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副作用。
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翔平「微熱が下がらないな・・・。」
あれから数日。
念のために毎日熱を計らせてるけど一向に平熱に戻らない。
鈴「私は元気だよ?」
鈴自身、微熱を負担に思ってないことが厄介だ。
翔平「鈴、明日の予定は?ヒマか?」
鈴「ううん。出かけるー。」
翔平「なら帰りでいいから病院に寄ってくれ。薬を変えよう。」
鈴「?・・・はーい。夕方に行くね?」
翔平「待ってる。」
俺と鈴が話をしてると、恭吾も入ってきた。
恭吾「明日・・・どこ行くんだ?」
鈴「フラワーパークだよ?」
恭吾「一人・・・じゃないよな?誰と?」
鈴「望くんと。受験生だけど息抜きだってー。」
鈴の『望くん』って言葉に、恭吾は若干イラついたみたいに見えた。
恭吾「ふーん・・・。」
鈴「?」
俺はそのまま仕事に向かい、鈴の新しい薬を探した。
鈴に合う薬を・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鈴side・・・
翌朝。
目が覚めた私は、リビングに下りていった。
ガチャ・・・とドアを開けてリビングに入ると、もう誰もいなかった。
鈴「もうみんな仕事に行っちゃったんだ・・・。聞いて欲しいことあったんだけど・・・。」
目が覚めた時から少し重たい体。
何かあったら言うように言われてるから、お兄ちゃんたちに言おうと思ってたのに本人たちがいない。
鈴「今日、帰りに病院寄るからその時でいいかなぁ。」
私は朝ご飯を食べ、着替えに2階に戻った。
鈴「今日も寒いから・・・パンツとセーターと・・・マフラーもっ。」
完全防寒で私は家を出た。
鈴「いってきまーす。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
望side・・・
俺は鈴との待ち合わせ場所に来ていた。
前に偶然会った公園で待ち合わせだ。
望(鈴、体冷やしちゃダメだよな・・・。)
心臓が弱いって言ってた鈴。
念のためにカイロを持ってきた。
望(寒そうだったら渡せばいいし、寒くなくても渡せばいいし。)
いろいろ頭の中で考えてると鈴が手を振りながらやって来た。
鈴「望くーんっ!」
望(やばい・・・かわいい・・・。)
初恋が再燃してからというものの、やばいくらいに鈴を想って仕方ない。
最近なんて夢にまで鈴が現れる。
勘弁してほしい半面、愛しくて仕方ない。
今、現実に鈴が目の前にいることに心が踊ってしまう。
鈴「待った?ごめんね?」
望「いや、全然・・・。・・・行こうか。」
鈴「うんっ。」
鈴は、俺の隣を歩きながら色々話をしてくれた。
本当の家に戻って来てから誕生日を祝ってもらったこととか、お兄ちゃんたちにタイピンをプレゼントしたこととか。
望「優しい兄たちなんだな。」
鈴「うんっ。あ、望くんも私にとってはお兄ちゃんだったよ?」
望「え?」
鈴「施設にいた頃、私の側にいつもいてくれた。悲しいときもね。」
望「そうだな。(兄って・・・なんか複雑・・。)」
恋をしてる相手から『兄』宣言。
見込みはないのかと不安にもなるけど・・・どうにか頑張りたいところだ。
鈴「あっ、見えてきたー。」
フラワーパークまでは歩いて20分。
喋りながら歩くとあっという間についた。
望「入ろう。」
鈴「うんっ。」
俺たちは中に入って、温室から見て回った。
あれから数日。
念のために毎日熱を計らせてるけど一向に平熱に戻らない。
鈴「私は元気だよ?」
鈴自身、微熱を負担に思ってないことが厄介だ。
翔平「鈴、明日の予定は?ヒマか?」
鈴「ううん。出かけるー。」
翔平「なら帰りでいいから病院に寄ってくれ。薬を変えよう。」
鈴「?・・・はーい。夕方に行くね?」
翔平「待ってる。」
俺と鈴が話をしてると、恭吾も入ってきた。
恭吾「明日・・・どこ行くんだ?」
鈴「フラワーパークだよ?」
恭吾「一人・・・じゃないよな?誰と?」
鈴「望くんと。受験生だけど息抜きだってー。」
鈴の『望くん』って言葉に、恭吾は若干イラついたみたいに見えた。
恭吾「ふーん・・・。」
鈴「?」
俺はそのまま仕事に向かい、鈴の新しい薬を探した。
鈴に合う薬を・・・。
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鈴side・・・
翌朝。
目が覚めた私は、リビングに下りていった。
ガチャ・・・とドアを開けてリビングに入ると、もう誰もいなかった。
鈴「もうみんな仕事に行っちゃったんだ・・・。聞いて欲しいことあったんだけど・・・。」
目が覚めた時から少し重たい体。
何かあったら言うように言われてるから、お兄ちゃんたちに言おうと思ってたのに本人たちがいない。
鈴「今日、帰りに病院寄るからその時でいいかなぁ。」
私は朝ご飯を食べ、着替えに2階に戻った。
鈴「今日も寒いから・・・パンツとセーターと・・・マフラーもっ。」
完全防寒で私は家を出た。
鈴「いってきまーす。」
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望side・・・
俺は鈴との待ち合わせ場所に来ていた。
前に偶然会った公園で待ち合わせだ。
望(鈴、体冷やしちゃダメだよな・・・。)
心臓が弱いって言ってた鈴。
念のためにカイロを持ってきた。
望(寒そうだったら渡せばいいし、寒くなくても渡せばいいし。)
いろいろ頭の中で考えてると鈴が手を振りながらやって来た。
鈴「望くーんっ!」
望(やばい・・・かわいい・・・。)
初恋が再燃してからというものの、やばいくらいに鈴を想って仕方ない。
最近なんて夢にまで鈴が現れる。
勘弁してほしい半面、愛しくて仕方ない。
今、現実に鈴が目の前にいることに心が踊ってしまう。
鈴「待った?ごめんね?」
望「いや、全然・・・。・・・行こうか。」
鈴「うんっ。」
鈴は、俺の隣を歩きながら色々話をしてくれた。
本当の家に戻って来てから誕生日を祝ってもらったこととか、お兄ちゃんたちにタイピンをプレゼントしたこととか。
望「優しい兄たちなんだな。」
鈴「うんっ。あ、望くんも私にとってはお兄ちゃんだったよ?」
望「え?」
鈴「施設にいた頃、私の側にいつもいてくれた。悲しいときもね。」
望「そうだな。(兄って・・・なんか複雑・・。)」
恋をしてる相手から『兄』宣言。
見込みはないのかと不安にもなるけど・・・どうにか頑張りたいところだ。
鈴「あっ、見えてきたー。」
フラワーパークまでは歩いて20分。
喋りながら歩くとあっという間についた。
望「入ろう。」
鈴「うんっ。」
俺たちは中に入って、温室から見て回った。
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