますね」
んまあ、総理も官房長官も美味しそうに食っているので、これはこれで良かったのかなーと思う。
普段こんな感じで焼き肉食べる事とか無いだろうしね。
「お肉用意してきますね」
用意したお肉が大分減ってきたので、今がチャンスだと、俺は一言残して扉を潜りBB広場へと向かった。
いくつか視線を背後から感じたが、すぐにそれは感じなくなった。
事前にそう言う何かがあるとは彼らも聞いているのだろう。それが何なのか尋ねても、制限が掛かっていて理解出来ないということも。
色々聞かれても困るので、こっちとしては凄くありがたい。
「ぷひぃー……あ、マーシー追加のお肉お願いね。あとラムチョップ焼いて貰おうかな。2つね」
「かしこまりました」
マーシーにお肉をお願いし、その辺にあった椅子に腰かける。
精神的に超疲れた……このままお肉焼けるまでダラダラしてよう。
「クロいつの間に来てたの」
なんとなく広場を眺めていると、お肉をあぎあぎと食べているクロの姿があった。
いつの間にここに避難していたのだろう……。
とりあえずクロの背中を撫でて和んでいると、ふいに扉が開く音がする。
ん?と思ってそちらへ視線を向けると、大野さんと北上さんが此方をみて手を振っていた。
「あ、いたいたー」
「手伝いにきたっすよー……ぉぉぉお!?」
おう。
そっか、マーシー見るの初めてだったりするのか。
てっきりもう全部の扉に入ったかと思ったら、そうじゃなかったのね。
てか手伝いに来たというか、逃げてきたんじゃないかとか、そんな気がするのは気のせいでしょーか?
まあ俺も逃げてきたようなもんだし、人の事は言えないんだけどねっ。
とりあえずマーシーの紹介しておこうか。
「あ、こちらピットマスターのマーシーね。この施設の管理とか、料理とか色々やってるんです」
「ピットマスターのマーシーです。よろしくお願い致します」
「よろしくー」
「っす」
大野さんはちょっとおっかなびっくりって感じだけど、まあすぐ慣れるでしょ。
実際すぐに慣れたらしく、マーシーがお肉に味付けしているのを興味深そうに眺めている。
「あの焼き肉の味付けも全部マーシーがやってたんすね」
「そうですよ。むっちゃ助かってます」
自分でやったらせいぜい市販のタレとか塩コショウだけとか、そんなんで済ましちゃうからねえ。
まあ、それはそれで美味しいんだけどね。
「ここいいねー。キャンプとか出来そう」
マーシーの作業をずっと見ていた大野さんとは違い、北上さんはあたりを見渡し、そう感想を述べる。
まさかのキャンプ女子だった。
「道具はご用意出来ます」
北上さんの言葉に反応したマーシー。
ここキャンプ道具もあったのね。
まあ、結構広いし。
大勢でも無ければ十分キャンプ出来るだろうね。
問題はここって昼夜が存在するかどうかだけど……夕方になっても暗くなった記憶がないんだよね。もしかすると夜まで居ればちゃんと暗くなるかもだけど。
「おおっ、いいねえ。釣りとかも出来ちゃうのかなー?」
「施設を拡張すれば可能です」
ほほう。
拡張すればいけるのか。
どんな風に追加されるのかな?今のところまわりは木で囲まれてるだけだけど……気になるな。
「あ、そうなんだ?じゃあ、ポチッとやっちゃうかな」
俺も釣りしたいし、キャンプもしたいし。
拡張に必要なポイントは今の俺にとっては大したもんじゃないし。やっちゃうか?
「おー……って25万ポイント必要なんじゃないっすか!?」
「そですねー……クロ、いいかな?」
いちおうクロにお伺いを立てておこう。
クロにいいか聞いてみると、顔を洗う作業を一瞬だけ止め、にゃーと返事が返ってきた。
「ありがと。じゃ、ぽちっとな」
おっけーと言うことなので、俺はぽちっとボタンを押した。
すると途端に目の前の木がズブズブと地面に沈み込み、地面が波打ち始めた。
そしてほんの30秒かそこらで、目の前に大きな川が出現したのである。
「川が出来たっす!」
「湖もあるよー」
近づいてみると、上流の方に大きな湖が見える。
距離的には500mほど離れているだろうか?湖畔でキャンプするのも良いかも知れないね。
「もしかしてボートの貸し出しもやってる?いいねえ」
おう、まじか。
マーシーのそばになんかカタログっぽいのが置いてある。北上さんがそれをペラペラと捲ってて、俺はそっと後ろから覗き込んだ。
……小さい一人乗りのから、でっかいレジャーボートまである。あれ、買うと億単位するやつじゃない?
10人以上乗れちゃうやつだ、これなら皆で行っても問題なく楽しめるだろう。
「今度皆で釣りでもします?」
「いいっすね!」
「ぜひやりたいなー。でも、さすがに落ち着いてからだねえ」
まあ、さすがに今は無理だろうね。
少なくとも首相御一行がアマツと対談するまではお預けだろう。
「ですねえ……焼けたみたいなんで、食いますか」
「えっ、それ向こうに持っていく奴じゃ……?」
「もう1個焼いてるんで、こっちは食っちゃおうかと……正直、あの場だとまともに食えなくてですね」
カタログ眺めたりなんだりしている内にお肉が焼けたらしい。
一つは向こうにもっていくが、もう一つはこっちで食べてしまうつもりである。
正直あのメンツに囲まれてまともに食事とか出来るわけねーです。俺そこまで神経図太くないんす……。
「あー、確かにそうっすね!」
「んー……んまぁ」
二人もそうだったみたいで、さっそくラムチョップに手を伸ばし始める。
田尻さんと山崎さんは……首相らと仲良く食べてもらうとしよう。
あ、ラムチョップは皆にも好評だったよ。
焼き加減と味付けが完璧らしい。
普段良いもの食っている人からそんな感想でるんだから、やっぱマーシーは凄い。
ここの施設購入して正解だったと思う。
んで、食事を終えた首相御一行なんだけど、午後からも筋トレしてるんだよね。
筋トレのサポートは隊員さん達がやっているので、ぶっちゃけ俺とクロは暇だったりする。
「皆、筋トレしてるし攻略進めちゃう?」
仰向けに寝転がるクロの腹を撫でながら、そう話しかける俺。
クロはにゃんと鳴くと、身を起こし個室へと向かう。いつもの装備をつけるつもりの様だ。
クロはやる気らしいので、俺も着替えて……の前に、隊員さん達に話しておこう。勝手に居なくなる訳にもいかんしね。
とりあえず手が空いてそうな……田尻さん暇そうだな?
田尻さんに話しておくかね。
田尻さんに暇なんで攻略進めてきまーすと言うことを、ちょっと遠回しにお話ししてみると。
「ああ、問題ない」
「ありがとうございますっ」
問題ないとの回答を得た。やったね。
「ただ……よっと、これを付けて行ってもらっても良いか?別に壊れても構わないから」
「カメラですね。良いですよー、粉々にならない限りちゃんと持って帰りますんで」
ただその代わりにカメラを付けて行くように言われた。
戦闘記録を取っておきたいのかな?壊れても良いと言うことなので、持って行く分には問題ない。
カメラをヘルメットにさくっと取り付け、俺とクロはゲートを潜り15階へと向かった。
15階に付いて門を潜るとそこはもう16階だ。
前回15階を突破してから、実はまだ16階を覗いてなかったのだが……。
「まじか」
何時ものように今までと似た様なダンジョンが広がっている。そう思っていたのだけど。
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