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一妻多夫制の仕組み。
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「・・・はいぃぃ!?・・・え!?ちょ・・・ほんきで言ってるの!?」
「?・・・あぁ。一人の妻に対して複数の夫がいる。夫側は一度妻に愛を誓ったら他の女のとこに行くことは許されない。他の女のとこに行くためには婚姻を解消してもらう必要があるんだ。」
シャガは『当たり前』かのように返事をくれたけど、私には理解ができなかった。
100歩譲って『一夫多妻制』は聞いたことがあるにしても、『一妻多夫制』なんて聞いたことが無かったからだ。
「それ・・・妊娠とかどうなるの・・・?」
何人とも布団を共にしてしまったら、いざ妊娠した時に誰の子どもかわからなくなりそうだった。
「それは・・・お前の耳飾りでわかるんだよ。」
「え?」
「その白い耳飾り、『柄』があるの見えたか?」
私はシャガの言葉に席から立ち上がった。
すぐさま鏡のところに行って左耳をまじまじと見る。
「・・・あ、ほんとだ・・・なんかある・・・。」
角度を変えるようにしてみると、光の反射でちらっと見えた何か。
それが何なのかははっきりとは分からなかった。
「その柄を今知ってるのは売ってくれた店と俺だけだ。」
「?・・・うん。」
「その柄を確認しようとすると、顔と顔を近づける必要がある。その意味はわかるな?」
「!!」
顔を近づけないといけないということは、ただの友達って関係じゃない。
夜・・・まではいかないにしても、キスくらいする関係なんだろう。
「柄を確認できる関係になったら、店で自分の髪色の耳飾りを作ってもらうんだ。相手の子の柄を入れてもらってな。」
「髪の毛の色で作ってもらうんだ・・・。」
「お前は成人した時、左耳と同じ白の耳飾りをつける。そして月のモノが終わってから誰かと・・・朝まで一緒にいた時は、そいつの髪色の耳飾りをつけるんだ。次の月のモノが来るまで。」
シャガの説明によると、生理が終わってから一番最初に夜を共にした人のピアスを1カ月つけるというものだった。
その色のピアスをしてる間は他の人は私に触れることすら許されないらしく、妊娠してないと判明するまでの間、一人としか夜を共にしてないから妊娠したら誰の子かがすぐわかるらしい。
同じ髪色の人がいた場合、自分だけが分かる印を入れて作ってもらうことになってるらしい。
(なるほど・・・。確かにその通りだ。)
「一度妊娠させたやつは赤ん坊が産まれてから2年間、触れることを許されない。ほかの奴らのチャンスを奪うかもしれないからな。」
「そうなんだ・・・。そんなたくさん産んだら子育てとか大変そうなんだけど・・・」
そう言うとシャガはニヤッと笑って言った。
「子育ては基本、男がするんだよ。白い実と重湯で。」
「そうなの!?」
「あぁ、またすぐに産めるなら産んで欲しいしな。会いたいときに会いに行けばいいくらいだ。」
「へ・・へぇー・・・。」
進んでるのか進んでないのか分からない世界に私の頭はパニック寸前だった。
いろいろ突っ込みたいところがたくさんある。
(そもそもいろんな人と布団を共にするって・・・どうなの!?)
前の世界で言う『浮気』のようなものだ。
好きな人以外・・・シたくないと思うのが普通だと思った。
「それって・・・もし私が右耳にずっと白い耳飾りをつけてたらどうなるの?」
好きでもない人と布団を共にするとか正直ごめんだ。
それに産めるのが女しかいないからって・・・私は何度もシたくない。
白い耳飾りをずっとしてれば・・・『誰ともシない』ってアピールできるかもしれないと思った。
「ずっと白のままだったら耳飾りを買えない奴らに襲われる。」
「・・・襲われる!?」
「耳飾りは結構高いんだ。買えるくらい余裕のあるやつじゃないと子育てもできない。みんな子供は欲しがるけど現実はそうもいかないこともある。」
「でもそれがなんで『襲う』に発展するの!?」
シャガは私の言葉に表情を曇らせた。
「・・・『快楽』を求めて襲う。」
「え・・・?」
「『耳飾りも買えない』『子供も育てれない』やつはたくさんいる。そういう奴らは『一度でいいから女を抱いてみたい』って思う奴らもいるんだよ。女は少ないからな。」
「え・・それでもし妊娠とかしたら・・・。」
「まぁ・・・育ててもいいってやつらが引き取って育てる。自分の子じゃないからあまりいい思いはさせてもらえないだろうけどな。」
「!!」
私はシャガの子供じゃない。
それでもシャガはほんとの子供のように育ててくれたことは・・・普通の家ではありえないことだったことを初めて知った。
(前の世界では自分の子供でも虐待して殺してしまう親もいた。養子に迎え入れた子を虐待するケースだってあった・・・。)
自分がどれだけ恵まれた環境下で転生したのかを思い知りながら・・・私はシャガに聞いた。
「私は・・・どうしたらいいの?」
そう聞くとシャガは大きい手をぬっと伸ばしてきて私の頭を撫でた。
「お前の為に耳飾りを買った奴らは、お前を全力で守る。・・・惚れた女だからな。」
「・・・。」
「変な奴らに襲われるより、お前のことを好きだと言ってくれる奴らと一緒にいる方がいいだろ?」
「それは・・・そうだけど・・・。」
前の世界でもあった強姦事件。
見知った人に襲われるってケースもあったと思うけど、知らない人とか絶対嫌だと思った。
「アイビーの世界とは違うかもしれないけど、この世界はこれが『普通』だ。何にしても右耳に耳飾りをつけない限り襲われることはない。成人してないやつを襲うことは『死罪』に値する。」
「『死罪』・・・。」
「18歳の誕生日の時にまた約束事を決めような。」
シャガは私の頭をガシガシと撫でてからコーヒーを口に含んだ。
私もカップに口をつけながら4人のことを考える。
(ジニアも・・ライムもセダムも私と結婚したいと思ってるってことなんだよね?シャガの話だと・・・。)
今日、やたらとデートの話をしてたことに納得がいった。
4人もの人が私を・・・だなんて正直信じられないけど・・・。
「・・・ん?待って・・・ニゲラもいたけど・・・!?」
シャガに聞くと、シャガは半分呆れたように答えた。
「あいつは・・・今年で確か33歳だ。仕事内容から言っても十分誰かと結婚はできる。」
「え・・・本気・・なの?」
「本気がどうかはお前が18歳になったらわかる。それまではまぁ・・・楽しんだらいいんじゃね?」
「うーん・・・。。」
悩むようにしながらカップを見つめると、シャガはクスっと笑いながら言った。
「ま、あいつらはお前に好かれるために全力で来るだろうよ。それを受け止めるかどうかはアイビー次第だ。」
そう言ってカップのコーヒーを全て飲み干して、シャガは席から立ち上がった。
キッチンにカップを下げにいって洗い物を始めてる。
(・・・デートは約束しちゃったし・・・。)
ジニアを筆頭に、順番にデートをしてからまた考えようと思いながら私はこの日を終えた。
「?・・・あぁ。一人の妻に対して複数の夫がいる。夫側は一度妻に愛を誓ったら他の女のとこに行くことは許されない。他の女のとこに行くためには婚姻を解消してもらう必要があるんだ。」
シャガは『当たり前』かのように返事をくれたけど、私には理解ができなかった。
100歩譲って『一夫多妻制』は聞いたことがあるにしても、『一妻多夫制』なんて聞いたことが無かったからだ。
「それ・・・妊娠とかどうなるの・・・?」
何人とも布団を共にしてしまったら、いざ妊娠した時に誰の子どもかわからなくなりそうだった。
「それは・・・お前の耳飾りでわかるんだよ。」
「え?」
「その白い耳飾り、『柄』があるの見えたか?」
私はシャガの言葉に席から立ち上がった。
すぐさま鏡のところに行って左耳をまじまじと見る。
「・・・あ、ほんとだ・・・なんかある・・・。」
角度を変えるようにしてみると、光の反射でちらっと見えた何か。
それが何なのかははっきりとは分からなかった。
「その柄を今知ってるのは売ってくれた店と俺だけだ。」
「?・・・うん。」
「その柄を確認しようとすると、顔と顔を近づける必要がある。その意味はわかるな?」
「!!」
顔を近づけないといけないということは、ただの友達って関係じゃない。
夜・・・まではいかないにしても、キスくらいする関係なんだろう。
「柄を確認できる関係になったら、店で自分の髪色の耳飾りを作ってもらうんだ。相手の子の柄を入れてもらってな。」
「髪の毛の色で作ってもらうんだ・・・。」
「お前は成人した時、左耳と同じ白の耳飾りをつける。そして月のモノが終わってから誰かと・・・朝まで一緒にいた時は、そいつの髪色の耳飾りをつけるんだ。次の月のモノが来るまで。」
シャガの説明によると、生理が終わってから一番最初に夜を共にした人のピアスを1カ月つけるというものだった。
その色のピアスをしてる間は他の人は私に触れることすら許されないらしく、妊娠してないと判明するまでの間、一人としか夜を共にしてないから妊娠したら誰の子かがすぐわかるらしい。
同じ髪色の人がいた場合、自分だけが分かる印を入れて作ってもらうことになってるらしい。
(なるほど・・・。確かにその通りだ。)
「一度妊娠させたやつは赤ん坊が産まれてから2年間、触れることを許されない。ほかの奴らのチャンスを奪うかもしれないからな。」
「そうなんだ・・・。そんなたくさん産んだら子育てとか大変そうなんだけど・・・」
そう言うとシャガはニヤッと笑って言った。
「子育ては基本、男がするんだよ。白い実と重湯で。」
「そうなの!?」
「あぁ、またすぐに産めるなら産んで欲しいしな。会いたいときに会いに行けばいいくらいだ。」
「へ・・へぇー・・・。」
進んでるのか進んでないのか分からない世界に私の頭はパニック寸前だった。
いろいろ突っ込みたいところがたくさんある。
(そもそもいろんな人と布団を共にするって・・・どうなの!?)
前の世界で言う『浮気』のようなものだ。
好きな人以外・・・シたくないと思うのが普通だと思った。
「それって・・・もし私が右耳にずっと白い耳飾りをつけてたらどうなるの?」
好きでもない人と布団を共にするとか正直ごめんだ。
それに産めるのが女しかいないからって・・・私は何度もシたくない。
白い耳飾りをずっとしてれば・・・『誰ともシない』ってアピールできるかもしれないと思った。
「ずっと白のままだったら耳飾りを買えない奴らに襲われる。」
「・・・襲われる!?」
「耳飾りは結構高いんだ。買えるくらい余裕のあるやつじゃないと子育てもできない。みんな子供は欲しがるけど現実はそうもいかないこともある。」
「でもそれがなんで『襲う』に発展するの!?」
シャガは私の言葉に表情を曇らせた。
「・・・『快楽』を求めて襲う。」
「え・・・?」
「『耳飾りも買えない』『子供も育てれない』やつはたくさんいる。そういう奴らは『一度でいいから女を抱いてみたい』って思う奴らもいるんだよ。女は少ないからな。」
「え・・それでもし妊娠とかしたら・・・。」
「まぁ・・・育ててもいいってやつらが引き取って育てる。自分の子じゃないからあまりいい思いはさせてもらえないだろうけどな。」
「!!」
私はシャガの子供じゃない。
それでもシャガはほんとの子供のように育ててくれたことは・・・普通の家ではありえないことだったことを初めて知った。
(前の世界では自分の子供でも虐待して殺してしまう親もいた。養子に迎え入れた子を虐待するケースだってあった・・・。)
自分がどれだけ恵まれた環境下で転生したのかを思い知りながら・・・私はシャガに聞いた。
「私は・・・どうしたらいいの?」
そう聞くとシャガは大きい手をぬっと伸ばしてきて私の頭を撫でた。
「お前の為に耳飾りを買った奴らは、お前を全力で守る。・・・惚れた女だからな。」
「・・・。」
「変な奴らに襲われるより、お前のことを好きだと言ってくれる奴らと一緒にいる方がいいだろ?」
「それは・・・そうだけど・・・。」
前の世界でもあった強姦事件。
見知った人に襲われるってケースもあったと思うけど、知らない人とか絶対嫌だと思った。
「アイビーの世界とは違うかもしれないけど、この世界はこれが『普通』だ。何にしても右耳に耳飾りをつけない限り襲われることはない。成人してないやつを襲うことは『死罪』に値する。」
「『死罪』・・・。」
「18歳の誕生日の時にまた約束事を決めような。」
シャガは私の頭をガシガシと撫でてからコーヒーを口に含んだ。
私もカップに口をつけながら4人のことを考える。
(ジニアも・・ライムもセダムも私と結婚したいと思ってるってことなんだよね?シャガの話だと・・・。)
今日、やたらとデートの話をしてたことに納得がいった。
4人もの人が私を・・・だなんて正直信じられないけど・・・。
「・・・ん?待って・・・ニゲラもいたけど・・・!?」
シャガに聞くと、シャガは半分呆れたように答えた。
「あいつは・・・今年で確か33歳だ。仕事内容から言っても十分誰かと結婚はできる。」
「え・・・本気・・なの?」
「本気がどうかはお前が18歳になったらわかる。それまではまぁ・・・楽しんだらいいんじゃね?」
「うーん・・・。。」
悩むようにしながらカップを見つめると、シャガはクスっと笑いながら言った。
「ま、あいつらはお前に好かれるために全力で来るだろうよ。それを受け止めるかどうかはアイビー次第だ。」
そう言ってカップのコーヒーを全て飲み干して、シャガは席から立ち上がった。
キッチンにカップを下げにいって洗い物を始めてる。
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